冬の瓢湖へ!名物・白鳥おじさんのエサまき見学&周辺エリアをお散歩♪/阿賀野市


2020年12月25日 4808ビュー
こんにちは、三条市在住ライターの渡辺まりこです。
 
新潟県民にとって冬の風物詩といえば、白鳥の飛来ですよね。何千キロも遠く離れたシベリアから、越冬のためにやってくる白鳥たちは、優雅でうっとり見とれるほどの美しさ。県内各地には白鳥が訪れるスポットが随所に存在しています。
 
なかでも有名なのが、阿賀野市の「瓢湖」。毎年5000羽以上の白鳥が飛来、10月下旬~3月中旬まで滞在しており、ピークは11月下旬頃。その可憐な姿をひと目見ようと、県内外から観光客が訪れる人気スポットです。
 
聞くところによると、瓢湖には毎日決まった時刻にエサまきをする「白鳥おじさん」なる名物おじさんがいるらしい…!いったいどんな人物なのでしょうか。さっそく瓢湖へでかけてみました。

優雅な白鳥と大量のカモで埋め尽くされる湖

やってきました。冬の瓢湖です!……あれ、白鳥というよりカモだらけじゃないですか!?
 
瓢湖は水鳥が多く生息する湖。カモだけでも10種類以上を確認することができ、水面を埋め尽くすその多さに圧倒されます。そして実は、ほとんどの白鳥は警戒心が強いために、水辺にはあまり近寄らないそうです。
湖の周りを歩いてみると、遠く離れた水面に白鳥たちを発見!
時刻は午前8時50分。群れをなした白鳥たちが、ポツリポツリと大空へ飛び立っていきます。どうやら瓢湖は寝床のようで、日中は近くの田んぼへ水草や落ち穂を食べに行っているのだとか。そのため、たくさんの白鳥の姿を眺めたいなら、早朝か夕方がベストな時間帯です。
湖周辺には水鳥たちの紹介パネルが設置されています。
堂々と羽根を広げる白鳥の像も発見。
 
平日の早い時間帯ながら、一眼レフカメラを手にした人や親子連れでいっぱい。冬の白鳥飛来をゆっくりと楽しむ姿があちこちに見られました。
 

白鳥おじさん登場!興奮に満ちた水鳥たち相手のエサまきタイムスタート

時刻は午前9時。桟橋に名物・白鳥おじさんが登場しました。今まで静かだった水鳥たちは、おじさんの姿を見つけるやいなや一斉にざわめきたちます。いよいよエサまきタイムのスタートです。
「こ~い、こいこ~い」と呼びかけながら白鳥おじさんがエサをまくと、必死に食らいつこうとする鳥たち。その姿はまるで真剣勝負の戦いに挑むがごとく、エサが水面に落ちる瞬間を見逃すまいという気迫がむんむん!無事にエサにありつける強者の鳥もいれば、残念ながら非力なために収穫の乏しい鳥も……。
 
そんな様子を見て、白鳥おじさんはなるべく不平等がないようにと、全方面にエサをまいています。およそ10分間のエサやりタイムは、終始熱気に満ちあふれていました。

瓢湖の名物・白鳥おじさんってどんな人?

エサまきタイムが終わった後、白鳥おじさんこと斎藤功さんにお話を伺いました。斎藤さんは、元は瓢湖公園管理事務所スタッフとして働いていましたが、周囲の推薦を受け2013年に3代目として就任。先代からおなじみの黒のハンチング帽とジャケットがよくお似合いです。
 
「昔から鳥が好きでね」と斎藤さん。小学生の頃、鳩を飼って以来、その魅力にどっぷりとハマってしまったのだとか。
「エサは、パンの耳とシイナ(実が入っていない米のもみ殻)。近隣のパン屋やスーパー、農家さんに提供してもらっているんですよ」とのこと。エサやりは午前9時・午前11時・午後3時の1日3回。白鳥おじさんにとって、これら大量のエサを準備するのも大切な仕事です。
さらに、エサまきにも一工夫。エサまき場周辺にやってくるオオハクチョウの子供(写真右側)は、まだ動きが鈍いため、できるだけ近くにまいてあげるように心がけているそう。1羽1羽を注意深く観察し、まるで鳥の気持ちを理解しているかのようです。
 
「水鳥は本当にかわいいです。白鳥は優雅な姿、カモは愛くるしい動作がいいですね。そうそう、この湖にはめずらしい種類のカモも飛来するんですよ……」と斎藤さんの水鳥愛は止まらない!つられてこちらまで、鳥たちに愛着を感じてしまいました。

見所がいっぱい!瓢湖周辺を探索

せっかく瓢湖に来たので、周辺を探索してみました。
こちらは、敷地内にある瓢湖観察舎。瓢湖の歴史や水鳥たちの解説パネルが展示されています。
 
こちらも瓢湖敷地内にある、お土産売り場。白鳥サブレや阿賀野市のゆるキャラ・ごずっちょグッズを販売しています。
水鳥のえさは100円で購入可能。白鳥やカモたちへのエサやり体験は、小さなお子さんにも人気です。
駐車場の裏手には、複合遊具のある白鳥公園があります。白鳥型のすべり台がかわいい!
公園の近くにはクジャク小屋もあり。美しい羽根を広げる姿を見られるかどうかは運次第のようです。

瓢湖水きん公園

住所:阿賀野市水原313-1
駐車場:あり(300台)
エサまき時間:午前9時、午前11時、午後3時
HP:https://niigata-kankou.or.jp/spot/7394

小腹が空いて立ち寄ったのがこちらのお店。瓢湖入口の道路挟んで向かい側にある「白鳥会館」は、1階が産直野菜・お土産品売り場、小さな食堂。2階はレストランになっています。

白鳥会館

住所:阿賀野市外城町16-15 
営業時間:9時~17時
定休日:不定休

最後に立ち寄ったのは瓢湖のほとりに佇むチョコレート専門店「しょこら亭」。生チョコやコンフィ、ラスクなど、和の素材を活かしたチョコレートスイーツが勢ぞろい。手土産にぴったりのギフトセットも充実していました。

しょこら亭瓢湖店

住所:阿賀野市外城町15-22
営業時間:10:00~17:30
定休日:月曜
HP:http://chocolatei.jp/

親子でのおでかけやデートにもぴったりの冬の瓢湖。周囲の探索も楽しいひとときでした。みなさんも、この季節にしか見られないたくさんの白鳥やカモたちをじっくりと観察してみてくださいね!

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この記事を書いた人
渡辺まりこ

新潟県三条市在住のフリーライター。主人が“金物のまち”を代表する職業の包丁職人ということから、地場産品に興味が芽生え、ローカルのおもしろさを日々発信中。 これまでの執筆実績はブログで紹介しています。http://www.watanabemariko.com/