観光でも美味しい紅茶が飲みたい人におすすめ!地元民が日常で通い“紅茶”と“推し”を“綴る”カフェ「紅茶と日記」/新潟市
2026年04月17日
いいね
24ビュー
観光に来ても美味しい紅茶が飲みたい!むしろ観光地でしか味わえない美味しい紅茶が飲みたい!素敵なカフェ巡りがしたい!
そんな”紅茶民”におすすめしたいのが、新潟駅からほど近い場所にありますコミュカフェ「紅茶と日記」です。
地元民も足繫く通うこのカフェの魅力を、紅茶の沼にどっぷりハマっているおくたにが、たっぷりお伝えしたいと思います。
場所は駅チカ「東万代町」
紅茶と日記があるのは駅や万代から近い「東万代町」。
駅からだと徒歩で約10分。
私は中央郵便局の横を抜けて歩きます。
万代からだとアパホテルの横を曲がって真っすぐ。
(雨女の私は取材日だいたい雨)
歩いていると……一際目に付く青い外壁のお店。
ここにしかない紅茶が飲める!
出迎えてくれたのは店主の斎藤真理子さん。
レコード店、老舗菓子店、雑貨店と、様々なお店の接客経験を経て2022年10月に「紅茶と日記」をオープンしました。ロックバンド「ユニコーン」の大ファンで、アニメや漫画も大好きなんですよ。
レコード店、老舗菓子店、雑貨店と、様々なお店の接客経験を経て2022年10月に「紅茶と日記」をオープンしました。ロックバンド「ユニコーン」の大ファンで、アニメや漫画も大好きなんですよ。
その経歴から「どうして紅茶屋さんなのか?」早くも聞きたい事が多すぎるのですが、おいおい聞いていくことにして……
先ずは紅茶のメニューから。
シングルオリジン(単一の茶園の茶葉)は4種、オリジナルのフレーバーティーもあります。
アイスティ―も茶葉が選べるし、自家製シャーベット入りティーソーダーなるものも気になるところ。
茶葉やフレーバーティーは都度、季節によって変わるそうです。
地元では店頭で買えないマリアージュフレールやTEAPONDといったブランドの紅茶が飲めるのは嬉しいし、オリジナルのフレーバーティーも、このお店でしか飲めない紅茶なので、訪れた際には是非とも味わってみたいですよね!!
これらメニューのラインナップについて、茶葉は基本的にはルピシアのものを使用しているとのこと。また、音楽好きの真理子さんがライブ等で遠征に行った際、そこで出会い、気になったものを仕入れて提供しているのだとか!
うん!確かに紅茶って出会いです❤
たくさん種類があるゆえに迷ってしまうかもしれませんが、メニュー表は種類によって書き分けられ、あまり紅茶に詳しくない方でも、それがどのような味わいの紅茶なのか分かり易いよう注釈も書かれていますので、選びやすいかと思います。
さらに、実際に紅茶の葉の香りを確かめて選ぶこともできます。
茶葉の匂いを嗅ぎ取って、その日の気分でピンっときたのを選んでみるのも良いかもしれませんね!
ちなみにこちらのお店で人気なのは、シングルオリジンではニルギリ。
フレーバーティーではイングリッシュキャラメルと白桃&ベルガモットだそうです。
意外にもダージリンが一番出ないのだとか。
うん、それもまた面白い特徴かも??
(私はこちらでダージリンも飲んでいますが、ちゃんと美味しいですのでご安心を)
ワインやビールも飲める!営業時間は21時まで
紅茶屋さんですので珈琲はありませんが、ビールやワイン、梅酒…オリジナルの紅茶カクテルも飲むことができます。
喫茶店なのに営業時間が13時から21時というのも、このお店の面白いところ。
平日昼間にお仕事をしていると、喫茶店に行くチャンスってなかなかないですよね?
こちらでしたら仕事帰り、またはどこかでご飯を食べた後、紅茶やお酒を飲みにふらっと立ち寄ることができます。
(紅茶カクテルが気になる……ランチ後に昼酒してもいいかも……)
テイクアウトも出来ます。
おやつメニュー“ビスコーン”“チャイップリン”ってなに?
そして紅茶と同じくらい気になるのが“お茶請け“ですよね!
「おやつメニュー」は豆腐のビスコーン(各種)とチャイップリン、豆乳ハニープリンの3種。
え?ビスコーンってなに?
私が最初にこのお店をまず疑問に思ってしまったこと。
一応スイーツコンシェルジュなので、それなりにお菓子の名前も知っているつもりだったんだけど……聞いたことないぞ。
もしかしてクロッフルみたいな何かと何かを掛け合わせたハイブリッドスイーツかな?
――真理子さん、そもそもビスコーンって何ですか?もしかして“ビスコッティとスコーン”のハイブリットスイーツ?
真理子さん
「ケンタッキー・フライド・チキンのビスケットとスコーンの間の子みたいな感じ。出来上がったモノからビスコーンという名前を付けました」
(当たらずとも遠からず?)
――どうしてこのようなお菓子を作ろうと?
真理子さん
「豆腐が好きだから、豆腐を使ったおやつを作りたかったんです。自分でも焼けるようなものを探していて豆腐のスコーンのレシピをみつけたんだけど、これだと面白くないなって。お店にはいろんな年代の女性に来てほしかったから、極力カロリーを抑えて、クリームやジャムを付けなくても美味しく食べられるもの。食べても罪悪感のないおやつを作りたかったんです。ビスコーンは豆腐を40%使用しているんですよ。それ以上の使用だと食べた時におかず感を感じたのでおやつの印象になるギリギリを目指しました」
40%ってほぼ半分豆腐!イソフラボン万歳!
いくつ食べても大丈夫ってヤツですね!?
――その豆腐にもこだわっているんですよね?
真理子さん
「私の地元(西蒲区)にある平野屋豆腐の木綿豆腐です。子供の頃からずっと食べていて、豆腐を使ったおやつを作ろうと思った時に、この豆腐を使おうと思いました」
私はこちらのお豆腐を食べたことがなかったので、試しにお豆腐だけ食べさせて頂きました。
口に入れた瞬間、舌触りから大豆を感じました!!
そして昔ながらのほっとするような、優しい手作りの風味。
十分そのままでも食べれちゃう。
現在ビスコーンの味は15種類あるそうです。
うち、3~4種がその日の店頭に並びます。
女性はプレーンやフルーツ系、男性はココアを選ぶ人が多いとか。
私からはココナッツ味がおすすめ!紅茶にもお酒にも合います。
そしてチャイップリンと豆乳ハニープリン。
豆乳ハニープリンはなんとなく想像つくけれど…チャイップリンはチャイのプリンって事でいいのかな?ネーミングが、チャップリンとかけてチャイップリンでいいのかな?!
真理子さん
「チャイのプリンは最初から出したいと思っていました。理由は他に出しているお店がなかったから。あと、自家製ブレンドのスパイスチャイを豆乳で煮だして、シンプルに卵と作っています。豆乳ハニープリンのキャラメルも自分で作りたくて何十回も焦がしながら練習しました」
一番人気の「プリビスセット」1,350円。
プリン(チャイップリンと豆乳orハニープリン)+ビスコーン(おまかせ2個)+ホットティー(選べます)のお得なセット♪
ココア味。
サクっとホロっと軽い食感だけど適度にしっとり。
今まであまり体験したことのない口当たりですが、だんだん癖になるんです。
こちらは豆乳ハニープリン。
豆乳のコクとハチミツ、そしてカラメルがめちゃくちゃ合います!!
豆乳のコクとハチミツ、そしてカラメルがめちゃくちゃ合います!!
――ビスコーンもプリンもすごくお上手に作られるから、他にも美味しいおやつができそうと思うのですが?
真理子さん
「おやつ作りに関しては、やるからには手は抜かないけれど、このお店の売りは『自分』と、そして『日記』にしようと決めていました。そこに紅茶とおやつがプラスである…というのが私の中にある比率です。あとは推し活ですね」
始まりはそこにある“日常”と“コミュニケーション”
――なるほど!紅茶のお店ではあるけれど、一番の「売り」はご自身と日記ということなんですね?でも、どうして日記を売りに?きっかけがあったのでしょうか?
真理子さん
「きっかけになったのは、NHKの『ドキュメント72時間』という番組(ひとつの現場にカメラを据え、そこで起きる様々な人間模様を72時間にわたって定点観測するドキュメンタリー番組)
それを観て、著名人じゃなくても一般の人の方が面白いかもって思ったんです。そこにある、日常って面白い。例えば『昨日こんなことがあったよ』って言う話の方が案外面白かったりしますよね」
――それが日記帳ということになるんですね。
真理子さん手作りのカバーがかかった日記帳はすでに13冊目。
真理子さん
「自分が字を書くのが好きだし、人の文字を読むのも好き。だからそれ(日記)を何かと合わせて商売にできるかなって考えた時、昔の喫茶店にあった大学ノートみたいな感じで日記帳を置いたら書いてもらえるのかなぁと思い立ちました。
で、喫茶店にするとして、私が珈琲よりも紅茶派だったこと、それまで多くの喫茶店では珈琲に比べて紅茶の種類を置いてあるところって少なかったですよね?だから紅茶だけのお店にして、紅茶民の敵を討とうかなって(笑)あと、紅茶に対する上品そうなイメージを払拭して、気軽に楽しめるようにしたかった……という流れです。自分の好きや興味のあるものを詰め込んだらこうなった感じです」
――「日記帳」→「喫茶店」→「紅茶」→「おやつ」というふうに繋がっていったんですね!もう一つの売りが真理子さん自身というのは?
真理子さん
「独立しようと思った時、何が武器になるか?と考えたら、人が好きで喋るのが好きなこと。これまで培ってきた接客技術かなって。日記帳と合わせてコミュニケーションのお店にすれば、自分がお客さんとお話をしてコミュニケーションをとることができるし、お話するのが苦手という人は、日記帳を通してコミュニケーションが取れますよね。
私とコミュニケーション、日記とコミュニケーション、お客さん同士とコミュニケーションということで、店名は「紅茶と日記commukissa( コミュ喫茶) 」と付けました。私が勝手に考えた造語です(笑)」
店内はカウンター、椅子、ソファ計13席ほど。
どこに座っても真理子さんや他のお客様とお話ができる距離感。
真理子さんお手製のティーコージーとかコースターもあります。
まるで雑貨屋さんにいるような雰囲気なんですよ!
真理子さん雑貨屋さんにお勤めだったからかな?
私はこの雰囲気、すごく落ち着く……
「好き」が集まる推し活カフェ
――もう一つ、他のお店とは違うのが「推し活」をしているということだと思うのですが、これも当初からやろうと思っていたことですか?
真理子さん
「推し活はお店を始める前からやっていました。最初は駅前のレンタルスペースを借りてやりました。好きなモノを持ち寄って語り合うイベントでした。それもコミュニケーションの一つですよね。推しを語り合うようなカフェも当時はなかったと思ったので」
私が紅茶と日記に通うようになったのは、紅茶が美味しいのはもちろんですが、私もアニメが大好きなので、アニメ好きの真理子さんとお話がしたかったから…なんですよね。
オタク友達募集中!!
オタク友達募集中!!
私はお気に入りのアクスタと一緒に❤
日記も書いちゃおう♪(ぬいは私物です)
真理子さん
「とにかく熱い想いを共有したいというのがありました。初めて会った人でも、ここで盛り上がって昔からの友達のようになれる。そういうのを自分のお店で味わって欲しいし、自分もそこに混じりたい。人間関係が希薄なこの時代で、コロナもあり個であった時が長かったから、お店を作った時にその想いが強くありました。年代問わず盛り上がれるのが推し活の良いところですよね」
――お店にいらっしゃるお客様は推し活をされている方が多いのでしょうか?
真理子さん
「最初は紅茶が飲めるお店として、検索されていらっしゃる方がほとんどです。推し活ができるお店って大々的に広告を出してもいないですし。ただ、何故かそうして来られるお客様はアニメや音楽が好きな方が多いんです。引き寄せ?類友ってヤツでしょうか?それは私も不思議に思っています。」
――現在やっている推し活イベントについて教えて下さい。
真理子さん
「漫画ビブリオバトル、書籍ビブリオバトル、音楽系の推し活、アニメの推し活です。この4つを定期的に長くやっていくのがいいのかなって思っています」
(ビブリオバトルとは自分の好きな本を紹介し、他の参加者が最も読みたくなった本に投票する書評ゲーム)
漫画ビブリオバトルの様子。
――今後の展望などはありますか?
真理子さん
「これまで通り、いろんな年代、いろんなタイプの人たちが来てくれればいいと思っています。兼ね合いは凄く難しいんだけれど、なるべく居心地のいい店を一日でも長く続けていけたらいいなと思います。お陰様で、毎日楽しく働かせてもらっていますよ」
周辺にもおすすめスポットがいっぱい
紅茶と日記があるこの通りには……
観光で訪れた際に行ってみて欲しいお店がたくさんありますので合わせて少しご紹介します。
まず、お店の少し先の左手には、新潟名物半身揚げの元祖「せきとり」。
お店から駅・万代方面にはお寿司の名店「すしあらい」があって…
さらに海鮮居酒屋の「新潟浜焼太郎」、甘味の老舗「あま太郎」での鯛焼きや笹団子も買うことができます。
真理子さんのおすすめは、お店の向かいにある「新潟旬香たなはし」。
新潟の美味しい地酒と地元食材、季節の食材を使ったお料理を楽しむことができます。
お一人様でも気軽にふらっと入ることができて、当日でも注文することができる「晩酌セット」(2,000円)や「お一人様限定ご褒美コース」(3,500円)があるそうです。
14:00から営業しているので昼から呑めちゃう!!
紅茶とおやつでまったりした後、たなはしでご飯食べてお酒飲む……
もしくは、早めにたなはしでご飯食べてお酒飲んだ後に、紅茶と甘いモノで酔いを覚ます(飲んだ後って甘いモノ欲するんだよね)
うん!どちらもアリ❤大いにアリです!!
店舗情報
「新潟旬香たなはし」
住所:新潟市中央区天明町2-21
営業時間:平日土曜14:00~22:00(LO.21:30)
日、祝日14:00~21:00(LO.20:30)
定休日:水曜 他不定休(休業日カレンダーにて)