チャリっと長岡スキマ旅@長生橋編/長岡市
こんにちは!県内では少数派のマイカー不所持民、公共交通機関と自転車が主たる移動手段、
長岡·柏崎地域振興局★ふらっと旅を楽しみ隊の西澤妙子です。
今回は「出張で長岡に来ているのだけど、スキマ時間を埋める手軽な観光はないの?」というニーズにお応えする、短時間で回れる「チャリっと自転車旅」のモデルコースを紹介します!
今回の旅のしおりです!
まずは自転車を借りよう!
また、11:00~15:00は受付時間外ですので、ご注意ください。ヘルメットの貸し出しもあります。ご利用の方は受付の際にお声がけください。
長岡のシンボル、長生橋と日本一の大河信濃川
15分ほど走ると日本一の大河、信濃川の堤防に到着します。
その広い川幅を利用した日本一の大花火大会もあり、毎年100万人の人出で賑わいます。
長岡花火のシンボルでもあり、ナイアガラが架かる橋が「長生橋」です。
二代目の橋は当時日本一の長さの木造の橋でしたが、昭和に入り車の通行も増えたことから、鉄の橋に架け替えられました。現存する「ゲルバートラス橋」は大変貴重であることから、2013年には「土木学会選奨土木遺産」に選ばれました。
「与謝野晶子」 越ひろし 長生橋の 上しもに つらなれる山 他州にあらず
「与謝野鉄幹」 落つる日を 抱ける雲あり 越の国 大河を前に しぐれんとする
昭和9年に講演会のために長岡入りした夫妻が、長生橋の袂で詠んだ歌です。
悠久の時の流れを感じさせる大河、その背には越後山脈という景色に心打たれた様子がうかがえます。
長生橋東詰広場
長岡市山田2丁目5
信濃川の川べりでは、春は雪解け水の轟音と木々の萌える緑、夏を彩る長岡花火、秋は鮭の遡上、冬の雪景色など、四季を通じて私たちの目を楽しませてくれます。
レトロ看板の祖「松田ペット」は、時代を見据えるペット界の先駆者
これは、長岡の老舗のペットショップ「松田ペット」の看板で、長岡周辺半径10キロ圏内に松田社長さん自らが設置されています。
話題の看板は一枚一枚職人さんが手描きをされているので、少しずつ色のトーンや顔の表情が違います。
瓦せんべいはサービスエリアなどにも置かれているそうで、今や長岡を代表する人気のお土産品の一つです。
入店してすぐ正面に看板グッズがお迎えします。
ぜひ、長岡の街を散策しながら個性的な看板を探してみて下さい!
株式会社松田ペット
長岡市大島新町1-1-15
TEL:0258-27-4811(年中無休)
とてもユニークなお話が盛りだくさんで、取材時も手品やジョークで楽しませてくれる、サービス精神旺盛な松田社長さんでした。
どれも可愛くて迷っちゃう!「Spica焼菓子店」
2023年2月にNEWオープンしたお店です。
店名である、「Spica」とはギリシャ語で「麦の穂」という意味なのだそうで、店主の佐藤さんは「なるべく余計な素材を使わず、シンプルなもので美味しさを伝えたい」とのことでした。
お店の一番人気、シフォンケーキ(プレーン)です。確かに、シフォンケーキってシンプルな味だけど、丁寧なお仕事がとてもよく伝わるケーキだと思います。
口に入れると卵の優しい香りに包まれます。
ギフト用の箱詰めも対応されていて、6~8種類ほど収納できるとのことです。お土産としても、普段用のお菓子としても、何度でも通いたい可愛くて素敵なお店です!
Spica焼菓子店
長岡市大島本町5丁目113-13
TEL:0258-77-6944(定休日:日曜~火曜日)
穏やかな笑顔と語り口調が印象的な店主の佐藤さん。佐藤さんが作り出すお菓子は、どれもこれも可愛くて優しい甘さに包まれていました!
ボリューム満点☆庶民の味方「金子屋大島店」
「金の商品を、銀の価格で」という思いのもと、半世紀以上「安くてボリュームのあるご近所食堂」として子どもや学生から年配の方まで、多くの市民に支持され続けています。
現在は3店舗が営業しておりますが、今回は「大島店」へお邪魔しました。
本日は金子屋さんのメニューの中でも長岡を代表するソウルフード「洋風カツ丼」をいただきました。
ドーン!!
お店の一番人気は麻婆ラーメンとのことで、本日の取材のパートナーのKさんは麻婆ラーメンをチョイス!
ドドーン!!
大島店には広めの団体様向けの席もあります。
出来る限り、地元産・国産の食材にこだわっている金子屋。
原材料の高騰で大変な時代かと思いますが、これからも街の中華料理屋さんとして、多くの人たちのお腹と幸福感を満たしてくれることを願っています。
金子屋 大島店
新潟県長岡市三ツ郷屋町317-3
TEL:0258-27-1028(定休日:12/31 1/1)
店長の桐生さんは中学卒業後から今まで、金子屋一筋で勤められているそうです。お客様だけではなく従業員にとっても、一筋で働けるお店なんて素晴らしいと感じました!
陽だまりの様な、温かく丹念なパン屋さん「Takana Bakery」
店内は2~3人が入ったらいっぱいになるほどの広さで、目の前のショーケースには色とりどりのパンが大切に並んでいます。
来店される方お一人お一人と向き合いながら、心を込めた接客と、丁寧なパン作りで温かくおもてなしされています。
日によって並んでいるパンの種類が異なるので、毎回とっっても迷うのですが・・・今回は、人気№1のミルククリームパンと人気№3の豆のカレーパンを買って来ました!
ミルククリームは、注文を受けてからクリームを入れて下さいます。
練乳が使用されているという、まろやかなクリームがハードでシンプルな味わいのパン生地にとてもマッチしています。
続いて豆のカレーパンの実食です!
パンもサクッと薄めのタイプなので、おやつ感覚で、あっという間に食べられちゃいます。
また、個人的にはハード系パン好きなワタクシ。Takana Bakeryのバケットがとても好みです。
いつ伺っても、温かいおもてなしと変わらない味を提供してくれるTakana Bakery。
そこはいつも多くの笑顔と優しいパンの香りに包まれ、陽だまりの様に温かい街のパン屋さんでした。
Takana Bakery
長岡市大島本町3-1-40
TEL:0258-94-4918(営業時間:8:30~18:00)
定休日;日曜日、第一、第三月曜日
2015年のオープンから、今年で9年目。この地で10年続けていくことが一先ずの目標とのこと。これからも美しいパンたちに会いにお店に通うのが楽しみです!
再び信濃川を渡り、駅周辺へ
帰りも自転車の返却の為に信濃川を再度渡り、長岡街宿へ向かいます。
途中、行きの長生橋より数キロ下流の「長岡大橋」を渡りながら帰ります。
もし、15時以前に帰られた場合はポストへの返却になるそうなのでお問い合わせください。
出張や、新幹線のスキマ時間に手軽に長岡の街を巡られるチャリ旅をぜひお試しください!
紹介した場所
地域で親しまれている隠れたスポットや住民ならではの贅沢な時間の過ごし方があります。
初めて訪れた方でもバスや電車でふらりと行けるプチ旅行や時間の過ごし方をレポートします。