石油の里と中野邸記念館のもみじは色づき始め!/新潟市


2019年10月23日 11610ビュー
こんにちは。とも です。

今年の紅葉は、例年より少し遅れているようですね。
まだ見ごろではないけれど、すごく良い天気だったので紅葉狩りに行ってきました。

中野邸記念館は、日本の石油王・中野貫一が明治37年に造営した邸宅。
庭には2,000本のもみじが植えられており、紅葉の時期ともなると美しい景色を楽しめます。
場所は、新潟市秋葉区。金津と呼ばれる地域にあります。
もともと金津は石油の産地。日本一の産油量だったんですよ。

中野邸記念館の周辺には、石油産出の産業遺跡が今も残っており自由に見学することができます。
駐車場は、中野邸記念館と里山ビジターセンター2か所。
せっかくなので、中野邸記念館に入いる前に石油文化遺跡施設「石油の里」を散策することに。
原油を集める集油タンク。
ここに集めた原油は水分が混ざっているのでこのままでは使えません。

この後の行程で原油と水分を分離していきます。
こちらは水切タンク。集油タンクに集められた原油はこちらに送られます。
一晩寝かせてると、原油と水を比重の違いで分離するのだそう。
水切りした原油は加熱炉に送られます。
ここで加熱してさらに水分を飛ばします。

それにしても、レトロ感がすごいですね…。
廃墟好きなんでそれだけでテンション上がります♪

記念館の奥にも石油文化遺跡施設がありました。
こちらは「C3号井」。原油掘削に従事した最後の油井設備です。
こちらは1996(平成8)年まで稼働していたのだそう。 割と最近まで動いていただなんて。ちょっとびっくりです。
井戸をのぞくとプーンと油臭がします。

ちなみに石油の里のもみじは色づき始め。赤と緑のグラデーションがきれい。
遺跡群をひとしきり堪能し、いよいよ中野邸記念館へ。
まずは券売機で入場券を購入。
料金は大人1,000円、高校生以下は無料。
自動ゲートなので受付は特に不要。一度外に出たら再入場できないのでご注意を。
おお…!!素敵なお庭です!!
これが見頃だったらもっと素敵なんだろうなぁ。
こちらの庭は、明治から昭和にかけ県下一級の造園技術者を集めて49年の歳月をかけて造園されたもの。
私がお邪魔した時もスタッフさんが庭のお手入れをされていました。

敷地の中には、いくつもの蔵があり収蔵品が展示され、また邸宅も自由に見学することができるようになっています。
おばあちゃんの家に来たような、どことなく懐かしい雰囲気。
家の中は、洋室があったり、畳の部屋にシャンデリアがあったりと和洋折衷な造りでした。
黄金の屏風。カッコイイ!!!

敷地内にある、無料休憩所も素敵でしたよ。
休憩所の中は、まるで喫茶店みたいでした。クラシカルで素敵!
続いて、お隣の庭園「泉恵園」に移動。
中野邸記念館と泉恵園は隣接していますが、出入り口が別々になっています。
なので、中野邸記念館を一旦出て泉恵園の入り口から入り直します。
自動ゲートからはくれぐれも出ないようお気をつけください。
ゲートを出ずに右手を直進です。
入場料は、中野邸記念館と共通なので不要です。
さっそく中へ。
広大な敷地の庭の中に小さな山があり、たくさんのもみじが植えられていました。
日当たりのいい場所は紅葉が進んでいます。
見頃は来週から再来週にかけてでしょうか。見頃になるのが楽しみですね。

みなさんもぜひ足を運んでみてくださいね。

中野邸記念館

時間:9:00~17:00 (入館は16:30まで)
料金:大人 1,000円、高校生以下 無料
電話:0250-25-1000

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新潟・阿賀エリア

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とも

2児の母。O型。大雑把な性格。おでかけの計画を立てるのが苦手。「何とかなるでしょ」と見切り発車してよく予定がズレこむ。