天然雪100%!家族で楽しめる赤倉温泉スキー場/妙高市


2024年03月13日 6719ビュー
こんにちは!岡村京です。今回は妙高市の赤倉温泉スキー場さんでスキーを楽しんできました。

映画「私をスキーに連れてって」が好きだった父親にロープで引っ張ってもらいながらスキーの練習を始めた小学校3年生。地元のスキークラブに入り、冬は毎週日曜日がスキーでした。いま思えば最高の週末。あの頃に戻りたい…。
しかし時は流れ、大人になり県外で就職し新潟にUターンしたものの、中々頻繁にはゲレンデに足を運べずにいました。スキーがしたい!という気持ちが抑えきれず、今回は持っている道具も古くなったので、スマホと財布だけ持って思い切って手ぶらでスキー場に向かってみることにしました!

妙高高原インターから8分の好立地

向かったのは上信越自動車道・妙高高原インターから車で約8分の赤倉温泉スキー場です。
日本そして新潟のスキーリゾート史では長い歴史があり、あの日本画家横山大観の師でもある岡倉天心も晩年を過ごしたこの赤倉温泉。

ちなみに高速道路のインターから8分でもそこはすでに雪国。高速道路上でもタイヤが冬装備かどうかのチェックがあります!お車でお越しの方は冬タイヤが必須です。
合計1300台の無料大駐車場完備!
JR妙高高原駅からも予約制のシャトルバスがでていますので雪道が不安な方はそちらもおススメです。

手ぶらでOK♪

予約不要の巡回バスも駐車場とゲレンデ間で走っているので駐車場から歩かなくてOK。これはお子様連れの方には嬉しいですよね。

到着したのはゲレンデ目の前のくまどーinfo。まずは道具のレンタル。必要事項を記入してお店の方に渡すと必要な道具を用意してくださいます。
実はここで問題発生!私のサイズのウェアの在庫がない!!
どうしよ~困った~と思ったらお店の方が優しい笑顔で
「ちょっと待ってもらえればすぐ近くの温泉街の別店舗から持ってきますよ~」と、ありがたい!ありがたすぎる神対応!
待ってる間にブーツのフィッティングをしてたら本当にすぐ用意してくださいました。すごい!
レンタルは事前に予約ができるので事前予約もおススメです。

さっそくウェアに着替えて準備ばっちり。

ちなみにここにもコインロッカーがあったので、履いてきた長靴や荷物はこちらに預けました。
小窓がついていて途中で小物を取り出しやすい、利用者の心をくすぐるロッカーでした。

いざゲレンデへ

チケットを購入していざゲレンデへ。ちなみにお隣の赤倉観光リゾートスキー場との共通リフト券もありました。
 
ドキドキしながら久しぶりのリフト乗り場へ。自動改札になっていてこのリフト券を持っていればゲートが開くのでとっても便利!

3連休の中日に行ったのでリフト前には列ができていましたが、コロナ禍を経験したいま、スキー場に活気があるのは、私も元気がもらえる光景でした。
子供の頃リフトに乗りながら 船木のVジャンプ―とか言いながら遊んだな~ 友達がくれて初めて食べたマンゴスチン・ ラ・フランス ・ブルーベリーガムのおいしさに驚いたな…など様々な記憶が蘇ってきます。
ゲレンデミュージックと言えばグローブのDEPARTURESや広瀬香美さんの歌が流れていた平成のあの時代が懐かしく、エモい気分になりました。

メインゲレンデのパノラマコースへ

準備体操をしていざ1本目はメインゲレンデのパノラマコースへ。
気持ちいい~楽しい~これこれ~!忘れていた感覚が蘇ってきます。
雪質が最高です!
欲を言えば晴れていれば景色も楽しめたんですが、今日はあいにくの空模様…でも降りたての新雪が楽しめたからOKです。

ゲレンデのコース数も豊富な赤倉温泉スキー場。全体的に急斜面が少なくファミリー向けなので家族連れの方も多く見かけたり、子供向けのスキースクールがあったりして、外国人スキーヤ―の方も楽しんでいました。さすが日本を代表する山岳リゾートです。

腹がへってはスキーはできぬ!ゲレ飯time

何本か滑ればやっぱりお腹がペコペコに。
ヨーデルロッヂの味噌ラーメンが美味しいと聞いていたので、朝から口の中は味噌ラーメンモードになっていました。
ん~いろいろあって迷います。スキー場社長が大好きなエビカレーというネーミングが気になる!けど大好きな新潟名物たれカツ丼もいいし…でもやっぱり今日はスキー場の方もおススメの味噌ラーメンに決まり!
寒い日でしたので、味噌スープが体中に染みわたります。噂通りの美味しいラーメンをいただきお腹も満たされ体力も回復!温まる~

豊富なゲレンデバリエーションと最高の雪質

この日も天然雪100%の新潟県妙高産の雪がサラッサラでした。
なかなか写真では伝わらないですが、見てください!このサラッサラな雪!

20本は滑ったでしょうか、久しぶりですしこれ以上は明日筋肉痛になりそうな予感がしたので無理せず本日の滑走を終了!疲れが心地良いくらいがちょうどいいですよね。

子供も楽しめる雪遊び

ヨーデルinfoの近くには小さな子供も遊べるキッズスノーパークやキッズルームがあり、子供たちが雪遊びを楽しんでいました♪

レンタル用品の返却も簡単

レンタルの返却もすごく簡単♪最初に借りたくまどーinfoに持っていくだけ!
ブーツを脱いだスッキリ感!これがたまりません。整う瞬間です。
今回はアクセスの良さから日帰りで楽しみましたが、次回は宿泊するともっと素敵な時間が過ごせると感じました。

温泉街をぶらぶら歩きながらお土産買ったり、食べ歩きをしたり、あったか温泉に宿泊して夕食後にナイターでスキーを楽しむことができるのも、この赤倉温泉スキー場さんの魅力だと思います。
ナイターを滑ってまた温泉。そして翌日も朝からスキー。考えるだけでも最高です。

そしてなんといっても妙高エリアで唯一の毎日ナイター営業が赤倉温泉スキー場さんの特徴です(今シーズンは2024/3/17(日)までナイター営業予定)。

3月に入り新潟県内はまた冬に戻ったように雪が降り出した今シーズン。まだまだスキーが楽しめますよー!

赤倉温泉スキー場

住所:新潟県妙高市赤倉温泉
電話:0255-87-2125

※画像一部提供:赤倉温泉スキー場

この記事を書いた人
岡村 京

十日町(旧中里村)出身の日本山岳ガイド協会・認定ガイド(登山ガイドステージ1) 夜明け前に角田山・弥彦山・護摩堂山など新潟の里山にのぼって山の上でSKAを聴きながら食べるスイカとスターウォーズとが好きでス。