今が旬! 越後姫スイーツめぐり【後編】/新発田市・五泉市


2022年05月02日 1950ビュー
新潟が誇るブランドいちご「越後姫」。
大粒で芳醇な香り、そして確かな甘みが人気の秘密。
 
今回は、越後姫を使った絶品スイーツが楽しめるお店をご紹介する【後編】。最終回です。
これまでは新潟市内のお店(主にいちごパフェ)をご紹介してきましたが、今回は新潟市を離れ、新発田市五泉市にある洋菓子店のいちごスイーツをご紹介します。
(和菓子もあるよ♪)

PATELIN(パトラン)/新発田市

まずは新発田市にあるケーキと洋菓子のお店、パトランさん。
午前中からお客さんが絶えない人気店です。
イートインスペースもあるので、店内でケーキをいただくこともできます。
おいしいコーヒーも♪
 
旬のフルーツを使ったケーキが自慢のパトラン。
この時期は、越後姫を使ったケーキがたくさんあります。
(本当にものすごい種類です!)
 
今回はその中からこちらの3点をピックアップ。
左から、タルトフレーズ、イチゴのパリブレスト、いちごのミルフィーユ
 
パトランでは地元・新発田市の紫雲寺地区で栽培されている越後姫を使用。
越後姫を使ったスイーツは、なんと10月頃~7月頃までの長期間楽しめるそう!
 
越後姫は酸味が控えめで香りがいいんです」とオーナーパテシエの大竹直樹さん。
大竹さんはパトランの創業オーナーですが、お父さまが和菓子店をされていたそう。
東京で菓子作りを学んだ大竹さんは洋菓子の魅力にひかれその道へ。
1996年にパトランをオープンしました。
 
クラシックなケーキをモットーとするパトラン
流行は追わず、季節感を大切に。そして、パイシートやジャムに至るまでほとんどが手作り。
そんなこだわりのケーキの数々は、スイーツ好きな女性や子どもはもちろん、男性にも人気なのだとか。
 
それでは先ほどのいちごスイーツを一つずつご紹介していきましょう!
イチゴのパリブレスト(475円/税込)

“パリブレスト”とは、リング状のシュー生地でクリームなどを挟むフランス菓子。

アーモンドをたっぷりかけたシュー生地の間にはピスタチオ入りのカスタードと口溶けのよい生クリーム、そして越後姫をサンド。
見た目もかわいいですね。

そして…何といっても主役のいちごが本当に甘~い!
2種類のクリームに負けないくらいの甘さがあり、三位一体の甘さとサクサクのシュー生地がよく合います♪
タルトフレーズ(496円/税込)

パトランのいちごタルトは、いちごと生クリームの上にのるシブースト(チーズカスタードとメレンゲなどを合わせたクリーム)が特徴的。

一番上の香ばしいキャラメリゼをフォークでトン、トンと割りながらいただきます。
厚みのあるタルト生地は、ほろほろとほぐれる食感♪
いちごと生クリームの部分は一見、先ほどのパリブレストとそっくりですが、実は中にいちごのコンポートが隠れていて、爽やかなアクセントを加えています。
いちごのミルフィーユ(486円/税込)

パイ生地は、バターで生地を包む“アンベルセ(逆折込み)”という特殊な製法によるもので、バターが香が立ち、サックリとして口どけがとっても滑らかです。
このパイ生地としっとり濃厚なカスタードクリーム、そしてジューシーないちごが相性抜群( *´艸`)
 
今回ご紹介した3つのケーキ、全て食べさせていただいたのですが、どれもしっかりとした甘さがありながら、後に残らないのはなぜ???
その理由は生クリームにあるようで、「うちでは純乳脂肪の生クリーム(フレッシュクリーム)しか使っていません」と大竹さん。
なるほど、そういうことだったんですね。

植物性脂肪を含まないクリームはデコレーションが難しくなるそうですが、そこはクラシックを身上とするパトランさんならではのこだわりの一つと言えるでしょう。

 
パトランには越後姫を使ったケーキがまだまだあります。
せっかくなので、ショーケース越しに一挙ご紹介!
 
左から、越後姫のアンジュ(464円)、ヴィクトリア(486円)、ニコラ(486円)※いずれも税込
左から、いちか(496円)、フラゴラ(486円)、スフレチーズケーキ(1,300円)※いずれも税込
※写真は取材時のラインナップです。
 現在販売していない場合もありますのであらかじめご了承ください。

 
これでもまだ全部でありません( ̄▽ ̄;)
他にも、いちごショートをはじめ、越後姫を使ったケーキがずらり。

この時期はまるで“いちご祭り”の様相のパトラン。
越後姫を使ったスイーツ以外にも、チョコレート系やマカロンなども人気で、とにかく品数が多いお店です。
しかも価格もお手頃。
 
「“映え”より品数」と大竹さんがおっしゃっていましたが、いやいや、十分“映え”もあると思いますよ!
 
ちなみに焼き菓子コーナーも充実しています。
 
さらに、4月下旬からはジェラートの販売も開始。
(取材時はまだでした)
ジェラートも、越後姫をふんだんに使ったものがあるそうなので、こちらも要チェックです!
 
イートイン限定のプリンも気になるし・・・・・また来ねば!!
PATELIN(パトラン)

PATELIN(パトラン)

新潟県新発田市中曽根町1-3-26
TEL.0254-22-3048
営業時間 10:00~19:00 ※ケーキが無くなり次第終了
定休日 水曜、第3火曜

渡六(wataroku)/五泉市

続いては、五泉市にある「渡六(wataroku)」さんです。

外壁の大きな「」がアイコンの渡六。
こちらは和・洋菓子のお店で、広い店内には、ケーキやギフトにもおすすめの焼き菓子、伝統の和菓子など豊富なラインナップ。
(お店に入った瞬間、びっくりしました!)
幅広い層に人気のお店です。
ゆったりと過ごせるサロンも併設していて、薪ストーブある素敵な空間♪
(二度びっくり!!)

こちらのお店でまずご紹介したいのは、名物のいちご大福です。
越後姫のいちご大福(324円/税込)

丸ごと1個の越後姫を、自家製の白あんとやわらかい求肥で包んだ、渡六の人気メニューの一つ。
 
黒あんよりも白あんの方が合うんですよ」と教えてくれたのは、オーナーパテシエの渡辺修さん。
しっとりとした白あんは、上白糖とざらめを使った優しくも奥行きのある甘さで、越後姫の甘みとかすかな酸味が際立ちます。
渡辺さんは渡六の3代目。
渡六はもともと和菓子店として創業し、2代目のお父さまの時に洋菓子をスタートされたそうです。
 
渡六で使う越後姫は、同じ五泉市にある「権平(ごんだいら)農園」が栽培している朝採りの越後姫を主に使用。
最近のいちごは水耕栽培が多いのですが、こちらは昔ながらの土耕栽培とのことで、「土で作ったいちごは、水っぽくないジューシーさがあって、味が濃いんですよ」と渡辺さん。
 
確かにこの越後姫、力強い甘さを感じます!
(越後姫はもともと甘いのですが、さらに)
 
ちなみに権平農園の越後姫は5月末くらいまでの予定とのこと。
また大福は、他にも地元産のキウイを使った「キウイ大福」や「パイン大福」も人気です。
 

さて、続いては洋菓子のご紹介。
越後姫を使ったケーキをご用意いただきました。
左手前:イチゴのタルト、右手前:イチゴのショートケーキ
中央:イチゴとピスタチオのエクレール
左奥:イチゴのミルフィーユ、右奥:プランタニエ
 
見ているだけで楽しい気分になれる、個性的なケーキがそろっていますね♪
(まだまだあるんですが ^^;)

今回は、この中から2つほどクローズアップしてご紹介します。
イチゴのタルト(486円/税込)

クッキーのタルト台にカスタードクリーム、越後姫とたっぷりの生クリーム♪

タルトがとても香ばしいのですが、「焼き菓子はしっかりと焼き上げる」というのが渡六のこだわりの一つだそう。
そして後味に、自家製いちごジャムの余韻が楽しめる一品です。
プランタニエ(518円/税込)
 
フランス語で“春”を意味する「プランタニエ」。
ピスタチオとアーモンドの風味豊かなマカロンでサンドするのは、越後姫とムースリーヌ。
(ムースリーヌは、バターを加えたカスタードクリーム)

外はサックリ、中はソフトな食感のマカロンが、濃厚なムースリーヌと好相性。
いちごのジューシーさが感じられる組み合わせですね。

上にちょこんと乗っているカボチャの種もキュート♪
 
そうそう、渡六ではマカロンも人気なんですよ。
他にもバラエティーに富んだラインナップを誇る渡六のケーキ。
ショコラ系やロールケーキなども充実しています。
和菓子もスタンダードなものから和洋折衷の新作まで銘菓がそろっています。
焼き菓子も合わせるとかなりの商品数です!

越後姫だけでなく、地元のフルーツや野菜を使った和洋菓子を積極的に作り出す渡六。

洋菓子も和菓子も「一つ一つ表情があるものを作りたい」と渡辺さんは語ります。

それは見た目だけでなく、味についてもしかり。
素材それぞれの味が感じられるお菓子作りを心掛けているそうで、甘みや酸味、時には苦みなど、素材の味をバランスよくまとめているのが人気の理由なのかもしれません。
 
和・洋それぞれのファンが訪れる、お持ち帰りもよし、イートインもよしの渡六。
サロン限定メニューや水出しコーヒーもおすすめです!
 
お近くをお通りの際はぜひお立ち寄りを♪
(いや、遠回りしてでも!!)
渡六(wataroku)

渡六(wataroku)

新潟県五泉市伊勢の川3-962-2
TEL. 0250-42-2667
営業時間 10:00~19:00 ※日曜・祝日 9:00~18:00
定休日 月曜・第三火曜

越後姫スイーツ 後編

この記事を書いた人
ケバブー

長岡生まれ新潟育ち。 ​
郷土料理からラーメン、地酒やスイーツまで新潟の食を広く愛するフォトライター。