佐渡金銀山を知ることは佐渡を知ること!佐渡金銀山を巡る旅③ -佐渡奉行所跡編-


2021年08月25日 622ビュー
撮影場所:史跡佐渡奉行所跡
日本最大の金銀山と称される「佐渡金銀山」の偉大な歴史を楽しく学べるスポットを巡る旅。
続いて「佐渡奉行所跡」へ。史跡 佐渡金山から車を2分ほど走らせます。

実は「佐渡奉行所跡」も佐渡金銀山と深い繋がりがあります。

金脈の発見により、佐渡は江戸幕府の直轄領となり、金銀山と佐渡を治めるために奉行所が設置されたと言われています。
佐渡奉行所には、金銀山の管理と行政を行う役所(御役所)と金や銀を選鉱する工場(勝場)、奉行の住まい(御陣屋)などがありましたが、昭和17年の火事によりすべて焼失。

その後、整備が進められ、今では御役所と勝場を復元し公開しています。
門の脇の建物は石置屋根が印象的な「御門場所」。
この部屋に門番がおり、奉行所に出入りする人々を見張っていたそうです。

さっそく門をくぐって中に入ります。
入館料は大人500円(税込)、小中学生200円(税込)
館内マップをいただいてびっくり!なんて広いんでしょう!

ガイドさんがいる時は、奉行所の内部を案内してくださいます。
もしガイドさんがいらっしゃったらぜひお話を聞いてください。100倍楽しめますよ!
長い廊下にはござが敷かれています。汚れを防止する為なのかと思ったら、実は、お奉行さまが通る部分と他の役人が通る場所とが区別されているからなのだそう。
時代劇でお馴染みの「御白洲」。
これを見たらやっぱり「ははぁーーー!!」とひれ伏せたくなりますよね笑

ちなみに、敷かれている石はあえてゴツゴツした石を敷いているそうです。
罪人に早く罪を認めさせる為、あえて痛くなるようにしているんですって。
こちらは「勝場(せりば)」と呼ばれる場所。

こちらで金銀を精製していたそうです。
館内には当時の設備が再現されており、金銀の精製の過程がわかるようになっています。

鉱石を掘り出すだけでも大変なのに、精製の労力も途方もないことがわかりました。

こんなに気が遠くなる作業をして小判が作られていたなんて...。
想像もしていませんでした。

ちなみに、奉行所の中でも、金銀を精製の機能を持ち合わせているところは他に無いそうです。
佐渡奉行所跡を後にしたところで、ちょうどお昼の時間になりました。 ​

この近くに、ランチが楽しめるお店があるとのこと。
車で5分ほどの「パーラーつるや」へお邪魔してきました。
こちらには知る人ぞ知る名物スパゲッティがあるとのこと。
その名も「肉スパ(800円税込)」。

いや、これボリュームがすごい!!!
食べきれるかな...と心配になりましたが、美味しくてあっという間に完食。

味は和風なんですが、粉チーズがアクセントになって食べ飽きない。

ちなみに、肉スパとカレーのセットもありますが こっちの方がもっとすごかったです。
きち長がオーダーした「肉スパライスカレー(900円税込)」。「肉スパ」の1.5倍ほどの量に愕然。
プラス100円でこれだけのボリュームはお得すぎます!

ランチに大満足した後は、相川を散策することに。

佐渡金山によって繁栄した相川の町には、数多くの史跡が今でも残されています。
相川の歴史や文化を地元のガイドさんががわかりやすく案内してくださるとのことなのでお願いしました。

まずはじめにガイドさんに連れてこられたのが「史跡佐渡金山」の第3駐車場。
駐車場になんで??? と不思議に思ったのですが、こちらにはとても貴重な鉱石が展示されているとのこと。
この大きな石は金鉱石。佐渡金山から実際に発掘されたものだそうです。
この鉱石の中に200gの金が含まれているんですって。

こんな大切な金鉱石を外に設置して大丈夫なのでしょうか...
とガイドさんに伺ったところ重量2トンもあるので大丈夫とのこと。
駐車場の裏から山道へ。無宿人(むしゅくにん)の墓を目指します。

無宿人とは、江戸幕府の治安対策で捕えられた住所不定の人たちです。
江戸幕府は再犯防止、懲らしめのため佐渡金山に労働者として送っていたそうです。

主に鉱山から湧き出た水を汲むなどをしていたそうで、過酷な労働の為その寿命はとても短かったとのこと。
こちらが無宿人の墓。
亡くなった無宿者28名の出身地、戒名、名前、年齢を刻んだ墓碑が山中に建っています。
山道を抜け、民家がある「京町通り」へ。
古い町並みと緑のコントラストが素敵。ノスタルジックな雰囲気がたまりません。
京町通りは、相川金銀山と奉行所を結ぶメインストリート。

江戸時代初期に台地の先端に佐渡奉行所が設置され、奉行所と鉱山を結ぶ道が開かれました。
また、道に沿った街路と地割りによって、職能別の町割りが行われ、現在につながる町割りが完成したと言われています。

かつて鉱山関係者の住居や多くの商店が軒を並べた通りは、今でもその名残りを留めています。
ガイドさん一押しの絶景スポットに到着。

「道遊の割戸」が見えるのですが、さっきとは違う見え方に驚きました。
さっきは左の方が高かったのに...不思議。
こちらがさっき見た「道遊の割戸」。ね。高さが違いますよね。

ちょっとした違いがわかるのも、ガイドさんがいればこそ。
案内してもらうと面白ろさが全然違います!!
町の石垣などには、金銀の製錬作業に使用されていた石臼があちこちに残っていました。
石臼はとても固い石で作られており、廃棄となった石臼は再利用されたそうです。
こちらは京町通りの写真映えスポット。
赤レンガの壁は、かつて裁判所だった建物の壁です。

京町通りは、かつて鉱山関係者の住居や多くの商店が軒を並べた通りには史跡だけでなく、小さな映画館、工房、カフェなどの古いものと新しいものが混在するとても魅力的な場所でした。
またいつかゆっくりと町巡りをしてみたいです。

最後は、ガイドさんと「北沢浮遊選鉱場」へ向かいます。つづく。

佐渡奉行所跡

●料金:大人500円(税込)、小中学生200円(税込)
●住所:新潟県佐渡市相川広間町1-1
●電話:0259-74-2201
●営業時間:8時30分~17時
●定休日:年末年始

パーラーつるや

●住所:新潟県佐渡市相川一町目27
●電話:0259-74-2495
●営業時間:11:30~14:00、17:00~21:00

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佐渡エリア

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この記事を書いた人
とも

2児の母。O型。大雑把な性格。おでかけの計画を立てるのが苦手。「何とかなるでしょ」と見切り発車してよく予定がズレこむ。