日本海に浮かぶ魚の城?「長岡市寺泊水族博物館」/長岡市


2021年02月28日 10016ビュー
長岡市にある「寺泊魚の市場通り」には、多くの魚屋さんがひしめき、紅ズワイガニをはじめ、旬の魚介類が並べられ「魚のアメ横」と呼ばれています。
新鮮な魚介類を買う多くの観光客で賑わう観光スポットですね。
 
寺泊には魚が買えるお店の他に、新鮮な魚料理が味わえるお店もたくさんあります。
でも、買ったり食べたりするだけじゃなく、魚を見て楽しめるスポットもあるんです。
 
それが「長岡市寺泊水族博物館」です。
まるで日本海の上に浮かぶように建っている八角形の白い建物は、まるで「海に浮かぶ魚の城」。
潮の香りに乗って海鳥の鳴き声が届いてきます。
運がよければ駐車場でカモメウミネコに出会うことも。

 
入口を入ると真っ正面の水槽でアカウミガメがお出迎えしてくれます。
このウミガメたちは、寺泊の海岸に弱って流れ着いた子ガメを保護して育てたもの。
優雅に泳ぐ姿は、これから足を踏み入れる竜宮城への案内をしてくれるようです。

 
薄暗い館内に浮かび上がる色とりどりの水槽に、思わずテンションも上がります。

 
さっそく、この水族館最大の「大回遊水槽」が目の前に現れます。
回遊魚たちが群れをなしてぐるぐると泳いでいて楽しそう。

この水槽では定時になるとダイバーによる餌付けショーが行われます。
ダイバーに群がる魚たちは迫力満点!

 
その先には熱帯雨林地方を流れるアマゾン川に住む魚たちの「アマゾン水槽」。
世界最大の淡水魚」といわれるピラルクーをはじめ、ナマズもカメもみんなデカいです。

 
その向かいには熱帯に生息するテッポウウオの水槽があります。
口から勢いよく水を発射して、水上の虫などを水中に落して食べる魚です。

こちらも定時になるとテッポウウオの餌取り射撃ショーが開催され、射撃の瞬間を見ることができるんです。

 
その隣には「アマゾンのギャングピラニアの水槽も。
見るからに凶暴そうな面構えで、よく見ると鋭い歯がちらちら見えます。

 
2階になりますが、やはりアマゾン川に住むデンキウナギもいます。
シュミレーターによる放電のシュミレーションも見ることができます。
 
 
その他にも魅力的な海の生き物にたくさん会えます。
キャラクターグッズまで登場するほど人気がある「チンアナゴ」ことガーデンイール

 
海のギャング」と呼ばれるほど凶暴なウツボは、意外と小さな魚となかよしだったりします。
身体についた寄生虫をたべてもらえるからなんですね。

 
幻想的なクラゲの水槽は眺めているだけで癒されます。

 
新之助が「長岡市寺泊水族博物館」で一推しの魚はコンゴウフグです。
姿も愛らしいですが、愛嬌もあってサービス精神満点なやつなのです。

 
2階の屋外プールではペンギンアザラシに会うこともできます。

 

ペンギンに会った後は「なりきりペンちゃんセット」でペンギンに変身して、ペンギンと背くらべすることもできます。
ぜひ記念写真を撮りましょう!

(私も撮りましたが掲載するのが忍びないのでやめておきます汗)


長岡市寺泊水族博物館」には、ちょっと珍しい海や川の生き物に会うことができるのが魅力だと思います。
それからダイバーによる餌付けショーをはじめ、楽しみながら魚の生態を知ることができるエンターテイメント性も魅力的ですね。

長岡市寺泊水族博物館

新潟県長岡市寺泊花立9353−158
0258-75-4936
開館時間/9:00-16:30(最終入館16:00)
休館日/ホームページをご確認ください。
駐車場/無料(普通車150台、大型バス8台)
入館料/一般700円(団体500円)
    中学生450円(団体300円)
    小学生350円(団体250円)
    幼児(3歳以上)200円(団体150円)
※ 団体は20名様以上
※ 障害者割引あり
※ 詳しくはホームページをご覧ください。

タカアシガニを見ていたらカニを食べたくなってきてしまいました。
 
 
そこで「寺泊魚の市場通り」にある「海鮮茶屋 汐の華」で「かにラーメン」を注文。

どーん!

ちょっとたじろぐほど迫力満点のカニがトッピングされたラーメンが目の前に登場しました。
 
ど…どこから食べたらいいの…?

海鮮茶屋 汐の華

新潟県長岡市寺泊字下荒町9772-27 角上新館2F
0258-75-3155
営業時間/11:00-14:30(土日祝日は15:30まで)
定休日/水曜日

この記事を書いた人
田中新之助(たなかしんのすけ)

新潟を愛する万年新米ライターです。持ち前の粘り強さで味わい深い記事を書いていきたいと思ってます。とくに観光ガイドには載っていないような、新潟の珍スポットや変スポットに力を入れて紹介していきたいです。