チキンライスといってもケチャップではない?!新潟風の珍しいチキンライスが味わえる古町エリアの新店舗「やなぎと風と」/新潟市


2025年07月16日 73ビュー
みなとまち新潟の歴史を感じる街・ビジネス街・学生の街・地域の方々の憩いの場・新潟随一の夜の繁華街など、さまざまな顔を持つ新潟市中央区古町エリア。

昨年2024年11月、古町エリアの東堀前通(タキザワガレージ隣)に「新潟食材とアジア料理 チキンライスのお店 やなぎと風と(YANAGI to KAZE to)」がオープンしました。

チキンライスといってもケチャップではない?!珍しいチキンライス

「チキンライス」というと、皆様はどのようなものを思い浮かべますか?

多くの方はオムライスのベースとなる、鶏肉や玉ねぎなどを混ぜたご飯にトマトケチャップで味付けした、洋風のチキンライスをイメージするのではないでしょうか?

やなぎと風ではチキンライスといっても、新潟の食材を用いたアジア風のオリジナルチキンライスを提供する新潟県内でも珍しいお店です。
チキンライスを求めて世界中へ旅行に行くほど、チキンライスと旅行・飛行機が好きな店主の中野さん。

今から約30年前。シンガポールに初めて旅行へ行った際に食べた、海南(ハイナン)チキンライスに魅了され、オリジナルのチキンライスを長年に渡って創作してきました。

その店主が愛すべきチキンライスと新潟の食材・食文化を融合させて、チキンライスの魅力と味を新潟の皆様に提供したい想いでこの度オープンしました。

新潟の食材を使用した「新潟風オリジナルチキンライス」とは?!

提供するチキンライスは「蒸しチキンライス」「揚げチキンライス」の2種類あり、シンガポール名物の「海南(ハイナン) チキンライス」やタイ料理の「カオマンガイ」に近いオリジナルチキンライスです。
↑「蒸しチキンライス」

古町の鶏肉専門店「鳥半」で買い付けた鶏肉を使用した、旨味たっぷりの蒸し鶏をのせた逸品です。
蒸しチキンライスには、玉ねぎや生姜などを使用した特製ソースを目の前でかけて提供してくれます。
↑「日替りチキンライス①」(この日は「ケイジャンフライドチキン フレッシュトマト風」)

定番の蒸しチキンライス ・揚げチキンライスの他に、日替りメニューとしてさまざまなチキンライスを提供しているので、来店する度に楽しみもあります。

日替りメニューは、SNSや店内の黒板をご確認下さい。
↑「日替りチキンライス②」(この日は「油淋鶏タルタル」)

チキンライスを注文すると、小鉢2品とスープが付いて来るのでランチにもピッタリ!
また、お好みでテーブルに置いてある調味料、シラチャー(チリソース)やダークソイソース(甘だれ)などを利用すると更に旨味がアップします。
チキンライスと一緒に味わいたい、アジアのエスニック料理もおすすめです。

店主おすすめのエスニック料理「トムヤム水餃子」は、肉汁が溢れ出るジューシーな水餃子とピリ辛なスープ・パクチーのハーモニーが美味しい逸品です。

※一部のエスニック料理は14時から提供しています
東南アジアの味をそのまま再現したチキンライスではなく、新潟の食材を使用しているのも特徴です。

店主・中野さんは新発田市出身。

飯豊連峰のミネラル豊富な雪解けの水が行き渡る、米の名産地・新発田市菅谷地域で長年農業をしている叔父さん家族が作るコシヒカリ100%のお米や、実家に住むお母様が育てて収穫した新発田産の地場野菜(アスパラガス・ズッキーニ・パクチーなど)を食材に使用しています。

まさに「新潟風オリジナルチキンライス」といっても過言ではありません。

新潟では珍しい、アジアンスイーツで和んで楽しめるカフェタイム

主にベトナムやインドネシアなど東南アジアのコーヒー豆を使用した淹れたてのコーヒーや、ソフトドリンクなどのメニューも充実しているので、美味しいデザートと共にカフェとしても利用も可能です。
また、スイーツにもこだわりがあるのもやなぎと風との魅力です。

シンガポール名物「カヤトースト」やベトナム風の硬めなプリン「バインフラン」などの、新潟県内の飲食店では滅多に見掛けないアジアンスイーツが目を惹きます。

今回はベトナム風の硬めなプリン「バインフラン」をいただきました。

初めていただきましたが、今まで味わった事がないプリンの硬めな食感と濃いカラメルソースが混ざり合って、最後にクラッシュアイスが溶けて混ざり合う食感がとても美味しかったです。

新潟随一の夜の繁華街・古町散策のお供にいただく、東南アジアのエスニック料理とお酒

新潟随一の夜の繁華街・古町エリアの店舗という事で欠かせないのが「お酒」

お酒に合う東南アジアのエスニック料理をはじめ、新潟の地酒・ビールも提供しています。

木曜・金曜・土曜は21時まで営業しているので、夜の古町散策の前後にもピッタリです。
 
お酒好きな方をはじめ、女性のお客様や友人同士・お一人様など老若男女から人気の「ちょい生セット」は、小鉢3品+ナッツ+生ビールがついて税込1,000円とお得です。

ちょい生セットは、14時から提供しているので昼飲みも可能!

昼・夜問わず、古町散策のお供に東南アジアのエスニック料理とお酒を楽しめます。

店主やご親族の愛が詰まった、地域に根差した小さなお店

約7坪、カウンター4席・テーブル席6席・合計10席の小さな店内。

店名の「やなぎと風と」には「身を任せて、穏やかに受け流す」という意味が込められており、オシャレ過ぎずに緩い感じで落ち着いた雰囲気の店内も魅力です。

また、旅行・東南アジア・飛行機の話題など、気さくな店主との会話も弾みます。
店内のさまざまな場所に置いてある、店主が旅行先で買い集めたアジアン雑貨が可愛らしく、食事と共に鑑賞するのも楽しみのひとつです。
飛行機の写真や世界各地の民芸品・マグネット・雑貨類など、 スタイリッシュ過ぎないインテリアが店内の可愛らしさを演出しています。
店主はIT系のサラリーマンから転身し、福岡県から新潟へUターン後にお店をオープン。

地元・新潟に長く根差したいという想いで、店主やご親族の愛が詰まって作り上げたお店であり、いとこの描いた黒板アート・叔父さんのお米・お母様が育てた野菜など店主やご親族の想いに包まれた素敵なお店です。
飲食店が多い古町エリア。他の飲食店と、はしごして訪れるのもよし。

一部商品はテイクアウトも可能なので、近くの信濃川やすらぎ堤でピクニックもよし。

ぜひ、新潟風チキンライスを味わいに、古町エリア・やなぎと風とへ訪れてみてはいかがでしょうか。

新潟で東南アジアを感じられる事、間違いなしですよ。
やなぎと風と(YANAGI to KAZE to)

やなぎと風と(YANAGI to KAZE to)

<住所>
新潟市中央区東堀前通9番町1381(タキザワガレージ隣)
<営業時間>
木曜・金曜・土曜 12:00〜21:00
日曜・月曜・火曜 10:00〜18:00
<定休日>
水曜(その他不定休あり Instagramでご確認下さい)
<駐車場>
提携駐車場は無いため、お近くのコインパーキングをご利用下さい

メニュー・価格は2025年6月現在の表記です。

やなぎと風と (YANAGI to KAZE to)

この記事を書いた人
GATA_TETSU

長岡市出身、新潟市在住。
首都圏の某ターミナル駅で駅係員として、10年間勤務をした経験を持つ、元鉄道マン。
新潟へUターン後は、趣味の鉄道と元鉄道マンの経歴を活かし、SNSなどで新潟&公共交通の魅力を発信中!
https://twitter.com/GATA_TETSU_0401

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