【日帰りも宿泊も】紅葉・体験・グルメ・温泉 ベルナティオで楽しむ秋の新潟旅/十日町市


2025年09月27日 27ビュー
ようやく秋の気配が感じられる心地よい季節になりました。

「自然豊かな場所で特別な時間を過ごしたい!」と家族で訪れたのは、昨年の初訪問以来すっかり大好きになったリゾートホテル「あてま高原リゾート ベルナティオ」です。

広大な自然に囲まれた「あてま高原リゾート」

ベルナティオがある「あてま高原リゾート」は、東京ドーム109個分という広大な敷地に、緑豊かな森や美しい水辺など雄大な自然が広がっています。

ホテルやペットと泊まれるコテージ、温泉、レストラン、ゴルフ場など様々な施設があり、新潟市からは車で約1時間40分、東京駅からは新幹線で約2時間とアクセス良好。旅行の楽しみである「泊まる・食べる・遊ぶ・体験・温泉」が、全て叶うリゾート施設として人気です。

このベルナティオ、宿泊はもちろんランチや温泉、アクティビティだけの利用も可能なことをご存知でしょうか? 今秋、開業30年という節目の年を迎えた同施設の魅力を、日帰り・宿泊どちらも楽しめる視点でご紹介します。

まずは、子どもたちが一番に楽しみにしていた話題のアクティビティへ、レッツゴー!

スリル満点「アルプスアドベンチャー」を体験

まず向かったのは、ベルナティオから車で約5分の場所にある、森林空中アスレチック「アルプスアドベンチャー(予約制)」です。ベルナティオ内にある「あてま森と水辺の教室 ポポラ」の自然体験の一つで、当日でも空いていれば参加できます。

木々の間に張り巡らされたアスレチックコースには、吊り橋や丸太、ロープ、ジップラインなど、スリル満点のしかけが満載。バランス感覚、体力、勇気が試される非日常的な体験なのです。
ご案内いただいたのは、アルプスアドベンチャーを運営する「ポポラ」スタッフの小野さんです。

「2025年7月、従来に加え新たに2つのコースが誕生しました。選べる3つのコースで、よちよち歩きの小さなお子様から体力自慢の大人の方まで、幅広くお楽しみいただけます。あてまの森の魅力を感じ取ってもらえたらうれしいです」と話します。
3つのコースはこちら。

【ベーシックコース】
初心者~中級者向け。空中アスレチックと池越えジップラインがあります。
身長制限:120cm~利用可
所要時間:90分
料金:大人3,500円、子ども3,000円

【チャンピオンコース】
難易度が高い、上級者向けの新コース。
​身長制限:120cm~利用可
所要時間:90分
料金:大人4,200円、子ども3,700円

【ツリーネットコース】
命綱やヘルメットなしで気軽に遊べる新コース。小さな子どもも安心。
身長制限:なし
所要時間:50分遊び放題
料金:大人・子ども2,000円(※小学生以下は保護者同伴)

※いずれのコースもスカートでの参加は不可。靴も、スニーカーなどの履き慣れたものをご用意ください。
今回は「ベーシックコース」に参加することにしました。

まずは、スタッフさんから安全器具の説明を受けます。命綱である“コネクタ”の扱い方や木の上での注意点など、子どもにも分かりやすく教えてくれました。もしコースの途中でリタイアしたくなっても、有資格者のスタッフさんが助けに来てくれるので安心です。
最初は地上から2mほどの高さから始まり、高さと難易度は徐々に上がっていきます。ベーシックコースの最高は10mとなかなかのスリル! まさに心・技・体が試されるアクティビティです。
そしてコースの最後には、往復約200mの池越えジップラインが!! 万が一落ちたら……ワニの餌食に……なんてことはないのでご安心ください(笑) 一歩を踏み出すまでに勇気が要りますが、いざ進んでみるとハーネスの安定感があり、恐怖心よりも爽快感に包まれました!

無事にジップラインを終えてゴール。息子も「今までに体験したことがない楽しさだった!またやりたい」と話し、その表情には達成感が表れていました。
新コース「チャンピオンコース」は、絶壁クライミングから始まります(私だったらスタート時点でリタイアしそう…)。アスレチックのレベルと高さともに、ベーシックコースとは大違い。下から見ているだけでも恐怖を感じます。

さらに、コース後半にある林の中を突き進む9つのジップラインの総距離は、なんと500m越え!! ベーシックコースを体験済みの方や体力に自信のある方におすすめです。
そして、新コース「ツリーネットコース」は、身長制限やハーネスの装着がなく、小さな子どもも参加できるアクティビティ。つり橋にはすべてネットが張られているので、安心して行ったり来たり自由に樹の上で遊ぶことができます。ツリーハウスの中にも楽しめるしかけがあり、ワクワクドキドキ、森の中を探検している気分でした♪

さて、アルプスアドベンチャーを終え、時刻はちょうどお昼。ホテルに戻って、ランチをいただきたいと思います。

和洋中が楽しめる「アイリス」でランチ

アクティブに動いた後は、ベルナティオ内のレストラン「新潟テロワール アイリス」でランチ。宿泊者だけでなく、ランチのみの利用も可能です。

「土地の個性」を表す新潟テロワールをコンセプトに、ディナーでは新潟和牛や日本海の鮮魚などこだわりの食材を使ったコース料理を提供。ランチでは十日町の名物「へぎそば」や新潟和牛のハンバーグ、月替わりのラーメンなど、和洋中の豊富なメニューで楽しませてくれます。
私は、「天ぷら&へぎ盛り布海苔そばセット(1,980円)」を、子どもたちは、キッズメニューの「わんぱくハンバーグカレー(825円)」と「お子さまラーメン(825円)」をオーダーしました。
「レストラン アイリス」のシェフ、大島さんにランチメニューのこだわりをお聞きしました。

「ランチは和洋中のメニューで気軽に楽しめるよう、若手スタッフが中心となって季節ごとに新メニューを考案しています。何度ご来店いただいても楽しめますので、ぜひご利用ください」と、やさしく微笑みながら話してくれました。
​そして日付限定で、ランチ+温泉の日帰りプランもあります。「天ぷら&へぎ盛り布海苔そば」とベルナティオ本館の温泉入浴がセットで3,980円とお得。予約不要でアイリスで受け付けています。
また、和食レストラン「ぶな」でも日帰り「美味しいとこどりプラン」を用意。料理+ワンドリンク+貸切個室+温泉入浴がセットで、「和食弁当コース(4,600円)」と「会席料理コース(7,000円)」から選べます(1日2組限定、1組4名以上)※事前予約制。

我が家は宿泊派ですが、日帰りで立ち寄りたい方は、ぜひ利用してみてください。

こだわりの逸品が揃う「ショップベルナティオ」

遊んだあとは、おみやげ探しに「ショップベルナティオ」へ。店内には十日町をはじめ新潟県内の特産品が並び、ベルナティオオリジナルのおみやげが特に人気だそうです。
こちらでは、ショップスタッフの西山さんに、おすすめのおみやげ3点をご紹介いただきました。
「一番人気は『ベルナティオ シルクのバウム(1,300円)』です。当館のコンセプトでもある地域とお客様、そして私たちスタッフが年輪のようにともに時を重ねていくイメージで考案しました。絹織物のように美しく幾層にも焼き重ね、しっとりとした口当たりに仕上げました」

バターと卵の風味が立ち、しっとりかつふんわりとした食感で、つい手が止まらなくなるおいしさです!
新商品の『あてまどら焼き 米粉入り抹茶(324円)』は、お茶どころ静岡県の会社とのご縁で生まれた、ぜいたくな抹茶使用のどら焼き。新潟らしい米粉を生地に使用し、もちもちとした食感が楽しめます。抹茶の濃さに驚きました!

『あてまのはちみつミルク(500円)』は、南魚沼市の人気ジェラート店『ヤミー』さんとの共同開発品です。魚沼産のミルクとあてま高原のはちみつを使用し、何度も配合を変えてようやく完成しました」と、西山さんも力を込めておすすめするこだわりの一品です。

総支配人が語る30周年の思い

最後に、ベルナティオの総支配人である庭野さんにお話を伺いました。

――30周年を迎えられた今のお気持ちを聞かせてください。
「多くのお客さま、地域の皆さまに支えられてここまで歩んでくることができました。ベルナティオは『従業員満足』も大切にしており、働くスタッフが誇りを持てる職場であることが、お客さまに喜ばれるサービスにつながると考えています」

――今後の展望についてはいかがでしょうか。
「これからは地域との連携をさらに深め、ベルナティオを訪れることで十日町や新潟の魅力全体を感じていただけるようなリゾートを目指していきます。四季折々の自然や文化を大切にしながら、30周年を新たなスタートにしていきたいですね」

節目の年に語られた言葉からは、地域とともに成長していこうとする強い意志が伝わってきました。

秋のベルナティオで過ごす特別なひととき

アクティビティ、食事、温泉、お土産、そして人の温もり──すべてがそろったベルナティオは、訪れる人の心に特別な思い出を刻み続ける高原リゾートです。

紅葉が美しく、実りの秋を味わえるこの季節は、訪れるのにぴったりのタイミング。宿泊でじっくり楽しむのも良し、日帰りで気軽にリフレッシュするのも良し。ベルナティオで特別なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

なお、2026年4月から30周年イヤーを記念して、イベントやお得なプランを予定しているそうです。ぜひ、そちらも楽しみにしたいと思います!
あてま高原リゾート ベルナティオ

あてま高原リゾート ベルナティオ

新潟県十日町市珠川
代表TEL:025-758-4888
予約TEL:025-758-4141(受付時間:9:00~19:00)

※画像の一部はご提供いただきました

この記事を書いた人
新井まさみ

富山県生まれ、新潟市在住のママライター。 グルメな夫、子鉄の長男、肉食の長女、リアクション芸人の私、の4人家族。 外食費と娯楽費が家計を圧迫していますが、おいしいモノとたのしいコトを求めて日々開拓中!
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