【新潟ライブ遠征民必見】ローカル味あふれるおしゃれ商店街で推し旅〜沼垂テラス商店街編〜/新潟市


2025年03月19日 436ビュー

新潟へライブ遠征が決定! せっかくなら推し活しながら観光も楽しみたいですよね?

「大好きなアーティストのライブ、新潟公演のチケットが取れた!」
「新潟観光って何したらいいの?...お米とお酒は有名だよね?」
なーんて、ざっくりとしたイメージをお持ちいただき “新潟観光” のキーワードで検索してこのたびきちブログに辿り着いた方も多いのでは?

新潟駅を軸に、朱鷺メッセがある万代島、新潟県民会館やりゅーとぴあ がある古町などの新潟都心エリアは「にいがた2km」と名付けられ、観光やショッピングを楽しめるスポットが充実しています。

もちろん、お米やお酒をたっぷり味わうのもよし。
海鮮系も外せないですよね〜

王道グルメを楽しむ新潟観光もいいけど、ちょこっとローカルな雰囲気を味わってみたい!
そんな方におすすめしたいのが商店街巡り。

今回は、新潟駅から徒歩約20分で行ける沼垂テラス商店街のおすすめスポットをご紹介します。
なかには推し活を目的に新潟へ来る “推し旅” を楽しむ人が実際に多く訪れているところも!
ぜひ推し旅の参考にしてみてくださいね〜

沼垂テラス商店街ってどんなところ?

沼垂って、そもそも読み方がわからない!
ここで覚えましょう、「ぬったり」と読みますよ〜

沼垂テラス商店街は、かつて市場として使われていた長屋を活用した個性豊かなお店が30軒以上連なる商店街。

全長約200メートルの通りはどこかレトロな雰囲気が漂い、歩いていると「ぬったり」という発音のせいか、不思議とゆったりと時が流れているように感じるのは私だけでしょうか?

どこもふらっと立ち寄ってみたくなる素敵なお店ばかりなので、たっぷり時間をかけて巡りましょう〜

沼垂テラス商店街散策するならここから! 沼垂名物・沼ネコ焼はアーティスト御用達の味⁈/ひとつぼし雑貨店

沼垂テラス商店街に来たらまず味わってほしいのが、名物『沼ネコ焼』です。
新潟県産コシヒカリの米粉を配合したもっちもちの生地の中に、クリームやあんこなどが入った手のひらサイズのかわいいおやつ。
味は定番のカスタードクリームや小倉あんのほか、季節限定のものを含めて全部で10種類。
なかでも新潟らしさあふれる『笹団子』や『酒かす入りこしあん』が人気なんだそう!
冷凍の状態で販売されており、その場で食べたい場合は温めて提供してくれますよ。
保冷袋の販売もあるので、他の味も食べてみたくなったらお土産に買って帰ることができるのも嬉しいですね。

ちなみに、過去にはアーティストのライブMCで沼ネコ焼が紹介されてライブの翌日にファンの方が殺到した出来事もあったとか。
現地で推しが食べたものと同じものを食べる、これぞまさに推し旅!
この沼ネコ焼を購入できるのが、ひとつぼし雑貨店。
ご覧の通り店内にはたくさんの雑貨が所狭しと並んでいますが、アクセサリーやポストカード、スプーンなどの食器まで、どれもこれもネコがモチーフになっています。
これはネコ好き界隈にはにゃんともたまらない空間!

この子、なんか推しに似ている...? 連れて帰ろうかニャ〜

おすすめはちょこんと座ったスタイルがかわいい木彫りのネコちゃん。
バリ島で手作りされたもので、表情や模様などがひとつずつ異なる一点物です。
推しのメンバーカラーに合わせて購入していく人もいるそう。
お気に入りのネコちゃんを探してみてはいかがでしょうか?
ひとつぼし雑貨店

ひとつぼし雑貨店

営業時間:9:30〜18:00(土日祝は〜17:00)
年中無休(年末年始を除く) 
TEL:025-384-4010

当日予約なしでもOK! 豊富なカラバリ&デザインから選べるとんぼ玉作り体験/taruhi glass works

taruhi glass works(タルヒグラスワークス)は、ガラス職人のオーナーが「気軽にガラス細工の楽しさに触れてほしい」との思いから、自らの作品の製作活動の傍ら、『とんぼ玉作り体験』を行なう小さなガラス工房。

『とんぼ玉作り体験』は、作るデザインにもよりますが約15分で体験できるので、予約なしで当日ふらっと訪れる人も多いそう。

ベースとなるガラス棒は同じ色でも濃淡が異なるものや透明感があるものなどを含めると、なんと約50種類ものバリエーションに及ぶそう。
また、とんぼ玉の模様となるパーツもさまざまな組み合わせができるので、自分の推しの担当カラーやイメージに合わせて作る人もいるとか。

実際に体験してみました!

せっかくなので私も体験をさせていただくことに。
ガスバーナーの上でガラス棒を溶かし、棒にくるくる巻きつけて、回して...
どんどん色や形が変わっていく様子に夢中になっているとあっという間にとんぼ玉のできあがり。

30分ほど冷やしたらオリジナルとんぼ玉の完成! 

できあがったとんぼ玉は冷ます時間が必要とのことで、待っている間に工房の作品を見たり、商店街をお散歩してきたりと時間を過ごし、約30分後にお店に受け取りに行くととってもかわいい仕上がりになっていました!
こちらではプラス料金でアクセサリーの加工もしてくれるとのことで、せっかくなのでヘアゴムをつけてもらいました。
繊細なガラスのイメージとは裏腹に、実はとんぼ玉はビー玉と同じくらいの強度があるそう。
これからたくさん愛用したいと思います!
taruhi glass works(タルヒグラスワークス)

taruhi glass works(タルヒグラスワークス)

営業時間:10:00〜18:00
定休日:火曜
TEL:080-3389-0375

ランチは“店長”激推しの3種合いがけカレーで決まり! 季節に合わせたスパイスの味わいの虜に/podoco(ポドコ)

お昼時が近づくと商店街にはどこからか漂う食欲をそそるスパイスカレーの香りが...
その正体は、スパイスが大好きな店主が作る日替わりカレーが大人気のpodoco(ポドコ)。

なるべく余計なものを削ぎ、シンプルにスパイスと食材の味わいを楽しんでもらえるようにと磨き上げたレシピには、洋食レストランなどでのカレー作りの経験も活かされているとか。
また、同じメニューでも季節やその時の気候に合わせてスパイスや食材との組み合わせを考えてベストなおいしさを追求しています。

しっとりほろっとほぐれる食感の鶏肉がゴロッと入った『とり』やマイルドなココナッツミルクの味わいと後を引く辛さがクセになる『エビとココナッツミルク』など、日替わりで3種類を用意。単品、2種合いがけ、3種合いがけから選ぶことができますが、“店長”が太鼓判を押すのが3種合いがけ。

この“店長”は、実は店主のことではなく、常連さんのあだ名なんだそう。
的確なアドバイスをくれることから名付けられたそうで、店長いわく、まずはそれぞれのカレーを味わってから最後に全部混ぜるとより複雑な味わいになって最高とのこと。
お店に訪れた際はぜひお試しあれ!
podoco(ポドコ)

podoco(ポドコ)

営業時間:11:00〜15:00
定休日:木曜ほか
TEL:080-7571-5151

旅先での思い出に浸りながら素敵なひとときを...ほっと落ち着くカフェ空間/編むと紡ぐ 

飲食店が立ち並ぶ新潟駅周辺の繁華街から少し離れた場所にある沼垂テラス商店街。
通りの一番端っこにあるカフェの編むと紡ぐ(あむとつむぐ)は、まさに都会の喧騒から離れてゆったりと心を落ち着かせてくれる隠れ家的存在で、多くの人を虜にしています。

一杯ずつ丁寧に淹れるコーヒーはオリジナルブレンドのほか、季節によってセレクトした豆をデンマークから取り寄せています。
コーヒーだけでなく、インテリアやカトラリーなど随所に北欧のエッセンスが散りばめられ、派手さはないけれども日常に寄り添うような、でも確かな上質さを感じる空間です。

ラテアートが施されたカフェラテに、シンプルな素材で食感にこだわったスコーンや、ほのかにカルダモンが香るシナモンバナナブレッドなど、メニューはちょっとひと息つきたい時にぴったりのラインナップ。
コーヒーを淹れる技術を競う大会にも出るほどの確かな実力と、ふわっと優しく包み込むような店主のお人柄も何度も足を運びたくなるような理由のひとつ。
新潟に来たら立ち寄るお気に入りの場所になるかも?
編むと紡ぐ(あむとつむぐ)

編むと紡ぐ(あむとつむぐ)

営業時間:10:00〜17:00(土日祝は8:00〜)
定休日:火曜、水曜
TEL:025-311-0511

【番外編】沼垂テラス商店街からすぐそこ! 新潟市民おなじみの『プラリネ』はお土産にマストバイ/念吉

沼垂テラス商店街からすぐ近くにある念吉(ねんきち)は、明治31年創業の老舗菓子店。
チョコレートでコーティングされたバタースポンジケーキに砂糖蜜を絡めたアーモンドをのせた『プラリネ』は、新潟市民にとっては式菓子の定番品。
私も幼い頃から馴染み深いお菓子で、食べるとなんだか懐かしい気分になります。
そんなプラリネを作る工程は、ほとんどが手作業!
スポンジケーキに均等にあんずジャムを塗り広げては重ねたり、アーモンドが固まってしまう前に手早く混ぜたりと手際よく作っていく様子はどれも職人技が光ります。
なかにはなんと、50年近くプラリネを作り続けているというレジェンド級スタッフも!
丹精込めて作られたプラリネは約23センチのレギュラーサイズが定番ですが、約15センチのハーフサイズ、食べ切りサイズのミニがあります。
こちらの本店のほか、新潟市内のスーパーや新潟駅内のニューデイズでも販売しているそうなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
念吉(ねんきち)

念吉(ねんきち)

新潟市中央区沼垂東3丁目2-2
営業時間:9:00〜18:00
年中無休(元日を除く)
TEL:025-244-5630

この記事を書いた人
おひな

新潟市出身、ものづくりのまち燕三条らへんに住んでるひと。おいしいものとかわいいものがすき。虫はニガテだけど自然もすき。みんなが知らない新潟のいいところをどんどん発信したい!

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