楽しみ方色々!リニューアルした道の駅国上に行ってみた/燕市


2022年07月23日 1353ビュー

弥彦と寺泊、その中間にあるのが分水・国上

梅雨も明けていよいよ夏の観光シーズン到来!
というわけで7月に全面リニューアルしたばかりの道の駅国上に行ってきました。
寺泊と弥彦の間にあり、良寛ゆかりの五合庵のある国上山やことし通水100年を迎えた大河津分水からも近い便利な中継点として以前から人気の高い道の駅でしたが、このほど飲食やアウトドアなど「ならでは」のコンテンツを充実させてリニューアル。これまでは地元のNPOが長年に渡り運営してきた道の駅でしたが、今回、燕市分水地区を拠点に飲食店を展開するよね蔵グループに指定管理者を交代し、目的地にしたいくらいの楽しい観光スポットに仕上がっていました。
でも、取材当日はあいにくの雨。ツイてないなあ……。

国上山の麓、田んぼに囲まれた静かなロケーション

場所は県道2号線沿いで、弥彦からも寺泊からも丁度良いところにあります。駐車場も広々としていて、リニューアル前から車中泊をするお客さんが多かったそう。
実は、リニューアル前に何度も足を運んでいる思い入れのある施設だったので、今回のリニューアルをとても楽しみにしていました。
外観はカラーリングの変化が印象的。最近流行りの温かみのある雰囲気で素敵。エントランス脇のベーカリーバスは、新潟市の人気ベーカリー「オウル・ザ・ベーカリー」さんのパンなどを取り扱う「のらの休日」だそう。パン好きにはたまらないですね。
施設内は物販コーナーが大幅に拡充されました。以前から近隣の人たちに人気の農産物直売所は「313ファーマーズマーケット」にリニューアル。見た目もすっかりお洒落になって、当日は雨天の平日にも関わらず多くのお客さんが買い物に訪れておりました。
この時期の人気は枝豆や茄子だそうです。
燕市のブランド米である飛燕舞(ひえんまい)はじめ、ご当地グルメがもりだくさん。
面白いのは、市内近郊の各お菓子屋さんのスイーツが一堂に会するところ。意外にあるようでないコーナーです。天神講のPRなどで行政と地元の菓子店のコミュニケーションが取れている燕市ならでは、なのかもしれません。

キャンプ用品もずらり!

燕市といえば金属加工のまち。カトラリーやキッチンウェアが有名ですが、それだけじゃない。実はアウトドア用品のメーカーもたくさんあるんです。そんな地元産のグッズを多く取りそろえたコーナーもあります。
テントも展示。
そうそう。リニューアル前に人気を集めた、地元でロケを行った人気ドラマ「下町ロケット」の関連展示も残っていました。阿部寛ファンは一安心。

屋外もアトラクションが盛りだくさん

施設裏の屋外スペースもリニューアルしていました。
まずはリニューアル前から人気の足湯は健在。国上山トレッキングの帰りやドライブ途中の休憩にはたまらないですね。

手ぶらバーベキューも

また、この日は雨天でやっていませんでいたがデイキャンプが楽しめるもよう。キャンプするなら、施設内で食材やグッズも調達できるし、すごく便利です。また手ぶらでバーベキューランチも楽しめるそうです。
 
手ぶらバーベキューについては平日限定で今だけお試しプランがあるそうで、通常は2人だと施設使用料3000円とミックスプレート2000円+焼きおにぎり4個800円で計5800円のところ4000円で楽しめるとのこと。

食堂も充実!

元々、定評のあった食堂も大幅リニューアル。さすがによね蔵グループらしく飲食には徹底的なこだわりが感じられます。定番のそば・うどんが食べられる「国上食堂」、キャンプメニューが楽しめる「ピーカンHIGHBALL&BBQ」、それに燕のご当地グルメの代名詞ともいえる背脂ラーメンの人気店「燕三条ラーメン潤」の3店。
店内はいわゆるフードコート形式になっていて手軽に楽しめます。

こだわりのピザを食べてみた

食堂も魅力的なのですが、今回はスタッフ一押しのピザを食べるべく屋外にあるフードコンテナへ。
 
ピザ店「NicePizza」は、市内企業のユニフレームさんが開発した木質ペレットを燃料とする釜で焼き上げるのが特徴。高火力で美味しく焼けるだけでなく環境負荷も少ない優れもの。このあたりにも燕イズムを感じます。
注文したのは定番のマルゲリータ(税込1000円)。注文後に10分ちょっとで焼き上がり。本格的な一品で自慢の生地がすごく美味しかったです。晴れている日にキャンプやバーベキューのお供にあったら最高でしょうね。

もも太郎ソフトクリームも押さえておきます

フードコンテナに並ぶ「オフる日カフェ」はスイーツなどのお店。ここの看板メニューは、かつてはご当地アイス「もも太郎」メーカーの一角だった地元菓子店「さかたや」さん監修の「もも太郎ソフトクリーム」(税込520円)。リニューアルオープン以来、各種メディアにも取り上げられたSNS映えする一品です。
正直、天気も良くないし、色んなところで取り上げられているなら今回は遠慮させてもらおうか、と思ったんですけど、広報担当の関根里花さんから「ここだけですから」とプッシュされ買ってしまいました。
 噂通りのピンク色ですが、味はあっさり。もも太郎っぽさもしっかりあって、すごく食べやすいです。ソフトクリームというよりはジェラート寄りでしょうか。暑い日に人気が出そうです。

「てまりの湯」もちょっぴりリニューアル

道の駅に併設された日帰り温泉施設の「てまりの湯」も一部リニューアルしたそうです。燕市唯一の温泉施設で、しかもワンコインで入れることから地元でも以前から人気のスポットでした。
今回、手軽さはそのままに観光客がさらに楽しめるようにリニューアル。
とくに大きく変わったのはテーブル席になった食堂でしょうか。
また、休憩できる大広間にはハンモックを設置。さすがにおっさんが一人で楽しむのはアレな感じですが、きっと小さなお子さんは大喜びだと思います。
普通はリニューアルしたら料金がすごく高くなったりするんですが、ここは据え置きで大人500円。午後5時以降は300円(ただしタオルは別)というお手軽価格。
キャンプやトレッキングのあとで立ち寄れば、それだけで1日楽しいでしょうね。

リニューアル前のイベントは引き継いでいく

よね蔵グループさんが運営することになり、観光施設として飛躍的に進化した道の駅国上。一方で、以前を知る私が心配していたのが「地元のつながり」。
道の駅と言えば観光施設なんですけど、一方で、ここは地元の人にすごく愛されてきた施設だったんですよ。直売所は地元の人にも大人気で、お盆の早朝の花市もすごく賑わいます。小正月の賽ノ神など地域の何気ない行事もここでやっていたんです。
ただ、これだけ賑やかな施設になると、そういった部分はどうなっちゃうのかな、と思ってたんですけど、広報の関根さん曰く「以前の行事は続けていきたい」とのこと。
その言葉は一人のファンとしてすごく嬉しかったです。
秋の恒例イベント「越後くがみ山酒呑童子行列」も楽しみです。ことしはどうなるんでしょうか?
また、今回、駅長に就任した加藤はと子さんは「『自然と遊ぶ』がキーワード。今後はお盆の帰省や観光もありますし、ギフトやお土産にも力を入れていきたい」と話していました。
 
というわけで、本当に劇的に進化した「道の駅国上」はすごく良かったです。今までは弥彦や寺泊など目的地までの中継点という印象でしたが、ここを目的地にしたいくらい楽しめる要素が盛りだくさんでした。飲食はもちろん、アウトドアがすごく魅力的。
次回は天気の良いときに来ようと心から思いました。

道の駅国上

住所:新潟県燕市国上5866-1
営業時間:売店は10時から18時まで。食堂は11時から16時まで。
     てまりの湯は10時から21時まで、第2・第4月曜日定休。
サービス実施時間:足湯テラスは10時から17時まで。デイキャンプは11時から17時まで。
         手ぶらBBQは昼11時から17時まで、夜17時から21時まで。(ただし夜のBBQは要予約)
売店・食堂TEL:0256-98-0770
てまりの湯TEL:0256-97-1755

この記事を書いた人
ヤマダ マコト

新潟市秋葉区在住。サラリーマンの傍らkindleストアで電子書籍にて地元・新潟を舞台にしたエンタメ小説を発表。インディーズながら一部で熱烈な人気を集め、どっちが本業か分からなくなりつつある中年男。