牧之通りの “薄荷” でスッキリ!こんな薄荷の食べ方知っていますか!?/南魚沼市


2019年07月04日 12449ビュー
三国街道塩沢宿「牧之通り(ぼくしどおり)」は、南魚沼市塩沢にある美しい街並みの通りです。
道路改良を機に、建築物の外観や色彩制限、雪国特有のまちなみとその魅力を復元しました。

工事では歩道の新設や電線を地中化し、雨の日でも歩きやすい雁木もあります。
牧之通りは、お花屋・おもちゃ屋・薬屋も統一感があり歩いて散策すると色々なお店があります。
牧之通りとその近辺には、「薄荷」の商品が色々あります。

まず、薄荷油をご紹介します。

塩沢で薄荷油が作られ始めたのは、天保期(1830~1843)頃、冬に陰干しした薄荷草と蒸留器で水と薄荷油の混合液を抽出し、水と油を分離するために雪を利用し冷やしていたそうです。

一旦は製造をやめてしまいましたが、復刻版として登場しました。
販売元は平野屋 現在の青木酒造です。
この薄荷油、香りがいいのはもちろんですが、そのほかにも様々な使い方があります。
肩こりや筋肉疲労には、痛みのあるところに塗ってマッサージ。

キャンプや登山、ガーデニングなどの際の虫よけとして、花粉の季節にマスクに数滴しみ込ませると、鼻がとおりやすくなったり。

そして驚いたのが、シール剥がしでも活躍。 薄荷のいい香りがするそうです。

最近では、薄荷油を生活に取り入れる本なども登場しているそうです。
写真を撮らせていただいたお店は「OHGIYA CAFE」
米粉ワッフルやケーキ、ドリンク類などが豊富にあります。
オシャレスポットです。

近辺だと、若狭屋書店・おみやげ利七屋・青木菓子店で薄荷油は販売しています。
いい香りで、夏の蒸し暑さを薄荷油で吹き飛ばしてみてはいかがでしょう?

OHGIYA CAFE(オーギヤカフェ)

営業時間:10:30~17:30
定休日:水曜日
住所:新潟県南魚沼市塩沢181-1
電話:025-775-7701

次に、ご紹介するのが、青木菓子店のはっか糖と薄荷くずきり。

昭和10年からお菓子製造販売をしている青木菓子店は12代目のご主人。

昔から作り続けているはっか糖。地元の人は「はっかんぼう」なんて呼んでいました。
小包装のはっか糖や、写真だとまるでチョークみたいな長いはっか糖もあります。
青木菓子店のはっか糖は、口どけがよく甘くて薄荷の清涼感が楽しめます。

そのまま食べるものもちろん美味しいのですが、はっか糖で冷水をストローのように吸って飲みます。
水の冷たさと薄荷の清涼感と甘さでとてもおいしいです。
お上品ではないかもしれませんが(笑)一瞬ですが楽しくおいしいです。

そして、奥様から新しいはっか糖の活用法!
なんとコーヒーに入れる!!えーと思ってやってみました。
アイスコーヒーでもほろほろくずれて溶けました。
ホットにはすんなり溶けるそうです。

最初、あまいアイスコーヒーだなーと感じて、ゴクンと飲み込んで、息をすると薄荷を感じます。

なにこれ、美味しい!美味しいし、のど越し爽やか!
新しいコーヒーの発見!!

紅茶にも合うだろうなー。今度、やってみよう!!

そして、大好きな薄荷葛きりもご紹介します。
つるつるの葛きりに薄荷の清涼感!
食べている時から、鼻とのどのあたりが涼しい!
食べ終わっても息をするたびにスース―して涼しくなれます。

試食も出してくださるので、ぜひ、お召し上がりください。

青木菓子店

営業時間:平日/9:00~18:30 日祝/9:00~18:00
定休日:不定休
住所:南魚沼市塩沢81
電話:025-782-0047

薄荷商品はまだあるんです。大津菓子店のはっかカステラ。

今回、初めて食べました。食べ始めはふわふわで甘いカステラ。
中盤ぐらいから冷たさを感じ、食べ終わりには薄荷の香りに包まれる・・・。
お口の中が楽しいです!はまります。
ぜひ、1本ご購入いただき、はっかカステラをお楽しみください。
大津菓子店さんで、好きなのがチーズまんじゅう。
週末の夕方には売り切れてしまうことが多いそうです。

お茶受けに、またワインにも合うチーズまんじゅう。
無性に食べたくなる日があるお菓子です。

大津菓子店

営業時間:平日 8:30 - 18:30 日・祝 9:00 - 18:00
定休日:火曜日
住所:南魚沼市塩沢1450
電話:025-782-0062

牧之通りにある塩沢郵便局も、素敵な佇まい。 ご当地切手もあります。
こんなかわいいレトロなポストに、手紙を入れたくなります。
鶴齢醸造元 青木酒造さんへ。
番台さんの女性がお美しい方でした。

おみやげ品はこちらで 鶴齢の名前が入ったグラス、とってもお安い。
お酒と一緒にご購入の方も多いそうです。
その他、お酒を運ぶバッグにデニムの保冷バッグがあるんです。
雪男ステッカーがあります。

南魚沼市牧之通りの薄荷で、梅雨や夏の憂鬱を吹き飛ばしましょう。

エリア

湯沢・魚沼エリア

カテゴリー

グルメ
この記事を書いた人
FMゆきぐに