改修した市の指定文化財にフレンチレストランが開店!/上越市


2021年05月24日 514ビュー
皆さんこんにちは!オタッキーFでございます。

新潟県と言えば「食」!山の幸、海の幸が豊富な新潟県は美味しい食に溢れています。
そして美味しい料理を提供してくれるお店もたくさんあるのです。

今回は、上越市の指定文化財を活用したフレンチレストランが新規開店したとのこと。
料理の撮影会があるということでさっそく行ってみました。

 

和洋折衷の建物にレストラン

今回お伺いしたのは、「レストランエリス(RESTAURANT HÉLICE)」さん。
上越市大町にある市の指定文化財「旧師団庁舎」を活用し、令和3年4月20日(火)からオープンしました。
上越市高田の本町通りから少し外れた静かな住宅街の中にお洒落な洋風の建物が。
ここが、今回の目的地「旧師団長官舎」です。

この建物、旧陸軍の長岡外史中将の邸宅として建てられたもので、市内に残る数少ない明治期の和洋折衷の木造建築物。
平成6年1月に上越市の文化財に指定されました。

これまで、建物見学ができる観光施設として活用されていましたが、街なかの賑わい創出に向け、上越市が改修を行い、文化財としての趣をいかしつつ、レストランとしても利活用できる形となりました。
旧師団庁舎入口に長岡外史中将の銅像が。
スゴイ髭ですね。某お髭のガ○ダムもびっくりの見事な髭!
一体どうやってセットしていたのか。
この髭は長岡中将のトレードマークで「プロペラ髭」と呼ばれていたそうです。

ちなみにフランス語ではプロペラを「エリス」といいます。
そう、レストランエリスの店名はこのプロペラ髭からきているのです。



では、中に入ってみましょう。
1階が洋風、2階が和風の内装となっています。
レストランは1階。4部屋ありますが、それぞれ色合いが異なっており、見るだけでも楽しめます。
やわらかな日差しが入る白基調の部屋。
晴れている日にここでランチをしたら、とてもエレガントな気持ちになれそうです。
 

見た目も味も楽しめるワクワクメニュー

レストランエリスは、完全予約制おまかせフルコース。
基本は約2か月ごとにコースメニューが入れ替わるそうですが、市場の状況によって、その時々でメニューが変わることがあるそうです。

それでは、撮影開始です!

 

まずは、コースの最初に出される前菜。
見た目も美しく、食べる前からどんな味がするのか想像して楽しめますね!
(ちなみに上の写真は手前から「魚の燻製と米のチップスとマスカットベーリーAのペースト」「イノシシのタルト」「ふきのとうのパンケーキにメギスのペーストとフキ キャビア」だそうです。)

 

次々に出てくる料理の数々。

綺麗!美味しそう!と思いながら、これはどんな食材なんだろう?と頭をひねります。

上の写真、何の料理だと思いますか?
私は最初見た時、「花が綺麗!甘味?デザートかな?」と思いました。

ところがびっくり。実は、「馬肉と赤いか」なのです。
思わず「ファッッッッッ!?」となってしまいました。

どのタイミングでどんな料理が出てくるのか、まったく想像がつかない。

実際にコースを食べるお客さんには、常に新鮮な驚きと感動が待っていることでしょう。
ちなみにデザートはこちら。
これまたお洒落で美味しそう。最後のデザートまでこのクオリティ。
写真撮影なのが残念です。
た、食べてみたい!

オーナーシェフのこだわり

「北陸新幹線ができたとき、お客はみんな金沢方面に行ってしまって上越には全然降りてくれなかった。悔しかったですよ。上越だって観光するのにこんなにいいものがいっぱいあるのに!って。」と語るのは、オーナーシェフの米谷 太雅さん

「だから、絶対にこの人たちに上越に降りてもらおうと思った。自分にできるのは料理を作ること。ならば、料理で人を呼び寄せようと。」

もともと、米谷シェフは同じ上越市でフレンチレストラン「ジュ・タドー」を開かれており、2020年度にはミシュランガイド新潟版に掲載されていました。
そんな中、上越市が旧師団長官舎のさらなる利活用のため民間事業者を募集したことをきっかけに、ジュ・タドーから移転することを決意します。

「ジュ・タドーに不満があったわけではないんですよ。でも、歴史的建造物でレストランを開く。そして私の料理が合わさることで、ほかにはないものができると思ったんです。それ(ほかにはないもの)はとても魅力が合ってな価値あるものとなる。その価値をお客に楽しんでもらえれば、上越に人が降りてくるきっかけになると思ったんです。」

こうしてレストランエリスがオープンすることになったのです。
観光で上越に人を呼び寄せたいという米谷シェフの熱い思いが強く伝わってきました。
 
そんな熱い思いを持つ米谷シェフ。ジュ・タドーの時代からこだわりぬいたメニューを作られていますが、レストランエリスにもそのこだわりが引き継がれています。
例えば、
・素材の味を最大限生かす。
・皿にあるものに食べられない飾りはなく、全て食べられるもの。
・基本はフレンチだが、形式にこだわらない。そのため、ナイフ・フォークだけでなく、お箸を使って食べる
 メニューを作る。

こういったこだわりの上で普通はない(考えない)組合せの料理を作ることで、オンリーワンの価値を生み出そうとしているのです。

レストランだけでなくカフェも併設

レストランエリスだけでなく、カフェ「トゥレトゥールJ」も併設しており、ケーキやドリンクをテイクアウトできます。
(平日限定でパニーニのランチボックスもあり!)
もちろん持ち帰るだけでなく、旧師団長官舎の2階や庭園(そう、庭園もあるのです!)で食べることもできます。

歴史的な建物で、ゆったりとしながらティータイムなんて憧れますね!

庭園を通ると…

カフェの欄で少し書きましたが、旧師団長官舎には庭園があり自由に散策できます。
鮮やかな緑に包まれた空間をゆっくり歩いていくと…
青田川沿いの遊歩道に繋がっています。

この遊歩道を歩いていくと高田城址公園の近くまで行くことができます。

レストランで食事を楽しんだ後、四季の移ろいを感じながら高田の街をゆっくり散策するといったコースを楽しむことができます。
歴史的建造物を活用した他にないフレンチレストラン。

季節により変わる創意工夫が凝らされたコース料理をぜひ一度体験してみてください。

 
レストランエリス/トゥレトゥールJ

レストランエリス/トゥレトゥールJ

【レストランエリス】
住所:上越市大町2-3-30
電話:025-526-5903
営業時間:ランチ  11:30~14:30(LO 13:00)
     ディナー 18:00~22:00(LO 19:30)
コース:ランチ  4,000円/7,000円(税込、サービス料込)
    ディナー 7,000円/10,000円(税込)
    ※ディナーはサービス料(10%)別途
定休日:月曜
総席数:36席
※ 店内全面禁煙

【トゥレトゥールJ】
営業時間:10:00~16:30
(平日限定11:00~14:00 ランチボックス販売)

この記事を書いた人
オタッキーF

ブログ初心者。マンガ、アニメ、特撮、プラモデルをこよなく愛するインドア派。最近の悩みは積みプラ(まだ作っていないプラモデルの箱)の高さが2階に届きそうになっていること。