気分はガラス職人!吹きガラス体験ができる工房と古民家「硝子工房GORIの基地」/新潟市
2026年03月09日
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寒い時期は外での観光や散策もいいけど室内でのものづくりもやってみたいということで、2025年の4月にオープンした吹きガラス体験のできる工房へお伺いしました。
場所は新潟市西蒲区。JR巻駅から2キロ少し、国道116号から細い道へ入った先にあります。
岩室温泉や弥彦神社へ行く時に立ち寄るのもいいかもしれません。
昔ながらの住宅地の中にある「硝子工房GORIの基地」は、リフォームした古民家にある工房と展示場です。
岩室温泉や弥彦神社へ行く時に立ち寄るのもいいかもしれません。
昔ながらの住宅地の中にある「硝子工房GORIの基地」は、リフォームした古民家にある工房と展示場です。
ガレージを改修した工房の中に入ると、見慣れない機械と壁のイラストに囲まれた室内は、まるで子供が夢見る秘密基地のようです。
工房を営むガラス作家の「GORI」さんこと藤田学さんに吹きガラス体験を教えていただきます。
体験料は1作品につき税込4,400円。事前予約制でホームページや電話から予約できます。
対象は小学生以上ですが、小学生未満の体験もご相談くださいとのことです。
体験料は1作品につき税込4,400円。事前予約制でホームページや電話から予約できます。
対象は小学生以上ですが、小学生未満の体験もご相談くださいとのことです。
職人気分でものづくりの楽しみを味わえる吹きガラス体験
体験の始まりは、まず目指す形状を基本のA~Dの4つの型から選びます。
グラス、花瓶、ぐい呑み、そばちょこなどが作れ、こんな形の作品にしたいと希望を言えば、できる範囲で応じてもらえるそうです。
グラス、花瓶、ぐい呑み、そばちょこなどが作れ、こんな形の作品にしたいと希望を言えば、できる範囲で応じてもらえるそうです。
次にガラスに着ける色も15種類の中から1~2色選びます。
あの色を多めになど大まかなリクエストはできますが、後はどう仕上がるか作ってみてのお楽しみです。
あの色を多めになど大まかなリクエストはできますが、後はどう仕上がるか作ってみてのお楽しみです。
作り方の流れは大まかに説明すると以下の通り。
1:1,200度の溶解炉の中で溶けているガラスを「吹き竿」に巻き付ける
2:色ガラスを付着させ、加工をするための炉で溶かす
3:回しながら濡らした新聞紙や木の板をあて成形する
4:回しながら息を吹き込んでガラスを膨らませる
5:何度か成形作業を繰り返す
6:「ハシ」ではさんで飲み口部分のくびれを作る
7:別の竿に底をくっつけ口を切り離す
8:ハシで口を広げてととのえる
9:徐冷炉に入れて割れないようにゆっくりと冷却させる
1:1,200度の溶解炉の中で溶けているガラスを「吹き竿」に巻き付ける
2:色ガラスを付着させ、加工をするための炉で溶かす
3:回しながら濡らした新聞紙や木の板をあて成形する
4:回しながら息を吹き込んでガラスを膨らませる
5:何度か成形作業を繰り返す
6:「ハシ」ではさんで飲み口部分のくびれを作る
7:別の竿に底をくっつけ口を切り離す
8:ハシで口を広げてととのえる
9:徐冷炉に入れて割れないようにゆっくりと冷却させる
加工をするための炉は約1,000度。近づくだけで薪ストーブをはるかに超えた暖かさです。
安全のため腕カバーや軍手が用意されていますが、指示に従って作業すれば特に心配はありません。
安全のため腕カバーや軍手が用意されていますが、指示に従って作業すれば特に心配はありません。
吹き竿で息を吹き込むときは、風船と同じように最初は固いので強く、膨らんできたら弱く長くがいいいそうです。
回しながら吹き込むということで苦戦しながら作業して、なんとか膨らませることができました。
2個目を作る時があればもう少し落ち着いて作れそうです。
回しながら吹き込むということで苦戦しながら作業して、なんとか膨らませることができました。
2個目を作る時があればもう少し落ち着いて作れそうです。
作業は基本的に竿を常に回していないとガラスが下に垂れていくので、左手で竿を回しながら右手でハシ(大きなピンセットのような道具)や濡れ新聞紙を使うことになり、右手と左手を別々に動かす必要があります。
自他ともに認める不器用なので心配でしたが、「上手にできています」とお褒めの言葉をいただきひと安心。
事前に右手は三角、左手は丸をえがく脳トレをやっておくといいかもしれません!
自他ともに認める不器用なので心配でしたが、「上手にできています」とお褒めの言葉をいただきひと安心。
事前に右手は三角、左手は丸をえがく脳トレをやっておくといいかもしれません!
初めての体験に加え、のんびりしているとガラスが垂れてくるので少し慌ててしまいましたが、しっかりサポートしていただいたので無事終了!
再度炉に入れればリカバーできるみたいですから恐れずにいきましょう! ドキドキの緊張も時にはまた楽しいものです。
ドロドロのガラスの玉から初めてでもこんなに立派な形が作れてしまうなんて、自分に才能があるかのように思えてしまいますが教え方が上手なんですね!
再度炉に入れればリカバーできるみたいですから恐れずにいきましょう! ドキドキの緊張も時にはまた楽しいものです。
ドロドロのガラスの玉から初めてでもこんなに立派な形が作れてしまうなんて、自分に才能があるかのように思えてしまいますが教え方が上手なんですね!
説明を含めて30分ほどで、世界に一つだけの自分だけのグラス作りを終えました。
最後はひび割れないように徐冷炉で1日かけてゆっくりと冷やし、受け取りは後日もしくは宅配便で自宅にお届けとなります。
最後はひび割れないように徐冷炉で1日かけてゆっくりと冷やし、受け取りは後日もしくは宅配便で自宅にお届けとなります。
さらにオプションとして追加料金(300~1,000円)で銀を加えたり、重曹を溶かした水につけることで泡をガラスの中に閉じ込めたりし、ワンポイント加えた作品を作ることもできます。
銀を加えたグラスはまた輝き方が違います。
古民家に飾られることでさらに映えるガラス展示
体験を教えてくれたガラス作家の藤田さんは、元々ガラスの空き瓶や100円ショップのガラス製品などを集めるのが好きで、そこから東京の大学でガラス工芸について学び、卒業後はガラス作家さんの工房で修行をされていたそうです。
空き瓶を集めるとか石を集めるとか子供の時に一時はハマりそうな趣味ですが(鉱石集め経験者)、それを仕事にしてしまうなんてすごい情熱ですね!
そしていつかは生まれ育った新潟で工房を開きたいと思っていたところ、70年以上前に建てられたこちらの古民家を紹介され買い取ることにしたそうです。
空き瓶を集めるとか石を集めるとか子供の時に一時はハマりそうな趣味ですが(鉱石集め経験者)、それを仕事にしてしまうなんてすごい情熱ですね!
そしていつかは生まれ育った新潟で工房を開きたいと思っていたところ、70年以上前に建てられたこちらの古民家を紹介され買い取ることにしたそうです。
しばらく人が入っていなかった家を藤田さんがご自分でDIYされ、床を張り替えるのではなく板を引いて石を敷き詰めるなどされました。
古民家の風合いと美しいガラス作品が組み合わさったギャラリーは全体で一つの美術品のようになっています。昭和レトロ好きにはたまらない展示です~!
古民家の風合いと美しいガラス作品が組み合わさったギャラリーは全体で一つの美術品のようになっています。昭和レトロ好きにはたまらない展示です~!
人気作品は日本酒王国の新潟らしくいろいろな形があってお酒を見た目からも楽しめる「酒器百選」(2,200円~)。
吹きガラス体験のオプションにあった「泡入りグラス」もあります。
なんだか炭酸ジュースを閉じ込めたみたいですね!
なんだか炭酸ジュースを閉じ込めたみたいですね!
そしてぜひ見ていただきたいのは「鉱物の力強さと花の華やかさを併せ持つように」独自の配合をされたオリジナルガラス作品「鉱華」シリーズ。
光の角度で変わる質感をぜひ古民家の中に飾られた実物で見ていただきたいです。
光の角度で変わる質感をぜひ古民家の中に飾られた実物で見ていただきたいです。
藤田さんは「例えば新潟らしさを感じるような新しいガラス作品を作ったり、人に喜んでもらえるような体験を教えたりしていきたい」と話されていました。
もっといろいろと作ってみたい方向けに、日程を好みで選べる個人講座も始められたそうです。
もっといろいろと作ってみたい方向けに、日程を好みで選べる個人講座も始められたそうです。
生活の中で毎日見たり触ったりするガラスですが、あらためて自分で作ってみて、古民家に飾られた作品を鑑賞して、その美しさや奥深さを感じました。
出来上がったグラスはアイスコーヒーやジュースを入れて楽しんでいます。
紀元前の昔から人々を魅了してきた光を透かす美しさをぜひ体感してみてください!
出来上がったグラスはアイスコーヒーやジュースを入れて楽しんでいます。
紀元前の昔から人々を魅了してきた光を透かす美しさをぜひ体感してみてください!
硝子工房GORIの基地
住所:新潟市西蒲区潟頭43
電話:080-8050-6677
定休日:火曜日 (ほか不定休 事前にお問い合わせください)
営業時間:10:00〜18:00
駐車場:3台
この記事を書いた人
若い頃は自転車日本縦断や四国八十八ヶ所の歩き遍路など旅を住み家とし、新潟に戻っても漂泊の思いやまず仕事の傍ら県内外をさ迷っている人生まだまだ旅の途中の人。 昭和とか縄文とか古いものが好き♪五泉市在住。