改札から徒歩1分! 新潟駅で北陸の極上ネタが味わえる「ことぶき寿司c/oまいもん寿司」/新潟市


2025年05月24日 67ビュー
皆さん、こんにちは。取材ライターの新井まさみです。

2024年、大きく生まれ変わったJR新潟駅には、お土産店や飲食店などさまざまな店舗が開業しました。その中で、富山県で生まれ育ち、石川県で就職し、現在、新潟県に在住の私が大注目したお店があります。

その名も「ことぶき寿司coまいもん寿司(通称、ことまい)」

新潟県の「ことぶき寿司」と、石川県の「金沢まいもん寿司」という、2つの人気回転寿司店がコラボしちゃったんですよ!!(これは事件です)

CoCoLo新潟のレストランゾーン「エキナンキッチン」

今回ご紹介する「ことまい」があるのは、JR新潟駅の駅ビル「CoCoLo新潟」の1階WEST SIDE。さらにその中の「エキナンキッチン」というレストランゾーンにお店を構えます。

新潟駅と同時に新しく生まれ変わった「CoCoLo新潟」。オープンして1年が経ちますが、魅力あるお店があちらこちらにあるので、「どのお店がどこにあるのか分からない」という地元の方も多いのではないでしょうか。正直に言うと、私がそうなんです(笑)
エキナンキッチンがあるのは、南口広場の元「ブックオフ」があった辺り。新幹線西改札から南口広場へ向かうエスカレーターで1階に降りれば、改札から徒歩約1分で到着します! (ちなみにエキナンキッチンの出入口は4つありますよ)
フロアマップの④が「ことぶき寿司c/oまいもん寿司」です。

ことぶき寿司から生まれた夢のコラボ店舗

「ことぶき寿司」は新潟市に3店舗、新発田市に「一心寿司」を1店舗構える新潟の人気寿司店。地元産はもちろん、全国から生鮮食品が集まる「新潟市中央卸売市場」に本社を構え、毎朝市場直送の新鮮なネタを提供しています。

「ことぶき寿司c/oまいもん寿司」の「c/o」とは、コラボレーションの意味。この店舗では、ことぶき寿司をメインに、まいもん寿司のメニューも提供しています。「北陸の寿司業界を盛り上げたい」という両社の想いから実現したもので、別々の寿司店がタッグを組むのは、業界内でもかなり珍しいことなんだそうです。

「ことぶき寿司」と「まいもん寿司」、それぞれのおいしさを知っていた私にとっては、ビッグニュース! 新潟と北陸の旬の魚介が一同に集うなんて……まさに夢の共演です。
店内は、カウンター席とボックス席が計58席あり、和の落ち着いた空間が広がります。
メニューはタッチパネルから注文!

お寿司は一皿の単品と、セットメニューがあります。それぞれの人気BEST3をお聞きしました。
【一皿メニュー BEST3】

第1位:佐渡産銀鮭(550円)
佐渡の荒波で育ったブランド魚。適度に脂がのり、口の中でとろける味わいが絶品。

第2位:炙りのどぐろ塩レモン(時価)
白身魚の王様と呼ばれる高級魚「のどぐろ」。上品な脂の甘みと濃厚な旨味が織りなす極上の一貫です。

第3位:本日のオススメ
タブレットの「本日のお勧め」ページには、その日入荷したイチオシのネタがズラリ。一期一会のおいしさに出会えます。
【セットメニュー BEST3】

第1位:新潟・北陸えび三昧(1,320円)

「南蛮海老」、「白海老軍艦」、「富山産がす海老」の3貫盛り。どれから食べようか悩ましい一皿。

第2位:ことまい盛り(3,630円)
ことぶき寿司とまいもん寿司の名物ネタを盛り込んだ、夢のコラボ商品! 市場直送の新潟の魚介と、北陸のネタが勢ぞろいした同店の看板メニュー。

第3位:日替わりおすすめ9貫盛り(2,750円~)
その日おすすめの多彩なネタが一皿で楽しめます。※仕入れにより若干の値段変動あり

せっかくなので人気のメニューを実食……とその前に、ことぶき寿司のこだわりについてご紹介したいと思います。

ことぶき寿司3つのこだわり

1. 日本海の「朝獲れ鮮魚」を直送で

新潟市中央卸売市場の中に本社を構えることで、毎朝5時から始まる競りにいち早く参加し、新鮮な魚を直接仕入れています。市場や産地で選び抜いた鮮魚や野菜は、その日のうちに各店舗へ直送。厨房では職人たちが朝から魚を捌き、握りに仕立てる──そんな活気ある光景が毎日繰り広げられています。
2. 新潟の地で味わう、こだわりのシャリ

寿司の要であるシャリには国産米を使用。香り、粘り、甘み、すべてが寿司に最適となるよう、新潟米など複数を独自にブレンドし、新潟のお水で炊いています。農家さんと直接やり取りすることで、品質を確かめながら、季節ごとの味わいの違いも楽しんでもらえるよう工夫しています。
3.匠の技が光る丁寧な握り

届いたばかりの鮮魚を職人が目利きし、その持ち味を最大限に引き出すように丁寧に握っています。手間を惜しまず、目の前のお客様に最高の一貫を届けることを信念に、職人の心を込めて握っています。

人気のメニューを、いざ実食

さぁ、それでは楽しみにしていた実食タイム! 両店の自慢のネタを堪能できるコラボメニュー「ことまい盛り(3,630円)」をいただくことにしました。

本まぐろ中とろ、やりいか、本日の厳選白身、南蛮海老佐渡金山盛り、白えび軍艦、佐渡銀鮭、のどぐろ炙り、本日の貝類という豪華な8貫盛りセット! 新潟と北陸の豪華な海の幸が勢ぞろいです。
富山県出身の私、まずは富山湾の宝石・白えびからいただきたいと思います。

軍艦からこぼれ落ちそうなほど、贅沢に盛られています。白えび特有の上品な甘さが舌の上でとろける~! 地元・富山でも高級品なので、お寿司で食べる機会はなかなかありません。
続いて、白身魚の王様・のどぐろを炙りで。塩が付いているので、レモンをキュッと絞っていただきます。

これはもう、もう、言葉にできない……(ライターしっかりせぇ)。ホロリと口の中でほぐれる白身、そしてトロける脂の甘さ……おいしすぎて鼻の穴が膨らんでいる自分が想像できました。あぁ、幸せ。

そして、本まぐろ中とろ。愛媛県のブランド魚である「だてまぐろ」を仕入れているとのこと。こちらも文句なしの味わいです。
そして、我ら新潟が誇る南蛮海老(甘えび)の佐渡金山盛り! 2024年世界遺産に登録された佐渡金山をイメージして、なんと6尾も折り重なるように盛られています。頂上には金箔をあしらい、まさに贅の極み。

南蛮海老のプリプリした食感とねっとりとした甘さが口いっぱいに広がります。取材であることをうっかり忘れそうなほど、そのおいしさに浸りました。

新潟の玄関口で味わう極上寿司

同店では、もちろんお寿司一皿からでも気軽に楽しめます。一品料理のメニューには、能登もずくやなまこなど能登産の海の幸も。その他、地酒も取り揃えているので、新幹線に乗る前に軽く一杯嗜むのも良いですねぇ。お寿司のテイクアウトもできるので、時間に余裕がない場合は、事前予約をしておくことをオススメします◎

新潟と北陸、日本海の海の幸をこれでもかと堪能できる「ことぶき寿司c/oまいもん寿司」へ。旬のおいしさを味わいに、ぜひ訪れてみてください。
ことぶき寿司c/oまいもん寿司

ことぶき寿司c/oまいもん寿司

新潟県新潟市中央区花園1−1−1
CoCoLo新潟 WEST SIDE 1F

025-383-8668
営業時間 11時~22時
(ラストオーダー 21:30)

※画像の一部はご提供いただきました
※セットメニューのネタは、仕入れにより異なる場合があります

この記事を書いた人
新井まさみ

富山県生まれ、新潟市在住のママライター。 グルメな夫、子鉄の長男、肉食の長女、リアクション芸人の私、の4人家族。 外食費と娯楽費が家計を圧迫していますが、おいしいモノとたのしいコトを求めて日々開拓中!
Instagram : https://www.instagram.com/maconnect2022/