朝からお腹いっぱいになる!「白山市場DE朝食を」でおいしい出会い/新潟市


2024年01月13日 2212ビュー
こんにちは!ライターの竹内ありすです。

みなさんは、早起きが得意ですか?苦手ですか?

私は朝のすがすがしい空気や「一日が始まる感じ」が大好きです!しかしいざ早く起きようとすると、時計のアラームを何度もセットしても全て止めてしまうこともしばしば。早起きはちょっぴり苦手なようです。
でも、おいしい朝ごはんがあれば早起きだって楽しめるかもしれません。

今回は、そんな朝時間を充実させる素敵なイベントをご紹介します!

おいしい出会いがいっぱい!「白山市場DE朝食を」

場所は、新潟市中央区白山浦。JR白山駅から歩いてすぐのところにある、白山市場です。
ここで週末の朝に不定期で開催されるのが、「白山市場DE朝食を」!(今回ご紹介するのは10月22日に開催されたイベントです)
朝6時すぎ、近くのコインパーキングに車を停めてやってまいりました。日中はまだまだ暖かいけれど、朝晩はだいぶ肌寒くなってきた今日このごろ。澄んだ空気が心地よく感じられます。
昭和29年からこの場所で続いている白山市場。野菜や果物、米など新鮮な食材が並びます。
我が家の冷蔵庫の中身を思い出しつつ市場の中を歩き回っていると……
お弁当のアクセントやサラダに欠かせない、ミニトマトを発見!しかもこんなに入って200円と、かなりお手頃価格です。
「トマトにはリコピンがたくさん含まれているからね、医者いらずだなんて言われているよ」と、市場の方。
会計を済ませ、袋に入ったミニトマトを受け取っていると、市場の方に電話が。「もしもし。……うんうん、もう開いているよ」
「ごめんね、親戚から“お店はいつ開くんだ”って問い合わせが来てさ。あなたも楽しんでいってね」と、市場の方が笑顔を見せてくれました。
そうそう、市場でお買い物をしている最中も、あたりには良い香りが漂っていたんです。その香りの正体は「白山市場DE朝食を」で出店されている、飲食店ブースから!
飲食店ブースでは、新潟市内のさまざまなお店がバラエティ豊かなグルメを販売していました。

たくさんの人が思い思いに朝ごはんを購入していて、そのにぎわいは早朝であることを忘れてしまうほど。
早朝であることを忘れた私は、朝からひときわいい香りを漂わせていたハンバーガーを購入しちゃいました。
肉厚でジューシー!パワーがみなぎります。
飲食店のほかに、古着店のブースも。お店のお兄さんたちが、素敵な表情をカメラに向けてくれました。
お腹が満たされたところで空を見上げてみると、白山市場にたどり着いた時よりもだいぶ明るくなっていることに気がつきました。それでもまだまだ一日は始まったばかり!
早起きし、朝からお買い物やおいしい食事を楽しんだおかげで、とっても充実した一日を過ごせたことは言うまでもありません。まさに「早起きは三文の徳」!

「イベントではなく、日常になってほしい」主催者たちの思い

朝からお腹いっぱいになる、おいしい出会いに恵まれた「白山市場DE朝食を」。4年ほど前に始まったイベントだと知り、私は主催者のお話を聞いてみたくなりました。
「白山市場DE朝食を」の運営に携わるのは、新潟市を拠点に活動するクリエーター集団「pentagONE(ペンタゴン)」のみなさん。メンバーそれぞれに、インテリアショップやデザイン事務所などの本業をお持ちです。

お話を聞かせてくださったみなさん:

大福匠(おおふく・たくみ)さん/サルキジーヌ代表
田村新(たむら・あらた)さん/APARTMENT代表
白倉和宏(しらくら・かずひろ)さん/株式会社ライフノーレッジ代表取締役

■「白山市場DE朝食を」が始まったきっかけ

pentagONEのみなさんは、「新潟を盛り上げたい」という気持ちで集まったメンバーです。出前授業やチャリティ活動などを行う中で、4年間続けてきたのがイベント「白山市場DE朝食を」でした。
(田村さん)

「白山市場DE朝食を」が始まったきっかけは、メンバーの田村さんが散歩をしていたときに白山市場の方と話したこと。

当時、65年続いてきた白山市場でしたが、市場の方は「売り手も高齢化してきたし、お客さんも来ないのでもうそろそろやめようかな」と悩んでいたのだそうです。
(白山市場のシャッターに描かれたミューラルアートも、pentagONEの取り組みで描かれたものです)

一方田村さんは白山市場に対し、以前アジアの国を訪れたときに見た市場の光景を思い出していました。野菜や果物だけでなく、もっといろいろなものが販売されていて、たくさんの人が訪れていて、混沌とした空間だったのだそうです。

白山市場の建物もまた、異国情緒を感じさせる雰囲気。しかも、長年続いてきたという歴史があります。
「このままやめてしまうのはもったいない」と感じた田村さんは、アジアの朝市をイメージしたコラボレートイベントを思いついたのです!そして2019年、白山市場に近い古町エリアを中心とした飲食店に声をかけ、「第1回白山市場DE朝食を」のイベントが実現しました。

■あたたかなコミュニケーションが生まれる

(大福さん)

イベントに出店したコーヒー店の店主が、「“普段は外でコーヒーを買うことはないんだけれど、あなたの淹れるコーヒーを飲んでみたらとってもおいしかった”と市場の農家さんが声をかけてくれたんです」と教えてくれたのです。
お店の人とお客さんの間だけでなく、コミュニケーションが飲食店と農家さんの間にも生まれていました。

第1回の大盛況を受け、第2回、第3回……と「白山市場DE朝食を」のイベントは不定期で開催され続けて今に至り、子どもから年配の方までさまざまな世代のお客さんが訪れています。

さらに、朝食の他にも鉢植えや苗を販売する「植物天国」のイベント(2023年9月開催)や
佐渡汽船ターミナルを会場に朝食を楽しむイベント(2023年3月開催)も!

■「白山市場DE朝食を」にこめた思い

 

「長く続いてきた白山市場がなくなってしまうのはもったいない」という思いから始まった、「白山市場DE朝食を」。
(白倉さん)

白山市場に限らず、pentagONEのみなさんには「今まで当たり前にあった環境の良さを再確認し、その魅力に気付いてもらいたい」という願いがありました。それを叶える手段として、イベントを考案し開催しているのです。

私自身もはじめは白山市場があることをなんとなく知っているだけでした。しかし、イベントが開かれていることによって「訪れてみようかな」と関心を持ち、朝ご飯を味わいつつ新鮮な食材を生産者から直接買う楽しみを知ることができました。


「ゆくゆくは、イベントではなく日常の風景にしていきたい」とpentagONE代表の白倉さん。

みなさんもあたたかいコミュニケーションが心地良い白山市場へ、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
白山市場DE朝食を

白山市場DE朝食を

時間 : 6:00〜9:00頃
会場 : 白山市場(〒951-8131 新潟県新潟市中央区白山浦2丁目)
開催は不定期です。
これまでの開催についてや最新の情報は、pentagONEホームページをご覧ください。

今回訪れたスポット

この記事を書いた人
竹内ありす

1995年新潟市生まれ。放送局での番組制作を経て、フリーランスのライター・ディレクターへ。 昭和歌謡と喫茶店、新潟の日本酒が大好き!もの・こと・人にまつわる、魅力あるストーリーをお伝えします。
Twitter→ https://twitter.com/atelier_aliswan