海の近くのわさび園?「日本海石地わさび園」を調査!/柏崎市


2021年03月10日 2837ビュー
こんにちは。
日本が世界に誇るスパイスといえばWASABI(わさび)。
ツンとくる辛みと風味に「くぅ~たまらない!」と涙を流しながら喜ぶ自称『わさび好き新潟県代表』、ライターの中林憲司です。
 
わさびと言えば、長野県や静岡県が有名な産地で山の清流で栽培されているイメージですよね。

 しかし!

そんな既成概念を打ち破り、海の近くで高品質なわさびが栽培されているところが柏崎市にあるという情報をキャッチ。
わさび大好きの私はとても気になる!!
ということで今回、日本で一番海に近いわさび農園「日本海石地わさび園」を調査してまいりました。

日本海石地わさび園

景色サイコー!

この日はとても天気がよく、美しい海岸線の眺めが気分を上げてくれる日本海♪
北陸自動車道西山I.Cより車で約15分。
日本海を眺めながら国道352号線を進むと、緑色の屋根に「ワ サ ビ」と書かれた建物が見えてきました。
施設内に入ると広い駐車場と売店、水車やモニュメントのようなものがあります。
施設の奥には4メートルほどの高さのコンクリートの塀。
塀の隙間からチラリと見えるビニールハウスが4棟あり、ここでわさびが作られている模様・・
この日施設をご案内いただいたのは、この施設を運営している土佐工務店(柏崎市)の常務取締役・種村さん。
特別にビニールハウス内を見学させていただきました。
(通常はビニールハウス内には立ち入る事はできず、ハウスの周りから中をご覧いただく形となります。)
鮮やかな緑色の元気な葉が広がり、その下には太く立派なわさびの根。
正真正銘のわさびが、たしかに海の近くで栽培されておりました!
 
なぜ?どうして?いつから?誰が?
 
頭の中が「?」でいっぱいに・・
種村さんに詳しくお聞きいたしました。

常識にとらわれない新事業への挑戦

2013年4月。土建業を営む土佐工務店は、新事業としてこのわさび農園の開発に取り組まれ「日本海石地わさび園」をオープンしました。
なぜ土建業の会社がこの海岸でわさびを作ろうと思ったのでしょうか?
以前、新潟県が土建業者に対して新規事業への取り組みを推奨していたことがありました。
それがきっかけで土佐工務店はもともと所有していた土地を活用し、農業事業を行うことを検討。
「他ではまだ作られていないものを作りたい。」
という発想から候補に挙がった農作物が「わさび」でした。
 
種村さん「当時、新潟県のわさび生産量は200キログラム程度だったんです。」
 
わさびは山で作られるという一般的なイメージにとらわれず、『メイドイン・柏崎』のわさびを作ろうと決断しわさび栽培がスタートしました。
常識や前例にとらわれない新たな挑戦だったのですね!
私、どうしても気になる事がありました。
 
それは「水」です。
わさびといえば、綺麗な水が欠かせないはず。
海岸近くのこの場所で「水」はどうしているのか?(海水は関係ある??)
 
「地下水を利用しています。」と種村さん。
 
この場所の地下には、わさび栽培の要件を満たす綺麗な水が流れており、それをくみ上げて栽培されているのだそうです。
 
でもここは海がとても近い場所・・
私「あ、あの・・、地下水に海水は含まれていないんですか?」

とお聞きしたところ、その答えはNO!
水質検査を行った結果、海水の成分は一切含まれておらず、地下から沸く純水な真水であるということが確認できたそうです。

わさびの品種と収穫時期

ここでは常時3~6品種、約10,000株のわさびが栽培されています。

●早生(わせ)品種(根収穫まで1~1年半)・・・鬼緑、こまち、丸一
●中手(なかて)品種(根収穫まで約1年8ヶ月)・・・正緑、イシダル、グリーンサム
●晩生(おくて)品種(根収穫まで約2年)・・・真妻1号、真妻3号、天城にしき

上記のとおり、収穫期間の違う品種を組み合わせて栽培しているので通年収穫が可能。
いつでも新鮮なわさびが提供できる体制となっています。
 
またこちらで作られているわさびは、東京の築地や銀座の高級和食店で使われていて、とても高品質で評判がいいのだそうです。すごい!

魅力的なわさび商品が多数!

売店コーナーでは新鮮なわさびを購入することができます。
お値段は、品種や大きさによって違いますので、お好みのわさびをお選びください。
複数の品種を食べ比べるのもいいですね♪
是非わさびと一緒に購入していただきたいものがコチラ!
『おろし金』290円(税込)。
わさび専用として作られたもので、かなり細かくわさびを擦ることができるのが特徴で、これで擦りおろすとわさびの旨味を最大限引き出してくれるのだそうです。
「日本海石地わさび園」のロゴマーク入りで訪れた記念にも残るマストアイテム!

他にもここで収穫されたわさびを使った加工品がたくさんあります。
『わさび塩(わさびソルト)』小35g430円(税込)、中65g540円(税込)。
こちら、種村さんオススメの一押し商品!
このお塩は粒がとても細かいのが特徴。
お肉料理だけでなく、天ぷらやフライドポテトにもぴったりだそうですよ♪
『わさびそば』(一束300g)510円(税込)。
わさびは蕎麦に付け合わせるものですが、蕎麦自体にわさびが入っているとなっ!?
わさび好きには気になる逸品です。
やっぱり観光農園といえば、ソフトクリームですよね!
『わさびソフトクリーム』350円(税込)
食べてみると・・・あれ?辛くない!
でもわさびの風味がしっかり感じられてとても美味しい!お子様でも安心して食べられます♪
 
他にも魅力的なわさび商品がたくさんありましたが紹介しきれません!
訪れたさいは是非じっくりご覧ください。

ニジマス釣り体験&バーベキューを楽しもう!

わさび商品を購入できるだけではなく、「ニジマス釣り体験」「バーベキュー」も楽しむことができるんです!
「ニジマス釣り体験」は4月からのオープンの予定。(土日祝日のみ営業)。
釣ったニジマスは、すぐに焼いて食べることができます。
実はニジマスが放されている池は、わさび園で利用している綺麗な地下水を利用しており、ニジマスにとてもいい環境だそうです。
あっというまに大きく育つニジマスは誰でもバンバン釣れるそうなので、盛り上がること間違いなし!
こちらはバーベキュー場。利用料金はおひとり200円(税込)。
バーベキューの食材はご自分で持ち込んでもOKですが、お店に注文し用意いただくことも可能ですので手ぶらで行っても大丈夫。
ビールサーバーも用意できるそうですよ!
そして嬉しいのが、屋内で食事ができるスペース。雨が降っても安心です。
「全天候型BBQ」って、結構ありがたいですよね♪
 
バーベキューの際は「わさびの付け合せ」をお忘れなく!
お肉料理でも海鮮料理でもバッチリあう新鮮なわさびをその場ですりおろして楽しむのもいいですね♪

ますます注目の観光農園。ご家族、友人とご一緒に♪

既成概念を打ち破る発想で新たな挑戦から誕生した「日本海石地わさび園」。
海の近くで新鮮な本格わさびを是非味わい、さらに釣りやバーベキューでワイワイ楽しい時間を過ごせます。(鴨もてくてく歩いていました♪)
これからも新たな取り組みも考えているとの事で、ますます注目の観光農園です。
通年営業していますが、これからの暖かい時期は柏崎の海岸の景色や、海水浴などのアクティビティも絡めても良し!
 
日本海の風を感じながら楽しめる最も海に近いわさび園を、ご家族や友人とお楽しみください♪
日本海石地わさび園

日本海石地わさび園

住所:〒949-4204 新潟県柏崎市西山町大崎1788-6(石地海岸地内)
開園時間:10:00~16:00(7~9月は17:00まで営業)
定休日:毎週月曜日(祝日の場合は営業)
駐車場:有り
お問い合わせ:0257-47-7028

日本海石地わさび園

この記事を書いた人
中林 憲司(なかばやし けんじ)

1978年新潟県加茂市出身。サラリーマンからライター&ブロガーに転身し第二の人生をスタート。愛する新潟と人生を探訪中。
「にいがた探訪ブログ」(https://nakabayashikenji.com