「加茂湖牡蠣祭り」情報も!身がぷりっぷり♪今が食べごろ 佐渡の牡蠣が美味しい理由/佐渡市


2023年02月14日 9661ビュー
佐渡冬の味覚といえば、寒ブリ、ズワイガニ、真鱈...といろいろ浮かびますが、私のイチオシは「牡蠣」

❛海のミルク❜とも呼ばれ滋養効果の高い牡蠣。
え?佐渡で牡蠣が食べられるの?とお思いの方もいらっしゃるかと思います。
広島や宮城などの名産地に比べると出荷量が少ないのであまり知られていませんが、牡蠣養殖が盛んなのです。

今が食べごろの佐渡の牡蠣。今回はその美味しさの秘密を紹介しちゃいます
佐渡の牡蠣は「真牡蠣(マガキ)」。加熱して食べます。
両津港すぐの加茂湖と真野湾 沢根漁港近辺の佐和田地区の2か所で養殖しています。
ともに佐渡の自然環境が美味しい牡蠣を育んでいます。

佐渡 牡蠣のシーズンは10月下旬から5月のGW付近まで。
特に水温が低い1月後半~3月が最も美味しい時期
まさに今が食べごろなのです。
 

川と海が育てる加茂湖の牡蠣

まずは加茂湖から。新潟県最大の湖であり、両津湾とつながっている汽水湖です。
加茂湖の牡蠣は1年で食べられる大きさになります。
その秘密は、汽水湖という利点と大佐渡山地の恵み
海洋に比べ比較的安定した自然環境の中、山からの栄養分豊富な川水が流れ込みます。
そこにプランクトンが多い海水が混ざり合うことで、牡蠣がすくすく成長します。
1年以内に収穫される牡蠣はマイルドで磯臭さが少ないので、お子さんや牡蠣がそれほど得意でない方でも召し上がりやすいとか。
景勝地としても人気の加茂湖。カモなどの野鳥も多く生息していてのんびり羽を休めています。
周囲には遊歩道もあり、加茂湖の景色を眺めながらサイクリングやウォーキングする人も多いです。
畔に並ぶ牡蠣小屋。海に比べて波も穏やかなので湖畔ぎりぎりに建っています。
どこを切り取っても絵になる加茂湖はフォトスポットとしても人気です。

牡蠣むき体験にチャレンジ!

毎年美味しく戴いている牡蠣。でもどんな漁を行っているのか実際はわからないことが多く気になってたところ
牡蠣むき体験ツアー」が始まったという情報をゲット!
早速体験してきました。
作業場のある船着き場に朝水揚げしたばかりの牡蠣が運ばれてきました。
この牡蠣で体験させていただきます。
教えてくださるのは加茂湖漁協若手のホープ 粕谷さん。
体験を始める前に牡蠣の養殖についてわかりやすく説明してくださいました。
牡蠣漁師を継いでまだ4年とのことですが、漁師姿がすっかり板についています。。
牡蠣はタネ牡蠣(牡蠣の赤ちゃん)をつけたホタテ貝を牡蠣筏(いかだ)にぶら下げて育てます。
牡蠣漁は専用の機械で巻き取り牡蠣をロープから外して水揚げします。
作業着に着替え、早速牡蠣むき体験が始まりました。
まずは漁師仲間のアダチさんに手本を見せていただきます。
手慣れた手つきで次々とむいていきます。
見た目には簡単そうに見えますが...。不器用な私のこと、果たしてどうなることやら。
いきなり体験するのは不安でしかないので、他の参加者の様子を見させてもらいます。
牡蠣殻の間からナイフをすっと入れ、貝柱を切り離します。
牡蠣が貝柱から切り離されると牡蠣殻が自然と開き、それをパカっと開けて牡蠣を取り出します。
きれいにむくコツは牡蠣の形をイメージしながら、貝柱のついた牡蠣殻に沿ってナイフを這わせること。
牡蠣の姿が見えない中での作業なのでなかなか難しい。
普段作業を行う「むきこ」も、年単位の時間をかけてコツを習得し、慣れてくると数十秒できれいにむけるようになるそうです。

 
いざ!実践開始。
恐る恐るナイフを入れ貝柱を探します。牡蠣を傷つけまいと指先に緊張が走ります。
説明の通り、貝柱から離れると牡蠣殻が開き、プリップリの牡蠣が目の前に!
どうでしょう。時間はかかりましたが、なんとか合格点でしょうか。
成功するとまたチャレンジしたくなりますね。
このツアーの魅力は、体験でむいた牡蠣をすぐに味わえること。
料理用に処理してもらった後、早速料理開始です。
この日のメニューは牡蠣鍋に牡蠣フライ、牡蠣のアヒージョと牡蠣尽くし!
スタッフに協力してもらいながらツアー参加者で手分けして料理します。
牡蠣鍋が完成しました。
大ぶりの牡蠣が贅沢なくらい入っていて野菜も盛りだくさん。
牡蠣エキスたっぷりの熱々スープが冷えた体を心から温めてくれます。
牡蠣フライは高温の油でカリっと揚げてもらいます。
 
揚げたての牡蠣フライ。
ひと口噛むと牡蠣の実汁がじゅわーっと広がります。ソースなしでもサクサクいけちゃいますね。
何人かの牡蠣漁師さんにおすすめの牡蠣料理を聞きましたが牡蠣フライが一番人気でした。
パンに牡蠣フライをサンドして食べても極旨!佐渡の新グルメで売り出せそうな美味しさです。
牡蠣尽くしの締めくくりは牡蠣を缶に入れて直火で焼く「かんかん焼き」。
10分ほど火にかけふたを開けると蒸し牡蠣の出来上がり。
 
どうですか!このプリップリ感。牡蠣の旨味をダイレクトに味わえる至極の一品です。
この「牡蠣むき体験ツアー」はアウトドアショップ「佐渡アウトドアベース」のオリジナル企画として4月まで開催中。(毎週土曜日催行)
4名から催行、1人6,000円で牡蠣が堪能できちゃいます。
予約は佐渡アウトドアベース公式サイト予約ページもしくはお電話で(0259-58-8081)
また粕谷さんの牡蠣のネット販売も取り扱っています。

自分でむいた牡蠣の味、格別ですよ!
佐渡アウトドアベース

佐渡アウトドアベース

住所 佐渡市両津夷271-1
TEL 0259-58-8081
営業時間 9:00~18:00
定休日 火曜

ロケーション抜群!加茂湖の牡蠣を堪能できる「caMoco café 湖ASOBi」

牡蠣むきまではしなくていいけど加茂湖の牡蠣を堪能したい、という人には「caMoco café 湖ASOBi」がおすすすめ。
牡蠣漁師が経営する加茂湖畔のダイニングレストランです。
先日ガストロノミー企画でも紹介されていましたね。
目の前は加茂湖というロケーション。店内の大窓から加茂湖や大佐渡山地の雄大な景色を眺めることができます。
料理にもこだわっています。
名物の牡蠣をはじめ佐渡特産の食材をふんだんに使用したメニュー。
デザートやドリンクも豊富なのでカフェとしての利用にもオススメです。
しかもこの2月から夜の営業も始まり、夜の加茂湖を見ながらのディナーも楽しめるようになりました。
旬の牡蠣を食べながらのお酒、話が弾みそうですね。
caMoco café 湖ASOBi

caMoco café 湖ASOBi

住所 佐渡市原黒553-28
TEL 0259-67-7467
営業時間 11:00~17:00 17:00~21:00
定休日 木曜

日本海の恵みが育む“プレミアムな牡蠣”

次はもうひとつの産地。真野湾 さわたの牡蠣。
海水浴やレジャーでも人気の佐和田海水浴場からも近い、沢根漁港周辺で養殖が行われています。
牡蠣の水揚げを終えた船が漁港に戻ってきました。
コンテナいっぱいに入った牡蠣が手早く運ばれてきます。
真野湾も加茂湖と同様に大佐渡山地の川水がすぐに流れ込むため牡蠣を育てるには適した環境です。
1年牡蠣の加茂湖と異なり、さわたの牡蠣は2年から3年で水揚げします。日本海の荒波で揉まれ時間をかけて成長するため牡蠣の濃厚な味わいを楽しめます。
ただ加茂湖に比べて水揚げ量が少なく島外にはほとんど出回りません。島内でも限られた店舗での販売、しかもすぐ売れてしまう希少価値の高い牡蠣なので、見つけたら即ゲットをおすすめします。
漁港にある牡蠣の加工所で声をかけてくれたのは「大福丸」の本間さん。
漁師ひと筋のベテランで、明るい性格でムードメーカー的存在です。
牡蠣をむく作業も手慣れたもの、牡蠣殻にスッとナイフを入れて瞬く間に取り出します。
どうです!この鮮度、この美しさ!
販売用の牡蠣が出来上がりました。
さわたの牡蠣は佐和田近辺の鮮魚店が比較的手に入りやすいです。
飲食店でも味わうことができます。
「牡蠣、食べに来てね~。」
漁港で作業している人を発見。
どこかで見たことがある・・・。そう、以前釣り企画でお世話になった三井さんです!
釣具店を営む三井さんも牡蠣漁師として海に出ています。
洗浄機で殻についた泥をきれいに洗い流していますが、この牡蠣をどうするのでしょうか。
答えはこれ!「牡蠣のガンガン焼き用」でした。
三井さんは缶で蒸し焼きにするアイデアを考えた先駆け的存在で、「カキの千両箱」というネーミングでネット販売しています。
ご自宅で佐渡 さわたの牡蠣を手軽に堪能できますよ!

加茂湖牡蠣祭り開催!

最新情報です!

みなとオアシス佐渡両津のおんでこドームでオアシス2023春「美食と芸能の祭典」加茂湖牡蠣祭りの開催が決定しました!
当日は牡蠣料理のほか、佐渡グルメや芸能も楽しめます。
加茂湖からも近いおんでこドームで新鮮な牡蠣を心ゆくまで堪能してください♪

オアシス2023春「美食と芸能の祭典」加茂湖牡蠣祭り
日時 2023年3月18日(土)~3月19日(日) 10:00~15:00 ※加茂湖牡蠣祭りの開催は3月18日のみ
場所 おんでこドーム
 3月18日(土)
・牡蠣祭り
・食彩市(飲食店ブース)
・伝統芸能披露(鬼太鼓・湊木遣・春駒・佐渡民謡・朱鷺さなえ会)
・佐渡ヶ島スケートパークプロジェクトによるスケートボード体験
・航空自衛隊車両展示&PRブース

3月19日(日)
・食彩市(飲食店ブース)
・両津市民バンド演奏披露
・Studio Ujyamaダンス披露
・佐渡ヶ島スケートパークプロジェクトによるスケートボード体験
・航空自衛隊車両展示&PRブース

佐渡の牡蠣の紹介いかがでしたでしょうか。口の中が牡蠣の味になっていませんか?
牡蠣シーズンはまだまだ続きます。濃厚でクリーミーな牡蠣を味わいに、ぜひ佐渡にお越しください!

佐渡の牡蠣マップ

この記事を書いた人
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小千谷→東京→朱鷺に惹かれて佐渡移住7年目。オカメインコを相棒に”しなしな”暮らしています。佐渡や新潟の旬、話題、グルメ・・・あれやこれや発信していきます。