昔ながらの大衆食堂「福よせ」/胎内市


2020年12月16日 6144ビュー
いまや、どこにいても種類豊富な料理が食べられるほど進化した日本の外食産業。

それでも、「今日は何を食べようかなぁ?」のレパートリーの中に、「昔ながらの大衆食堂」をひとつは持っていたいもの。

長く続いている老舗の食堂には、他にはない独特の雰囲気や味わいがあるからです。
今回ご紹介するのは、本町通りに店を構えて58年、豊富なメニューとボリューム満点のお料理で人気の福よせ食堂です!
JR中条駅から徒歩7分、本町通りのちょうど中ほどに、かわいいラーメンどんぶりの看板を発見(*´罒`*)~♪
店先のレトロなショーケースにも心を持って行かれます。
お店に入る前からお腹が鳴ってしまいそう(笑)
 
中に入ると「いらっしゃいませ!」と元気のいい声がかかります。
うわぁ~っ、いい!いかにも大衆食堂!という雰囲気が最高(⁎˃ᴗ˂⁎)!!

テーブル席と小上がりがある小ぢんまりとした店内ですが、壁にはびっしりとメニューの札が張られていて、色紙や写真の多さからも人気のお店だということが分かります。
どれも美味しそうで迷ってしまいます・・・!
人の好い笑顔が素敵なおかみさんにオススメを聞いてみました。

「ありがとうございます!胎内は米粉が有名なところだから、米粉のメニューが良いかもしれませんね」

米粉のメニュー?? おかみさんは親身になって説明してくれました。
「米粉の麺は、普通の中華麺より食べ応えがあって、ほんのり甘いのが特徴です。なんたってお米で出来ているから(笑)!食感もモチモチで変わってますよ」

それは美味しそう~(*ฅ́˘ฅ̀*)♡ というわけで、さっそく米粉麺を使ったメニューを注文してみました。
まず運ばれてきたのは「米粉麺米」(こめこめんまい)。土鍋の中でグツグツ煮える米粉麺!インパクト大です!!
 
特製のタレに漬け込んで揚げた豚肉が、スープと絡んでまろやかな味わいに。ショウガとネギがキリッとしたアクセントになっています。
モチモチの米粉麺からも旨味が溶け出して、味が変化していくのも面白い!
あとを引く美味しさです♡
 
次に頂いたのは「米粉からあげラーメン」。からあげと?ラーメン??一緒にしたらどうなってしまうんでしょう???
しょうゆとんこつのスープを吸ったからあげ、フワフワで美味~(◍>◡<◍)♡♡!
紅ショウガが味を引き締め、絶妙のバランスの一品になっています。


ところでこの米粉麺、昔からある定番商品なのかな?と思いきや、デビューしたのはここ数年のことなのだとか。
「もともとは、市から米粉を使ったメニューを考案して欲しいと言われたのがきっかけです。最初は試行錯誤の連続でした。麺が溶けてしまったり、味がぼやけてしまったり。それでもようやくコレ!という配分に辿り着いて商品化できたんです」
「県外から来られる方が珍しがって注文してくれるんですよね。メディアにも取り上げてもらって、一躍看板商品になりました」
笑顔で話すご主人とおかみさんですが、メニュー開発の裏側には相当なご苦労があったはず。

「胎内市の名物が作れたらお客さまは喜ぶし、町も元気になると思って頑張りました」

その言葉通り、コシと粘りのある大ボリュームの米粉麺から、とびきりの元気を頂きました。
福よせさんが地元胎内を大事にしてくれているように、私たちも数少ない「昔ながら」を支えていきたい。米粉の奥深さを広めていきたい。

笑顔満点、ボリューム満点!胎内といったら米粉麺~(*´v`*)♪

昔ながらの大衆食堂、福よせさんにぜひお立ち寄りください!

福よせ

この記事を書いた人
胎内市観光協会【公式】カメラ女子inたいない

SNSにて(twitter、Facebook、Instagram、観光協会HP〈胎内観光NAVI:おすすめ〉)観光協会職員、一般ボランティア+観光PR大使を含む現在14名で胎内のさまざまな魅力を詳しく発信中!

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