『弥彦菊まつり』と『弥彦公園もみじ谷ライトアップ』で紅葉の秋を二度たのしむ/弥彦村
いままでのご時世で県内のお出かけを控えていた方たちも、「今週の土日はどこに訪れよう!」といま迷われているでしょう。
10月下旬から11月中旬までの短いひととき、弥彦村で紅葉シーズンをよりたのしめるイベント『弥彦菊まつり』と『弥彦公園もみじ谷ライトアップ』が開催中。ただ例年よりも気温が高くて弥彦村の紅葉が遅れているよう。ライターの水澤が訪れた11月1日現時点での弥彦村の様子をご参考に、あと10日前後で紅葉が見所となるため観光するタイミングを見つけてほしい。
この時期、弥彦村に訪れるなら何時がいいの?
そのため余裕を持って14時には、彌彦神社の駐車場に到着するのがよいでしょう。では早速、彌彦神社で開催される『弥彦菊まつり』へ訪れました!
新潟の各地域から集まる菊は、丹精に1年間かけて育てられたものばかり。数多くの菊花が弥彦菊まつりにあわせて出展され、審査が行われてきました。
彌彦神社を彩る 菊!菊!菊!
シーズンを先どりした今回、新緑の名残がある彌彦神社。ただここ数日で気温が下がっているため、ちいさな芽生えの紅葉を見つけられるひとときでした。
「この菊はなぜ特賞に選ばれているのだろう?」と想像を膨らませながら眺めるのもまた一興です。
参拝客が多い朝方と比べて人混みが少なく、家族連れやカップルで訪れた方たちはソーシャルディスタンスを保ちながら各々がたのしむ。近年の菊花大展覧会らしさのあらわす光景が広がります。
ここまでに3000本近くの菊にふれると、1本の菊であっても紅葉で染めあがる弥彦村の景色とあいまって凛と、また神秘的な輝きだすさまがわかるほど。弥彦菊まつりは何度も訪れても飽きない、秋の越後路の風物詩なのです!
弥彦菊まつり
住所:新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦2887-2
期間:2021年11月1日(月)~11月24日(水)
開催時間:期間中常時
交通アクセス:
●JR弥彦線「弥彦駅」より徒歩で15分
●北陸自動車道「三条燕IC」より車で25分
駐車場:
●普通車:2000台/1台500円
●大型車:20台/1台2000円
※期間中は弥彦公園脇に臨時有料駐車場を設けます。公園内の紅葉もあわせてお楽しみください。
※無料駐車場も有ります。
『弥彦公園もみじ谷ライトアップ』で紅葉が色めきたつ
谷一面に植えられた400本もののもみじの木によって真っ赤に染まったもみじ谷、そして満月によって幻想的な世界へと誘ってくれるはず。
そう思っている方も少なくありません。今年から実は、コロナ禍での密を避けてもらいながら紅葉をたのしんでもらうべく、観月橋限定から公園全体にエリアを広げてライトアップを行っています。だから公園の道中であっても、日中とは異なる風情がより感じられます。
あたらしい観賞スポット『逆さ紅葉池』
ライトアップするエリアが拡大されたことで注目度が高まるスポットがあります。それは水蓮芭園エリアの『ひょうたん池』です。
夏の花である水蓮芭が群生する池で、この時期は紅葉が水面に反射して逆さまに映るさまを『逆さ紅葉池』と呼ぶそう。
これまでは知る人が知る隠れスポットで、広域に照らすライトアップが逆さま紅葉池を際立たさせることに一役買っているようです。
夜道が不安な方でも、一人で夜景を撮影しにまた知人と弥彦村の紅葉を見に訪れている方も多数出逢いますのでご安心ください。昼と夜、二つの表情をみせる弥彦村に秋を堪能しに訪れてみてはどうでしょうか!
私もまた弥彦村には紅葉のピークを迎える11日前後に訪れようと思う。
弥彦公園もみじ谷ライトアップ
住所:新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦667-1
交通アクセス:
●JR弥彦線「弥彦駅」より徒歩で1分
●北陸自動車道「三条燕IC」より車で25分
※10月下旬~11月中旬は混雑が予想されるため、公共交通機関をご利用ください。
駐車場:
●普通車:2000台
※11/1~24は公園周辺駐車場は有料(普通車500円)となります。
営業時間:
●終日開放
●紅葉ライトアップ期間・時間
期間:10月下旬~紅葉終了まで
時間:17:00~21:30
ユニバーサルデザイン対応
車いす対応有、貸出車椅子可、障害者用トイレ有
弥彦観光協会で車椅子を貸出しております。
新潟県生まれ、東京、沖縄を経て地元新潟にUターン。2021年2月、三条市の中央商店街に本屋「SANJO PUBLISHING」を立ち上げ、“まちを編集する本屋さん”をモットーにまちの魅力を集め、届けています。 まちを編集する本屋「SANJO PUBLISHING」(https://note.com/ncl_sanjo)