佐渡の大自然に飛び込むアウトドアトリップ。ドンデン高原と へんじんもっこで贅沢に自然を満喫!

2泊3日コース
車、フェリー
澄んだ空気が見せてくれる、出合いたい風景
色づく秋の山を堪能するなら佐渡島へ。標高1000m級の山々が連なる大佐渡山地では、海にせり出したような独特の地形ならではの眺望と植生に出合えます。

絶景を目にしつつ、野鳥のさえずりに耳を傾け、落ち葉を踏みしめる。澄んだ空気を吸いながらゆっくりと過ごす島時間は、単なるキャンプやトレッキングとは一線を画す体験ができるはず。1泊目はテント泊、2泊目は高原ロッジと、「佐渡の大自然にどっぷり浸るアウトドアの旅」をご紹介します。


2泊3日モデルプラン

【DAY.1】
»「すしの魚秀」でランチ
↓徒歩約5分
»「佐渡アウトドアベース」でアウトドア用品レンタル
» 両津港エリアで食材探し
↓クルマで約20分
»「へんじんもっこ」でショッピング
↓クルマで約20分
»「佐渡あてびキャンプ場」でキャンプ

【DAY.2】
»「佐渡あてびキャンプ場」で朝食
↓クルマで約25分
»「佐渡アウトドアベース」でアウトドア用品の返却&レンタル
↓クルマで約40分
» 佐渡ドンデン高原周辺をトレッキング

»「ドンデン高原ロッジ 自然リゾート」で夕食&宿泊

【DAY.3】
»「ドンデン高原ロッジ 自然リゾート」で朝食

» 佐渡ドンデン高原周辺をトレッキング
↓クルマで約40分
»両津港でお土産タイム

START

1

すしの魚秀

両津港の目の前にあるお寿司屋さんで、海のパワーをいただきます

両津港ターミナルから歩いてすぐ。わざわざ目指して足を運びたいのが、絶品の握り寿司が味わえる「すしの魚秀」。この地で50年の暖簾を守り、観光客はもちろん地元のファンも多いお寿司屋さんです。

 魚市場は目と鼻の先。毎朝店主が「その日一番のいいネタを競り落とす」ことにこだわりを持ち、日本海の恵みが凝縮された地魚を取り揃えています。看板メニューの「佐渡の地魚にぎり」は、そんな店主の目利きと素材に合わせた仕込みによって、最高の状態で供する厳選7貫をセットにしたひと皿。

徒歩約5分

2

佐渡アウトドアベース

キャンプ用品もトレッキング用品も揃う

「佐渡アウトドアベース」は名前の通り、佐渡のアウトドアの拠点。手ぶらで来島しても外遊びを楽しめるレンタル品が充実しているので、うっかり忘れ物をしても大丈夫。佐渡までキャンプ道具を持参するのは大変という場合でも心強いショップです。

2人用から5・6人用のテント、焚き火台、チェア、テーブル、ランタンといったキャンプ用品がレンタルでき、トレッキング用品であれば、シューズ、ウェア、ポール、バックパックまでラインナップ。また、更衣室やシャワールームも完備されているので、外遊びの後に立ち寄れるのも嬉しいポイントです。

徒歩約3分

3

ハーティウッズ

キャンプ用の食材選びは両津の穴場スポットへ

両津エリアでキャンプ用の食材を仕入れるのもあり。港近くには鮮魚店も多いので、海鮮系も手に入りやすいですし、地元のスーパーやコンビニエンスストアでは、地元ならではの商品を見つけることもできます。

4

ショッピングプラザキング

個性的過ぎる、地元スーパー

オープン前から列ができる店なら間違いはないはず。ということで、地元民に愛されている老舗のスーパーにも立ち寄ってみました。3階建ての建物のうち、売場は2階まで。とにかく商品の品揃えが豊富で、安くて珍しいものが盛りだくさん。食材を選びつつも、いろんな意味での発見がある穴場のスポットにワクワク!

移動中

5

エサを探しにトキが舞い降りる田んぼ

地元で人気のコンビニやディープなスーパーで野菜や魚介を仕入れたら、田園風景を眺めながら、ちょっと贅沢なシャルキュトリーを求めに新穂エリアへ。移動中には里山を生息地とする野生のトキにも遭遇!
秋は稲穂が刈られ、肉眼でもトキを見つけやすくなります。

クルマで約20分

6

へんじんもっこ

佐渡の“頑固者”がつくる逸品をキャンプのおともに

「頑固者」を意味する佐渡の言葉が店名になる「へんじんもっこ」は、本場ドイツでの食肉加工の公認資格を持つ食肉加工メーカー。3代目オーナーの渡邊省吾さんが手がけるソーセージやサラミは、美食家の間でも名高く、国際的なコンクールでも数々の賞を受賞しています。

なかでも、国際的な食肉加工品コンクール「スラバクト」で金星賞受賞、今年9月に日本で開催された第5回DLGコンテストでも金賞を受賞している「焼きソーセージ」はバーベキューにうってつけ。

クルマで約20分

7

佐渡あてびキャンプ場

何も持たなくても手軽にキャンプ体験

秋の外遊びを楽しむならやっぱりキャンプは外せません。島内には海辺や森など多彩なキャンプ場が各所にあり、オートキャンプができるスポットも。どの施設でも美しい景色やアクティビティなど、全身で佐渡を感じることができます。

山を満喫するため、スキー場の一角を活用した「佐渡あてびキャンプ場」へ。プライベートを重視した、5サイト限定のキャンプ場で、キャンプに欠かせないツールが含まれている快適なプランもあるので、アウトドアに不慣れな初心者にもおすすめです。

スノーピークのテントや寝袋、BBQ道具、調理器具、食器といったキャンプに必要なものが揃う「手ぶらパック」や、テント設営から火起こしまで至れり尽くせりの「全部おまかせパック」も用意。簡易温水シャワーや足湯があるのも魅力的です。

【DAY.2】スタート

8

「佐渡あてびキャンプ場」で朝食

お酒のおともとして用意していたベーコンやパテは、朝ごはんでも大活躍。

ベーコンはブロックのままこんがりと焦げ目をつけて。ベーコンからは甘い脂が溢れてくるので、そのまま季節の野菜を一緒に焼いていただきましょう。

クルマで約25分

9

「佐渡アウトドアベース」でアウトドア用品の返却&レンタル

ドンデン高原に向かう前に、前日も立ち寄った「佐渡アウトドアベース」へ。
キャンプ用品を返却&トレッキング用品をレンタルしましょう。

クルマで約40分

10

ドンデン山

島民の憩いの山で紅葉トレッキング

2日目はドンデン山へ移動して、手軽に自然に触れることができる初心者向けのトレッキングコースを歩きます。「花の百名山」に数えられ、春の花々が有名なドンデン山ですが、秋の紅葉スポットとしても人気があります。

「ドンデン高原ロッジ 自然リゾート」に荷物を預けたら、ロッジを起点にしたドンデン高原散策に出かけましょう。のんびり歩いても2時間半ほど。尻立山やドンデン池など見どころたっぷりのコースです。

木々のトンネルを抜けるとすぐに視界が開け、気持ちのいい稜線歩きが続きます。南北に伸びる稜線、そして東西の両側に広がるのは海。これぞ離島ならではの光景に感動もひとしお。

ドンデン山は、準絶滅危惧種のサドノウサギもひょっこり現れることもあるのだとか。

佐渡ドンデン高原周辺をトレッキング

11

ドンデン高原ロッジ 自然リゾート

両津湾を眺めながらゆったりと過ごせるロッジ

「ドンデン高原ロッジ 自然リゾート」は、大佐渡山地のほぼ中央に位置する宿泊施設。じつは夜景スポットとしても素晴らしい場所。

さらに、ロッジの食事とは思えない、佐渡の食材をふんだんに使用したディナーコースも待っています。それまでの時間は、展望デッキのチェアに腰掛けたり、広々とした湯船が自慢のお風呂に入ったり、思い思いの時間を過ごしましょう。
夜の山の上の空はしんと澄み、山頂はじつに静か。食後は、視界いっぱいに煌めく星空鑑賞も堪能できます。

【DAY.3】スタート

12

「ドンデン高原ロッジ 自然リゾート」で朝食

早朝だからこそ見られる情景がここに

いつもより早起きをして、朝日を浴びてのパワーチャージを。6月から9月にかけて、運がよければここに幻想的な雲海が重なることもあるそう。この日は太陽に向かって進む漁船の姿を見られました。

佐渡の食材をたっぷり使ったバランスのよい、ロッジの朝ごはんを食べて出発。

13

佐渡ドンデン高原周辺をトレッキング

佐渡の山の魅力は、山野草の多さが自慢。
佐渡は北緯38度線が島の中央を通過しているため、寒暖両地域の植物が多く自生しています。そのため、あたりは高山植物や山野草の宝庫。足元に目を向けると、草陰に地味ながら可憐な花を咲かせていたりするのです。

標高1000m前後で、登山道はよく整備され、人気のアオネバコースや体力勝負の金北山のコースをはじめ、初心者から上級者まで自分に合ったコースを選択できます。

クルマで約40分

14

両津港でお土産タイム

最後は船の時間まで、港でお土産を選びましょう。

とことん山の自然と触れ合うレジャーを満喫した2泊3日の佐渡島旅はいかがでしたか。キャンプやトレッキングで、全身を使って自然と遊ぶというのも佐渡を知る方法のひとつです。

GOAL

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