弥彦 燕三条
YAHIKO & TSUBAMESANJO
大河の一滴から生まれる物語は、
弥彦、燕、三条、加茂、田上と川で繋がれた
新潟県は山地、丘陵、低地が多い。県境の急峻な山岳地帯に比べ、越後平野は低地で日本有数の穀倉地帯となっている。その越後平野の玄関口である弥彦・三条エリアを貫くように流れる全長367kmにもおよぶ日本一の大河、信濃川。母なる川は、かつては暴れ川として、しばしば洪水をひきおこし、大地を水と土で埋め尽くした。そうして運び込まれた土砂が堆積して形成された肥沃な大地が越後平野である。しかし、大正時代に大河津分水路の工事が完成するまで、依然として信濃川の自然の猛威は変わらなかった。
パンフレットをダウンロードするエリアの特徴
-
01. 弥彦山・彌彦神社
この地域のシンボル的存在、弥彦山。そして、その懐には彌彦神社が鎮座する。彌彦神社は万葉集にも詠まれ、古代から新潟県の産業、文化の基礎を築き上げた諸産業の祖神として多くの信仰を集めた。厳しい自然環境が諸産業の興(おこ)りに拍車をかけたのかもしれない。
-
02. 金属加工産業
三条・燕地域の金属加工産業は江戸初頭にはじまり、当時から地域の産業をリードしていた。農耕に適さなかった土地で生きるために辿り着いた金属産業は、今や日本の誇る唯一無二の一大生産地として製品は世界中に向けて羽ばたいている。
-
03. ガストロごはん
野菜や果樹栽培に適した環境から、現在では多様な作物が作られている。これらを食材に、古くからの技術をいかした職人技で作り上げられた金属洋食器や箸で味わう。「ものづくり文化」と共に歩んできた「食文化」。究極の地産地消をご賞味あれ。
弥彦 燕三条美食旅- ガストロノミー
彌彦の神さまから伝えられた農業技術と、
川がもたらす肥沃な土壌によって、
多種多様な野菜や果樹が栽培されている。
越後諸産業を築いた祖神
ものづくり
鉄道の普及や機械化により、金属加工業は発展を続けた。
現在では、燕三条エリアは
作業工具・刃物などの金属製品や、洋食器などの「金物の町」として広く知られる。
「体験」「ネイチャー」
おやひこさまの麓で
自然からパワーチャージ
「アウトドア」「食」
弥彦・燕三条エリアの特別な過ごし方