瀬波温泉のおみやげならこれ!観光案内センタースタッフおすすめ10選/村上市


2024年11月19日 65ビュー
本年(2024年)、開湯120周年を迎えた瀬波温泉。日本海が目の前にあり、海も温泉も楽しめる行楽地として人気のスポットです。今回は、瀬波温泉観光案内センターのスタッフを務める瀬山直徳さんに、数あるおみやげ品の中からおすすめのものを10点選んでいただきました!

1.3種の味が楽しめる「瀬波まんじゅう」温泉饅頭/元祖きむらや

温泉街のおみやげ品の定番といえば、外せないのが温泉饅頭ですよね。元祖きむらやの温泉饅頭は、瀬山さん曰く、かつて全県に向けてテレビCMが流れていたり、大手スーパーマーケットでも取り扱いがあったりしたこともあって、知名度が高いそうです。その名もずばり「瀬波まんじゅう」。写真左から抹茶、糖蜜、紫蘇の3種類の味があります。(いずれも130円、以下すべて税込)。1948年の創業からのロングセラー商品で、この3つの味は当初から変わらず受け継いできました。

2.ヘルシーな「米粉焼きドーナツ」/元祖きむらや

こちらは元祖きむらやの新たな人気商品、米粉焼きドーナツ(210円)です。モチモチの食感とほんのりとした甘さがたまりません。「油で揚げていなくてヘルシー。手土産にする人が多い人気商品」と瀬山さんは推しの理由を話します。プレーン、いちご、抹茶、メープル、ココアなどの定番に加え、季節限定の味も展開。秋はマロン、かぼちゃ、さつまいも。その後はゆず、キャラメル、春になると桜、レモンを販売予定です。
他にはクリーム大福(150円)などもおすすめです。あんに加え、生クリームも入っているという一品。冷凍販売で、解凍時間は40分程度(夏場はもう少し短め)。解凍したらその日のうちにお召し上がりください。
元祖きむらやの店頭には大きな「お福人形」が飾られているのですが、実はこれ、今ではほとんど見ることのできない貴重なもので、写真を撮る人が絶えないそうです。ハロウィン、クリスマス、雪の季節など、シーズンごとのコスプレも見ものですよ。
米粉ドーナツの販売が始まったのは2014年4月から。商品を開発した若旦那の木村亮太さんは「お饅頭のほかに、手軽に車の中で食べてもらえるようなものがほしかったというのが誕生のきっかけ。当時ブームだった米粉を使った何かを、ということで誕生したスイーツです」と話しました。
このドーナツは大人気で、午前中には売り切れることが多いそうです。確実に欲しい人は、電話予約をおすすめします。

元祖きむらや

住所:村上市瀬波温泉2-6-25
TEL:0254-52-3663
営業時間:8:00〜17:30
定休日:無休

3.瀬波の風景がプリントされた「ドリップパック」/虎屋

虎屋は、瀬波温泉街で唯一の土産物店です。お菓子、キーホルダー、コスメ、海をモチーフにしたグッズなど、一通りのものが揃っています。中でも瀬山さんがおすすめするのがドリップパック。「最近は箱に入った大きな菓子よりも、個包装で配りやすいもののほうが好まれる傾向にあります。こちらはそんなニーズにピッタリの一品」と太鼓判を押します。瀬波の風景がプリントされた雪室コーヒー(180円)、地元村上の冨士美園の茶葉を使った緑茶(200円)と紅茶(220円)の3種類が揃っています。

4.肌にやさしい「瀬波温泉ミスト」「瀬波温泉美容液」/虎屋

瀬波温泉の湯は「メタケイ酸という成分が多い。簡単に言うとうるおい成分で、美容に良いらしいです」と瀬山さんは説明します。そこに着目して作った虎屋のオリジナル商品が瀬波温泉ミスト(1,380円)と瀬波温泉美容液(1,480円)です。ミストはいつものお手入れ前の導入化粧水として、美容液は化粧水と乳液の間に使うのがおすすめだそうです。いずれも村上市の市の花であるハマナスの優しい香り付きで、髪の毛やボディにも使えます。

5.瀬波温泉を家庭で楽しめる入浴剤「瀬波の湯」/虎屋

入浴剤の「瀬波の湯」(1個160円、3個セット400円)もおすすめ。温泉分析書に基づいて何度も試作を重ね、実際に温泉に入った時の感触や香りなども追求して作り上げた一品です。

6.手作り一点ものの「塩引鮭ストラップ」/虎屋

こんなものもありました。村上らしさを感じられる一品で、その名も「塩引鮭ストラップ」(1,300円)です。手作りですべて柄が違うのが特徴。お気に入りの一匹をぜひ見つけてみてください。
店主の澤治さんと、化粧水やミストを開発した奥様です。澤さんが撮影した夕陽写真をあしらったマグネットや岩船麩、地酒を使ったケーキなど、さまざまな商品が並んでいますよ!

虎屋

住所:村上市瀬波温泉2-6-11
TEL:0254-52-3261
営業時間:8:45〜18:00
定休日:不定休

7.リピーター続出のスイーツ「レモン美人」/結城堂瀬波店

瀬山さんが「抜群に美味しい」とおすすめしてくれたのが、結城堂瀬波店のレモンケーキ「レモン美人」(350円)です。スポンジケーキにレモンミンチがはさんであり、それをたっぷりのレモンチョコレートでコーティングしています。お店のホームページでは「昔から親しみのあるレモンケーキが進化して登場」と紹介されていますが、確かに従来のレモンケーキとは違う味わいで、リピーターの多い人気商品というのも納得でした。

8.カリカリの皮がたまらない「かりんとう饅頭」/結城堂瀬波店

かりんとう饅頭(3個500円/6個1,000円・冷凍販売のみ)もぜひ味わっていただきたい一品。カリカリ食感がくせになる美味しさです。冷えているとカリカリ感がさらに増しますよ。
他にもいろいろなお饅頭がずらり。左からこれぞ温泉饅頭という「湯美人饅頭」(こしあん160円)、たまご風味がやさしい「たまご饅頭」(黄身あん150円)、ごま風味でコクがある「胡麻饅頭」(ごまあん150円)などが並びます。しっとりした饅頭が特徴で日持ちがしないため、旅行の際は最終日に買うのがおすすめです。

結城堂瀬波店

住所:村上市瀬波温泉2-6-15
TEL:0254-50-1811
営業時間:8:30〜17:30
定休日:元日

9.海の幸を味わい尽くす「手作り干物」/岩船港鮮魚センター

海の幸を味わうためにぜひ立ち寄ってほしいのが、岩船港鮮魚センターです。「予算に応じて干物の詰め合わせを作ってもらえるので便利ですよ」と瀬山さんは話します。写真は銀鮭の味噌干しです。艶やかな美しい色にびっくり!脂が乗り切っているのにしつこくなく、身はしっとりとしており、最高の味わいでした。なお、こちらは半身切りという大きなタイプで、食べやすいお手頃サイズでも販売されています。待たずにスムーズに受け取るには、事前の電話予約がおすすめです。

10.漬けもおすすめ「銀鮭塩麹漬」「銀鮭味噌漬」「銀鮭西京味噌漬」/岩船港鮮魚センター

村上と言えばやはり。左から銀鮭塩麹漬、銀鮭味噌漬、銀鮭西京味噌漬などの漬けが並びます。本当に美味しいので、ぜひご賞味あれ。
そもそも岩船港鮮魚センターは、仲買人など魚のプロたちが集まって立ち上げたもの。とれたて新鮮の海の幸を、毎日仕入れて販売しています。社長の安宅謙さんは「うちは手作りの商品が多いのが特徴。干物にしても、漬けにしても、その時々の魚の状態を見ながら、いちばん美味しい状態で提供できるように味付けをしています」と力を込めました。ちなみに魚の仕入れ状況によって、商品の売り値も毎日変わるそうです。
鮮魚センターは2階にはレストラン「番屋」が、1階には甘味の「結城堂」とファストフードのコーナーがあります。ファストフードコーナーでは、店内で購入した寿司や刺身、揚げ物や煮物などを持ち込んで飲食してもOKだそうです。意外なおすすめが岩船産コシヒカリを使用したおにぎり。鮭、筋子などセンターで扱っている海の幸を具に握っているのですが、それをくるむ海苔も実に美味しいのです。安宅社長いわく「こだわりの一品」だそうです。

岩船港鮮魚センター

住所:村上市瀬波温泉3-6-38
TEL:0254-52-1261
営業時間:8:30〜17:00
定休日:不定休

瀬波温泉のおみやげ10選、いかがでしたでしょうか。
ご紹介したものの他にも、まだまだ魅力的な商品がありますので、迷ったときは広い無料駐車場に面した観光案内センターをお訪ねください。きっとあなたにピッタリのおみやげ品を選んでくれますよ。

瀬波温泉観光案内センター

住所:村上市瀬波温泉2-7-24
TEL:0254-52-2656
営業時間:9:00〜18:00
定休日:水曜日

瀬波温泉おみやげ10選

この記事を書いた人
和田明子

長岡市のリバティデザインスタジオで、夫とともにグラフィックデザインやコンテンツ制作を行う。アート、映画、文学、建築、カフェ巡り、旅行、可愛いものが大好き。ウェブマガジン「WebSkip(https://webskip.net/)」も細々と更新中