地域密着スーパー「マルセン」に注目!自慢の商品ベスト3を店長に聞く/三条市


2021年03月09日 21235ビュー
こんにちは、三条市在住ライターの渡辺まりこです。
2児の母であり主婦である私にとって、毎日の食事づくりは必須タスク。週に何度も買い出しをしています。
 
いつもお世話になっているスーパーといえば「マルセン」。
 
ややコンパクトな店内でありながら、品質のよさとナイスな商品セレクト、オリジナル惣菜・弁当などが人気を博し、地元で絶大な支持を集めています。
 
今回は、三条のローカルスーパー「マルセン 興野店」に潜入し、人気のヒミツを調査してきました。店長さんが選ぶ“自慢の商品ベスト3”も紹介しますので、ぜひご注目ください!

市場で農家から直接買いつけるフレッシュな野菜

三条市内に2店舗を展開するマルセン。露店市での八百屋が前身となり、2000年に第一号店が誕生しました。
マルセンといえば、「新鮮な地場野菜が豊富」と定評があります。
 
それもそのはず、毎朝市場で農家から直接買いつける野菜は、早朝もしくは前日夕方にとれたてで鮮度抜群!みずみずしく生命力の強い味わいにファンが多いです。
 
「競売」と呼ばれる、いわゆるセリで野菜を購入する場合であっても、元八百屋の知識と経験を活かし、品質の高いものだけを選ぶようにしています。
こちらのマルセン公式facebookページの投稿では、野菜買いつけへの並々ならぬこだわりが語られています。
 
「三条中央青果市場の品物で、最高の野菜はマルセンにあります」
 
この一文がすべてを物語っていますよね。つまりマルセンでは、自信をもって“おいしいと断言できる野菜だけ”を提供しているのです。
しかも、チラシ掲載価格よりも安くなることもあるそう…!
安く仕入れたら安く売るという精神に脱帽です。

魚介、肉、惣菜の一つひとつにこだわりあり

商品へのこだわりは野菜だけにとどまりません。魚介、肉、惣菜、弁当など、お客さんに喜んでもらえるようにと全力を注いでいます。
魚介は鮮度が命。キラキラと光り輝く姿見や切り身は、よい品質であることが見た目からもはっきりと分かります。
精肉コーナーの自慢商品は、白モツホルモン。プリプリで臭みが少なく、ファンが多い逸品です。
店内手づくりのお弁当も種類豊富で、なかでもオススメは「ヘルシー和食弁当」と「醤油麹に漬けたササミフライ弁当」とのこと。
 
実はこちら、日本栄養改善学会など13の学会(2021年2月現在)によるスマートミール認証弁当なのです。厳しい基準をクリアし、栄養バランスがよい中食として評価を得ています。
 
管理栄養士と試行錯誤しながら完成したお弁当は、ヘルシーなのにボリュームがあり、満足感たっぷりです。
お惣菜にもマルセンならではの一工夫が詰まっています。
 
三条市が取り組む「こっそり減塩作戦」に参加し、一部の商品の塩分量を減らしたそうです。“こっそり”行っているので、どの惣菜の塩分が減ったかは内緒というのが心憎いですよね。
 
ダシや旨みを利かせることで、素材の味を活かした減塩惣菜は、変更前と変わらずに好評を得ているそうです。
 
ベースとなる商品は地元産にこだわるマルセンですが、全国から選りすぐった品も多数そろえています。
サンマが旬の時季に登場する宮崎産「へべす」は、契約農家から直接届くため鮮度が抜群。ユズとスダチの中間のような風味で爽やかな味わいです。
最近では、三条の飲み屋街・本寺小路(ほんじこうじ)限定で飲める黒ビール「いっちょめえ」の販売もスタート。新型コロナウイルスの影響で売り上げが下がった飲食店へのエールの意味を込めているそうです。
 
「たっけえ!」「こんなん誰が買うの!?」とお客さんからもらった正直な声と、本寺小路のお店を応援したい気持ちをSNSに投稿したところ、たちまち人気に火がついたのだとか。
 
店内手づくりのオリジナル商品も多数ありますが、特に人気なのが「フルーツゼリー」。
 
イチゴ、リンゴ、キウイフルーツ、オレンジなど、旬のフルーツをたっぷりと詰め込んだ自家製ゼリーは、フレッシュで贅沢なおいしさ。まるでフルーツの宝石箱のように見た目も可愛らしいです。

遊び心たっぷりのポップに癒される

店内のあちこちにある手書きポップにもご注目を!書き手であるスタッフさんの個性がにじみでています。
思わずフフッと笑顔になってしまうようなポップぞろいですよね。
 
店長さんいわく「ゴリゴリに商品の特徴を売り込むのではなく、スタッフさん一人ひとりの感性を大事にしているんですよ」とのこと。
 
他にも魅力的なポップがたくさんあるので、ぜひ実際にお店でチェックしてみてください。

店長さん自慢の商品ベスト3を発表!

すべての商品にこだわり抜くマルセンですが、なかでも一押し商品はどれなのでしょうか?店長の太田雅悠さんに「自慢の商品ベスト3」を教えてもらいました。

第1位 地場野菜

八百屋を前進としたスーパーだけあって、野菜の品質には自信あり!季節によっておすすめ品が異なるため、「地場野菜」を堂々の第1位に推してくれました。
 
「どれも自慢の野菜たちですが、夏季に販売する枝豆は別格の人気ぶりです!」と太田店長。種類豊富で味の濃さもフレッシュさも最高です。
 
全国1800店舗の「全日食チェーン」に加盟するマルセンにおいて、枝豆の売り上げは毎年異常な売り上げ数値を叩き出すことで注目されているのだとか。

第2位 昆布巻き

味の良さとボリュームで人気のロングセラー惣菜。
 
良質なサケを昆布で巻き、じっくり煮込んで甘辛い味を含ませた素朴な味わいです。リーズナブルな価格なので、おかずのプラス一品や晩酌のお供として気軽に購入できます。

第3位 刺身

魚介の鮮度にこだわるマルセンは、刺身にも定評があります。おいしさの秘密は、こまめに切って提供すること。いつでも最高の鮮度を楽しめます。
 
卓越した包丁さばきによる美しい見た目となめらかな舌ざわりで、専門店にも負けない味わいです。
 

地域密着スーパーは楽しい♪お気に入り商品をぜひ見つけて!

地域の個性が色濃く出たスーパー・マルセンは、訪れるたびに新たな発見があります。いつでも新鮮な野菜はもちろん、お肉やお魚、手づくり惣菜まで、魅力的な商品ぞろいです。
 
近隣に住む方はもちろん、遠方から三条を訪れる人もぜひ立ち寄ってみてくださいね!
スーパーマルセン興野店

スーパーマルセン興野店

住所:新潟県三条市興野2-3-1
電話:0256-32-1090
営業時間:9:30~20:00
定休日:なし
HP: http://z-marusen.co.jp/

スーパーマルセン興野店

この記事を書いた人
渡辺まりこ

新潟県三条市在住のフリーライター。主人が“金物のまち”を代表する職業の包丁職人ということから、地場産品に興味が芽生え、ローカルのおもしろさを日々発信中。 これまでの執筆実績はブログで紹介しています。http://www.watanabemariko.com/