【これからは新潟6⼤ラーメンの時代か!?】こってり? まろやか?上越妙⾼とんこつラーメンを⾷す!② 松茶屋/妙⾼市


2023年10月11日 4501ビュー
みなさん、こんにちわ!オタッキーFでございます。

『食欲の秋』ですネ!
美味しいものといえば・・・ラーメン!
新潟県は広く長い地形のため、地域によってタイプの異なるラーメンが数多くあります。その中でも主に新潟県内の中越地域と下越地域の地元に根付く個性的な5つのご当地ラーメンを「新潟5大ラーメン」と呼んでいます。
しかし、新潟県にはご当地ラーメンがまだまだ多く存在します。

そんなご当地ラーメンで今アツいラーメン、『上越妙高とんこつラーメン』をご紹介します。
今回は第2弾。妙高市の「松茶屋」さんにお邪魔しました。

※第1弾はこちら!
松茶屋さんは第1弾でお伺いしたオーモリラーメンさんの近くにあります。
自動車で国道18号(上新バイパス)を長野・高田城址公園方向へ。寺町ICで左折してすぐ左手に見えてきます。
道沿いの赤い看板が目印です。
そのままお店の前の駐車場に入ります。道沿いの左側にあるので自動車で入りやすいですね。
駐車場はお店の前のほか、道を挟んだ向かい側にもあります。

それでは、お邪魔しま~す。
中に入るとテーブル、カウンター席と小上がり席が。
オタッキーが伺ったのはお昼のラストオーダー頃でしたが、多くの方が入られていました。

親から子へ受け継がれてきたこだわりの味

松茶屋は50年以上地元で愛されているお店。
最初は焼肉屋だったそうで、2代目(社長)の林 博文さんから本格的にラーメンを始められたとのこと。現在は、3代目(専務)の林 晶文さんにこだわりの味が引き継がれています。

「うちの味は昔から変わらないんですよ。」と教えてくださったのは、2代目(博文社長)の奥様の林 元子さん。
「変わらない味が大事」
慣れ親しんだ味が続いてくれるのはうれしいですよね。リピーターも多くいるということで、長い人は30年以上の常連さんもいるとか。正に長く愛される地元の味です。
松茶屋では、とんこつスープをベースに醤油味や味噌味、塩味などのラーメンが提供されています。
上越妙高とんこつラーメンは、長時間煮込み、とんこつの旨味を濃縮したスープが最大の特徴ですが、松茶屋では約20時間じっくり火を通して濃厚なとんこつスープを作っています。
しかも、ただ煮込むのではなく、ぐつぐつスープが煮立つことがないよう、何度も火加減を調節されているそうです。この火加減の調節には経験が必要で2代目と3代目しかできないそうです。正に一子相伝の技ですね!
これにより濃縮した旨味だけでなく、白く濁らない澄んだスープができるとのこと。
(林さん)「とんこつスープの旨味や風味がしっかりしているから、にんにくが負けるくらいなんですよ」

受け継がれてきたこだわりの味。それでは、さっそくいただきましょう!

いただきます!

今回いただいたのは「チャーシューメン(1,000円/税込)」。
基本のとんこつ醤油味にしっかりとした歯ごたえのあるチャーシューが乗った人気メニュー。とんこつスープのコクや旨味をストレートに楽しめる松茶屋の鉄板メニューです。

では、さっそくスープから。スープの上にとんこつの脂の層があることが分かります。にしても、本当に澄んでいますね。全然白濁感がありません。
お味の方は・・・
最初にとんこつのコクが、続いて醤油味がしっかり効いてきます。クドすぎずしょっぱすぎずでベストなバランス。脂っこさをあまり感じないためか、するする入ってくる感じです。
こってり系は後半になってくるとお腹がもたれてくるのですが、そういったこともありません。何だか優しい味ですね。
弾力がありのど越しのいい自家製の中太ちぢれ麺もスープに負けない存在感。
麺は水分の量によって食感が変わるため、気温によって水分調整を行いながら製麺しているのだそうです。
味がしみこんだチャーシューは柔らかすぎず硬すぎず、しっかりとした歯応えが楽しめる絶妙な厚さです。
こちらのチャーシューも、仕込みの段階からこだわっており、通常であればチャーシュー用に切り分けられた肉のブロックを使用するところ、その前段階の枝肉を仕入れ、そこから社長自らチャーシュー用のブロックに切り分け、味を仕込んでいるそうです。
さらに、実際に注文が来てラーメンを提供する直前に仕込んだ肉から切り落とすという、質・風味・鮮度にこだわった一品。
そのまま食べるもよし、スープにしっかり浸してから食べるもよしとチャーシューだけでも楽しめます。
ライスを頼んで、シメのチャーシュー飯にするのもアリですね。・・・後で体重計見たくなくなるかもですが(笑)
シャキシャキ食感のネギやこれまた味のしみこんだメンマも美味。
俺はまるで人間火力発電所だ、と孤独のグ〇メっぽい気持ちでセルフ食レポしながらどんどん箸が進んでいきます。
楽しみは最後まで取っておく派のオタッキー。最後のチャーシューをパクリ。
ごちそうさまでした!
スープまで飲み干しても全然お腹がもたれません。どころか程よい満腹感。何ならもう一品いけちゃうかも・・・といった感じです。

(林さん)「あっさりしているように感じるかもしれないけど、結構油も入っているんですよ。油膜が張るからスープが冷めなかったでしょう?」
・・・確かに飲み干すまでアツアツのスープでした。

とんこつスープだけでなく、食材の鮮度や麺の食感など一つ一つにこだわって作られたからこその一杯。これはリピーターになる気持ちがよくわかります。

他にも魅力的なメニューがたくさん

メニュー一覧。

今回いただいたチャーシュー麺のほかにも様々なメニューがあります。昔、焼肉屋だったこともあり肉系のメニューも充実。
特にからあげは大人気でいつも完売するそうです。単品だけでなく、から揚げラーメンも人気なのだとか。
ほかにも、かつラーメンやワンタンメンも人気だそうです。

リピートしていろいろなメニューを試して自分の推しメニューを決めるのもいいかもしれませんね。

※ちなみに、以前は松茶屋名物のとん汁ラーメンを提供されていましたが、現在は休止中だそうです。
笑顔がカワイイ配膳ロボットくん(ちゃん?)。下げ膳を手伝う縁の下の力持ち。
クドさがなく、こってりとあっさりが同居したどこか優しい味のラーメン。これまで食べてきたどのラーメンとも異なる新たな味を体験できました。

お忙しい中、丁寧な説明をしてくださった林さん、ありがとうございました。

今回お話を伺い、受け継がれてきた味は変えず、しかしより高クオリティの一品を提供するという松茶屋さんの強い思いが伝わってきました。

上越に立ち寄られる際にはぜひ一度お試しあれ!
松茶屋

松茶屋

住  所:新潟県妙高市柳井田町4-11-23
営業時間:昼10:30〜14:00LO
     夜17:00~20:00LO
電  話:0255-72-6060
定 休 日:水曜日(祝日の場合は営業)、火曜日の夜
席  数:約150席
駐 車 場:約30台

上越妙高とんこつラーメン「松茶屋」

この記事を書いた人
オタッキーF

ブログ初心者。マンガ、アニメ、特撮、プラモデルをこよなく愛するインドア派。最近の悩みは積みプラ(まだ作っていないプラモデルの箱)の高さが2階に届きそうになっていること。