新潟市8区の春夏秋冬、季節の観光おすすめ【秋葉区】の推しどころ!と「CAFE GEORG 」/新潟市


2026年07月17日 13ビュー
新潟市は秋葉・北・江南・中央・南・西・西蒲・東の8つの区に分かれています。
その地域の季節の観光おすすめを小柴ぱせりが紹介します。
まずは【秋葉区】行ってみよう!
 
公共交通機関なら中央区のJR新潟駅からJR信越本線で新津駅へ21分、秋葉区役所まで徒歩22分。
車なら距離約17キロ約25分、秋葉区役所を中心とした地域です。
秋葉区は、新潟県のやや北部に位置する新潟市の中で南東に位置し、東西を阿賀野川、信濃川の二大河川に囲まれ、北には小阿賀野川、そして南には山間丘陵部を有した、四季を通じて美しい表情を見せる緑豊かなまちです。かつて石油・鉄道のまちとして栄え、現在は花き花木、球根の生産地として全国に知られています。サツキ、ボケ、アザレア、寒梅を中心とする色鮮やかな花たちが「まち」を彩り、毎年関東や東北方面に数多く出荷されています。

春 能代川の桜並木

金沢町の金盛橋付近から能代川分流公園の2.5キロほどの区間ですが、春になると土手の桜が満開で見事です。
能代川の分流工事の完成を記念して作られた公園が「分流記念公園」です。
ここには一の堰と呼ばれたかつて新津で最も重要な用水堰跡が残されています。公園内にも樹齢約80年の桜の大木を中心に桜が咲き乱れ、お花見スポットになっています。

夏 にいつ夏まつり/小須戸まつり

秋葉区のまつりは夏に盛り上がり、まつり一色!
新津観光協会様 提供
まずは「新津松坂
日本三大流しといわれる優雅な女踊りで、黒い小袖に山笠の衣装で商店街を踊り歩きます。
作詞作曲は不明ですが、なんと90番近くまであるそうで、歌詞を聞いているとなかなかおもしろい。「お主さがすに 夜が明けた」「しながよければ 嫁にもらう」など、踊っている女性を見て男衆が婚活をする機会だったようです。
そして1233年頃から続く堀出神社の例大祭「にいつ屋台まつり
毎年8月19日宵宮祭、20日神幸祭、21日当日祭の開催です。
町内別に7つの2階建ての屋台が練り歩きます。屋台飾りは七福神で「お宝様」と呼ばれ1基ずつ違う意匠も見どころです。
堀出神社の神様が夕方神輿に乗って出て、各町内を回ります。神様が町内に長く居たほうがご利益があると信じられていたため、町内の屋台は回ったり蛇行したりして神輿を進ませないようにするのです。順々に神輿が進み、神社に戻ってくるのは23時前。
神社前に屋台が並び一斉にあおるのも見ものなのですが、神輿から神様が堀出神社に移動するときの、堀出神社が灯を落としてからの情景がきれいだと聞きました。
夜ふかししないと見られないまつりなのですね。
 
そして「大囃祭
にいつ屋台まつりの屋台は7台ありそれぞれお囃子に違いがありますが、まつり当日は喧騒の中に入り混じってしまうので、聞き比べることが難しいです。そのため、各町内のお囃子を一堂に披露し、その違いを感じてもらいたいと、最近はじまったおまつりです。お囃子を受け持つ子どもたちは6月頃から練習を始めますが、その練習の成果が屋台まつり本番前に披露されます。
 
最後に「小須戸燈籠押合いまつり
小須戸商工会様 提供
1639年小須戸の商人である「米沢吉田家」が京都の祇園祭の燈籠の美しさに感銘を受け、燈籠を諏訪神社に奉納したのがはじまりと言われています。毎年8月24日25日に開催。クライマックスでは4つの山車「松竹梅桜」が2組に分かれて上下(かみしも)でぶつかり合います。
にいつも小須戸も、どちらも大きい屋台が自慢のおまつりです。

秋 にいつまるごと鉄道フェスタ

「鉄道のまち」秋葉区として最大のイベントといえば鉄道の日10月14日あたりで開催される1日限定の「にいつまるごと鉄道フェスタ」でしょう!日付はイベント告知をチェックしてくださいね。
JR新津駅付近、新潟市新津鉄道資料館、㈱総合車両製作所新津事業所と、その名の通り、にいつでまるごと!同時に鉄道イベントが開催され、全国から鉄道ファンが訪れます。
新津駅では転車台の見学、駅前では商店街のイベント、鉄道資料館では展示車両運転席見学など。新潟の駅弁も楽しめます。
車両製作所では工場見学はもちろん、鉄道車両に使われる部品を作る企業も参加して製品展示しています。細かい部品も新津近隣で作っているんですね。「車両の中の吊り革のココ!を作ってます」みたいな話を聞けるのもオススメポイント。
㈱総合車両製作所様 提供

冬 白玉の滝

白玉の滝は落差15mの雄滝と落差7mの雌滝の2つの滝があります。かつては修験者の修行の地であったとも伝わる神聖な場所です。
雄滝の近くには「佐久那殿神社」という神社があり、水を司る瀬織津姫命が祀られています。
その昔は茶屋も出店され、雄滝に登るのが有料で、ひとつの観光地だったようですよ。
毎年7月初旬には滝開きが開かれ、新年1月には滝打たれが開催されます。
 
が!いまは熊が出没する地域なので、ご注意ください!

CAFE GEORG 

ちょっとお腹が減ったので、カフェへ寄り道。
小須戸の商店街にある「CAFE GEORG カフェゲオルク」は、室内がカントリー風で、カウンター5席と2人席がひとつの小さなお店です。置いてあるもの飾ってあるもののひとつひとつが不思議なものたちなので、探すのもおもしろいかも。
サンドイッチメニューの中でも「大豆のフムス」と「エルヴィス」がオススメ。
「フムス」とは、宗教上の理由で肉を食べられない人のために、ひよこ豆などを代用して作った中東の料理なのですが、お店では大豆を使用。ひよこ豆より手軽に手に入る大豆で作ってみたら、ひよこ豆よりも美味しかったので「大豆フムス」にしたそうです。
それからアメリカのミュージシャン、エルヴィス・プレスリーがこよなく愛したサンドイッチ「エルヴィス」。
以前は秋葉区の喫茶店8店舗で「エルヴィス食べ歩き企画」がありました。「CAFE GEORG」も参加して、いまもメニューとして残っています。残っているということは、残してほしい味ということですね。
ピーナツバター、バナナ、はちみつ、新潟県産豚ベーコンをバタートーストでサンドした想像もできそうにない味ですが、食べると甘じょっぱくてやみつきになりますよ。
私が頼んだのは「大豆のフムス」、ボリュームがあるのでお腹いっぱいになります。
2人で2種類のサンドを半分ずつシェアするのがいいかもしれません。
でも結局「エルヴィス」も食べたくて、テイクアウトでお土産にしちゃいます。
 
結婚をきっかけに小須戸に移住したオーナー小林みどりさん。2人目の出産をきっかけに「カフェをやろうかな」と仕事を辞めて創業塾に通い、大好きな小須戸でお店を開業したのが2014年。お店の名前は大好きな絵本の好奇心旺盛なおサルさんからGEORGとつけました。
「最初はコーヒー屋をしっかりやろうと思っていました。けれど10年を経てあったかい出会いが多くて、お客さんとコミュニケーションをとりながら一緒に成長していくような、柔軟な店にしようと方向転換していった気がします。
偶然を大切に創意工夫とチャレンジで、お客さんと一緒に育てていく店にしたいです」と、みどりさん。
 
そんなお店のSNSではちいさな企画の投稿をよく見かけます。
気になったのは火焔型土器と土偶のクッキー!
土器の企画のはじまりは、お客さんの「みどりさん、土器の歌を歌っている歌手の“レキシ”って知っていますか?」という言葉から。その歌の歌詞から「縄文土器と弥生土器とどっちが好き?」って考えはじめたら、めちゃくちゃ気になってきたらしいです。
 
「火焔型土器に夢中になっても有名なところは長岡とか十日町で、じゃあ秋葉区にはなにがあるだろう?と考えたら、古津八幡山には円墳があって、そこには誰が眠っているのか、誰が作ったのか、その豪族とは?その謎に迫りたいと思いました。
それがきっかけで地域の歴史を調べるのが好きになって、勉強会に参加しています。
歴史的なものはそれだけが単独で存在しているわけではなく、背景にはゆるやかな流れが繋がって存在していて、流れの中に人も存在していると気づいて楽しくなりました」
 
それはお店の存在も同じなのかもしれませんね。
「CAFE GEORG」は小須戸の時間と人の流れの中で存在しているのでしょう。
コロナ禍のときにはお客さんと一緒に、秋葉区を中心としたミステリーツアーを企画して、1日いろいろ巡ってきたこともあったとか。
私としては店内にある雑誌「ムー」の存在も気になるところです。
CAFE GEORG カフェゲオルク

CAFE GEORG カフェゲオルク

住所:新潟市秋葉区小須戸3446-1
TEL: 0250-47-8924
営業時間:
水木土日11:00-17:00/金8:30-12:30
定休日:月・火(その他不定休あり)
※イベントなどのためお休みすることもありますので予めご了承ください。
駐車場:店前2台 小須戸商店街共通駐車場

今回寄ったところ

この記事を書いた人
小柴ぱせり

72年新潟市生まれ、99年結婚、夫婦二人暮らし。イラスト描きます。 読書、創作、映画、音楽、演劇、着物など、文化系多趣味で、ちょっと?鉄子。企画運営好き。 15年-18年は信州暮らし。
https://314musubiya.9nzai.net/