ドンデン高原ロッジのキャンプ&宿泊で佐渡も新潟も見渡そう!/佐渡市


2025年10月17日 46ビュー
暑い時期でも快適で、絶景&星を家族で楽しめるキャンプがしたい。

そこで調べて見つけたのが、佐渡の標高の高いところにあるドンデン高原ロッジのキャンプ場。

佐渡に住んでいた冬場は「ドンデン山閉鎖中」か~と電光掲示板を見ているイメージがありました。それもそのはず、11月頭から4月末あたりまで5ヶ月間冬季閉鎖されています。

急いでいかねば!と、早速予約。
お天気次第ですが、金の島として世界遺産登録もされた佐渡を一望しながらキャンプ出来たらいいな~

と車にキャンプ道具一式を積んで佐渡に向かいました(車と家族5人フェリー往復代金は48,940円でした※2025年9月地点)。

ドンデン高原ロッジは両津港から約30分

新潟市から高山キャンプをしたいなと思うと結構車を走らせることが多いですが、そこは佐渡、30分で行けるのが嬉しい。

まずは、朝の9時半頃のフェリーに乗って12時頃に両津入り。
ドンデン高原ロッジのランチタイムは14時までで、買い出しがなければそのまま行けばスムーズにお昼を食べられるはず!
ですが、我が家は買い出し&子どもたちのお腹がすぐ減るので、佐渡在住時にピラフが大好きでよく寄ったロータリーさんで昼食を。

​佐渡汽船が見渡せて最高ですが、春夏秋、連休あたりは混んでいることも多いお店なので、帰る前ギリギリの食事にはおすすめできません!
相変わらずのボリュームとこの感じがツボ。おいしかった。

超レトロで雰囲気よくて、ノスタルジックな気分に浸れるので、時間に余裕があるときにぜひ行ってみてください。
カフェテラス ROTARY

カフェテラス ROTARY

住所:新潟県佐渡市両津湊135−1
電話:0259-23-2514
営業時間:9:30~14:30
定休日:火曜

さて、向かいます(もしムサシやウェルシアで買い物してから行くときにグーグルマップで出てくる近道は道幅小さめなので、大きい車はこの地図か、海沿いから梅津川を上っていくコースが道が狭くなくておすすめです)。
登っていくたびに、いい景色になっていくのがテンションあがりますよ~!

9月末のこの日は26度と過ごしやすい気候でしたが、ドンデン高原ロッジに着いた頃には21度とひんやり気持ちいい温度になっていました。

ドンデン高原ロッジの絶景キャンプサイト

ここドンデン高原ロッジのある場所は標高約800m。標高100m上がると約0.6℃下がるため、平地比で約5℃低く、すずしい~。

まず着いて見えるのは、このオシャレで素敵な外観。

素敵なテラスまで、車いすでも行けるスロープもあるのがいいですね‼
テラスも広々、そこから広がる景色は本当に、本当に、本当に格別です。
さっき船で着いた両津湾はもちろん、金井、佐和田、真野湾、天気がいいと小木までが一望できます

すでに「来てよかった」と思う。絶景過ぎる。
まず、は受付をすませましょう。ドンデン高原ロッジ宿泊者も、キャンプ利用者もここが受付、トイレ、お風呂となります。昼食も可能。
到着したら、フロントで受付をして支払いを済ませます。キャンプサイトは一人1,000円です(※うちは乳幼児が一人いたので4,600円でした)。
ランチは青いカレーが有名ですよね。他もおいしそうだけど次回絶対食べたい。
トイレ、お風呂はこちらの館内にあるので、キャンプで虫がネックな方は普段よりは安心かも(タオル&浴衣はロッジ宿泊者のみ利用可能)!
天体望遠鏡・モルックレンタルや体験系の燻製・ジャム作り体験もあり、テンションが上がります。スマホの電波は会社によってなかなかつながりませんが、カード決済できるのが助かりすぎました

さて、キャンプサイトを見ていきましょう。
明確な区切りはなく、ざっくり別れたエリアで大体3組程が宿泊できます(※予約時にエリアは決まっていない)。12時でイン、アウトなのでお昼過ぎに来て、翌朝もゆったりできるのが魅力ですね。
車の乗り入れはできませんが、駐車場から近いので問題なく設営できます。テラスもスグ。
炊事場はこんな感じ。ゴミも各自で持ち帰りで、自由度が高い分、キャンプ慣れした方たち向けのキャンプ場だなと感じました。
子どもたちはレンタルモルックをして、きゃっきゃ遊んでいましたが、夕暮れから夜は16度に!すずしいどころか寒い!と震えていました!笑
時々絶景に見とれながら、火起こし開始。夕方~夜は16度前後になるとのことで、半ズボンできたことを大後悔!笑

火があったかい~!
食材は持ち込み可能!でも、ドンデン高原ロッジでは、事前に予約すればバーベキューセットも用意してもらえます!売店にはカップ麺も売っていたので、自分の好きなものを楽しめますよ~
お腹がいっぱいになって体が冷えてきました。

しかし、ここではシャワーではなくしっかりお風呂に入ることができるので、みんなでぽっかぽかにあったまり、幸せ状態に。

山から引いたお水で沸かしたお風呂がよいお湯加減なのも最高(早朝ドンデン山に登る方もいるため、朝は5時半から入れるのも◎※山登りには申請が必要です)。
普段よりも早く子ども達は就寝。

ここはリピートしたい、とドンデン高原ロッジのお部屋も見せてもらいました!

ドンデン高原ロッジのプラネタリウム室に泊まりたい!

季節の変わり目などは、実はキャンプに来たけど寒いのでとロッジも借りる方もいるそうです(わかる~!)。

まずは1階から。こちらは交流研修室。

昼は交流室として、夜は宿泊も可能。こちらの部屋は、ペットガレージでペットとの宿泊も可能です。
そして2階へ。2階はプラネタリウム室と、それぞれ星の名前がついたお部屋が利用人数ごとにあるのだそう。超便利。
私が泊まりたくなったのは、こちらのプラネタリウム室(外観の特徴的な形はこちらでした)。

以前プラネタリウムを見ることができたお部屋で、今はその装置が残っているのみです。
このいろんな角度に窓があるお部屋からは、朝日から夕日までみることができるのだそう。本当に素敵すぎる。
個室も人数に合わせて利用できる部屋があり……
これは仲間と来てもカップルで来てもたのしいだろうな~と思いました。
お風呂、トイレ、洗い場は共有で、共有冷蔵庫が廊下にあります。
ポットや充電器もあり、お風呂の時間は夜11時まで、朝は5時半からで、山登りや天体観測が好きな人にとって利用しやすい施設なんだろうなと感じました。
1階の食堂では、素敵すぎる朝食&ディナーもあるので、子どもたちがもう少し大人になったら今度は星空観察&ロッジ宿泊でも泊まりたい。

ロッジ宿泊者は朝、食堂の前に置いておいてくれるセルフサービスのコーヒーを飲みながら朝日を見れるのも本当に素敵すぎますね。

自販機も冷たいもの、あったかいものが揃っていて、暖をとれました!笑
お風呂もキレイで適度な広さが最適(※特別に許可を得て撮影)。

私が泊まった日は夜は23時まで、朝は朝日を見た人が帰ってきて入れるように5時半から入れてすんごくよかったです(冷えた体がぽかぽかに)。
宿はすずしいからか全室クーラーがなく、ヒーターのみ。夏場の西日が当たる夕暮れは30度くらいになる時間帯もあるそうですが、夜は冷えて山風が気持ちいいのだそう。

ここならではという感じですね!

ドンデン高原ロッジから絶対見た方がいい絶景3選

まずは、着いた瞬間に展望デッキから見る景色。

この日は小雨も降るお天気の変わりやすい日でしたが、金井あたりに雨柱が走っているのが見えてすごく感動しました。
そして夜景。

見てください。

おわかりでしょうか。海の向こうに、新潟市が見えます。確かに新潟市から佐渡が見えますが、夜になると佐渡からもこんな風に新潟市が見えるなんて知りませんでした。

さいごに朝日。

やわらかい空の色の向こうに刺すオレンジの光の中、目をこらすと新潟の山々が見えました。佐渡から弥彦山が見えるなんて。

すごい体験をしてしまった。

ドンデン高原ロッジは星も景色も楽しめる絶景宿&キャンプ場だった

陸地よりも800メートルくらい高いこのドンデン高原ロッジは、標準温度より4~6度下がってすずしく過ごせます。

春先や、秋に行くと涼しすぎるかも!笑 我が家も次回は長ズボンで来ます!

そして、ケータイの電波は弱めなので、デジタルデトックスにも最適です。

写真撮影にも集中できます。
この景色を大事な友達や家族とまた見にきたい。

そんな風に思える素敵な場所でした。
ドンデン高原ロッジ 自然リゾート

ドンデン高原ロッジ 自然リゾート

住所:新潟県佐渡市椿697
電話:0259-23-2161
営業期間:4月~11月中旬

この記事を書いた人
さかもとみき

太平洋側生まれ太陽育ち高知のはちきん(高知で気の強い女)が佐渡島の旦那のもとに嫁ぎました。大好きなものは日本酒、苦手なものは雪。佐渡に三年住んだあと、新潟市在住。好きなスーパーは原信とピアレマート。三児のママでライターコラムニストです! ブログ ⇒ 坂本、脱藩中。(https://sakamotodappanntyuu.hatenablog.com/