新潟県内のカップ酒が100種類!お酒好きじゃなくても楽しめる酒屋「酒のカワカミ」/妙高市
2025年03月15日
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新潟県は日本一酒蔵が多い県。せっかく来たのだから、日本酒を味わいたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、普段はあまり日本酒を飲まない方やお酒に詳しくない方にとっては、酒蔵や酒屋さんに入ること自体ハードルが高いですよね。
そんな方におすすめなのが今回ご紹介する「酒のカワカミ」です。
創業50年の店舗を2020年に「ちょっと変わった不思議な酒屋」としてリニューアルオープン。カフェスペース併設で、若い人や女性も入りやすい酒屋さんです。
とはいえ、普段はあまり日本酒を飲まない方やお酒に詳しくない方にとっては、酒蔵や酒屋さんに入ること自体ハードルが高いですよね。
そんな方におすすめなのが今回ご紹介する「酒のカワカミ」です。
創業50年の店舗を2020年に「ちょっと変わった不思議な酒屋」としてリニューアルオープン。カフェスペース併設で、若い人や女性も入りやすい酒屋さんです。

これが酒屋?おしゃれな雑貨屋さんのようなお店
国道18号線沿いにある店舗からはオレンジ色の照明の灯りが見え、看板の「酒屋」のイメージとのギャップを感じます。
中に入ると、古民具が並んだノスタルジックな雰囲気はまるで雑貨屋さんのよう。
実際にお酒だけではなく、お酒にまつわる雑貨やアクセサリー、化粧品なども並んでいました。
中に入ると、古民具が並んだノスタルジックな雰囲気はまるで雑貨屋さんのよう。
実際にお酒だけではなく、お酒にまつわる雑貨やアクセサリー、化粧品なども並んでいました。

あげパンが食べられるカフェスペース
入って左側はカフェスペースになっており、あげパンやケーキ、コーヒーを味わうことができます。
近所の方や観光の方がカフェだけ利用されることも多いとのこと。1個100円という破格のあげパンは近所の子どもたちにも人気です。
近所の方や観光の方がカフェだけ利用されることも多いとのこと。1個100円という破格のあげパンは近所の子どもたちにも人気です。

100種類以上のかわいいカップ酒
店舗入って右側は、メインのお酒コーナー。奥のショーケースの中には100種類以上の県内酒蔵のカップ酒が並んでいます。
これだけの種類が並ぶと圧巻。そしてそれぞれ個性あるラベルは乙女心をくすぐるかわいさです。
新潟県内のカップ酒を大体網羅しているので、ここに来れば新潟のお酒が選び放題というわけです。
これだけの種類が並ぶと圧巻。そしてそれぞれ個性あるラベルは乙女心をくすぐるかわいさです。
新潟県内のカップ酒を大体網羅しているので、ここに来れば新潟のお酒が選び放題というわけです。

「酒屋=入りづらい」を変えたい
カフェ併設、100種類以上のカップ酒というちょっと変わったコンセプトの酒屋にリニューアルしたのは2代目店主の川上裕介さん。その経緯や思いを伺いました。
「私自身、酒屋を引き継ぐまでほとんどお酒を飲まない人だったんです。そういう人からすると、酒屋ってすごく入りづらいんですよね。
興味あって入っても、何か買わないと出にくいなと思ったり、そもそもお酒に詳しくないので店員さんに話しかけられるのもプレッシャーだったりして。
そういう雰囲気をなくしたいという思いがありました。」
「私自身、酒屋を引き継ぐまでほとんどお酒を飲まない人だったんです。そういう人からすると、酒屋ってすごく入りづらいんですよね。
興味あって入っても、何か買わないと出にくいなと思ったり、そもそもお酒に詳しくないので店員さんに話しかけられるのもプレッシャーだったりして。
そういう雰囲気をなくしたいという思いがありました。」

酒屋だからできる「選ぶ楽しみ」
カップ酒をメインに取り扱うようになった理由については、酒蔵ではなく酒屋だからできることを追求した結果でした。
「例えばケーキ屋さんだったら、そのお店の味が好きで来店すると思うんですが、お酒って酒屋で買ってもコンビニで買っても味は変わらないんですよね。
その上で酒屋が提供できることって『選ぶ楽しさ』だなと思ったんです。」
実際、観光客からも地元客からもカップ酒の需要は多いのです。
お酒が弱かったり詳しくなかったりする方でも試しやすいサイズ感や、相手の好みがわからない場合の贈り物にも詰め合わせセットが人気です。
「例えばケーキ屋さんだったら、そのお店の味が好きで来店すると思うんですが、お酒って酒屋で買ってもコンビニで買っても味は変わらないんですよね。
その上で酒屋が提供できることって『選ぶ楽しさ』だなと思ったんです。」
実際、観光客からも地元客からもカップ酒の需要は多いのです。
お酒が弱かったり詳しくなかったりする方でも試しやすいサイズ感や、相手の好みがわからない場合の贈り物にも詰め合わせセットが人気です。

ジャケ買いで、自分の好きな酒蔵を見つけて
川上さんおすすめの選び方は「ジャケ買い」。
「有名な酒蔵は皆さんすでにご存知だと思うので、新しく自分に合う酒蔵を見つけてほしいなと思っています。
そのときにぜひジャケ買いをしていただきたい。ラベルを見て、インスピレーションで選んで飲んでみる、それができるのがカップ酒なんです。
よくお客様からおすすめを聞かれるのですが、結局王道寄りになっちゃうんですよね。
お客様にも自分で見つけたという楽しみを感じていただきたいですし、酒蔵さんにとっても新規顧客の獲得につながるといいなと思っています。」
「有名な酒蔵は皆さんすでにご存知だと思うので、新しく自分に合う酒蔵を見つけてほしいなと思っています。
そのときにぜひジャケ買いをしていただきたい。ラベルを見て、インスピレーションで選んで飲んでみる、それができるのがカップ酒なんです。
よくお客様からおすすめを聞かれるのですが、結局王道寄りになっちゃうんですよね。
お客様にも自分で見つけたという楽しみを感じていただきたいですし、酒蔵さんにとっても新規顧客の獲得につながるといいなと思っています。」

アッサンブラージュで作ったオリジナル日本酒「然り」
酒のカワカミのもう一つの楽しみ方としてご紹介したいのが、こちら。オリジナル日本酒「然り」です。
妙高市内の酒蔵の一つ「千代の光酒造」で行われているアッサンブラージュ(注1)という製法によって作られたお酒。
妙高市内の酒蔵の一つ「千代の光酒造」で行われているアッサンブラージュ(注1)という製法によって作られたお酒。
自然が好きな川上さんは、山開きの日、狩猟解禁の日、渓流釣りの解禁日に合わせて3種類の日本酒を販売しています。「然り」はカフェでも飲むことができるので、飲み比べてみるのも楽しそう!

お酒好きでなくても楽しめる酒屋さん
他の酒屋さんにはない楽しみがたくさん詰まった「酒のカワカミ」、お酒好きな方もそうでない方も楽しめること間違いなしです。
観光の際にはぜひ一度立ち寄ってみてください。
(注1)千代の光酒造で行われているアッサンブラージュ:原酒を組み合わせて調合し、自分の好みの味わいのオリジナル日本酒を作る体験。
観光の際にはぜひ一度立ち寄ってみてください。
(注1)千代の光酒造で行われているアッサンブラージュ:原酒を組み合わせて調合し、自分の好みの味わいのオリジナル日本酒を作る体験。
この記事を書いた人
千葉県出身。新潟県に移住して10年。雪国の暮らしの知恵が好きで、地域のじいちゃんばあちゃんから教わったことを日々研究中。古民家で夫、子どもと田舎暮らしを楽しみながら、フリーでライターやインスタ集客をやっています。
https://note.com/emiko_writer