一度は泊まってみたかった! ホテル公楽園へ/燕市


2022年12月18日 4997ビュー

燕市分水地区、国道116号線沿いにある「公楽園」を君は知っているか?

岡山の日本三名園ではないし、もちろんラーメン屋さんでもボクシングの聖地でもない。
「公」です、「公」!
というわけで、行ってきました。ホテル公楽園。
実は、前から気になっていたんですよ。国道を行き来するときに目に入るし、そのあと、某テレビのバラエティ番組で見かけたり、あと、全国のマニアックな旅館やホテルを紹介する個人ブログで取り上げられてたし。

味わい深いロケーション

到着したのは夕方5時ころ。広々とした平野をバックに建つ姿はすごく味わい深いです。
いわゆるドライブインやゲームハウスとホテルが一体になってるんですが、たたずまいは洋画に出てくるモーテル的な雰囲気ですね。あのアメリカ南部の国道沿いとかで、若者たちがビリヤードして騒いでいるような感じというか……。

自販機がずらり

1階のドライブインには飲食の自販機が並び、食事や休憩のできるテーブルがあります。奥の方はゲームコーナーです。
それにしても、このパイプ椅子。これは昭和60年からあるということでしょうか。
とりあえず、この施設の代名詞的なレトロ自販機をチェック。
「愛あるスナック カップリーナ」なるやつはカップ麺の販売機のようです。明星食品の往年の人気商品の自販機で、国内で現役稼働しているものはほとんど残ってないとか。

名物?のトーストサンドをいただきます

そして、人気のトーストサンドの自販機。1食300円で熱々のトーストが食べられるというレトロな自販機。これもすごく年季が入っています。10円玉は使用不可だそうです。でも、両替機もちゃんとあるので心配無用。
これよ、これ。なんか、すごく美味しいらしいと聞いたので楽しみにしていました。朝食に、と思っていたんですが、食べられるときに食べてしまおう、ということで少し早い夕食に。
ハムトーストとチーズトーストが選べるんですけど、とりあえずチーズを選んでみました。
ボタンを押して少し待つと出来上がり。取り出し口にはアルミホイルで包まれたトーストが!
このアルミホイルがパンに張り付いて、少し剥がしにくいんですが、中身はこんな感じでしっかり焦げ目がついてます。電子レンジとかじゃないんですね、これ。本当に焼きたてが出て来るんだ……。ちょっと感動。
そして、これが熱々で美味しい。あまりチーズ感はなかったんですけど、とにかく焼きたての食パンが良い感じで、正直、このトースト目当てで近くを通ったら立ち寄りたいくらい。
というか、この自販機、家の近所に欲しいです。

ゲームコーナーはレトロゲームが中心

ちなみにゲームコーナーは若者に人気の太鼓を叩くやつとか女の子の好きな写真をプリントするやつとかは全然なくて、「上海」とか「テトリス」とか平成初期のレトロなゲームが中心でした。それもきっと味なんでしょうね。常連さんらしいお客が絶えず出入りしているのが印象的でした。

ホテルとしても上々

そして、次はホテルの方に行ってみます。外のフロントで料金2900円(税込)を払ってキーを受け取り、屋外の階段から2階の宿泊フロアへ。
シングルの客室ですが、かなり広いです。最近のビジネスホテルの倍くらいはありそう。枕元に置かれたトイレットペーパーが良い味を出してます。
 
すごくレトロですが手入れは行き届いているし、照明ももちろんLED化されていました。
もちろん浴室もあります。もしも「大きなお風呂に入りたい!」とかだったら、車で少し移動しますが、道の駅国上併設の「てまりの湯」を利用しても良いかもしれない。飲食も充実していますしね。
 
ちなみに、この夜はとても静かで、白鳥の鳴き声が聞こえました。明け方でしょうか。裏に広がる田んぼに来ているんでしょうか。
それにしても、この価格で泊まれるのはありがたいです。長距離ドライバーはもちろん、大学生や若い人たちが旅行に利用するにはすごく便利でしょうね。ツーリングとかにも重宝しそう。寺泊や弥彦など観光地も近いですし。

昭和のロードサイド文化の香り

昔は、こういう感じの宿泊できるドライブインって結構あった気がする。
というか、一昔前の国道沿いって、こういうドライブインとかゲームハウスとか、あるいはトラックの運転手さんなんかに向けた食堂とか色々あったんですよね。最近はコンビニとか道の駅とか色々出来てどんどん姿を消していったわけですが、この公楽園はちゃんと当時の空気が残っている、というか、残そうと頑張っている気配が随所に感じられました。
スタッフの方々も本当に親切で感じの良い方ばかりで良かったです。

ホテル公楽園

住所:新潟県燕市熊森1286
定休日:年中無休
営業時間:24時間営業。ホテルのチェックインは16時、チェックアウトは10時。
TEL:0256-97-1575

この記事を書いた人
ヤマダ マコト

新潟市秋葉区在住。サラリーマンの傍らkindleストアで電子書籍にて地元・新潟を舞台にしたエンタメ小説を発表。インディーズながら一部で熱烈な人気を集め、どっちが本業か分からなくなりつつある中年男。