佐渡宿根木でノスタルジックで大迫力の旅!たらい舟と白山丸に乗って佐渡国小木民俗博物館も覗いてみた/佐渡市


2022年05月27日 694ビュー
新潟からフェリーで約2時間半、ジェットで約1時間で行ける佐渡島。

自然豊かで海産物天国、海も超キレイ!春~秋は天国の様な美しさと解放感のある離島です。

今年は佐渡金山の世界遺産国内推薦も決まり、久しぶりに佐渡がにぎわいそう♪そんな佐渡、実は結構広く、移動や体験系は時間も少しかかるので私的おすすめ滞在期間は2泊3日!

今回は新潟港から両津入りし、宿根木を満喫してきた私のおすすめスポットをかかる時間や注意点と共にご紹介します。

新潟から夜のフェリーで佐渡入り

今度の旅は、夜のフェリーで佐渡入り。

19:30に新潟港を出て22:00佐渡両津港に到着なので、以前紹介させていただいた両津港から約徒歩5分のゲストハウスじんくさんに宿泊させていただきました。

車移動が必須となる佐渡子連れ旅では、佐渡汽船から距離が近くついてすぐ寝られる最高立地の宿です!

しかも目の前は海&加茂湖なので朝の散歩に最適♪朝食は同じ両津にあり、佐渡でもファンの多いmikawaさんまで足を延ばし、ホットサンドをいただいて出発~!

いざ宿根木へ!小木方面に行くときの注意点

目的地の宿根木は、佐渡の下の方、小木方面に位置します。小木港から佐渡入りし、宿根木に行く場合は車で約10分!すぐ行って観光できます!

が、両津港入りすると小木や宿根木はちょっと遠いんです。以下は、3年佐渡に住んでいた私が小木に行くときに気を付けていたことです。

●両津から小木までは車で約1時間
→バスでは2時間以上かかることも。レンタカーか、フェリーで車でいくの推奨

●コンビニがない
→最後は佐渡の真ん中あたりの真野近く、小木方面でも羽茂エリアまでいけばあります

●飲食店も限られているので休業日&営業時間を要確認
→おすすめは佐渡の絶景カフェ「しまふうみ」さんや以前ご紹介した長浜荘さんも道中にあります。小木も宿根木にもかわいいカフェや飲食店が点在していますが移動時間もかかるので混み合う週末は要注意。

●子連れはトイレの細かな確認が必須
→すぐ入れるコンビニがないのもあり、小木みなと公園公衆トイレや小木民俗博物館の公衆トイレがおすすめです(宿根木のトイレはお店さんのトイレなんです)。
佐渡はコンビニもちょこちょこあるし、薬局やチェーン店も展開しているので気を抜きがちなんですが、小木エリアにいくとお店が結構減ります。

週末、小木へ向かう道中にあるしまふうみさんなどの人気店ならランチを予定して行っても入れないことや、小木のお店も時間がずれるとランチが終わってしまっていることも。

代わりにどこかを探すのもなかなか大変なので、小木(宿根木)に行く際はある程度あたりをつけてできるところは予約をしたり、SNSなどでお店がやっているか確認していくことをおすすめします!

でっかい船&ノスタルジックな館内で写真を撮ろう!佐渡国小木民俗博物館

まず訪れたのは、宿根木集落の手前にあるきっとテンション爆上がりな「千石船展示館」&「佐渡国小木民俗博物館」!

●インパクト大で登れちゃう木の舟
●学校を利用したノスタルジックな館内


が最高で、映える写真がバシバシ撮れます!

というのも、佐渡国小木民俗博物館は大正9年に建てられた宿根木小学校の木造校舎を再利用した博物館で学校の廊下や教室そのままに、展示物が並んでいます

個人的には美人すぎるマネキンや、館内で運が良ければ出会える野生の生き物も佐渡らしくてテンションが上がりました(以下の写真の中にも野生のテンが写りこんでます)!
入り口では消毒やコロナ対策の注意書きにチェックを入れて提出し、料金を払って入館となります。
入館料は、500円です。

が、もし宿根木を回るならこの私が購入したここと公開民家3軒が見学できる「宿根木 4館共通チケット」1,000円がおすすめです(500円もお得になります)。
入るとすぐにでっかーい船があります!ひゃっほう!

早速登ってしまおう!!!!
こんなスケールの船に乗れるなんて!

子どもも大人もドキドキワクワクが止まりません!!!

この「白山丸」、1858年に宿根木で建造された千石船を、当時の版図を基に実物大で復元したものなのだそう。
舟に乗ると、当時の船がどんなつくりだったかがよくわかります。

江戸時代から明治時代にかけて日本海海運で活躍した廻船業の港でもあった宿根木ならではの展示船です。

さらに、船の奥や、下へも進めます。
まずは奥の方!船の形に合わせて狭くなる、斜めってる船内が新鮮~

昔の人はここに乗ってこうやって作業しながら移動してたんだなぁと思うと……船酔いに弱い自分は無理だなと遠い目になりました!笑
船内、下に降りると、御影石(みかげいし)や米俵が。

千石船は、大きな帆柱と155畳もある帆を張ってすすむ船ゆえ、積み荷が軽いと不安定になります。そこで、重い石を積み込み、安定を保つようにしているのだそう。

この御影石は、瀬戸内海地方のもので、その際、石と一緒に石工(石の職人)も同行してきています。
佐渡は離島でありながら、様々な文化や技術が根付いています。

その背景のひとつが北前船の寄港地だった歴史にあるんですね。ものや人が佐渡にやってきた流れを船の中から学べるのもたのしい!

ノスタルジックな旧小学校の佐渡国小木民俗博物館へ!

船に乗ったり、上から撮影したり大満足!次は佐渡国小木民俗博物館へ。

お隣なので、通路を挟んですぐなのが嬉しい~!入館料は千石船展示館と小木民俗博物館両方込みの料金なのでそのまま進みます。
あ~これは……いい。

一気にノスタルジックな気持ちが高まります。
ここで、生徒と先生ごっこしながら写真を撮りたい!!!(3歳5歳とは無理でした。外で虫を追いかけています)

この「佐渡国小木民俗博物館」は、民俗学者・宮本常一の指導で地元住民が持ち寄った膨大な民俗資料を収蔵しています。
教室の部屋もありますが、基本的にいろんな生活資料が展示されていて、その数「南佐渡の漁撈用具1293点」、「船大工用具及び磯舟968点」。

展示物の中には、国の重要有形民俗文化財に指定されるものも含まれているそうです。
数々の展示品は、少し前の日本の一般家庭の「日常」で使われていた道具や衣類、神事関係のものなど様々。

興味深く見学できるし、おばあちゃんたちと行くと「懐かしい」「うちにも似たようなものがあった」という話で盛り上がります。

一部しか載せないので、ぜひ現地で圧巻の展示品の数々をご堪能ください♪

新館には縄文土器はじめ海辺の生活用具が!

ざっとまわると、次は新館へ移動します。

本館、新館ともドアは手動で、野生の生き物が入るのでしっかり閉めてくださいと注意書きがあり、ほほえましいものがあるなと新館に向かうと……横切る、金色の生き物!!!

テンじゃないかぁあああ(写真に一部写っています)!
ドキドキが収まらないまま、新館に突入すると縄文土器が!!!

こちらは、長者ヶ平遺跡から出たもの(ここの博物館から徒歩約30分ほどの海抜80メートルくらいのところにあります。昔はそこまで海だったのだとか)。

魚沼地方や東北地方の土器など、遠くから運ばれてきた土器も多く、海を越えた交流の名残をこれらの土器でも感じられますね。
館内のものはぜひ訪れてじっくり見てほしいのですが、個人的におもしろーいとじっくり見てしまったのが……
手作りの疑似餌!ルアーですよね!現代の!

他にも、海辺の暮らしが想像できる興味深いアイテムがてんこ盛りです!
宿根木でも乗ることができるたらい舟の説明もありました。

生活の知恵から生まれた乗り物だったんですね~なるほど!
千石船展示館&佐渡国小木民俗博物館

千石船展示館&佐渡国小木民俗博物館

住所:新潟県佐渡市宿根木270-2
電話:0259-86-2604
最寄りのバス停:小木民俗博物館
営業時間:8:30~17:00
定休日:無休(冬期は月曜定休)
駐車場:50台
料金:大人500円、小人200円
施設 売店 など

トイレを済ませて宿根木へ

実は宿根木は公衆トイレがありません。

お店のご厚意で貸していただけるトイレもあるそうですが、できれば館内トイレか、佐渡国小木民俗博物館の外にあるトイレで済まして向かいましょう。
外のトイレには、女子トイレにオムツ交換台が、男性側にもベビーキープがあるので小さいお子様連れの家族は博物館&宿根木による際はぜひ利用してくださいね!

いざ宿根木集落へ

いつも車で宿根木までいってましたが、博物館からは歩いて約3~5分なんですね。
歩いていくとこんな絶景にも出会えます。

そして、よーく見ると……海の向こうには先ほど佐渡国小木民俗博物館で見た「はんぎり」が!!!!!たらい舟乗りたい!

はんぎり体験!宿根木のたらい舟に乗ってみた

ここにきて、息子のテンションが上がりました!

島に住んでると、意外と乗らないたらい舟~♪ということで初挑戦!
料金はこんな感じで、コースごとで料金がかわりますがここは堤防もなく天候のあおりを受けるので私たちが行ったときは1コースのみでした。
ここのたらい舟は救命胴衣着用して乗ります。
子ども2人大人1人乗せてもらってしゅっぱーつ(2周目は大人2人、子ども2人で乗せてもらいました)!
海へ!船に乗ってきた息子も、たらい舟の海の近さに大興奮で……!
もう一回!と……時化てなかったら70分コースもあるので(一番おすすめらしい)、体験させてあげたかったのですが今日は同じコースをもう一度乗ることに!
海の中をのぞいて魚を探したり、
たらい舟をこがせてもらって大満足でした。
※スタッフさんはマスクやマウスシェードを使ってコロナ対策をしてくれています
宿根木のはんぎりは、季節によって夜こぎだせるイベントも行っているので是非絶景をたゆたってみてください♪
2022年のナイトクルーズ予定はこちら!参加できる人、うらやましいなぁ……。

要予約なのでじゃらんや、フェイスブックページ、問い合わせ先から予約してくださいね。
あ、そうそう、ここのはんぎりはなんと!!!

ワンちゃんと一緒にたらい舟に乗れるんです!!!連休やシーズンになると多くのワンちゃんたちがたらい舟に挑戦しているのだとか!

運が良ければ看板犬のシェパードのアスティー君にも会えます。
宿根木・はんぎり

宿根木・はんぎり

住所:新潟県佐渡市宿根木393 宿根木体験学習館内
問合せ:090-4835-5446
営業:3月下旬~11月下旬
営業時間:9:00~18:00 ※気象、波浪状態によりコース変更、運休の場合があります。
その他:※お盆期間8/7(土)~8/16(月)はご予約を承っておりませんので、直接、宿根木はんぎりまでお越しください。

いざ!宿根木集落探索へ

たらい舟も2回乗って大満足(2回乗った人初めてって言われた笑)、いざ、宿根木集落へ!

集落の前には駐車場があり、街並みを案内してくれる方がいます。
宿根木集落に入るのに入場料はありませんが、ここで100円の協力金をお願いしています。
宿根木集落、迷路ゲームの入り口みたいでそそります!
この路地、たまりません。

ここは観光地にもなっていますが、現在も人々が暮らす集落でもあります。

そんな路地をすすんでいって覚えるのは、小さいころ近所を探検したときのドキドキ!早速公開民家に行ってみましょう!

何この間取り!?公開民家「三角家」

まずは一番有名な三角家!

塩屋を営んでいた当時の看板がかかっています。実際に平成18年まで人が住んでいました。
船大工が知恵を絞ってこの土地を利用して建てた外観から舟形の家とも呼ばれています。

見よ、この間取り図を!!!!
中に入ってみると、変わった形の室内にテンション爆上がりです!

置いてあるミシンや生活用品もノスタルジック~♪

さて、次は公開民家「清九郎」へ!実は、個人的に大好きで憧れのある家なんです。

狭い路地からは想像できない解放感のある公開民家「清九郎」

てくてくと迷路のような路地をすすみ……みつけました!

清九郎と呼ばれるこちらの建物は、19世紀中期に建てたとみられる民家。ケヤキや一本杉の漆塗り戸など建築材料、技術とも当時の最高水準を誇る建物とされています。
ちょっと横写真では吹き抜けの解放感が伝わらないので是非入って体感してほしい。

いいものは、こんなに月日がたってもいいものであり続けるんだと感動すら覚える民家です。
また、庭に通じる和室も縦に長い家屋の特徴を活かした造りで広さを感じます。庭の緑がまた、まぶしい。

吹き抜けをのぞける二階もあり、当時の建築技術の高さが体感できる素敵な民家です。

船にまつわる調度品が見もの!公開民家「金子屋」

最後は金子屋さん!

船箪笥や、縄を引いて開閉する窓のしかけなど船大工の工夫が随所に見られる民家です。
船箪笥の他にも仏壇など目を引く家具があり、見ごたえがあります。

人が集まるときに使われたとされる二階は広く、トラの屏風が印象的でした。
かつては、佐渡の1/3の富が集まったとされる宿根木集落。

ここは、観光地でありながら今なお人の暮らしが営まれる貴重な場所です。何度訪れても新しい発見があり、楽しい。

佐渡の歴史や生活の知恵に触れながら、かつて船がやってきた場所でたらい舟に乗れる宿根木をぜひ訪れてみてください!
宿根木集落

宿根木集落

住所:新潟県佐渡市宿根木416
時間:散策自由(清九郎・金子屋・三角家は9~16時頃、夏期は~17時、千石船展示館8時30分~17時)
問い合わせ先:0259-86-3200 (佐渡観光交流機構 南佐渡支部)

小木で3ヶ所のたらい舟を制覇したり宿泊もしたい!

今回も楽しい旅となりました!

小木の夏は、鼓童の「アースセレブレーション」もあります。

小木港近くにある佐渡温泉 御宿おぎの湯さんも大好きだし、今度は、宿泊しながら小佐渡を堪能したいです!!!

小木港周辺にできた「いとしげなお宿こいちゃ」も気になる~!

またね!佐渡!

宿根木周辺

この記事を書いた人
さかもとみき

太平洋側生まれ太陽育ち高知のはちきん(高知で気の強い女)が佐渡島の旦那のもとに嫁ぎました。大好きなものは日本酒、苦手なものは雪。佐渡3年、新潟市1年目。スーパーはピアレマート派。二児のママでライター・コラムニストです! ブログ ⇒ 坂本、脱藩中。(http://sakamotodappantyu.com/