【祝・JR新潟駅開業120周年記念〜駅長・駅社員全面協力密着取材〜】明治から令和・そして未来へ向けて愛されるJR新潟駅へ出発進行!/新潟市


2024年09月03日 505ビュー
2024年春、CoCoLo新潟グランドオープンや新潟駅バスターミナルが開業し、連日多くの方で賑わう「JR新潟駅」

皆様も通勤・通学・買い物で毎日利用されている方、出張・帰省で年に数回利用されている方など、一度は新潟駅を​利用された事があるのではないでしょうか。

ここ数年は新潟駅周辺整備事業に伴い、約60年振りのリニューアル工事の真っ最中であり、新潟駅構内や駅周辺は大きな変化を遂げています。

その中で新潟駅は、1904(明治37)年5月3日の開業から今年120周年を迎えました。

明治・大正・昭和・平成・令和と、5つの時代を駆け抜けてきた新潟駅。
120年の歴史は深く、多くの方の様々な想いが引き継がれ、新しい時代の新潟駅の未来へ向けて出発しています。

今回は新潟駅長・駅社員皆様の全面協力のもと、JR新潟駅を密着取材しました。

【明治から令和・そして未来へ向けて愛されるJR新潟駅】

新潟駅は上越新幹線をはじめ、在来線3線(信越本線・越後線・白新線)が乗り入れる、本州日本海側の交通の要衝・新潟県内最大のターミナル駅であり、多くの方が日々利用しています。

⚪︎1日平均乗降客数        約6万人(2022年度)
⚪︎総乗り入れ列車本数(新幹線) 上り約25本・下り約26本 ※平日ダイヤ、臨時列車など含まず
⚪︎総乗り入れ列車本数(在来線) 新潟駅発約192本・新潟駅着約193本    ※臨時列車など含まず
⚪︎新潟駅で勤務する総社員数   122名(2024年4月現在)


朝は5時台の始発列車から夜は23時台の最終列車まで、雪が降る日も夏の猛暑の中も365日休む事なく利用客の足を守り、多くの駅社員が新潟駅を支えています。
開業120周年を迎えた新潟駅は、約60年ぶりの大規模リニューアルという大きな節目を迎えました。
特にここ数年は変化が著しく、未来に向けて新潟駅が進化していると実感します。

新潟駅120年の歴史を少しだけ振り返ります。

⚪︎1904(昭和37)年 初代新潟駅開業(現在の新潟市中央区弁天公園付近)
⚪︎1958(昭和33)年 現在の場所へ移動(新潟市中央区花園) 3代目の駅舎・旧万代口駅舎が供用開始
⚪︎1982(昭和57)年 上越新幹線 新潟ー大宮間開通
⚪︎1987(昭和62)年 国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる
記憶に新しい万代口駅舎は約62年に渡って活躍し、多くの方々がそれぞれの思い出を作りました。
昭和から残る哀愁漂った雰囲気が懐かしいです。

万代口改札を入り、旧1番線地上ホームから目の前に列車が見えていたのも懐かしい…
立ち食いそば屋さんも1番線ホームにあり、匂いに誘われ帰り道によく食べました。(語り切れません!)
【2021年10月撮影 解体が進む万代口駅舎と建設が進む新駅舎】

2018年4月には高架駅第一期開業として、地上ホーム1番線〜4番線が廃止となり、高架ホーム2番線〜5番線の供用が開始となりました。

万代口駅舎は徐々に役目を新駅舎へとバトンタッチし、2020年10月の運用終了後は駅舎の解体、線路撤去や駅周辺の工事が急ピッチで進められました。
2022年6月に高架化ホーム1番線が完成し、在来線が全面高架化。
在来線同士や​​​上越新幹線の乗り換え時間や移動距離が短くなり、利便性が増しました。
また併せて、新駅舎の運用も本格的に開始されました。
【2024年3月 西側連絡通路より撮影(ここから見る新潟駅が好きでした)※現在、西側連絡通路は閉鎖】

今年2024年春には、CoCoLo新潟がグランドオープン、新潟駅バスターミナルが開業し、新潟駅の利便性・注目度が更に高まりました。

新潟駅・万代・古町をつなぐ都心軸「にいがた2km」の拠点として、新潟駅の賑わいを新潟市内全域、そして新潟県内に波及させる効果が大きく期待されます。

今後も、万代広場の整備や新たな中・長距離バスターミナルの整備など、新潟駅周辺は発展を遂げていき、どのような新しい姿を私達に見せてくれるのか注目です。

【新潟駅開業120周年×羽越本線全線開通100周年
特急しらゆき・いなほ(E653系)上沼垂色デビュー!】

新潟駅開業120周年と、今年7月31日に羽越本線(新津駅ー秋田駅)が全線開通100周年を迎えた事に合わせ、特急しらゆき・いなほで運用している 「E653系」(4両編成)のエクステリアデザインを、「上沼垂色」と呼ばれる485系特急形車両に用いられていた塗装イメージで運行中です。

「上沼垂色」とは、新潟駅ー越後石山駅間の車両基地「上沼垂運転区(現・新潟車両センター)」に所属していた、485系特急形車両に用いられていたデザインであった事から、上沼垂色と呼ばれるようになりました。

上沼垂色の485系特急形車両は、新潟駅を発着していた特急列車「北越」「雷鳥」「白鳥」「いなほ」などを中心に、1988年から2014年まで運行。

​​​​「昔、この色の特急列車で旅に行ったな」などと、思い出す方も多いのではないでしょうか。
新しさもあり懐かしさも感じる、上沼垂色の特急列車。時代と車両は変わりましたが、現代に想いを引き継いで走ります。

上沼垂色の車両は1本のみの運行であり、現行デザインの車両と共通運用の為、事前に運用ダイヤが発表されていません。乗車の機会はもちろん、沿線で走る姿を見掛けたらラッキーです!

新潟駅開業120周年×羽越本線全線開通100周年 特急しらゆき・いなほ(E653系)上沼垂色

⚪︎対象車両 新潟車両センター所属 E653系4両編成1本(H202編成)
⚪︎運行期間 当面の間
⚪︎運用路線・列車
・ 信越本線     特急「しらゆき」(新潟ー上越妙高・新井)
・ 白新線・羽越本線 特急「いなほ」(新潟ー酒田) 3号・10号
※ダイヤはJR東日本ホームページをご確認下さい。

【新潟駅開業120周年記念 企画・イベント紹介】

新潟駅では開業120周年を機に、様々なイベントを来年2025年5月まで実施しています。

今回のイベントは、考案・企画・実施まで新潟駅社員が全て行っている事にも驚きです。

新潟駅社員が開業120周年を記念し、お客様へこれまでのご愛顧への感謝を込めたイベントをご紹介します。

小林幸子さん 新潟駅開業120周年アンバサダー就任

(写真提供 JR東日本新潟支社)

この度、新潟駅開業120周年を盛り上げてくれる「新潟駅開業120周年アンバサダー」として、新潟市出身で新潟市観光大使を務める、歌手の小林幸子さんが就任しました。

今年、芸能生活60周年を迎え、新潟県出身の歌手として新潟県内・県外に老若男女のファンを持つ小林幸子さん。
最近では「ラスボス」として若者から支持を得ており、新潟駅開業120周年アンバサダーとして新潟駅に降臨です。

5月に行われたオープニングセレモニーでは、新潟愛が溢れる小林幸子さんのアンバサダー就任を多くの方が歓迎しました。

小林幸子さん等身大パネルと写真を撮ろう!

小林幸子さんといえば、NHK紅白歌合戦で披露された巨大衣装が記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。

その巨大衣装をモチーフにした、特製等身大パネルが新潟駅構内の2箇所に登場しました。巨大衣装の分の大きさもあるので、意外と大きいです!

また、等身大パネルと一緒にスマートフォンなどで記念撮影し、以下の条件を両方クリアすると小林幸子さんオリジナルステッカーがもらえる企画を実施中です。

小林幸子さん等身大パネルと写真を撮ろう!

⚪︎開催日時 2025年5月2日(金)まで
⚪︎開催場所 新幹線コンコース(待合室前)および在来線コンコース(3・4番線エレベータ横)

⚪︎条件1   等身大パネルを撮った写真をInstagramへ投稿
⚪︎条件2   JR東日本新潟支社のInstagram公式アカウントをフォロー
※新潟駅在来東改札にて、係員に投稿画面とアカウントのフォローが分かる画面をお見せ下さい
※お一人さま1枚プレゼント・数量限定でなくなり次第終了

さっちゃんを探せ!〜小林幸子さんがあちこちに!?

2箇所の巨大等身大パネルが目をひく新潟駅構内ですが、小林幸子さんのミニサイズの写真も新潟駅のあちこちに掲示されています。

各改札口付近やコンコースなどの目立つ場所や、意外な場所まで!?約10個のミニサイズ写真が張り出されています。

まさに「さっちゃんを探せ!」。様々な種類の写真が掲示されているので、探してみると楽しいですよ。

さっちゃんを探せ!〜小林幸子さんがあちこちに!?

⚪︎開催日時 2025年5月2日(金)まで
⚪︎開催場所 新潟駅構内

新潟駅開業120周年 スペシャル構内放送

小林幸子さんの美声で、新潟駅開業120周年お祝いメッセージや利用マナー等を呼びかける構内放送が実施されています。列車発着の案内放送の間にランダムで流れますので、聞き逃しにご注意下さい。

「新潟駅全体が小林幸子さんジャック!」と言っても過言ではありませんね!

新潟駅開業120周年 スペシャル構内放送

⚪︎開催日時 2025年5月2日(金)まで
⚪︎開催場所 新潟駅構内

新潟駅開業120周年 特製駅スタンプ設置

ここ数年は「押し鉄」という言葉も聞くほど、駅スタンプが人気です。

新潟駅にも以前から駅スタンプはありましたが、今回は「新潟駅開業120周年特製駅スタンプ」が設置されました。
デザインは1種類。新潟らしいトキのデザインと、台紙には新潟駅を発着する列車が描かれています。

ぜひ、この機会に駅スタンプをゲットして、新潟駅を思い出の1ページに刻まれてはいかがでしょう。

新潟駅開業120周年 特製駅スタンプ設置

​⚪︎開催日時 2025年5月2日(金)まで
⚪︎開催場所 新幹線コンコース(待合室前)および在来線コンコース(3・4番線エレベータ横)

【新潟駅開業120周年 特製駅カード配付(好評につき配布を終了しました) 】
駅カードは普段配布しておらず、イベントや臨時列車の運行時にもらえる事が多い、貴重なカードです。
新潟駅開業120周年を記念して特製駅カードを配付していましたが、好評につき配布を終了しました。
ゲットされた方はうらやましい!貴重な開業120周年特製駅カードですので、大切に保管して下さいね。
【臨時列車 新潟駅開業120周年号運行(2024年5月11日・12日に運行しました)】
新潟駅開業120周年の記念ヘッドマークを付けた、EF64形電気機関車が旧型客車を牽引し、越後湯沢駅ー(上越線・信越本線経由)ー新潟駅間を運行しました。
上越新幹線で現在運行中のE7系のラインカラーと、2021年に引退したE4系Maxに描かれていた「朱鷺」を描いた、新潟駅開業120周年の記念オリジナルヘッドマーク。レトロな行先板(サボ)と合わせて、列車に掲示されました。

現在は公開されていませんが、イベントなどの際に再び登場するかもしれませんので、その際は要チェックです!
車内では乗車記念証の配布や鉄道グッズ販売も行われ、多くの乗客で賑わいました。
普段は、新潟県内では運行していない電気機関車・旧型客車が走るという事で話題を呼び、鉄道ファンが駅や沿線でその姿をカメラに収めていました。
以上の紹介致しました内容は、新潟駅社員の皆様が考案・企画・運営した、手作りで愛が溢れるイベントです。

小林幸子さんミニサイズ写真やステッカーの作成をはじめ、駅カード・ヘッドマーク・乗車記念証のデザイン・作成・掲載写真の撮影など、全て新潟駅社員が行っており、お客様に喜んでいただけるように細部までこだわってイベントを作り上げました。

新潟駅社員の皆様の「新潟駅愛」を感じる開業120周年イベントへ、ぜひお出掛け下さい!

【<特別企画①>新潟駅開業120周年記念 新潟駅駅員インタビュー! 】

せっかくの新潟駅開業120周年記念密着取材ですので、先ほど紹介したイベントを考案・企画・運営した「新潟駅120周年プロジェクトメンバー」にインタビューさせていただきました。

普段は新潟駅の改札口やきっぷ売り場で働く、新潟駅社員の皆様。もしかしたら、きっぷ売り場で切符を購入したり、改札口で目的地や時刻を聞いたり、知らないうちにお世話になっているかもしれません。

実は私も過去に、首都圏の駅で駅係員として10年勤務した経歴もあり、現役の駅社員の皆様にインタビューする貴重な機会に緊張しました…
私の駅係員時代の経験談などを話しながら、和やかな雰囲気で答えていただき、楽しいインタビューでした。
Q・新潟駅開業120周年イベント・企画に対する感想・意気込みを教えて下さい
CoCoLo新潟のグランドオープンを迎えた事もあり、連日予想以上に多くのお客様に新潟駅へお越しいただいています。

普段から新潟駅をご利用されている方をはじめ、鉄道ファン・小林幸子さんファン・イベント目的でお越しいただいた方など、企画を通じて、それぞれの目的に合わせて新潟駅へのご愛顧に対する感謝をお伝えできていると実感します。

新潟駅開業120周年という節目を地元・新潟の皆様をはじめ、遠方から新潟駅を利用される方にも知っていただくチャンスであると考えています。
多くの方に、新潟駅や今回の企画に興味を持っていただき「新潟駅ファン」になってもらえたら嬉しいです。
Q・イベントや企画で、大変だった事はありますか?
シフト制・泊まり勤務で仕事しているので、勤務がなかなか合わず、メンバー全員が集まっての話し合いが進まなかった事が大変でした。

また、小林幸子さんが登場したオープニングセレモニー当日の会場設営や音響・司会も私達が自ら行っていましたが、不慣れの為に事前の準備やシミュレーションに多くの時間を割きました。
いざ当日を迎えないと分からないことばかりでしたが、無事終える事ができました。
(写真提供 JR東日本新潟支社)

オープニングセレモニーの司会を担当したプロジェクトメンバー。
お伺いしたところ、司会を担当したのは今回が初めてとの事。
スムーズで分かりやすい進行でプロ並みの司会ぶりでした。小林幸子さんを目の前にした大役、お疲れ様でした!
Q・お客様の反応はいかがですか?
5月中旬から小林幸子さんとのコラボ企画が始まりましたが、既に多くのお客様が駅カードをゲットされたり、駅スタンプを押されたりする姿を見かけます。
等身大パネルの前で、制服姿の学生が記念撮影する姿を見ると嬉しくなりますね。

お客様から企画についてお声掛けいただくこともあり嬉しいです。
新潟駅120周年企画について、ご不明点があれば、お気軽にお声掛け下さい!
Q・来年まで120周年は続きますが、何か今後の予定はありますか?
来年5月まで新潟駅開業120周年は続きますので、今後も皆様に楽しんでいただける、様々な企画・イベントが開催できれば良いとメンバー全員で考えています。今後の情報にご期待下さい!

【<特別企画②>新潟駅開業120周年記念 新潟駅長インタビュー!】

最後に今回の取材の特別企画として、新潟駅の神田駅長へインタビューの機会をいただきました。

駅長は言わずと知れた、駅の最高責任者であり、現場管理者として駅社員を統括する役職です。

私達、利用客の立場からすると駅長は遠いイメージ、何か出来事が起きた時やイベントの際に登場するというイメージがあるかもしれませんが、実は身近な場所で私達と関わっています。
Q・駅長の経歴を教えて下さい
阿賀町出身で、1979年に当時の国鉄へ入社しました。
1987年のJR民営化後は、JR東日本新潟支社の営業部販売課や企画課などで、イベント・臨時列車運行等の企画に責任者として数多く携わりました。

*JR発足10周年・上越新幹線開業15周年記念「懐かしの特急とき号」 *「懐かしの急行佐渡号」
*「川端康成生誕100年記念 レトロトレイン駒子号」*「新潟駅100周年記念号」 
*「JR発足30年記念コンサート(上越妙高駅)」 など

1999年に運行を開始し、今年25周年を迎えた「SLばんえつ物語」の運行開始の企画などにも携わりました。
また、駅長としては柏崎駅長・新津駅長を経て、初代より52代目の新潟駅長に就任しました。
駅長自らが携わった、歴代の臨時列車の記念乗車証などの貴重なコレクションを見せていただき、神田駅長の功績や鉄道愛を感じました。

今も昔もお客様をもてなし、ワクワクするイベントの開催や臨時列車を走らせる、JR東日本新潟支社。
まさに神田駅長が、新潟の鉄道界の先駆けを築き上げたと言っても過言ではないかと思います。
Q・駅長として、どのような想いで新潟駅開業120周年企画・イベントに臨みましたか?!
新潟駅付近の連続立体交差事業は、1992年に新潟県と新潟市の調査開始から今年で32年が経過しました。
本格的な事業が始まった2006年から今年で18年が経過し、ようやく3月にCoCoLo新潟やバスターミナルが開業しました。

この記念の年に開業120周年を迎え、このようなチャンスは1982年11月の上越新幹線開業以来の大きな出来事であり、半年以上前から何ができるか駅社員と話し合い、プロジェクトをつくり議論を重ねました。

特にこだわった点は、「日頃から新潟駅をご利用されているお客様、首都圏など遠方からのお客様へ感謝の気持ちが伝わる事」、「旧型客車を用いた珍しい列車の運行など、鉄道としてインパクトがあるものにする事」です。

最終的には全駅社員が様々な業務に関わり、駅全体の一体感やモチベーションアップに繋がったと認識しています。
Q・駅長にはどこかで会えますか?!
普段は事務作業や会議など、表には見えない業務がほとんどであり、現場に出る事は駅社員と比べて少ないのですが、なるべくお客様と接するように心掛けています。

1週間に3回程度、9時13分発「とき312号」(新潟→東京を最速達の1時間31分で運転し、ビジネス利用のお客様が特に多い新幹線)の新幹線ホーム11番線から発車時、先頭車1号車付近で見送りをしています。

また、1日数回は駅内を巡回し、新幹線から降車されたお客様へのご案内やご挨拶等をしています。
もちろん、お客様は駅長と分からずに乗り場や場所を尋ねられます。
Q・最後にご覧いただいている方へ、メッセージをお願い致します
新潟駅は、交通の結節点として「地域と地域をつなぎ」、「人と人を結び」、政治・経済・文化・観光の発展に大きな役割を果たしてきました。
これからの100年も、新潟のランドマークとして、地域の発展に貢献してまいります。
「駅長の制服って、何か特徴があるの?!」と気になる方も多いのではないでしょうか?!

実は、駅長の普段の制服自体は他の駅社員とほぼ変わりません。

制帽(通称 赤帽)については他の駅社員と異なり、赤いラインと2本の金色のラインが入るのが特徴です。
また、催事の際に「白服」と言われる駅長用の上下白い制服を着用する場面もあります。
駅長をはじめ、新潟駅で働く皆様は私達にとって身近な存在であり、親近感が湧いたのではないでしょうか?!

私もイベントや取材で新潟駅の皆様に日々お世話になっていますが、今回の密着取材を通じて「GATA_TETSUさん」と呼んでもらえた事が嬉しく、親近感が湧きました。

皆様との記念写真、宝物にします。新潟駅の皆様、お忙しい中ありがとうございました。
小林幸子さんが「JR東日本新潟支社 新潟営業統括センター」(新潟駅などを管轄)の皆様へ書いた色紙。
普段は公開していないので、この記事をご覧になっている方だけに特別公開です!
約40年に渡り、新潟駅が変化する姿を見守り続ける「忠犬タマ公像」

東京の渋谷駅では「忠犬ハチ公像」が有名ですが、新潟駅では「忠犬タマ公像」が定番の待ち合わせ場所として、長年親しまれています。

昭和初期、五泉市(旧村松町)で二度にわたって飼い主を雪崩から守り、感銘を与えた猟犬として現代に語り継がれ、五泉市内と新潟市内に4箇所建立されている忠犬タマ公像。

新潟駅の忠犬タマ公像は、1982年の上越新幹線開業を機に寄附金により建立されました。

駅のリニューアルに伴い、2階(CoCoLo新潟 EAST SIDE脇)に引っ越した忠犬タマ公像は、今日も新潟駅のシンボルとして、変わりゆく新潟駅を一番近くで見守り続けます。
今回、取材を通じて感じた事は「新潟駅長をはじめ、新潟駅社員の皆様の新潟駅愛」

新潟駅を一番知っている、新潟駅社員の皆様のアイディアが結集した120周年記念イベントであると実感しました。

開業120周年を迎えた新潟駅は、明治から令和・そして未来へ向けて出発しており、私も新潟駅がどのように変化を遂げるのか、引き続き追っていきたいです。

皆様も新潟駅へ出発進行!ご乗車ありがとうございました!

JR新潟駅

⚪︎​住所 新潟市中央区花園1−1−1

「CoCoLo新潟グランドオープン&新潟駅バスターミナル開業記念特集記事」も合わせてご覧下さい

この記事を書いた人
GATA_TETSU

長岡市出身、新潟市在住。
首都圏の某ターミナル駅で駅係員として、10年間勤務をした経験を持つ、元鉄道マン。
新潟へUターン後は、趣味の鉄道と元鉄道マンの経歴を活かし、SNSなどで新潟&公共交通の魅力を発信中!
https://twitter.com/GATA_TETSU_0401