出雲崎は歴史・夕日・レトロの町?!新潟県内最大級のレトロおもちゃ館「出雲崎レトロミュージアム」オープン/出雲崎町


2024年01月23日 1514ビュー
新潟県のほぼ中央に位置する、出雲崎町。

出雲崎町といえば、雄大な日本海と夕陽・良寛さまの故郷・北国街道として栄えた宿場町の街並みが残るなど「歴史と夕日」が有名な、人口約4000人の小さな町です。

海岸線沿いをドライブがてら、日本海に沈む素敵な夕陽を眺めたり、海水浴・レジャー・観光で、皆様も一度は出雲崎町を訪れた事があるのではないでしょうか?!
歴史と夕日が有名な町・出雲崎に、レトロ文化を楽しめる新潟県内最大級のレトロおもちゃ館「出雲崎レトロミュージアム」が、2023年12月8日にオープンしました。

新潟市から燕市を経由して柏崎市を繋ぐ国道116号線沿い、JR越後線・出雲崎駅からも徒歩6分ほどと、アクセスにも優れています。
1950年〜70年代の子どもたちが、胸をときめかせて夢中になった昭和のおもちゃですが、今の時代は遊ぶ機会が減ってしまったのが現実です。

そのような中、出雲崎レトロミュージアムでは館長が長年の趣味で集めた昭和のおもちゃを、今の子どもたちや若者世代に見て楽しんでもらいたいとの想いでオープンしました。

昭和生まれの方には懐かしく、子どもたちには新鮮であり、世代を越えて楽しめます。

ちなみに私は昭和61(1986)年生まれでギリギリ昭和世代ですが、昭和のゲームが溢れていた時代なので、私と同じような世代の方も楽しめる事、間違いなしです。
玄関では、鉄腕アトムがお出迎え!世代の方は、気分が上がるのではないでしょうか?!
玄関を入ると昭和の駄菓子・レトロ雑貨販売コーナーが目に入りますが、最後に立ち寄る事にし、さっそく受付で入館料金を支払い館内へ入ります。
館内にはブリキのおもちゃやソフビのおもちゃなど、約1500点の展示品が並びます。
まさに、昭和にタイムスリップしたような異空間です。

ここで「昭和のおもちゃ」を簡単に解説します!
【ブリキのおもちゃ】薄い鉄板を、ロボットや自動車・鉄道車両・船舶・航空機など乗り物の形に成形・塗装した玩具。​​​​​駆動方式は、ゼンマイ式やフリクション式・乾電池式などがあります
【ソフビのおもちゃ】ソフト塩化ビニールを材料として作られている人形。「ソフビ」と略されて呼ばれます
【箱庭玩具】遊園地のように小さく作られたおもちゃ。街や遊園地・景勝地などを小さく箱に収めたようなブリキの玩具

昭和のおもちゃは様々な種類があり、よく見ると当時の作成技術や部品などにもこだわりがある事を実感します。
出雲崎レトロミュージアムでしか見れない展示品も並ぶので、一つひとつの展示品をゆっくりご覧下さい。
レトロ玩具体験コーナーや懐かしのテレビゲーム体験コーナーもあり、見るだけではなく、遊んで体験して楽しめるのも出雲崎レトロミュージアムの特長です。

レトロ玩具体験コーナーでは、今は貴重となったブリキのおもちゃで実際にその場で遊べます。「子どもたちが楽しいなら壊されても大丈夫!」という館長のありがたいお言葉で作られました。
野球盤のボードゲームや黒ひげ危機一発・ボクシングゲーム拳闘士など、家族で遊べるレトロ玩具ゲームが並び、週末は子どもたちが白熱して戦う姿も見受けられます。
懐かしのテレビゲーム体験コーナー・レトロゲームコーナーには、大人が一度は遊んだ事があるゲームが並びます。
インベーダーゲームや、ファミコン・スーパーファミコンなど懐かしすぎます!
(私は子どもの頃、テレビゲームの時間は1日1時間までと決められていました…)

マリオカートやぷよぷよなどの定番ゲームをはじめ、レアなゲームソフトも揃います。
今でも進化を続ける昭和のテレビゲーム。子どもの頃の気持ちに戻って、親子で楽しむと面白そうですね。
館内で最古のおもちゃは、鉄道開通100周年を記念して作られた、1935年・西ドイツ製のゼンマイ式のブリキのおもちゃ。約90年前のおもちゃにも関わらず、今でもゼンマイを回すと列車が動き出します。
展示品の中には、人気テレビ番組「開運!なんでも鑑定団」で鑑定されたおもちゃもあります。

ウルトラQのパトカーのブリキ玩具(上記写真)は、実際に番組で同じ商品が鑑定された展示品であり、鑑定額は100万円!貴重な展示品が多く並んでいるのだと、改めて実感する金額です!
鉄道好き・乗り物好きの私の目を引いた展示品は、1960年代に東京モノレールが開業した当時の箱庭玩具や、0系などの歴代新幹線車両の箱庭玩具。

他にも戦闘機や船舶・航空機の箱庭玩具もあり、大人になっても鉄道好き・乗り物好きな私ですが、子どもの頃におねだりをして親に買ってもらった思い出がよみがえりました。
半世紀前、駄菓子屋さんなどで稼働していた「10円駄菓子屋ゲーム」
10円玉を入れてレバーで弾き、ゴールまで10円を運んで成功すれば、駄菓子と交換ができます。

昔、ハマった方も多いのではないでしょうか?
簡単そうに見えて難しいのが、10円駄菓子屋ゲーム。トライしてみて下さい!
昭和の駄菓子・レトロ雑貨販売コーナーでは、昔懐かしい駄菓子や飲み物・雑貨が販売され、出雲崎レトロミュージアムでしか販売されていない商品も多く取り揃えられています。
人気商品は、仮面ライダーの顔が描かれた「仮面ライダーチョコ」や、シャッターを押すとラムネが出てくる「食べルンです Hi」。
最近は、スーパーや雑貨屋も懐かしの駄菓子コーナーが増えましたが、見た事が無いこだわりの商品が並びます。
その場で食べる事は出来ませんが、お土産として喜ばれること間違いなしです。
お値段も手頃なので、ついたくさん買ってしまいますよ。
新潟県内初登場の「お誕生日新聞」 生年月日を入力するだけで、自分が産まれた日の新聞の番組欄や新聞一面記事がプリントアウトできます。

自分が生まれた当時に流行ってたテレビ番組や当時のニュース、意外に知らないものですよね?!
来館記念にもなりますので、ぜひお試し下さい!(料金400円)
出雲崎レトロミュージアムは地元密着の老舗スーパーが閉店後、建物をリニューアルしてオープンした、出雲崎町民の方や国道116号線利用の方には親しみがある場所です。

館内には、当時のショーケースや鮮魚コーナーの一角が再利用されていたり、面影を感じる場所がありますので探してみるのも楽しいです。
中野館長は鹿児島県出身。縁があり、岐阜県高山市で「飛騨高山レトロミュージアム」を運営していましたが、新型コロナウイルス禍をきっかけに、奥さんの出身地である柏崎市へ2023年4月に移住。

「個人で長年集めたブリキのおもちゃなどを有効活用したい」「子どもたちが楽しめる事が新潟で出来ないか?」などの想いから、出雲崎レトロミュージアムの開業に至りました。

また、育児支援に力を入れる出雲崎町の姿勢にも共感し、人口4000人の小さな町だからこそ出来る事を、出雲崎レトロミュージアムで実施したいとの事です。

出雲崎町の行政や観光協会もオープンに手厚く協力し、町全体が歓迎しています。
観光施設などではあまり耳にしない、出雲崎町民向けの「町民割引」があるのも魅力。

まさに、地元・出雲崎に密着した新しい観光施設です。
また、県内初登場の「焼き芋自動販売機」も導入予定であり、出雲崎レトロミュージアムの進化に注目です!

燕三条・弥彦地域や長岡・寺泊地域の観光と合わせ、新たな新潟の観光スポットになる事を期待します。

世代を越えて、家族みんなで楽しめる「出雲崎レトロミュージアム 」へお立ち寄り下さい。

出雲崎レトロミュージアム

・住所   三島郡出雲崎町大門869ー5
・電話番号 0258ー89ー7749
・営業時間 10時〜16時(最終入場15時30分)
・定休日  毎週水曜日・元旦
・駐車場  館前に無料駐車場あり
・入館料金 一般(高校生以上)600円 子供(中学生以下)400円 乳幼児 無料
・出雲崎町民割引(免許証など町民証明要提示)大人300円 子供200円
※駄菓子屋コーナー、レトロ雑貨コーナーは入館無料

出雲崎町の観光拠点「道の駅 越後出雲崎天領の里」

江戸時代の出雲崎の繁栄を再現した時代館や石油記念館・レストラン・物産センターが揃い、年間を通じて観光客やバイカーの方で賑わう、出雲崎町の観光には欠かせない道の駅です。

日本海に延びる「夕凪(ゆうなぎ)の橋」は、橋の欄干の鎖に鍵をかけるとカップルが永遠に結ばれると言われる、恋人達の聖地・恋愛成就スポットでもあります。(冬期間閉鎖)
今回は、道の駅 越後出雲崎天領の里の向かいにある「麺処いずも屋」へお邪魔しました。

古民家を再生したおしゃれな店構えであり、2022年9月にオープンした出雲崎の新グルメスポットです。
道の駅の向かいの立地で、店内はテーブル席・カウンター席、畳敷きの座敷席もあり、お一人様をはじめ、ファミリー・カップルまで気軽に立ち寄れます。
出雲崎の伝統工芸品・紙風船が天井に飾られています。可愛いインテリアです。
メニューはらーめんをはじめ、丼ものや平日限定のランチセットもあるのでどれにしようか迷います。

今回は、一番人気の商品「いずもざき生姜醤油らーめん」をいただきました。
生姜醤油らーめんといえば、長岡をイメージする方もいるかと思いますが、こちらは濃厚ではなくあっさりとした味であり、麺処いずも屋オリジナルの「出雲崎系らーめん」です。

鶏ガラ・豚ガラ・3種類の煮干し、たっぷりのトマトとリンゴを使用した、旨味たっぷりのスープ。
醤油は「越のむらさき再仕込み醤油」と「関ヶ原たまり醤油」を使用した、角が立たないマイルドな味わい。
海の町・出雲崎らしく、岩海苔たっぷりのトッピングと、麺は新潟の小麦粉を使ったもちもち食感の自家製麺。

今までに味わったことがない醤油らーめんの味で、とても美味しかったです。
出雲崎の新グルメ&出雲崎のご当地らーめん「いずもざき生姜醤油らーめん」を、ぜひご賞味下さい!
店主の宮崎さん(写真左)は、前半で紹介をした出雲崎レトロミュージアムの中野館長と同じく、新潟県外(千葉県)出身で奥さんの地元である出雲崎町へ2022年に移住。
「新しいコンテンツを出雲崎に作りたい」「出雲崎の力になりたい」との想いで、お店をオープンしました。

人口約4000人の小さな町・出雲崎が新しい形で地域一丸となり、町を盛り上げていると実感した取材でした。出雲崎の新しいパワーで、おもしろい事・たのしい事が今後も生まれそうです。

ぜひ、皆さんも「歴史・夕日・レトロの町 出雲崎」へお越し下さい!

麺処いずも屋

・住所   三島郡出雲崎町尼瀬121(道の駅 越後出雲崎天領の里前)
・駐車場  道の駅 越後出雲崎天領の里と共同利用
・営業時間 11時〜14時(スープがなくなり次第閉店)
・定休日  不定休(各種SNSでご確認下さい)

道の駅 越後出雲崎天領の里から眺める景色は、最高ですよ!
この記事を書いた人
GATA_TETSU

長岡市出身、新潟市在住。
首都圏の某ターミナル駅で駅係員として、10年間勤務をした経験を持つ、元鉄道マン。
新潟へUターン後は、趣味の鉄道と元鉄道マンの経歴を活かし、SNSなどで新潟&鉄道の魅力を発信中!