きのこ好きの聖地!「食べる、遊ぶ、体験する」が全部ある。三川観光きのこ園/阿賀町


2022年09月25日 8811ビュー
暑かった夏が過ぎ去り、涼しい風を感じる秋を迎えたこの頃。秋の味覚の話題をよく耳にするようになってきました。

そんな秋の味覚の中でも、個人的に大好物なのが、

きのこです。

絶妙な食感、独特の香り・・・

そして、多種多彩で個性的なフォルム・・・

そもそも「きのこ」という名詞の響きすらかわいい・・・

「一日中きのこに囲まれて過ごしたい」


そんなきのこラバーズたちの夢をかなえてくれる場所が阿賀町にあります!

三川観光きのこ園

磐越自動車道の三川I.Cから車で約5分。阿賀町の山々に囲まれた自然豊かな場所にある「三川観光きのこ園」。木がたくさん使われている大きな建物が目を引きます。
柱から天井まで木がたくさん使われている建物に木のぬくもりがあり、自然に溶け込んでいます。入園は無料で、営業時間内は自由に出入りできます。
屋根のひさしがとても大きいやぐらのような建屋があります。歩く場所にも屋根がたくさん。この日は晴れていましたが、多少の雨なら、屋根の下で雨を避けながら滞在できそうです。
きのこ園のマップをみると、広い土地にたくさんの種類のきのこが栽培されていることが確認できます。三川観光きのこ園の敷地は、なんと約1万坪(約33,000平方メートル)の広さがあるそうです。

大自然の中できのこ狩り体験

三川観光きのこ園で、ぜひ体験してほしいのがきのこ狩り体験です!用意してあるバケツを持って、きのこが栽培されている場所へ向かいます。
とその前に、コチラの案内板をチェックしてください!

三川観光きのこ園では、全10種類のきのこを栽培していて、それぞれのきのこは、発生時期がまちまち。秋だけではなく、春から夏にかけても発生するきのこもあり、時期によってさまざまな種類のきのこ狩りが体験できるのです!

その日のきのこ発生状況の案内が出ているのでしっかり確認ください。※上の写真は2022年9月10日に撮影
 
なお、きのこの発生状況はホームページでも確認できるので、訪れる前にチェックすることをお勧めします。
それではいよいよ、きのこ狩りへ出発!

きのこが栽培されている場所へは背の高い木々に囲まれた道を進んでいきます。
木の間から光が差し込み、自然の中を歩いているだけで清々しい気分。

まずは、きのこの中でも個人的に大好物の「しいたけ」の栽培エリアを目指しました。
しいたけの栽培エリア到着!
 
矢印の先へ行ってみると・・・
きのこ好き(しいたけ好き)の皆さん、おわかりでしょうか?四角い栽培ブロック型のところに、しいたけがたくさん発生していますよ!
う、美しい!そして、かわいい!!!
 
ちょっと時期が早いのか、小ぶりのものが多かったのですが、逆にかわいい!
 
かわいくて、採れない。ずっと眺めていたい。
 
と思いましたが・・
我が家の食卓へお連れすべく、いかせていただきました(笑)

しいたけの軸部分で折らないよう、慎重に根本から採るように注意を払います。きのこのしっとりとした触感、軸を折らないように採るドキドキ感が楽しい!

しいたけの発生時期は、9月から11月上旬とのことなので、これからどんどん大きいしいたけが出てくるかと思われます。
こちらは「タモギ茸」。発生時期は5月下旬から10月上旬と、比較的長い期間採ることができるそうです。
こちらも大好物の「ヒラタケ」。一斗缶を利用して育てられています。

しっかり育ったヒラタケが大量に発生していました!
こちらは天然でも珍しいきのこ「トキイロヒラタケ」

そう!この名前は、新潟県が「県の鳥」と指定している朱鷺(トキ)が、羽根を広げた時のような美しいピンク色に由来すると言われているようです。要チェックきのこです!
きのこ狩りを終えたら、受付にバケツを持っていき、お会計をします。きのこを採った量で精算となり、100グラムあたり100円です。
「100グラムってどれくらい?」と、ちょっとビビりながら採ったため、バケツの3分の1程度と抑え気味でフィニッシュしまして(笑)

結果は、475グラム。もっと攻めても(採っても)大丈夫だったかなと(笑)

新鮮なとれたてきのこは自宅へ持ち帰り、この日の夕食にいただきました♪

採れたての新鮮なきのこを味わいつくそう♪

きのこ狩りを楽しんだ後は、きのこ三昧の食事やバーベキューを楽しめる「展望大食堂 きのこの館」へ向かいました。
席数は、座敷席、テラス席、バーベキューハウスを合わせ、なんと300席!
いろいろな眺めを楽しみながら食事ができ、どの席で食べようか迷ってしまうほどです。
バーベキューをする人は、卓上にコンロが設置されている席を選びます。

こちらは、高度な日本建築の技術を駆使して建てられた「見晴し乃舞」という場所。

この周りには「カサブランカ園」があり、間近に眺めながらバーベキューを楽しめます。
きのこご飯バーベキューセット1,600円(税込)を注文しました。きのこの盛り合わせ、きのこ汁、きのこご飯、肉のセットです。
鉄板と油、タレ、食材を受け取り、バーべキューを開始!

タモギ茸、ヒラタケ、きくらげなど、旬のキノコを贅沢にバーベキューでいただきました。

新鮮なきのこの触感と風味が最高!!!

きのこバーベキュー、めちゃくちゃおすすめです。
この他にも、きのこ三昧のメニューがずらり!名物きのこ汁、きのこそば、きのこラーメン、きのこ天ぷら盛り合わせ・・・
 
きのこ好きとしてはどれも気になるメニューの数々に、胃袋が一つしかないことを悔みました(涙)
こちらは、売店コーナー。自宅でもきのこ三昧が楽しめる、さまざまなきのこ商品がたくさんありました。
採れたての生のきのこだけでなく、乾燥ひらたけ、乾燥えのき、乾燥エリンギなど、乾燥させたきのこの充実ぶりに驚きです。

すべて三川観光きのこ園で採れたきのこを自家製乾燥で加工しています。長い期間保存できて、自宅でも長く楽しめそうですね。
売店で販売している商品は、きのこだけではありません。地元や有名産地からの直送野菜も格安で販売されています。

産地直送の秋の味覚をチェックしてください♪

みんなでワイワイ楽しめるテーブルゲームが完備!

三川観光きのこ園では、バーベキューができるエリアに併設し、さまざまなテーブルゲームを楽しめます。しかも全て無料で遊べます!

こちらはみんな大好き卓球♪本格的な卓球台にラケットや卓球ボール、さらに得点版まで用意してあります。

食後の運動に、ガチの卓球勝負を楽しんでみてはいかがでしょうか!
こちらも超本格的なエアホッケー!よくゲームセンターで見るエアホッケー台よりもおしゃれ感あるデザインの台で、テンションがあがります♪
ゆっくりと頭脳戦を楽しみたい方は、ビリヤードがおすすめ!こちらも例にもれず本格的なビリヤード台やキューが用意されています。

卓球、エアホッケー、ビリヤード、それぞれ複数台用意されているので、空いている日なら好きな時にたくさん遊べそうですね。
 
これだけの設備が整っていて、自由に遊べるとは本当に驚きです!家族やお友達と、ワイワイ楽しめること間違いありません♪

大自然の中の「きのこテーマパーク」を満喫しよう!

新潟県阿賀町の大自然の中にたたずむ三川観光きのこ園は、「きのこのテーマパーク」、「きのこの聖地」と言っても過言ではありません。

観て、触れて、感じて、食べて、遊ぶ。(+持ち帰る)

きのこは健康に良い食べ物ですが、ここに来れば、外側と内側からきのこパワーを吸収できて、ますます健康になれることでしょう!!!

食欲の秋は、三川観光きのこ園で、きのこを満喫してみてはいかがでしょうか♪
三川観光きのこ園

三川観光きのこ園

住所:新潟県東蒲原郡阿賀町吉津3520
営業期間:4月1日~12月第1日曜日(期間中は休まず営業)
営業時間:午前9時~午後4時30分
※営業時間は予告なく短縮する場合があります。
駐車場:無料(250台収容可能)
TEL:0254-99-3773

◎ご注意
・食堂及びバーベキューハウスはセルフサービスです。
・食堂及びバーベキューハウスのご予約はお受けしておりません。
・飲食物の持ち込みもOKですので休憩場所としてのご利用も可能です。ただし、個人的に持ち込んだ食料品をバーべキュー鉄板で焼くことは出来ません。
・季節により採れるきのこの種類が異なります。
・きのこ園内へのペット同伴はご遠慮下さい。

三川観光きのこ園

この記事を書いた人
中林 憲司(なかばやし けんじ)

1978年新潟県加茂市出身。サラリーマンからライター&ブロガーに転身し第二の人生をスタート。愛する新潟と人生を探訪中。

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