チャリっと長岡スキマ旅@長生橋編/長岡市


2023年10月31日 2070ビュー
チャリっと長岡スキマ旅@長生橋編#ビジネスツーリズム
こんにちは!県内では少数派のマイカー不所持民、公共交通機関と自転車が主たる移動手段
長岡·柏崎地域振興局★ふらっと旅を楽しみ隊の西澤妙子です。
今回は「出張で長岡に来ているのだけど、スキマ時間を埋める手軽な観光はないの?」というニーズにお応えする、短時間で回れる「チャリっと自転車旅」のモデルコースを紹介します!

今回の旅のしおりです!

お手軽に自転車で回れるよう、ぐるっと橋を越えて川西地区の大島周辺を散策する、約8キロのモデルコースです。

まずは自転車を借りよう!

長岡駅の大手口を出て、訪れたのは駅から徒歩3分の「ゲストハウス長岡街宿」です。
ゲストハウス長岡街宿は2020年にオープンの宿泊施設で、気軽に利用できるカプセルホテル形式です。今回利用する「マチチャリ」の受付は2階のフロントですので、館内エレベーターにて2階へ。
今年の貸出期間は3月13日から始まり、11月下旬までを予定しています。当日の受付も可能ですが、空き状況などを事前に電話でお問い合わせいただいた方がスムーズです。
料金は300円(現金もしくはオンライン決済可)で、フロントにて簡単な申込書に記入し、身分証明書を提示すると、手続きは完了です。
また、11:00~15:00は受付時間外ですので、ご注意ください。ヘルメットの貸し出しもあります。ご利用の方は受付の際にお声がけください。
 
ゲストハウス長岡街宿

ゲストハウス長岡街宿

長岡市城内町2丁目5-3 樋熊ビル2階、5階
☏0258(89)6737

とても整備されて切り替えも付いた
乗り心地の良い自転車です!

長岡のシンボル、長生橋と日本一の大河信濃川

さて、早速「マチチャリ」で長岡駅を背にひたすら西へ駅前通りを走ってゆきます。
15分ほど走ると日本一の大河、信濃川の堤防に到着します。
甲武信ヶ岳に源を発し、長野県では「千曲川」と呼ばれ、佐久市や小諸市、長野市などを経由して新潟県へ入ります。新潟県へ入ると「信濃川」と名を変え、十日町市、小千谷市、長岡市などを通り新潟市で日本海にそそいでいます。
中流域に当たる長岡市周辺は信濃川水系の中でも最も川幅が広くなります。
その広い川幅を利用した日本一の大花火大会もあり、毎年100万人の人出で賑わいます。

長岡花火のシンボルでもあり、ナイアガラが架かる橋が「長生橋」です。
現在の長生橋は三代目で、昭和12年に完成した、今では大変珍しい「ゲルバートラス橋」という構造です。初代は明治9年、二代目は大正4年にいずれも木造の橋が架けられていました。
二代目の橋は当時日本一の長さの木造の橋でしたが、昭和に入り車の通行も増えたことから、鉄の橋に架け替えられました。現存する「ゲルバートラス橋」は大変貴重であることから、2013年には「土木学会選奨土木遺産」に選ばれました。
古い歴史を持つ長生橋には、かの歌人「与謝野晶子、鉄幹夫妻」も訪れています。

「与謝野晶子」 越ひろし 長生橋の 上しもに つらなれる山 他州にあらず
「与謝野鉄幹」 落つる日を 抱ける雲あり 越の国 大河を前に しぐれんとする


昭和9年に講演会のために長岡入りした夫妻が、長生橋の袂で詠んだ歌です。
悠久の時の流れを感じさせる大河、その背には越後山脈という景色に心打たれた様子がうかがえます。
長生橋東詰広場

長生橋東詰広場

長岡市山田2丁目5

信濃川の川べりでは、春は雪解け水の轟音と木々の萌える緑、夏を彩る長岡花火、秋は鮭の遡上、冬の雪景色など、四季を通じて私たちの目を楽しませてくれます。

レトロ看板の祖「松田ペット」は、時代を見据えるペット界の先駆者

長岡周辺の辻や倉庫の壁などで時折目にする印象的な看板。
近年、この独特なタッチの看板が「エモい」と、全国的に大変人気を呼んでいます。
これは、長岡の老舗のペットショップ「松田ペット」の看板で、長岡周辺半径10キロ圏内に松田社長さん自らが設置されています。
松田ペットは昭和47年に社長の松田保夫さんが金魚を売るお店としてスタートしたのが始まりです。その後、時代の変化と共に金魚屋さんから小鳥を販売し、現在は犬や猫を扱うお店へと変革してこられたそうです。
話題の看板は一枚一枚職人さんが手描きをされているので、少しずつ色のトーンや顔の表情が違います。
凛々しい眉毛の犬、ドングリおめめの犬、どれも個性的でチャーミングです。
同人誌のガチャガチャ、エコバッグ、車のステッカーなどのオリジナル商品も販売されています。
瓦せんべいはサービスエリアなどにも置かれているそうで、今や長岡を代表する人気のお土産品の一つです。
入店してすぐ正面に看板グッズがお迎えします。
金魚を売るお店から始まり、常に時代の流れに沿ってビジネスを展開してこられた松田さん、今は室内飼いがスタンダード化したペットの美容を中心に取り組んでおられるそうで、これからも時代の波を読む「長岡を代表するペット界の先駆者」として駆け抜けて行って欲しいです!
ぜひ、長岡の街を散策しながら個性的な看板を探してみて下さい!
株式会社松田ペット

株式会社松田ペット

長岡市大島新町1-1-15
TEL:0258-27-4811(年中無休)

とてもユニークなお話が盛りだくさんで、取材時も手品やジョークで楽しませてくれる、サービス精神旺盛な松田社長さんでした。

どれも可愛くて迷っちゃう!「Spica焼菓子店」

大島のバス通りから一歩入った閑静な住宅街にある「Spica焼菓子店」。
2023年2月にNEWオープンしたお店です。
小ぢんまりとした店内にセンス良く配置されたインテリア。これだけでワクワクしてしまいます。
店名である、「Spica」とはギリシャ語で「麦の穂」という意味なのだそうで、店主の佐藤さんは「なるべく余計な素材を使わず、シンプルなもので美味しさを伝えたい」とのことでした。

お店の一番人気、シフォンケーキ(プレーン)です。確かに、シフォンケーキってシンプルな味だけど、丁寧なお仕事がとてもよく伝わるケーキだと思います。
一切れ一切れが個包装なので、ちょっとしたお土産やプレゼントにもピッタリです。
各ポップも店主さんの手作りで目を惹きます!
ワタクシのおすすめは、このスコーンです。外はカリっと!中はしっとり、ふんわり甘くて小麦の美味しさを感じられる逸品です!
一番人気のシフォンケーキをお土産に購入しました!
期待以上のふわふわとしっとり感が幸福感を煽ります。
口に入れると卵の優しい香りに包まれます。
ギフト用の箱詰めも対応されていて、6~8種類ほど収納できるとのことです。お土産としても、普段用のお菓子としても、何度でも通いたい可愛くて素敵なお店です!
Spica焼菓子店

Spica焼菓子店

長岡市大島本町5丁目113-13
TEL:0258-77-6944(定休日:日曜~火曜日)

穏やかな笑顔と語り口調が印象的な店主の佐藤さん。佐藤さんが作り出すお菓子は、どれもこれも可愛くて優しい甘さに包まれていました!

ボリューム満点☆庶民の味方「金子屋大島店」

さて、すっかりお腹がすいたところで、長岡を代表する中華料理の定食屋さん「金子屋大島店」へ行きました!
金子屋は昭和34年に長岡の地で創業しました。
「金の商品を、銀の価格で」という思いのもと、半世紀以上「安くてボリュームのあるご近所食堂」として子どもや学生から年配の方まで、多くの市民に支持され続けています。
現在は3店舗が営業しておりますが、今回は「大島店」へお邪魔しました。
陽の光が差し込む明るい店内で、ボックス席やカウンターもあり、落ち着いた雰囲気で食事が出来ます。
本日は金子屋さんのメニューの中でも長岡を代表するソウルフード「洋風カツ丼」をいただきました。


ドーン!!
すごいボリュームですね!
お店の一番人気は麻婆ラーメンとのことで、本日の取材のパートナーのKさんは麻婆ラーメンをチョイス!

ドドーン!!
麻婆ラーメンはとろみがあって最後まで美味しさを逃がさず食べられそうです。
量は多いですが、まろやかなタレと脂身の少ないロースカツが食欲をそそり、あっという間に完食しました!美味しゅうございました。

大島店には広めの団体様向けの席もあります。
同じ金子屋でも店舗によってオリジナルメニューや月替わりメニューなどもあるようで、それぞれの店舗を何度もリピートしたくなります。
出来る限り、地元産・国産の食材にこだわっている金子屋。
原材料の高騰で大変な時代かと思いますが、これからも街の中華料理屋さんとして、多くの人たちのお腹と幸福感を満たしてくれることを願っています。
金子屋 大島店

金子屋 大島店

新潟県長岡市三ツ郷屋町317-3
TEL:0258-27-1028(定休日:12/31 1/1)

店長の桐生さんは中学卒業後から今まで、金子屋一筋で勤められているそうです。お客様だけではなく従業員にとっても、一筋で働けるお店なんて素晴らしいと感じました!

陽だまりの様な、温かく丹念なパン屋さん「Takana Bakery」

旅のしめくくりは、大島の地域の方に愛されるパン屋さん「Takana Bakery」を紹介します。
白い壁が印象的な可愛いパン屋さんです。
店内は2~3人が入ったらいっぱいになるほどの広さで、目の前のショーケースには色とりどりのパンが大切に並んでいます。
ケーキ屋さんの様に店員さんと対面して選ぶスタイルのお店で、このような対面スタイルのパン屋さんは市内でも少ないそうです。
来店される方お一人お一人と向き合いながら、心を込めた接客と、丁寧なパン作りで温かくおもてなしされています。
パン作り中の店主の松本さんからもお客様の様子が見えるのも印象的です。Takana Bakeryの特徴は、パン生地だけではなく、フィリングやジャムなども手作りされていることです。
日によって並んでいるパンの種類が異なるので、毎回とっっても迷うのですが・・・今回は、人気№1のミルククリームパン人気№3の豆のカレーパンを買って来ました!
ミルククリームは、注文を受けてからクリームを入れて下さいます。

クリームがぎっしり端まで溢れています!なんて贅沢なミルククリームパン!
練乳が使用されているという、まろやかなクリームがハードでシンプルな味わいのパン生地にとてもマッチしています。

続いて豆のカレーパンの実食です!
写真でもわかる通り、フィリングのカレーにはゴロっと豆が入っていて、辛さもピリ辛でパン生地とのバランスもちょうどよい存在感です。辛さはピリ辛なのですが、カレーのスパイスの味に深みがあり、とても存在感があります。もちろんこのカレーもお店で作られているそうです。
パンもサクッと薄めのタイプなので、おやつ感覚で、あっという間に食べられちゃいます。

また、個人的にはハード系パン好きなワタクシ。Takana Bakeryのバケットがとても好みです。
 
この断面の気泡、ツヤ、そして、一口食した後にやってくる小麦の美味しさ。とても丹念に作られたパンの味が広がります。
いつ伺っても、温かいおもてなしと変わらない味を提供してくれるTakana Bakery。
そこはいつも多くの笑顔と優しいパンの香りに包まれ、陽だまりの様に温かい街のパン屋さんでした。
Takana Bakery

Takana Bakery

長岡市大島本町3-1-40
TEL:0258-94-4918(営業時間:8:30~18:00)
定休日;日曜日、第一、第三月曜日
                        
2015年のオープンから、今年で9年目。この地で10年続けていくことが一先ずの目標とのこと。これからも美しいパンたちに会いにお店に通うのが楽しみです!

再び信濃川を渡り、駅周辺へ

自転車の旅も間もなく終了です。
帰りも自転車の返却の為に信濃川を再度渡り、長岡街宿へ向かいます。
途中、行きの長生橋より数キロ下流の「長岡大橋」を渡りながら帰ります。
季節や時間帯によっては美しい景色もみられる信濃川の夕景。
帰りも街宿でカギを返却します。
もし、15時以前に帰られた場合はポストへの返却になるそうなのでお問い合わせください。
出張や、新幹線のスキマ時間に手軽に長岡の街を巡られるチャリ旅をぜひお試しください!

紹介した場所

この記事を書いた人
長岡・柏崎地域振興局★ふらっと旅を楽しみ隊

地域で親しまれている隠れたスポットや住民ならではの贅沢な時間の過ごし方があります。
初めて訪れた方でもバスや電車でふらりと行けるプチ旅行や時間の過ごし方をレポートします。

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