サクッとコロッケ、ぐいっとクラフトビール。まち歩きを楽しむ/湯沢町
2026年07月06日
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越後湯沢の楽しみは、温泉や雪景色だけではありません。“おいしい時間”を楽しむまち歩きも、この町ならではの魅力です。
まずは地元で親しまれる「肉の大久保」で、コロッケを頬張りながら散策をスタート。小腹を満たしたあとは、のんびり歩いて「ジョークンビールラボ」へ。個性豊かなクラフトビールを味わいながら、心ほどけるひとときを過ごせます。
まずは地元で親しまれる「肉の大久保」で、コロッケを頬張りながら散策をスタート。小腹を満たしたあとは、のんびり歩いて「ジョークンビールラボ」へ。個性豊かなクラフトビールを味わいながら、心ほどけるひとときを過ごせます。
温泉に加えて、美味しいものを食べてまち歩きが楽しめるのも越後湯沢の魅力。駅チカエリアで、“おいしい時間”を過ごしてみませんか。
揚げたてコロッケを片手に公園へ
越後湯沢駅を降りて東口へ出てすぐ、昭和18年創業の老舗「肉の大久保」があります。お店から300メートルほどの場所に「主水(もんど)公園」があり、お店で買ったコロッケをベンチで食べました。外で食べると、美味しいコロッケがより一層美味しく感じられますね。
70年続く、変わらない味と仕事
2代目の寺口武さん(84)が揚げ物を担当されています。小学生の頃から家業として手伝い始めたそう。「だから今、70年くらいかな」と話されます。
朝は6時くらいに起きて下準備をされるそう。9時頃から揚げ始めて、10時から揚げ物・総菜の販売がスタートとなります。
ショーケースには15種類ほどが並びます。地元のお客さんが多く、お気に入りを買い求めて通う常連さんも多いそうです。「おいしかったと言ってもらえると張り合いがあるね」と笑顔の寺口さん。
地元に愛され続ける、お肉屋さんの揚げ物
自家製コロッケは人気ナンバーワン。素朴で昔ながらの味わいです。1個98円(税込、2026年6月時点)。肉の日(リンク先の「特売日情報」をご確認ください)には、さらにお得な価格になるそうです。
その次に人気なのは、自家製メンチ。玉ねぎと肉だけ合わせ、よく練り込んで作ってあり、あまり調味料を使っていないんだそうです。お肉屋さんが作るメンチだけあって、美味しいお肉を使うので、メンチも美味しいのだそう。
コロッケとメンチのほか、アジフライもあります。生のアジにパン粉をつけて揚げているそうです。カニクリームコロッケ、ヒレカツ、ハムカツなどもあり、日によって内容は変わります。鶏のから揚げも美味しいです。
寺口勝さんが専務取締役として、お店に立たれています。「息子と一緒に働けるのは嬉しいね」と武さん。「ずっと仕事をしたい」とも話されていました。84歳になっても好きな仕事を続け、家族とともに店を守りながら、おいしい揚げ物を作り続ける姿がとても印象的でした。
肉の大久保
【住所】新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢2-6-1
【電話】025-784-2123
【営業時間】8:30~18:00(揚げ物・惣菜10:00~17:00)
【定休日】水曜日(臨時休業あり)
【アクセス】越後湯沢駅 東口より徒歩3分
おいしいクラフトビールを「ビア ラボ ジョークン」で!
越後湯沢でおいしいクラフトビールを飲みたくて「ビア ラボ ジョークン」へ行きました。西口の温泉通り(西山通りとも言います)沿いにあります。
「醸燻酒類研究所(ジョークンビールラボ)」の醸造所は十日町にあります。そちらでは、できたてのクラフトビールを楽しめるタップルームも併設されています。
「醸燻酒類研究所(ジョークンビールラボ)」の醸造所は十日町にあります。そちらでは、できたてのクラフトビールを楽しめるタップルームも併設されています。
醸造家が迎えるウッド調の店内
店内に入ると、すぐ目の前にカウンターがあり、その奥にはテーブル席が並んでいました。カウンターの中で迎えてくださったのは、マネージャーであり醸造家でもある佐藤功太郎さん。ビールについて気さくに話してくださる佐藤さんの人柄もあり、初めて訪れても自然とくつろげる雰囲気です。
店内はウッド調で、木のぬくもりが感じられる居心地の良さ。テーブル席は4人掛けが2卓、3人掛けと2人掛けがそれぞれ1卓あり、友人同士などでもゆったりと過ごせそうな広さでした。
壁には提供中のクラフトビールのメニュー。定番を含め5種類がラインナップされていました。せっかく来たのだからいろいろ飲んでみたいと思い、今回は上から順番に全種類飲んでみることに。文字の背景の色で、ビールがイメージしやすくなっているそうです。
飲み比べで楽しむクラフトビールの面白さ
Lサイズは420ml、Sサイズは220ml。いろいろと少しずつ飲み比べてみたかったので、今回はSサイズを選ぶことにしました。まずは一杯目で、カンパーイ!
220mlではあっという間に飲み干してしまい、さて、次の一杯へと。
「これ、さっきのとは後味が違うね。後味というか、余韻というか。」
「苦味はあるんだけど、すっきり。苦味が残らない。」
「ぜんぜん違うんだね。面白い。」
思うままに感想を言いながら、次々とグラスが空いていきます。
飲み慣れたブランドの生ビールは安定していて間違いなくおいしいですが、クラフトビールはまた違った奥深さがあるように思いました。
おいしいかどうかももちろん大事なのですが、それ以上に「どれが好きか」という感覚も大事な気がします。好きな絵や本を探すような感覚で、有名かどうかということより、「私はこれが好きだな」と思えるものに出会える感じです。
220mlではあっという間に飲み干してしまい、さて、次の一杯へと。
「これ、さっきのとは後味が違うね。後味というか、余韻というか。」
「苦味はあるんだけど、すっきり。苦味が残らない。」
「ぜんぜん違うんだね。面白い。」
思うままに感想を言いながら、次々とグラスが空いていきます。
飲み慣れたブランドの生ビールは安定していて間違いなくおいしいですが、クラフトビールはまた違った奥深さがあるように思いました。
おいしいかどうかももちろん大事なのですが、それ以上に「どれが好きか」という感覚も大事な気がします。好きな絵や本を探すような感覚で、有名かどうかということより、「私はこれが好きだな」と思えるものに出会える感じです。
ビールと一緒に楽しむフードメニュー
フードメニューには、ごはんでしっかり食べられるキーマカレーもありますが、今回はクラッカーとセットになった「おつまみキーマカレー」を選びました。キーマカレーには特産野菜の「かぐら南蛮」がたっぷり使われており、味噌仕立てでスパイスから作られているそうです。佐藤さんによると、「東京でのイベントに出店した際、カレーがおいしいと評判になり、ビール屋ではなくカレー屋が来ていると勘違いされたこともあった」とのエピソードも。
ビールに合わせたおつまみもいくつか用意されており、「大人のポテトサラダ」は酒盗などを混ぜ込んだ一品で、お酒との相性が良い仕上がり。
ほかにも「おつまみ盛り合わせ」やフライドポテトなど、ビールに合うフードをいくつか注文しました。
クラフトビールがつなぐ人と人
「クラフトビールにはいろいろなスタイルがあって、大手のビール以外にもこんなに種類があるんだと知ってもらえたらうれしいです。その違いを楽しんでもらえるのが、クラフトビールの面白さだと思っています」と佐藤さん。
「年代も仕事も違う人たちがここに集まって、一緒にビールを楽しむ。ビールを通じて人とのつながりが生まれる場所になれたらいいですね」と笑顔で語ってくれました。
「年代も仕事も違う人たちがここに集まって、一緒にビールを楽しむ。ビールを通じて人とのつながりが生まれる場所になれたらいいですね」と笑顔で語ってくれました。
BEER LABO JOKUN(ビア ラボ ジョークン)
【住所】新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢318-6-202(2F)
【営業日時】木~土・祝日・祝前日/17:00~22:00(料理ラストオーダー21:00、ドリンクラストオーダー21:30)
日曜/15:00~20:00(料理ラストオーダー19:00、ドリンクラストオーダー19:30)
※営業日時は変更となる場合もあります。営業スケジュールは公式インスタグラムでご確認ください。
【アクセス】JR越後湯沢駅 西口より徒歩約4分
越後湯沢の駅チカおすすめ
今回、ご紹介した近くに、他のおすすめもあります。ぜひご参考にしていただければと思います。
「白瀧酒造」は「肉の大久保」からすぐ近くで、約200メートル(徒歩約2分)の場所にあります。建物も内装もとてもきれいで、おしゃれな雰囲気です。湯沢には酒蔵が一軒しかなく、日本酒といえば白瀧酒造。ゆったりと試飲を楽しみながら買い物ができるので、日本酒好きの方にはぜひ訪れていただきたいスポットです。
「白瀧酒造」は「肉の大久保」からすぐ近くで、約200メートル(徒歩約2分)の場所にあります。建物も内装もとてもきれいで、おしゃれな雰囲気です。湯沢には酒蔵が一軒しかなく、日本酒といえば白瀧酒造。ゆったりと試飲を楽しみながら買い物ができるので、日本酒好きの方にはぜひ訪れていただきたいスポットです。
主水公園から300メートルほど(徒歩約3分)に「想い出」があります。味良し、コスパ良し、雰囲気良しの焼き肉屋さん。このお店もビールが進みます。
温泉通りからちょっと山に入れば気軽に行ける滝がある、なんてのも山の中なのに新幹線の止まる駅がある越後湯沢ならでは。気軽ではありますが、最近は熊がいるかもという心配もありますので、十分にご注意ください。
主水公園から「想い出」に行く途中には「足湯 かんなっくり」があります。足湯の隣りには「湯沢町歴史民俗資料館 雪国館」も。川端康成の小説『雪国』をテーマにした日本画ギャラリーがある他、昔の雪国で使用した農具や民具、町内から出土した土器や古銭などが展示されています。
温泉通りのジョークンの近くにある、食事処「保よし」がランチにおすすめです。
主水公園から「想い出」に行く途中には「足湯 かんなっくり」があります。足湯の隣りには「湯沢町歴史民俗資料館 雪国館」も。川端康成の小説『雪国』をテーマにした日本画ギャラリーがある他、昔の雪国で使用した農具や民具、町内から出土した土器や古銭などが展示されています。
温泉通りのジョークンの近くにある、食事処「保よし」がランチにおすすめです。
雪国館の隣りには「射的 山﨑屋」があります。射的が楽しめるのも、温泉の町ならでは。テレビ番組の収録も多く、出演者の方はとても盛り上がっていましたね。
越後湯沢での観光には外せない、湯沢高原ロープウェー。グリーンシーズンも、ボブスレーやゴーカートが楽しめたり、景色のいいレストランでランチできたりとおすすめです。
越後湯沢での観光には外せない、湯沢高原ロープウェー。グリーンシーズンも、ボブスレーやゴーカートが楽しめたり、景色のいいレストランでランチできたりとおすすめです。
東京駅から上越新幹線で最短66分の越後湯沢。四季折々の自然に癒やされながら、美味しい食事や地酒を存分に楽しみ、心もお腹も満たされる旅をぜひ。
肉の大久保→主水公園→ジョークン
この記事を書いた人
南魚沼市在住。趣味は写真撮影と読書で、本で調べた所へ行って写真を撮ることをライフワークとしています。神社彫刻が好きで、幕末の彫刻家・石川雲蝶と小林源太郎、「雲蝶のストーカー」を公言する中島すい子さんのファン。地域の郷土史研究家・細矢菊治さんや、地元を撮影した写真家・中俣正義さん、高橋藤雄さんのファンでもあります。