神殿遺跡の回廊みたいな写真が撮れる連続洞門/新発田市


2020年09月10日 9644ビュー
「インスタ映え」っていう言葉が使われるようになってかなり経ちますね。
写真・動画投稿SNS(ソーシャルネットワークサービス)の「Instagram(インスタグラム)」に投稿したとき、見栄えがして人を惹き付ける写真のことを「インスタ映え」っていいます。
今回みなさんにご紹介したいのは、そんな「インスタ映え」する写真が撮れちゃうスポットなんです。
そのスポットとは新発田市の新潟県道335号滝谷上赤谷線にある、通称「東赤谷連続洞門(どうもん)」と呼ばれる場所。
内の倉ダムから滝谷森林公園を通り、加治川治水ダムまで続く山道の途中で4つのスノーシェッドがあるんです。
「スノーシェッド」というのはトンネルとは違って、山から落ちてくる雪を防ぐために作られた線路や道路の屋根みたいなもの。

赤谷鉱山があった頃に蒸気機関車が走っていた赤谷線という鉄道が廃線になって、その後に自動車道路ができたそうなんですが、このスノーシェッドもその頃の名残のようです。雰囲気的に「スノーシェッド」より「洞門」が合いそうなので「洞門」と呼ぶことにします。

さっそく山の中に1つめの洞門が見えてきました。
足を踏み入れてみるとドーム状の天井が続き、蒸気機関車による真っ黒な煤の跡が残っています。左手からは外の光が差し込んでいて、季節や時間によって光の色が緑や黄色に変わってくるんです。
撮影した写真は、まるで神々しい神殿遺跡の回廊みたいに見えませんか?
左手のすき間から下を覗き込んでみると、エメラルドグリーンのきれいな川が流れる渓谷を見ることもできます。
危ないので覗く時にはくれぐれも足元にご注意ください。
2つめの洞門は信号機がついていて、交互通行になっています。
道幅がせまい上に長めの洞門になっているためです。
2つめの洞門は1つ目に比べるとやや広い印象。
洞門の中は外に比べて静かでひんやりしているので、よりいっそう神秘的な雰囲気を感じさせます
3つ目の洞門にも信号機がついています。
 狭い洞門なので写真撮影の際はくれぐれも車の通行に気をつけてください。
渓谷の緑が洞門の中を染めて、神秘的な光景を作り上げています。
 
ちなみに、この写真を撮影したのは8月下旬のAM11:00頃です。
季節や時間によって光が変わってくるので、色々なシーンで撮影を楽しむのもいいかもしれませんね。
何ヶ所か壁面に入口があって、中を覗いてみると人が歩けるくらいの大きさの、長いトンネルのようなものが続いていました。
何本かのケーブルが走っていましたが、どんな用途のトンネルなんでしょうか。
4つめの短い洞門を過ぎると渓谷に橋が架かっています。そのすぐ横には廃線になった鉄道の鉄橋の残骸を見ることができるんです。
朽ちてはいますが、赤い鉄橋と緑や青の渓谷のコントラストが美しいですね。
そのまましばらく進むと加治川治水ダムと記念公園に到着します。
意外と大きいダムなので足を伸ばして、訪れてみてはいかがでしょうか?
冬期間は積雪量が多いためゲートが閉まって通行止めになります。
訪れる前に確認した方がいいかもしれませんね。
いかがだったでしょうか?
季節や時間によって神殿遺跡の回廊みたいな写真が撮れちゃう「東赤谷連続洞門」をご紹介しました。
ちょっと雰囲気のある写真を撮ってみたいっていう方にはおすすめの撮影スポットですので、興味のある方はドライブがてらお出かけしてみては?
山の中の細い道になりますので、撮影の際は通行する車や足元に充分お気をつけください。
この記事を書いた人
田中新之助(たなかしんのすけ)

新潟を愛する万年新米ライターです。持ち前の粘り強さで味わい深い記事を書いていきたいと思ってます。とくに観光ガイドには載っていないような、新潟の珍スポットや変スポットに力を入れて紹介していきたいです。