雪国を楽しむ「SNOWART」「雪花火」越後のごちそう「雪見御膳」ツアー~まつだい郷土資料館編~
2018年03月29日
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“越後妻有2018冬 雪国を楽しむ「SNOWART」「雪花火」越後のごちそう「雪見御膳」体験ツアー”の続きです。
続いて、まつだい郷土資料館に立ち寄りました。
冬は雪に覆われ、夏は美しい緑に変わる、静かな里山そのものが「大地の芸術祭」の舞台。
まつだい駅周辺の一帯は、約50点もの里山作品が点在する「里山フィールドミュージアム」と 呼ばれるエリアで、その中心施設「農舞台」へと続く通路にはこんなカラーバーが並んでいます。
続いて、まつだい郷土資料館に立ち寄りました。
冬は雪に覆われ、夏は美しい緑に変わる、静かな里山そのものが「大地の芸術祭」の舞台。
まつだい駅周辺の一帯は、約50点もの里山作品が点在する「里山フィールドミュージアム」と 呼ばれるエリアで、その中心施設「農舞台」へと続く通路にはこんなカラーバーが並んでいます。
その数およそ1,500。松代の各家庭の屋号が書かれ、 まるで住民の皆さんに歓迎されているかのような気分に。
隣接する「まつだい郷土資料館」は、築およそ150年の民家を保存・移築した施設だそうです。
中には囲炉裏や機織り機、昔の生活道具など、雪国の暮らしをそのまま残した資料館となっています。
中には囲炉裏や機織り機、昔の生活道具など、雪国の暮らしをそのまま残した資料館となっています。
かつて客間として使われていた大広間には、 2015年の「大地の芸術祭」に出展された巻物と灯篭がアップデートされて飾られていました。
お座敷の空中に躍動的に巡らされた絵巻。 墨で描かれたウサギたちに、不思議な世界へと誘われるようです。
お座敷の空中に躍動的に巡らされた絵巻。 墨で描かれたウサギたちに、不思議な世界へと誘われるようです。
囲炉裏の間では、地域のボランティアの方がお話を聞かせてくださいました。
けやき造りのお屋敷は、大広間や使用人の部屋がいくつもあり、階段や廊下でつながった重厚な設計。たくさんの人々が出入りする裕福な家だったようです。
けやき造りのお屋敷は、大広間や使用人の部屋がいくつもあり、階段や廊下でつながった重厚な設計。たくさんの人々が出入りする裕福な家だったようです。
わらで作られた当時のままの笠や蓑、手作りの民芸品も展示され、長い年月、厳しい冬を乗り越えてきた妻有の人々の暮らしぶりに思いを巡らせました。
囲炉裏端でお話を聞きながら、今もここだけ時間が止まっているような、懐かしい気分になりました。
囲炉裏端でお話を聞きながら、今もここだけ時間が止まっているような、懐かしい気分になりました。
まつだい郷土資料館
住所:新潟県十日町市松代3718
時間:9:00~17:00(最終入館16:30)
定休:水曜日(祝日の場合は翌日休館)
電話:025-597-2138
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