蜷川実花 with EiM『Pulse of Lives』 開催!世界遺産の「佐渡島の金山」を舞台にした特別なアート体験/佐渡市
2025年10月25日
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蜷川実花 with EiM『Pulse of Lives』
世界⽂化遺産に登録された佐渡島の⾦⼭が、この秋、光と⾳に包まれます。
2025年11⽉30⽇までの⾦・⼟・⽇・祝⽇限定で史跡佐渡⾦⼭で開催されているのが
「蜷川実花 with EiM『Pulse of Lives』」で、これまでにない夜のアート体験です。
アーティストの蜷川実花⽒、科学者・EiMプロデューサーの宮⽥裕章⽒、
クリエイティブディレクターの桑名功⽒等によるクリエイティブチーム「EiM(エイム)」が⼿掛けます。
かつて⾦を掘り続けた坑道が、今度は“命の光”を掘り起こす舞台となります。
光と音が彩る世界遺産「佐渡島の金山」
史跡佐渡金山を舞台に、光・音・映像を駆使したインスタレーション(空間演出)を展開。
歴史が息づく空間そのものがアートへと変貌を遂げます。
歴史と現代アートが交錯する、この秋だけの特別な時間を世界遺産「佐渡島の金山」でぜひ体感してください。
2025年11⽉30⽇までの⾦・⼟・⽇・祝⽇限定で史跡佐渡⾦⼭で開催されているのが
「蜷川実花 with EiM『Pulse of Lives』」で、これまでにない夜のアート体験です。
アーティストの蜷川実花⽒、科学者・EiMプロデューサーの宮⽥裕章⽒、
クリエイティブディレクターの桑名功⽒等によるクリエイティブチーム「EiM(エイム)」が⼿掛けます。
かつて⾦を掘り続けた坑道が、今度は“命の光”を掘り起こす舞台となります。
光と音が彩る世界遺産「佐渡島の金山」
史跡佐渡金山を舞台に、光・音・映像を駆使したインスタレーション(空間演出)を展開。
歴史が息づく空間そのものがアートへと変貌を遂げます。
歴史と現代アートが交錯する、この秋だけの特別な時間を世界遺産「佐渡島の金山」でぜひ体感してください。
坑道を抜けると──18,000の光が咲く幻想の花畑
史跡 佐渡金山の坑道入口を入り、ひんやりとした空気が肌を包むトンネルを歩きます。坑道内を照らす光に導かれながら奥へ進むと、闇の世界が広がります。
しばらく歩くと、ふっと視界が開け、目の前に一面の光の花畑が現れます。
しばらく歩くと、ふっと視界が開け、目の前に一面の光の花畑が現れます。
1,8000にも及ぶ光が一面に。
木の実や花々をイメージし、3000本のLEDライトを駆使した圧巻の光景が広がります。
木の実や花々をイメージし、3000本のLEDライトを駆使した圧巻の光景が広がります。
淡い黄金色がたまに風に吹かれ、揺れる様子はまるで呼吸しているようです。
その電力はすべてソーラー発電によるもので、昼間の太陽が夜の輝きへと変わり、自然のエネルギーが命を吹き返すようです。
観る者を静かに包み込こんでくれます。
”道遊の割戸”が光に照らされ昼間には見ることができない幻想的な姿を現す
やがて、佐渡金山の象徴である「道遊の割戸」が姿を現します。
巨大な山が真っ二つに裂けたような迫力ある岩壁。400年以上前、人の手によって掘り進められた採鉱跡です。
この割れ目部分も今回のイベントで特別にライトアップされ、足元に広がるLEDの光と共演しています。
「道遊の割戸」の光は岩肌の陰影をやわらかく照らします。
その光景は、まるで大地そのものが呼吸し、金山が再び命を取り戻しているかのようです。
昼間に見る力強さとは対照的に、夜の割戸は静謐でやさしい。
自然と人工、過去と未来が交わる、佐渡ならではの幻想の瞬間がそこにはあります。
巨大な山が真っ二つに裂けたような迫力ある岩壁。400年以上前、人の手によって掘り進められた採鉱跡です。
この割れ目部分も今回のイベントで特別にライトアップされ、足元に広がるLEDの光と共演しています。
「道遊の割戸」の光は岩肌の陰影をやわらかく照らします。
その光景は、まるで大地そのものが呼吸し、金山が再び命を取り戻しているかのようです。
昼間に見る力強さとは対照的に、夜の割戸は静謐でやさしい。
自然と人工、過去と未来が交わる、佐渡ならではの幻想の瞬間がそこにはあります。
夜にしか出会えない、特別な時間
普段の佐渡金山は日中しか見学できません。夜に入ることができるのは、このイベント期間だけの特別な体験です。
光の花畑を見終えて人影のない暗闇の坑道を歩くと、昼の観光では決して味わえない、世界遺産の“夜”の姿が広がります。
45枚のLEDビジョンに映る、佐渡と蜷川実花の世界
暗闇にぼんやりと見えてくる少し懐かしいスナックを思わせる看板。
さらに進むと再び坑道の入り口へと入っていきます。
そこに現れたのは坑道の中を映し出す光。近未来を思わせるようなその光のマジックはなんとも幻想的です。
さらに進むと再び坑道の入り口へと入っていきます。
そこに現れたのは坑道の中を映し出す光。近未来を思わせるようなその光のマジックはなんとも幻想的です。
さらに奥に進むと45枚のLEDビジョンが並ぶ空間に出ます。
ここでは蜷川実花氏が実際に佐渡を歩きながら撮影した映像が流れます。
両津の町並み、海沿いの光景やトキなど──島の風景が蜷川氏独自の感性で再構成されています。
蜷川氏がこれまで作品で描いてきた“花”や“生命”、“儚さと力強さ”といったモチーフが、佐渡の風景と溶け合い、 ひとつの新しい世界を生み出しています。
彼女の世界観を象徴する鮮やかな色彩、ぼやける境界、夢のような空気感が、現実の佐渡の映像と融合して、 観覧者の心に静かな波紋を広げます。
光と影、現実と幻想が交錯する瞬間──その映像を見ていると、佐渡という島がまるで“ひとつの生き物”のように感じられます。
ここでは蜷川実花氏が実際に佐渡を歩きながら撮影した映像が流れます。
両津の町並み、海沿いの光景やトキなど──島の風景が蜷川氏独自の感性で再構成されています。
蜷川氏がこれまで作品で描いてきた“花”や“生命”、“儚さと力強さ”といったモチーフが、佐渡の風景と溶け合い、 ひとつの新しい世界を生み出しています。
彼女の世界観を象徴する鮮やかな色彩、ぼやける境界、夢のような空気感が、現実の佐渡の映像と融合して、 観覧者の心に静かな波紋を広げます。
光と影、現実と幻想が交錯する瞬間──その映像を見ていると、佐渡という島がまるで“ひとつの生き物”のように感じられます。
蜷川氏らのチーム「EiM(エイム)」は、
蜷川氏の感性で、金山という“静の遺産”を“動の生命体”へと変貌させました。
プロジェクトマネージャーには元アルペンスキーヤーの皆川賢太郎氏が就任し、チーム運営の力を発揮。
さらに、プロジェクションマッピングの第一人者で新潟出身の丸山健太氏が技術協力として参加し、光と映像の融合を支えています。アートとテクノロジー、人と自然──それぞれが溶け合いながら、佐渡金山という空間に新たな鼓動を生み出しました。
夜の金山が語りかける、“生きる鼓動”
坑道を抜けた瞬間、目の前に広がる18,000の光が風に揺れた。
ライトアップされた道遊の割戸、足元に並ぶ木の実の光、静かに流れる音。
過去に人が掘り、今は光が照らす──この場所には、時を超えた生命のリズムが流れています。
昼には決して出会えない夜の金山。
光に導かれて歩けば、自分の中にも“生きる鼓動”が灯る。
この秋、世界遺産が放つ新しい光を、ぜひその目で確かめてください。
蜷川実花 with EiM『Pulse of Lives』
開催期間:2025年10月17日(金)~11月30日(日)
開催日:金・土・日・祝日(17:30〜20:00)
会場:史跡佐渡金山(新潟県佐渡市下相川1305)
コース:全長約400m/体験時間 約30分
料金:大人3,000円、小人1,500円(昼の入館料含む)
問合せ:enjoy@visitsado.com
(サドベンチャー)/TEL 0259-58-7285