新潟5大ラーメンに新たな刺客!「淡麗系ラーメン」を食べるならココだ【後編】/新潟市


2023年06月12日 16851ビュー
皆さん、こんにちは。

【前編】に引き続き、新潟市内で食べられる、超人気「淡麗系ラーメン」のお店をご紹介します!

淡麗系ラーメンとは、こだわりの透き通ったスープ、美しい麺線、低温調理チャーシュ-などが特徴的なラーメンのこと。新潟県内でもここ数年で続々と新店がオープンし、開店前から行列ができるほどの人気ぶりです。

新潟に来たら…ラーメンを食べずに帰ることはできませんよ!

その見た目にも美味しさにも魅了される「中華蕎麦 采ノ芽」

JR新潟駅から約27km、新潟市西蒲区巻エリアにある「中華蕎麦 采ノ芽」さん。
JR越後線巻駅からは約700mで、徒歩約9分の場所にあります。

その人気ぶりは2021年のオープン以来、連日行列ができ続けるほど。

「采ノ芽(さいのめ)」という店名は、「お客様の心に彩りを芽吹かせたい」という想いから名付けられました。
そんなコンセプトの元、”彩り”を大切にしている同店のラーメンは、味覚だけではなく視覚でも楽しめる一杯です。
●駐車場について

店舗敷地内に駐車場がありますが、「カラオケマイム」さんと共同駐車場になるので注意が必要です。
停められる場所が決まっているので、くれぐれもお間違いのないようお気をつけ下さい。

●混雑時の注意点

張り紙の通り代表待ちができないので、入店される方全員が揃ってから並んで下さいね。
11:30の開店時には長い行列ができるので、時間に余裕がある時に訪問することをオススメします!
こちらがメニュー。事前食券制なので、店内の券売機でチケットを購入します。

ラーメンは醤油と塩の2大柱。

●醤油そば(950円~)…鶏と鴨の出汁
●塩そば(950円~)…真鯛と金目鯛の出汁


その他、追い麺の「和え玉」やご飯物、トッピングなどがあります。
店内は、カウンター9席のみ。

厨房を囲むオープンキッチンはあえて低めの作りで、ライブ感満載。
「作る工程や盛り付けを見て、ラーメンを五感で感じて頂きたい」との思いを込めたそうです。

(満席につき、店内の写真は自粛しました。)

それでは、ラーメンの登場です!
鶏と鴨出汁の「特製醤油そば(1,300円)」

キラキラと光り輝く琥珀色のスープに、整然と並んだ美しい麺線、3種類の異なるチャーシュー…

「これはもう、美味しいに決まっとるーーー!!」

と心の中で叫びたくなるくらい、その美しい見た目に圧倒されました。
しかし正直に言うと、実は私、事前にSNSなどで采ノ芽さんのラーメンの写真を見ていて、
スープの濃いめな色目から「ちょっと塩っぱそうだな」と思っていました。

しかし、そのスープを口に含んでゴクリ…

「見た目とは裏腹にあっさりしている!そして、鴨と鶏の風味が効いていて旨味が強い…」
と、その美味しさに驚いたのでした。

醤油ダレには、こいくち・たまり・再仕込みなど5種類をブレンドし、昆布やカツオ節などの乾物のうま味をプラス。仕上げに垂らすのは香り高い鶏油です。
 
麺はご主人が全国を食べ歩きして探し出した、京都の製麺所から取り寄せる特注麺。
喉越しがよくスープとよく絡み、小麦の旨味も感じられます。
トッピングには、異なる3種類のチャーシューが!

●鴨ロースチャーシュー
●豚ロース肉のレアチャーシュー
●豚バラチャーシュー

主役は、低温で煮込みながら和出汁を効かせた鴨ロースチャーシュー。
鴨のしっかりとした歯ごたえと、噛めば噛むほど感じられる旨味は贅沢~!!
そして、”特製”には、別皿でチャーシュー盛りが付いてきます!

通常でも3種類のチャーシューが入っていますが、更に3種類がプラスされるということで、
これはまるで豪華なチャーシュー麺という感じでしょうか!!

この日は、豚肩ロース、豚ロース、鶏モモの3種類でした。
鴨と鶏の野性味を残しつつも芳醇で奥深い味に仕上げた、店主さんこだわりの絶品醤油そば。
行列ができる理由に納得です!

次に伺った際は、真鯛と金目鯛の出汁を活かした「塩そば」をぜひ食べてみたいと思います。
中華蕎麦 采ノ芽

中華蕎麦 采ノ芽

新潟県新潟市西蒲区巻甲4158-2
営業時間/11:30~14:30、18:00~20:30※売り切れ次第終了
定休日/火曜日・月曜日の夜
駐車場/あり(共同駐車場※注意点あり)

貝だしの奥深い旨味があふれる「麺屋 玄洋」

続いてご紹介するのは、JR新潟駅から6.4km、新潟市東区の空港近くにある「麺屋 玄洋」さんです。

新潟市内では数少ない、貝出汁をメインに鴨出汁で下支えをした塩ラーメンが看板のお店。

こちらも2020年のオープン以来、ラーメン激戦区の東区でじわじわとファンを増やし続ける人気店です。

東京の名店で修業を積み、貝出汁の旨味に魅了されたご主人による渾身の一杯が味わえます。
駐車場は店舗前に3台のみ。
その他、向かいにあるスーパーマーケット「アトレはなかいどう店」の第2駐車場も利用できます。
玄洋さんも、連日満席の人気店。

満席時には、スタッフさんに予定案内時間を確認
 ↓
その時間で了承したら、事前に券売機で食券を購入
 ↓
その後、整理券を受け取り
 ↓
予定案内時間の5分前に戻ってスタンバイ

という、システムなので待ち時間が快適。
店舗前ではなく、車で待つこともできるのが嬉しいですね!
ラーメンは3種類。

●貝塩ラーメン(950円~)
●鴨醤油ラーメン(950円~)
●牡蠣の塩油そば(950円~)


その他、トッピングやご飯物などがあります。
店内は、明るく清潔感のある雰囲気。
カウンター3席とテーブル席8席のこぢんまりとした空間です。

それでは、ラーメンの登場です!
「特製貝塩ラーメン(1,300円)」

通常の貝塩ラーメン(950円)とは違い、豚チャーシューが2枚、鶏チャーシューが2枚、味玉1個がトッピングされたのが”特製”。見るからにボリュームがあります。

肉厚なチャーシューは、器からはみ出しそう~!!

その他にも、蛤、穂先メンマ、ドライトマト、水菜と賑やかです。
このスープ…めちゃくちゃおいしいぃぃぃ!!

貝の強い旨味が感じられるのはもちろんですが、鴨の動物系の旨味と、塩の旨味、全てが複雑に重なり合って、ふくよかで滋味深い美味しさを生み出しています…!

貝をメインにして鴨を下支えにダシをとり、貝は1種類だけでなく何種類も使用。
提供直前に、蛤を入れて更に旨味を重ねているそうです。

そして塩ダレに使用しているのは、新潟県村上市の笹川流れの藻塩、広島の藻塩、フランス産岩塩といった3種類の塩。

貝や塩、どちらかに尖ることなく、味の複雑さや層の厚みを生み出している理由には、店主さんが生み出した黄金バランスがあったのです!!
麺は、特等の「春よ恋」をメインに、国産小麦を4種類ブレンドしたしなやかな麺を使用。

ツルツルと口当たりが良く、濃厚な貝塩スープと絶妙にマッチしています!
トッピングは、鶏ももの低温チャーシューとパストラミチャーシューの2種類。

パストラミは香辛料で調味し燻製したハムの一種。
ラーメンに合うように香辛料は控えめで、凝縮された肉の旨味がいいアクセントになっていました。

随所にこだわりが光ります!
玄洋さんのラーメンを頂いて改めて感じたのは、「美味しさとは味のバランスなんだな~」ということ。

色々な素材が手を取り合ったり、後ろから支えたり、絶妙なバランスで重なり合って、見事な調和を生み出していました。

こちらも人気の理由に納得です!
麺屋 玄洋

麺屋 玄洋

新潟県新潟市東区空港西1-15-10
025-282-5110
営業時間/火曜~金曜11:00~15:00、17:00~20:00
土曜・日曜10:30~15:00、17:00~20:00
※なくなり次第終了
定休日/月曜
駐車場/3台(他アトレ第2駐車場利用可)

一度食べると深い旨味にハマる「淡麗系ラーメン」

いかがでしたか?

ラーメン王国新潟で、5大ラーメンを凌駕する「淡麗系ラーメン」

素材そのものの旨味を存分に引き出し、各店のご主人たちが日々研鑽を積んで生み出した渾身の一杯を、ぜひ一度ご賞味ください。

新潟市内 淡麗系ラーメンのお店マップ【後編】

この記事を書いた人
エムコネ

富山県生まれ、新潟市在住のママライター。 グルメな夫、子鉄の長男、肉食の長女、リアクション芸人の私、の4人家族。 外食費と娯楽費が家計を圧迫していますが、おいしいモノとたのしいコトを求めて日々開拓中!
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