タダで遊び放題!長岡で「0円」キャンプ/長岡市


2024年06月05日 978ビュー
こんにちは! アウトドア観光ライターのナガシーです!

今回は無料キャンプ場をテーマに、
長岡市にある「東山ファミリーランド」に 行ってきました!

東山ファミリーランド」は
東山連峰の雄大な自然のもと、
季節ごとの自然とふれあいながら遊べるアウトドア施設になっています。

今回は、家族や友達と遊び尽くせる長岡のアウトドア遊びをお届けします!

バリエーション豊富なキャンプサイト

長岡市街地から車で約10分。

東山ファミリーランド内にあるキャンプ場前に到着しました。


奥にある小屋でキャンプ場にチェックインすることができます。
チェックイン時はこちらの利用申込書に記入します。
必要な情報を記入したら
BOXの中へ入れてチェックイン完了。

たったこれだけのスムーズさ!
超カンタン!

しかも利用料は0円。タダなんです!!
 
こちらが実際のキャンプサイトの1つ。

全面フリーサイトになっていて、
木々に囲まれ木陰が気持ちいい区画が多くあります。
奥に進むともう1つのフリーサイトがありました。

こちらは開放感に溢れ、
ぽかぽかした日差しが気持ちよく、
のんびり過ごすのにちょうどいい印象でした。
続いてキャンプ場内の設備へ。

お手洗いはキャンプサイトからほど近く、
チェックインした小屋の前にあります。
こちらが炊事場。
火起こししてキャンプ時の調理も可能で、
すぐお隣には水場もあるので万が一の際にも安心です。
キャンプ場から徒歩で1~2分ほど。
キャンプ場内のほかにキャンプ可能なサイトがまだまだありました!

道路を挟んで左側と右側に1つずつ、
こちらはプライベート感がある印象。

時折車が走るのが聞こえたり、目に入ることもありますが、
サイト内は2張りくらいテントが張れるスペースなので、
ソロキャンプする人にはおすすめです。
さらに奥に進むと大きな広場がありました。
ここは運動広場になっていて、
なんとこちらでもテントを張ってキャンプをすることができます。
しかも

0円ポッキリ!


こちらもタダなんです!
この日は前日からキャンプをされている方も大勢いらっしゃって
すでにこんなにテントがありました。
場所によっては長岡市街地を眺めることができるところもあり、
この日のキャンプ地はここにしました!

何して遊ぶ?キャンプ場周辺のアクティビティ

キャンプ地を決めたら次は周辺フィールドで遊ぼう!

ということでやってきたのが
東山ファミリーランドからほど近くにある
鋸山・花立登山口です。
登山口前には無料の駐車場があります。
ここに車を停めてすぐに登山口へ向かうことができます。
駐車場周辺には、
簡易式のお手洗いもあります。
万が一のときもありがたい設備です。
お手洗いの先には小道があって、
進んでいくと湧き水スポットに出会えました!

天狗清水(てんぐしみず)」という湧き水で、
1杯飲むと5年、2杯は10年、3杯飲むと限度とされ、
別名「長寿の泉」とも言われています。
これが自然の湧き水!!

持参したコップで1杯飲んでみると、
ひんやり冷たくて喉越しが良く、
すっきりした味わいで美味しかったです!
さて、登山口前に戻ると、
地元の方らしき人を見かけてお話を伺うことに。

若い時から登山が好きで新潟の山々はもちろんのこと、
全国各地の山々に登り、
広大な面積を持つ北海道では5つ登った経験もあるお父さん。
山登りだけではなく趣味でパラグライダーもやっていて
非常にアクティブなアウトドアマンでした。

山登りの経験から知り合いの方によく案内もお願いされるそうで、
この日は翌日のハイキングの下見で来られていました。

今回私が登る山についても見所や楽しみ方を教えて頂き
登る前の参考になりました。
ありがとうございました!
そしていよいよハイキングへ出発です!
登山口で出会ったお父さんに撮っていただきました。
 
登り進めると途中でなにやら見えてきたのがこの看板。
鳥滝」というところに繋がるみたいで、行ってみることに。
うわぁー!見えました!
こちらが鳥滝。白い水しぶきがキレイで清涼感が伝わってきます!

山の道中でも自然の滝に出会えるなんてとっても感激しました。
6合目に到着!
座れる木のベンチもあり、
奥には湧き水もありました。
水分補給にも良いスポットです!
とてもユニークだと思ったのが鐘のところ。
よーく見てみると、明らかに炊飯器の釜が使われていました。
登り始めて50分ほど
8合目の花立峠に到着しました。

大きな広場になっていて、
長岡方面への景色も良いので、休憩ポイントにもおすすめです。

そして、この峠が分岐点になっていて
今回左に進み鋸山の山頂を目指します!
その分岐点を左に進んだ道中では
オオカメノキ」という5月~6月頃山地に咲く野花にも出会い、
可憐な姿に心が癒されました。
さらに登ること15分。
見えてきました!あと少しで山頂です。
ブナ林のゾーンへ入ってきました。

ほかの山にも言えることかもしれませんが、
こうやって登り進める度にスギ林やブナ林があったり、
植林の変化があるのも山登りの楽しさの1つですね!
ついに到着しました!
鋸山山頂です!
山の標高は764.9メートル
ナガシーはこのとおり今回も元気に登頂成功しました!
長岡市街が見渡せて眺めの良いロケーション!

持参したチェアとテーブルをセットして
お待ちかね!もぐもぐタイムの始まりです!
今回はお弁当スタイル。
特製そぼろ三色丼をいっただきまーす!!

山頂まで登っておなかがペッコペコだったせいか、
無我夢中で口の中いっぱいに頬張るナガシー。

この甘辛そぼろ・小松菜・ふわふわ炒り卵が三位一体となり、
新潟米ごはんとの相性抜群ですっごくおいしい…!
メスティンいっぱいに入ってた三色丼も
気が付けばあっという間に完食しちゃいました!!

ごちそうさまでした!あーはらっくっちぇ!(お腹いっぱい)
お腹いっぱいになり少し休んでいると
1人の男性が山頂に到着。

なんと!長岡市内の方で山登りが好き。
2~3か月に1回鋸山にも登るとのこと。
この日がちょうど登る日で
こうして山頂で出会えたことが嬉しかったです!

初対面でしたが気づけば30分以上もゆっくりお話でき楽しい時間でした。
山頂での時間を満喫したら下山開始。
帰りも慎重に降りていきます。

その道中で見つけたこの看板。
登山者になんて優しい言葉なんだろう!と思い心がほっこりしました。
よーし!最初の登山口に着きました。
怪我ひとつなく無事で何より。
この通りナガシーは元気です!

再び東山ファミリーランドへ向かいます。

東山ファミリーランドで遊べるアクティビティ

鋸山登山口から東山ファミリーランド内へ到着。
ファミリーランド内には、
有料ではありますがテニスができるコートが2面もありました!

こちらは全天候型でナイター照明も完備されていて、
5月から9月までは、朝7時から夜の19時まで遊ぶことができます。

受付は市営スキー場ロッジです。
 
みなさん、知っていました!? 実はスケートボード場もあります!

長岡市営スキー場の駐車場の一角に設けられ、
長岡市では初のスケートボードパーク

市営スキー場ロッジ受付で使用前と終了後にスタッフに声をかけることで、
なんと!無料で誰でも利用することができます
この日はお子さんにスケートボードを教えている親子に遭遇しました!
 
パパと一緒に楽しくスケートボードで遊んでいる姿が印象的でした。 

上級者のみならず、
このように小さいお子さんから気軽に遊べるパークになっているのが非常に良いポイント!
まだまだあります!
東山ファミリーランド内には自然と親しむ遊び場までアリ!
瞑想の森や野鳥の森など、
ファミリーランド内に広がる自然の遊び場。

周りのいろんな木々や植物に囲まれながら、
ゆっくりとお散歩するとリラックスできて気持ちいいです。

いくつかの木には小さな案内板があり、
木の特徴が記されていて、歩きながら様々な木を詳しく学べるところも良いですね!

地元食材を使った簡単キャンプ飯

さて、運動広場のキャンプサイトへ戻ってきました!

夜ごはんの準備に取りかかります。
実は運動広場にも本格的な炊事場設備があるのも嬉しいポイントでした。
これで水を使う料理や使ったお皿などの洗い物まで使えるので非常にありがたい!
また、運動広場内にはすぐ近くにお手洗いも完備。
広々としたお手洗い場になっていて24時間自由に使うことができます。
お待たせしました!
今回のキャンプ料理はこのトマトを使ってクッキング!
どこからともなくやってきたトマトと思いますよね?
実はこのトマト、 東山ファミリーランド内で購入できるトマトなんです。

こちらはその施設である「農の駅あぐらって長岡」。
農業の振興・農村の活性化及び市民の福祉向上を図るための施設になっていて、
各種ふるさと体験農業体験の機会も提供しています。
施設の中にあるこちらの受付で
季節ごとに変わる地元産の農産物を購入することができます。
7月まではフルーツトマトの収穫の時期で
この日はちょうど収穫日。
色とりどりのフルーツトマトがぎっしりこんなに!!
今回ありがたいごとに試食をさせて頂きました。

赤いフルーツトマトは身がぎゅっとしまってジューシー。
酸味がありつつも非常に甘くて美味しかったです!

一般的に糖度8度以上のものがフルーツトマトと言われている中で
このフルーツトマトはどれも糖度10度以上なんです!

この甘さの秘密を職員の方に聞くと、
節水栽培」と呼ばれる、フルーツトマトを育てるときに必要な肥料や潅水(かんすい)などを極端に減らして
トマトにストレスをかける栽培方法にしているため、水が少ない分ぎゅっと甘くなるとのこと。

他にも、徹底した温度管理や地域資源のプロパンガスの活用など、
環境負荷を抑えながら高品質な農産物を栽培する工夫が数多くありました。

無料で実際に農園に入って見て触れたり、これからの農業を学べる次世代農園施設になっているので、
ぜひ一度、長岡発の農業の最前線を見に訪れるのもオススメです。
たっぷりと園内も見学させていただき、
最終的にこれらのフルーツトマトを購入しました。

赤はフルティカ、黄色はイエローアイコという品種です。

今回はフルティカを使って、
これから本格的に暑くなるシーズンを見据えて
スパッとできる!冷製スパゲッティを作っていきます!
じゃーん!完成しました!
チーズとトマトとツナの冷製スパゲッティです。

茹で上がった細いパスタを冷水で締め、
一口大に切ったフルティカとモッツァレラチーズ、ツナを具材に、
オリーブオイル、にんにく、塩コショウで味を調えてパスタと絡めるだけの簡単キャンプ飯!

フルーツトマトの甘さと、チーズとツナの塩っけが相まって
ひんやり冷たいパスタとの相性もバッチリで美味い!
暑い日でもペロリと食べられる逸品です。

1日中楽しめて大満足でおやすみなさい

あっという間に就寝の時間になりました。

ハイキングやテニスやスケートボードなどのスポーツで1日中遊び、
地元産のこだわりの農産物にも出会えて、キャンプは0円!無料で楽しめる!
素晴らしすぎる遊び場でした!それが長岡にあるなんて感激です。
友達とのグループキャンプから家族でのキャンプにも非常に最適だと思いました!

ぜひキャンプ場を拠点に、
山あそびや自然散策、気軽にできるスポーツや次世代農園で楽しめる
長岡市にある東山ファミリーランドに行ってみてはいかがでしょうか?

ここまでの案内人は
アウトドア観光ライターのナガシーでした!
次回もお楽しみに。

Have a Good Outdoor Day in Niigata!
東山ファミリーランド

東山ファミリーランド

住所:〒940-0821 新潟県長岡市栖吉町3300
電話:0258-34-2225
キャンプ場チェックイン/アウト:終日利用可
※日の出前・日没後の車の出入りは事故防止の為ご遠慮ください。
営業期間:公式HPをご確認ください

東山ファミリーランド

この記事を書いた人
アウトドア観光ライター ナガシー

長岡市在住。元英会話スクールスタッフ・講師。2023年7月から新潟県地域おこし協力隊として「アウトドアで新潟の魅力」を発信活動中。
2022年の三条市でのデイキャンプがきっかけでI LOVE NIIGATA!
焚き火、キャンプ、モルック、登山が趣味。
アウトドアを通じた春夏秋冬楽しめる新潟をお届けします!
ブログ・SNS・YouTube(https://lit.link/ryoheinagashima