出雲崎の魅力に触れられる「道の駅 越後出雲崎 天領の里」/出雲崎町


2021年03月26日 1553ビュー
出雲崎町は江戸時代に幕府直轄の「天領地」になって、北前船が寄港したり、佐渡金山からの金銀が荷揚げしたりする街でした。
良寛の出生地であり、松尾芭蕉が「奥の細道」で通った街としても知られています。

出雲崎町には、せまい土地にたくさんの人が住んでいたそうです。
そのため「妻入り(つまいり)」という同じ形の家が密集する街並みになっています。
妻入り」というのは間口が狭く奥行きが長い家屋で、そうした家々が密集して連なっている街並みを見ることができます。

そんな出雲崎町の観光拠点になっているのが「道の駅 越後出雲崎 天領の里」です。
中でも「天領の里 出雲崎時代館」では、出雲崎町の歴史や文化にわかりやすく触れることができます。
入るとすぐ出雲崎代官所が現れます。
お代官様にご挨拶してから中に入ります。
現在でも「代官所跡」は残っています。

 
自動ドアから中に入ると、大海原を思わせるような空間に巨大な帆を張り上げた「御奉行船」が展示されています。
当初は実物大の船を造る計画だったそうですが、展示スペースの関係でやむなく3分の2スケールになったそうです。
それにしても

大迫力の大きさ!


 
実物の千両箱も展示してあります。
予想していたより頑丈そうな箱でした。

 
そこで千両箱の重さを体験できるコーナーもあります。
千両は手に入らなくても、重さだけは味わってみましょう。

 
階段を上って2階に進むと、江戸時代の出雲崎の街並が現れ、まるでタイムスリップしたような気分を味わうことができます。

 
街の入口には番所があって、人のよさそうなおじさんが番をしています。
このおじさんのところで記念スタンプを押すことができるんです。

 
大崎屋」という旅籠には「奥の細道」の道中の松尾芭蕉と弟子の曽良が宿泊していて、有名な俳句「荒海や佐渡によこたふ天の川」誕生の瞬間が再現されています。

 
大崎屋」の隣には俳句箱が設置されています。
松尾芭蕉に負けないような、出雲崎町を詠んだ俳句を投稿してみましょう。
入選した句は展示してもらえますよ。

 
街中には物乞いする人の姿も…。

 
女郎屋から出てくる同心に出会いました。
御用で来ているのか、それとも遊びで来ているのか…。
気になるところです。

 
お店の中でどんちゃん騒ぎをしている様子が、障子に映し出されています。
楽しそうでうらやましい。

 
負けじと新之助もお姉さんに交渉してみました。

 
茶店では一緒になった旅人と世間話もできます。
 
こんなふうに展示セットを背景に、写真を撮ってみるのも楽しみ方のひとつです。

 
1階に下りてみると、店が建ち並ぶ街の奥に見事な夕空が見えています。
この夕空を描いたのは島倉二千六(ふちむ)さん。
阿賀野市(旧水原町)出身の特撮背景専門の絵描きさんで、「ゴジラシリーズ」などの東宝作品をはじめ、「ウルトラマン」などの背景を担当された方です。

 
その街並には実際に凧を買うことができる凧屋さんや…

 
出雲崎名産品の紙風船屋さんがあります。
ここでは紙風船作りを体験することもできますよ。
体験には事前予約が必要です

 
また「出雲崎石油記念館」では、石油掘削の様子やエネルギーの移り変わりをわかりやすく展示しています。
興味のある方はぜひ見てみてください。

 
お腹が減ったら併設されているレストラン「陣や」で、出雲崎町のご当地グルメ「サザエの炊込みご飯」や、磯のりともずくがトッピングされた「出雲崎浜ラーメン」を味わってみてはいかがでしょうか。

 
外に出ると「イベント広場」や「日本海夕日公園」でのんびり過ごすことができます。
中でも海に向かった伸びる「夕凪橋(ゆうなぎばし)」はカップルに人気のスポット。
出雲崎の海を見ながら渡ることができます。
天気がよければきれいな夕日が海に沈むシーンに出会えるかも。

 
出雲崎町の歴史や文化に触れることができる「天領の里 出雲崎時代館」で、江戸時代にタイムスリップしたような気分を楽しんでみてはいかがでしょうか?
今よりもっと出雲崎町を好きになれると思いますよ。

道の駅 越後出雲崎 天領の里

新潟県三島郡出雲崎町大字尼瀬6−57
0258-78-4000
営業時間/物産館9:00-17:00
     レストラン「陣や」11:30-15:00
     時代館(3月下旬〜11月)9:00-17:00
        (12月〜3月上旬)10:00-16:00
定休日/水曜日・年末年始
入館料/大人(高校生以上)500円(団体400円)
    子供(小・中学生)400円(団体300円)
※障害者手帳をお持ちの方はご提示いただくと200円引き

この記事を書いた人
田中新之助(たなかしんのすけ)

新潟を愛する万年新米ライターです。持ち前の粘り強さで味わい深い記事を書いていきたいと思ってます。とくに観光ガイドには載っていないような、新潟の珍スポットや変スポットに力を入れて紹介していきたいです。