「醸造の町」摂田屋をまち歩きしてみた/長岡市
2020年02月28日
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ずるずる、どーも!SUSURUでーす!
僕は「毎日ラーメン健康生活」ということで、毎日ラーメンをすする動画を配信しているラーメンYouTuberなんですけども、新潟県の観光協会さんに「ぜひ新潟の魅力を広めていただきたい」というお話をいただきまして、長岡市周辺を旅してきました。
今回訪れたのは、醸造の町と言われている長岡市の摂田屋地区です。
ここには酒・味噌・醤油などを醸造する蔵元が6軒あり、麹の匂いがどこからともなく漂ってきて、殿様街道と呼ばれた旧三国街道や、戊辰戦争の際に長岡藩の本陣だった光福寺など、国の登録有形文化財や歴史的建造物が多く現存する歴史好きにはたまらない町なんだそうです。
僕は「毎日ラーメン健康生活」ということで、毎日ラーメンをすする動画を配信しているラーメンYouTuberなんですけども、新潟県の観光協会さんに「ぜひ新潟の魅力を広めていただきたい」というお話をいただきまして、長岡市周辺を旅してきました。
今回訪れたのは、醸造の町と言われている長岡市の摂田屋地区です。
ここには酒・味噌・醤油などを醸造する蔵元が6軒あり、麹の匂いがどこからともなく漂ってきて、殿様街道と呼ばれた旧三国街道や、戊辰戦争の際に長岡藩の本陣だった光福寺など、国の登録有形文化財や歴史的建造物が多く現存する歴史好きにはたまらない町なんだそうです。
そんなことを教えてくれたのが、普段から観光ボランティアガイドをしているという山谷さん。この日は山谷さんの話を聞きながら、3つのスポットを回らせていただきました。
1軒目はこちら、醤油屋の越のむらさきさん。
創業は1831年、建物は1877年に建てられた老舗です。
創業は1831年、建物は1877年に建てられた老舗です。
中に入った瞬間醤油のいい匂いが。
製造されている商品の紹介や、昔の様子がわかる写真、ここを訪れた著名人の写真やサインなども飾られていました。この一帯は東山という山の綺麗な雪解け水と、信濃川の伏流水が交わった軟水が湧いていて、そのスッキリとした水のおかげで醸造の町として栄えてきたんだそうです。改めて江戸時代から続いている醤油の味を今も味わっているのかと思うと、感慨深いものがありますね。
製造されている商品の紹介や、昔の様子がわかる写真、ここを訪れた著名人の写真やサインなども飾られていました。この一帯は東山という山の綺麗な雪解け水と、信濃川の伏流水が交わった軟水が湧いていて、そのスッキリとした水のおかげで醸造の町として栄えてきたんだそうです。改めて江戸時代から続いている醤油の味を今も味わっているのかと思うと、感慨深いものがありますね。
越のむらさき
住所 : 新潟県長岡市摂田屋3-9-35
営業時間 : 9:00~17:00
定休日 : 土日祝日
電話番号 : 0258-32-0159
ちょうど越のむらさきさんの前が旧三国街道との岐路になっていて、 「右は江戸 左は山路」と台座に彫られた、200年以上鎮座している道しるべ地蔵があります。僕らはそこを右に進んで次のスポットへ移動しました。
2軒目は吉乃川酒蔵資料館 瓢亭(ひさごてい)さんです。
こちらは戦国時代から続く酒蔵 吉乃川の敷地(敷地の広さは約1万坪!)内にある資料館で、館内には歴代の館長さんが作ったヒョウタンが吊るされていたり、昔の酒蔵用具や酒造りの様子がわかる写真などが展示してあります。
また日本酒の試飲をすることができるので、気に入ったお酒はその場で購入することができます。吉乃川さんの日本酒はどれもとても飲みやすくて、勧められるがままに何種類もいただいてしまいました。
特に甘酒が美味しい! 僕は甘酒が苦手なんですけど、吉乃川さんの甘酒はスッキリ飲めてしまいました。
ちなみに吉乃川さんは、長岡の花火大会で毎年三尺玉の提供もしていて、地上約600m、横幅約650mの巨大な花火が打ち上がるそうです。デカ過ぎるーー!
吉乃川酒蔵資料館 瓢亭
住所 : 新潟県長岡市摂田屋4-8-12
案内時間 : 10:00~ / 13:30~ / 15:00~
休館日 : 年末年始・不定休(土日祝日もご予約により開館)
電話番号 : 090-2724-9751(月~金曜日 9:00~17:00)※予約専用
美味しい日本酒を堪能したところで最後のスポットへ。
3軒目が機那サフラン酒本舗さん。 明治時代にサフラン酒という薬用酒を発明して大富豪になった、吉澤仁太郎(よしざわにたろう)という人の蔵屋敷です。
3軒目が機那サフラン酒本舗さん。 明治時代にサフラン酒という薬用酒を発明して大富豪になった、吉澤仁太郎(よしざわにたろう)という人の蔵屋敷です。
見所は国の登録有形文化財になっている鏝絵の蔵(こてえのくら)。 鏝絵とは、左官(壁を塗る職人)がコテと漆喰を使って描く絵のことで、この蔵の鏝絵はその芸術性の高さから日本一とも言われているそうです。正面に龍・鳳凰(ちなみに鳳がオス、凰がメスだそうです!)・麒麟・玄武、右側と左側2階部分に干支の動物(「サル」は商人にとって縁起が悪い言葉なのでいません…)
さらに蔵の内部に恵比寿様・大黒様・鶴・亀も飾られています。この恵比寿様と大黒様が描かれた扉は1枚でなんと重さ500キロ!合わせて1トンもの重さがかかることを想定して造られた蔵には、日本建築の高い技術力が詰まっているんですね。
広大な敷地には8個の蔵と主屋と離れがあるそうです。雪が無い時期は、浅間山の溶岩を積んで作った山や、噴水・銅像・石像などが置かれていた庭園の跡もじっくり見て回ることができそうなので、気になった方はぜひ春に行ってみてください。
※庭園の公開は限定されます。公開日等詳細は3月以降にホームページ内で告知されます。
創業者の吉澤さんは自分の感性のままに、商売で得たお金を全て敷地内の建物や庭園の整備に注ぎ込み、見た人を楽しませることを目的とした夢の館を作り上げた遊び心のある人物ということで、僕らのようなYouTuberに近い考えを持っていたのかもしれません。時代が違えば友達になれたかも笑
※庭園の公開は限定されます。公開日等詳細は3月以降にホームページ内で告知されます。
創業者の吉澤さんは自分の感性のままに、商売で得たお金を全て敷地内の建物や庭園の整備に注ぎ込み、見た人を楽しませることを目的とした夢の館を作り上げた遊び心のある人物ということで、僕らのようなYouTuberに近い考えを持っていたのかもしれません。時代が違えば友達になれたかも笑
機那サフラン酒本舗
住所 : 新潟県長岡市摂田屋4-6-33
営業時間 : 10:00~15:00
定休日 : 月・水・土・日
電話番号 : 0258-33-4560
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