佐渡アドベンチャーツーリズムvol.2「佐渡サイクリングの極―小佐渡絶景めぐり―」/佐渡市


2024年05月21日 1361ビュー
「アドベンチャーツーリズム」。それは「自然」「アクティビティ」「文化」の要素からなる新たな旅行形態。アドベンチャーツーリズムの魅力は何といっても旅の充実感を何倍も得られること。
佐渡で自然・文化を深く体験することで、大きな感動、味わってみませんか…?
こんにちは!「佐渡の極(きわみ)取材班」です♪
みなさん、vol.1「滝ツアーの極」はご覧いただけましたか?まだの方はぜひ見てみてくださいね。

今回はvol.2「サイクリングの極」をご紹介します。「佐渡サイクリングマップ(中・上級者向け)」で紹介している「サドイチ小佐渡一周コース」をベースに、自転車でしか味わえない佐渡の魅力をお伝えします!
なお、今回紹介するサイクリングマップは島内の観光案内所等で入手できるほか、佐渡地域振興局のホームページでデータをダウンロードすることができます。

今回、佐渡に生き、佐渡を愛し、佐渡を極めた人として出演していただくのは自転車愛好家の鰕名徹(えびな とおる)さん。
佐渡島内にある自転車店さんから、地元で活躍する若手の自転車愛好家さんがいるという情報を入手し、取材班が撮影交渉したところ、即出演OKいただきました!
【鰕名 徹(えびな とおる)さんの紹介】
・佐渡市出身。
・高校時代、父親の友人からロードバイクをもらったことがきっかけでサイクリングが趣味に。
・近年は島内で開催される自転車レースの大会で優勝するなど、佐渡島内の自転車愛好家の中でも若手のホープ。
・サイクリング以外にも体を動かすことが好きで、佐渡国際トライアスロン大会にも出場。
・仕事の傍ら2日に1回は自転車に乗る時間をつくり、最低月1回は佐渡一周(サドイチ)を走る。
ヘルメットをしっかりと被って準備万端!サングラス姿が眩しいです♪
今回紹介するコースは佐渡汽船両津港を出発し、佐渡島の最南端にある沢崎灯台を目指して走る約65kmのコースです。
鰕名さんによれば沢崎灯台で見る夕日が格別とのこと。 それでは鰕名さんよろしくお願いします!
空模様が怪しく天気が心配される中、撮影スタートです。(頼むから晴れてください!)  
動画では両津港から海岸線沿いに南下し、ショートカットコースを通ります。
山越え(48箇所越え)コースです。
交通量は少なく走りやすいのですが、名前の由来となっている48箇所のカーブがある非常に険しい道です。
生い茂る木々の中を走る迫力の映像はぜひ動画の中でご覧ください!

坂を登りきると見える絶景!

奇跡的に晴れてきました♪

鰕名さんによれば、辛い坂道を登りきった後頂上から見る光景はとにかく最高で、自転車に魅せられた理由の一つとのこと。
登れば当然、下りになるのですが、、、

スピードが速い速い速いっ!。。


下りの映像を撮るため、カメラマンも急いで後を追いかけます!
なんとか無事に山越えを達成し、赤泊地区にあるサイクルステーション「サンライズ城が浜」で休憩します。
2024年4月時点で島内には18か所のサイクルステーションが認定されています。
自転車を掛けることのできるバイクラックのほか、空気入れ等の貸出、トイレ休憩などができ、サイクリストにはありがたいです!

ここで、鰕名さんへのインタビューコーナー!

※動画内でお伝えできなかった内容をお伝えします。

取材班「普段、サイクリングの際に持っていくものはなんですか?」
鰕名さん「スマホ、お金、修理キット、水の入ったボトルですね。佐渡一周だと8時間くらいかかるのですが、食事はゆっくりとれないので、コンビニなどに立ち寄って済ませます。」
取材班「自転車は何台所有されていますか?こだわっているポイントがあれば教えてください」
鰕名さん「今所有しているのは、自宅にロードバイクが3台とマウンテンバイク1台の計4台です。特にこだわりというのはないのですが、フレーム(自転車の骨格部分)がカーボン製ではなく、アルミ製の乗り心地が好きで、好んで乗っています。今回撮影に使っている自転車はメーカーロゴの黄色と合わせるようにバーテープの色を黄色にしています。」
取材班「かっこいいです!目立ちそうですね。」
鰕名さん「鮮やかな青いフレームなこともあって、島内でもけっこう目立っていると思います(笑)」
取材班「話は変わりますが、新潟県はヘルメット着用率全国最下位というデータがあります。どう思いますか?」
鰕名さん「なんで新潟県が最下位なのかわからないですが、過去に長い下り坂で狸が急に出てきて激突し、派手に落車したことがあるのですが、ヘルメットのおかげで軽傷で済みました。ヘルメットは割れましたが、幸いにも狸は無事だったようでホッとした経験があります。とにかく自転車で走行する際はヘルメットが必須だと思います。」
取材班「まさかの狸!たしかに佐渡は狸が多いですね、サイクリストの方には必ずヘルメットを着用していただきたいです。」
さて、夕暮れも近づいてきたので、ここからゴールの沢崎灯台に向けて走り出します。
のどかな田園風景の中、颯爽と鰕名さんの自転車が駆け抜けます♪
最後は極上の景色を求めて小木の沢崎灯台を目指します。
途中、鰕名さんお気に入りの極上スポット「長者ヶ橋」では 夕陽が映る海面と長者ヶ橋がコラボし、まさに絶景となっています!
無事に今回のゴール地点「沢崎灯台」に到着しました。
今回の撮影はここで終了です。

今回は残念ながら天気の都合で夕日をバックにした灯台の映像は撮影できませんでしたが、沢崎灯台で見る夕日は観光スポットとしてもオススメです。
取材班「鰕名さん、本日は荒天の中ありがとうございました!最後になりますが、改めて佐渡の魅力って何ですか。」
鰕名さん「佐渡は信号が少なく、佐渡一周線などはほとんど止まらずに自転車で走ることができます。動画内でも話しましたが、日本一長い県道もあるので、ロングライド好きなサイクリストにはぜひ来ていただきたいです。」
取材班「これからのご活躍も楽しみにしています。今回は1日同行させていただき本当にありがとうございました!」
この記事で少しでも興味を持たれた方がいれば、ぜひ佐渡でのサイクリングに挑戦してみてください。
自転車でしか味わうことのできない極上体験があなたを待っています! 

<注意>
佐渡のサイクリングコースは高低差がきつく、狭い道や荒れた路面も多いため、今回紹介したコースは初心者にオススメしておりません。
自分でパンク修理などできる中級者以上にオススメです。

終わりに、今回出演していただいた鰕名さん。自転車に対する熱い想いや、体全体を使って佐渡をまるごと楽しんでいる様子を取材班も感じることができました。

佐渡にはまだまだたくさんの佐渡を極めた人たちや、佐渡でしか味わえない極上体験が潜んでいます。
我々取材班は、そんな佐渡の極上・究極の数々をこれからも伝えていきます!
次回は佐渡の文化を体験する「佐渡まちあるきの極」を紹介する予定です。

See you Next「佐渡の極」!

今回の鰕名さんのサイクリングの様子はこちらから☟
動画 佐渡の極vol.02「佐渡サイクリングの極-小佐渡絶景巡り-(日本語版)」
佐渡では、他にもたくさんのアドベンチャーツーリズムが体験できます!
佐渡の自然や歴史、文化に触れることができるプランについてはこちらをご覧ください!
新潟県のサイクルツーリズムサイトはこちら!
この記事を書いた人
佐渡の極(きわみ)取材班

佐渡に生き、佐渡を愛し、佐渡を極めた人を通して、佐渡のアドベンチャーツーリズムの魅力に迫ります!また、その様子は「佐渡の極(きわみ)」として動画でもお伝えします!  
Q:アドベンチャーツーリズムとは?  
A:「自然」「アクティビティ」「文化」の3要素を2つ以上満たす体験をすることで、よりディープにその土地の魅力を堪能できる旅行形態のことです!

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