山奥に眠る神殿のような「持倉鉱山跡」を探検!/阿賀町


2022年05月04日 8211ビュー
こんにちは。
自分でも忘れかけていましたが「新潟のインディ・ジョーンズ」こと田中新之助探検隊員です。
 
今までも新発田市の「赤谷連続洞門」や五泉市の「大沢鍾乳洞」といった、新潟県に眠る秘境を探検してきましたが、今回は阿賀町にある「持倉鉱山跡」を探検してきました。
 
「持倉鉱山跡」は「大沢鍾乳洞」に次ぐ難易度の高い秘境ですので、万全の準備をして向かってください。
夏は草薮やヤマビル、冬は積雪、秋はスズメバチや熊が行く手を阻みますので、その他の季節を選んでいくことをオススメします。
(新之助隊員は雪どけ後の春先を最推し)
 
基本的には、山に入る装備であれば問題ないと思われます。
足元が悪い場合があるのでゴム長を履いていきましょう。
また害虫に備えて防虫スプレー虫さされ薬飽和食塩水、ケガに備えて消毒液絆創膏もあればいいと思います。
 
では早速「持倉鉱山跡」までのルートをご案内します。
ここからは「レイダースマーチ」をBGMに聞きながら読むと、気分が上がるのでオススメです。
 
 
国道49号線を安田方面から津川方面に向かって走り、五十島トンネルをくぐってすぐに「岩谷」という交差点が現れます。
その交差点を右折して五十島橋を渡ってください。

 
橋を渡ったらすぐに左折し、まっすぐに走ると踏切を渡ってすぐのT字路があります。
そこを左折して村松方面に向かってください。

 
ひたすらまっすぐ走っていると、ふたたびT字路に突き当たりますので、今度は右折して村松方面に向かいます。

 
やがて橋を渡ってすぐに道路情報の看板が現れますので、そこを左折して下へ降りていきます。

 
今度は左側に曲がる道が現れるので、そこを左折します。
林道持倉線」の標識を目印にしてください。

ここからは道が細くなりますので、注意して運転してください
できれば4WDの軽自動車がオススメです。

右側には車が停められる広いスペースがあるので、運転に自信のない方は車を停めて歩いた方がいいかもしれません。

 
しばらくは林の中の砂利道ですが、やがてせまい山道に変わります。
対向車とすれ違う際は、細心の注意が必要です。

 
やがて「車の立入禁止」という看板が立っている地点に到着します。
そこからは車を降りて、いよいよ徒歩で向かうことになりますので、空いているスペースに車を停めて歩いていきましょう。

 
なんだか看板が倒れていますね。
よく見ると…

 
うっ!!!

 
ヒルよけスプレーが用意されているので、空いていたら借りていきましょう。
帰るときは他の人のために、必ず返すことをお忘れなく。

 
なんだか雨傘とタイヤを使った不気味なオブジェがありますが、何かのおまじないでしょうか…。
ブレアウィッチ」みたいで怖いんですけど…。

 
気を取り直して歩きはじめます。
しばらくは川沿いの平坦な道が続き、山菜や草花を眺めながらハイキング気分を楽しめるんです。

 

やがてわりと大きめの砂防ダムがあらわれ、ここから少し難易度が上がっていきます。
気を引き締めましょう。

 

まずは鉄パイプで作られたハシゴを下り、石伝いに小川を渡ります。
ハシゴや石から滑って落ちないように気をつけてください。

 
やがて道が無くなり、岩場伝いに歩いていきます。
しっかりと足場を確認しながら歩きましょう。

 
難所にはロープがぶら下がっていますので、登ったり降りたりするときに使います。

 
最後は長めのハシゴを川まで下りて、上流に向かって歩いていきます。
くれぐれも足を踏み外さないよう、慎重に上り下りしてください。

 

やがて…
目の前に開けた空間が現れ、その神殿が立ちはだかります。
この一帯が「持倉鉱山跡」と呼ばれる遺構群です。

車を停めて歩き出してから15分くらいかかりました。


持倉鉱山」は江戸時代後期から採掘が始まり、大正9年に閉山されたそうです。
金銀をはじめ、銅、鉛、亜鉛、蛍石が採掘されたのだとか。

 

まずは事務所跡から探検しましょう。
まるでスタジオジブリのアニメ映画「天空の城ラピュタ」に出てくる廃墟のようです。

 
事務所は、銅の製錬過程で出る鉱滓(こうし)と呼ばれるカスを原料にした「からみ煉瓦」で造られた建物です。

 
アーチ状の窓が並ぶ現代ではあまりみられない建築が、より不思議な光景に感じさせてくれます。

 
ちょっとキリコの絵画を思い出したりして。

 
川をはさんだ対岸には製錬所跡がありますが、近くで見るには川を渡る必要があります。
川にはロープが張ってあるので、それを伝いながら川を渡るようです。
水量や流れの速さによっては、渡るのをあきらめましょう。

 
事務所跡が西洋風の神殿だとすれば、製錬所跡は東洋風の神殿のようです。
アンコール・ワットなんかの寺院に見えてきます。

 
帰り道は向かう時以上に気をつけて戻りましょう。
家に帰るまでが探検です。

ちなみにバナナはおやつに含みません

 
いかがだったでしょうか?
なかなか見ることのできない、神秘的な秘境だったのではないかと思います。

お出かけの際はくれぐれも気をつけて向かってください。
自信がない方はときどき開催されている、ガイド付ツアーに参加してみるといいですよ。

持倉鉱山跡

新潟県東蒲原郡阿賀町五十島
0254-92-0220(一般社団法人 阿賀町観光協会)

持倉鉱山跡

エリア

新潟・阿賀エリア

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この記事を書いた人
田中新之助(たなかしんのすけ)

新潟を愛する万年新米ライターです。持ち前の粘り強さで味わい深い記事を書いていきたいと思ってます。とくに観光ガイドには載っていないような、新潟の珍スポットや変スポットに力を入れて紹介していきたいです。