身近な庭園「新潟市天寿園」へ/新潟市


2022年11月18日 440ビュー

すぐ近くにあるのは知ってた

新潟市中央区、ビッグスワンやエコスタの近くにある「新潟市天寿園」。
存在はずっと前から知ってたんですよ。なんなら、30年以上前、おそらくオープンして間もないころに親父に連れて行ってもらった思い出がある。たしか、あの辺で県の「ナイスふ~ど新潟」というイベントをやっていた頃です。笹団子のマスコット、あれ、なんだっけ。
と、まあ、おそらく30年以上前なので、「天寿園」という名前以外はまったく記憶がないのです。
大人になってから、プロ野球観戦とか市民病院に足を運ぶときに前を通るたびにちょっと気になってたんですよね。SNSとかで中国庭園の写真がアップされていたりもして。
ただ、あまりにも近すぎるのでなかなか足を運ぶ機会がなかった。エコスタは行くし、キラキラマーケットに買い物には行くけど……、みたいな。
というわけで、こういう機会なんでちょっと足を運んでみました。紅葉の中国庭園って、なんかすごく綺麗だと思いません?
それと、せっかくなので、もうひとつ、このエリアでずっと気になっていた「たまごSweetscafe中条たまご直売店」にも立ち寄ってきました。

まずは中条たまご直売店へ

実はお店自体は結構前から知ってたんです。ただ、恥ずかしながら、玉子の直売店だと思ってたんですよね。産みたての新鮮な玉子が買えたりするのかな、とか。ところが、最近、知り合いから、「ここのシュークリームやプリンがものすごく美味しい」という話を聞き、ようやくスイーツのお店だと分かりました。しかもすごい人気店らしい、と。

おお、黄色い!

ショーケースに並ぶケーキやプリンはみんなカスタードの色が濃い!
良い玉子をふんだんに使っているのは分かります。玉子屋さんならではの良質な素材と加工技術を生かしたスイーツを提供すべくオープンして8年目。店内はスイーツ販売のほかに玉子の販売、それにカフェ営業も行っています。
スイーツだけでなく玉子も人気のようで、朝9時30分のオープンから幅広い層のお客が買い物に訪れていました。
スイーツの一番人気はやっぱり太陽プリン(税込220円)。手軽さはもちろん、素材の良さを一番味わえるそうです。また、「メレンゲの美味しさを生かすために考えた」という新作のスフレチーズケーキ(税込450円)も気になるところ。

季節のフルーツを使ったパフェも人気!

最近、人気なのが季節ごとにメニューが変わるフルーツパフェだそうです。
せっかくなので、新栗のモンブランパフェ(税込1600円)をいただきました。
栗は村松産だそうです。県立五泉高校OBとしては見逃せないところ。
正直、かなり大きいし、「こんなの食べきれるかな」と不安だったんですが、品の良いモンブランに、さっぱりとしたほうじ茶ゼリー、それに中条たまごさん自慢のプリンがとても美味しく余裕で完食。
聞けば、11月末からは新潟の誇るプレミアムフルーツ、ル レクチエのパフェが登場するそうです。

たまごSweetscafe中条たまご直売店

住所:新潟県新潟市中央区長潟字新田前1205-2
定休日: 1月1、2日
営業時間:9時30分から18時30分まで
TEL:025-257-1105

いよいよ新潟市天寿園。天気が恨めしいぜ

訪問したのは例年の新潟市内の紅葉の見ごろよりちょっと早めなんですよ。そこから記事を書いて公開されるころには、きっと見ごろになっているかな、というイメージだったんです。ところが、訪問日の前週は急激に気温が低下したために新潟市内も紅葉が一気に進んでしまったという。ああ、ツイてない。
対応していただいた小川美加館長も「ちょっと間が悪かったですね」と苦笑い。

風情のある日本庭園がお出迎え

大きな池と、その中央の「瞑想館」なる不思議な建物が目を引く日本庭園は、伝統的な築山林泉式のすごく静かな空間でした。
園内には滝があって、水が落ちる音がとても心地よかったです。
小川館長によれば、この日本庭園は島根県にある足立美術館を手がけた中根金作氏が作庭したそうで、とくに6月のツツジやサツキの咲くころがとても美しいとのことです。また、その時期に来てみたいですね。
池の鯉に餌もあげられます。
そして、瞑想館はとても不思議なところでした。建築家・村野藤吾さんの作品だそうですが、池の中に建っている姿が独特で、日本庭園になんとなく馴染んでいるのですが、よく見るとすごく異質。東南アジアの仏教関係の建物のようにも、ヨーロッパの土着の宗教施設のようにも見えるし、なんか時代性も希薄というか。
中に入ると、色の違うステンドグラスがあって小部屋には椅子がぽつり。静かに自分と向き合う空間なんでしょうね。興味深いです。

やっぱり天寿園といえば中国庭園

もちろん日本庭園も素敵ですが、やっぱりこっちが気になります。設計・施工、さらに資材の調達も中国でやったそうです。中国の伝統的な宮廷庭園の様式を取り込んだ建物やオブジェなどがとても興味深かったです。
この「福」の字を逆さまに彫った石は、中国ではとても縁起の良いものだそう。
これこれ、だれかのインスタで見たやつ。
他にも山を模して石を積み上げ、その下に鯉のいる池を設けた「玉泉観魚」は、どこか日本の枯山水っぽい趣がありました。
他にも中国の雰囲気が感じられる建造物がたくさん。

イメージと違う。市民の憩いの施設だった!

この天寿園、実は清五郎潟に隣接する場所にあるのですが、日本庭園と中国庭園の間、園の外に少しはみ出すかたちで、清五郎潟に面した野鳥観察用のデッキがあるんです。まさか、こんなところで野鳥観察ができるとは思わなかった。望遠レンズ持ってくれば良かったな。
庭園目的ではなくバードウォッチングにも活用できそう。
また、園内施設として大広間や茶室、ホールがあり、それぞれ有料で貸し出しているほか、カフェだったり、ハンドメイド品のショップだったり色々なものがあります。
このほか市のパネル展示があったりして、公民館みたいな公共施設っぽさをすごく感じました。いや、そりゃ新潟市の施設なんで当然なんですけど。
そこがすごく面白いと思います。もちろん四季折々の庭園を楽しむのがメインなのかもしれませんが、グループでのイベントや活動に使ったり、野鳥観察を楽しんだり、もっと身近に多目的に利用できるんだろうと思います。なんせ入場無料ですしね。
また、地域のミュージシャンなどによるコンサートなども定期的に開催しているようです。
ぜひ、ホームページをチェックしてみてはどうでしょうか。

新潟市天寿園

住所:新潟県新潟市中央区清五郎633-8
入館料:無料
定休日:毎月第2・第4月曜日(祝日の場合は翌日)
    年末年始(12月29日から1月3日)
営業時間:午前9時から午後5時まで、7月・8月は午後9時まで。
TEL:025-286-1717

この記事を書いた人
ヤマダ マコト

新潟市秋葉区在住。サラリーマンの傍らkindleストアで電子書籍にて地元・新潟を舞台にしたエンタメ小説を発表。インディーズながら一部で熱烈な人気を集め、どっちが本業か分からなくなりつつある中年男。