観桜会の帰りに♪雪椿@坂口記念館/上越市


2019年03月25日 4568ビュー
雪国暮らしの私達にとって、春は特に待ち遠しい季節。
上越は「花のまち」で、特に春は百花繚乱です。

今回の「たびきち」は、「高田城百万人観桜会」の帰りに、 ぜひ、お立寄りいただきたい場所…
上越市頸城区にある「坂口記念館」は、上越市出身で 応用微生物学の世界的権威・坂口謹一郎博士を顕彰する施設です。
岩の原葡萄園の創業者・川上善兵衛翁と、サントリーを創業した 鳥井信次郎氏を引き合わせた方でもあります。

高田公園の桜と同じ時期、ここで雪椿が見頃を迎えます!
坂口博士は雪椿を愛したことから、私財を投じ地元文化人と「雪椿保存会」を結成。
園内には、様々な色や形の雪椿が190本あります。

取材に伺った3/12(火)は、すでに多くの雪椿が咲き始めていましたヽ(^o^)丿
いつもの年よりも2週間ほど早いそうです!
また敷地内には、坂口博士の人物紹介や酒造りの道具等を展示する 「酒杜り館」、囲炉裏のお部屋がある「楽縫庵」等があります。

博士が研究したのは、微生物。菌類や酵母などのこと。

(微生物のおかげで味噌や醤油、日本酒などができます)

研究の功績が認められ、文化勲章を受賞しました。

そして、文化面では「新春歌会始」の召人も務め、歌人としても知られています。
襖や衝立、掛け軸には博士の歌の揮毫があります。

博士の息吹を感じていただけたら、と思います。
4/2(月)から「坂口謹一郎と酒とつばきの祭典」が、
同館で開かれます。 ぜひ、お立ち寄り下さい!
坂口記念館

坂口記念館

料金:酒杜り館 300円(中学生以下は無料)
時間:10時~16時
定休:月曜日(月曜祝日の場合は翌日)、休日の翌日、年末年始、冬期間
場所:上越市頸城区鵜ノ木148番地
電話:025-530-3100

この記事を書いた人
FMじょうえつ