本物のバーベキューってなんだ!?海辺の森キャンプ場で「手ぶらでBBQ」を体験!/新潟市


2023年08月04日 3563ビュー
海も、山も、川も、島もある!自然の宝庫といえる新潟県。いよいよ夏本番となり、全ての自然を満喫できる本格的なアウトドアシーズンが到来ですね!
 
と言いつつ、アウトドア“初心者歴”は40年以上の私・・・。ワイルドキャラの道へ、なかなか一歩が踏み出せないでいます・・・。

しかしそんな私でも、

夏は外でBBQを楽しみたい!!!


ということで今回は、道具も無ければ知識も無い(食欲だけはある)私が、本格的なBBQを手ぶらで楽しめるキャンプ場「海辺の森」へ行ってきましたのでレポートします!

「海辺の森」キャンプ場(新潟市北区)

国道7号新新バイパスの競馬場インターチェンジから、車で約10分。新潟市北区の島見浜付近にあるキャンプ場が、「海辺の森」キャンプ場です。

「海辺の森」は海岸線に沿って約4キロに渡って森林や遊歩道が整備されており、敷地面積は120ヘクタール!広大な自然が広がっています。
キャンプ場は、テントサイト全6サイト43区画に、炊事場は全4棟あり。広い施設内のさまざまなロケーションでキャンプが楽しめます。

どの場所も綺麗に整備されていて、美しい自然を気持ちよく満喫できます!
個人ではあまり持っていない大型のテントやタープなどの貸し出しも行っているので、キャンプ道具を揃えていない人や、大人数でのキャンプも可能。

テントの設営などに不安があるキャンプ初心者には嬉しいですね!
今回の私たちの目的は、「手ぶらでBBQ」!まずは、管理棟で受付けを行います。

※「手ぶらでBBQ」は、電話かインターネットで3日前までに予約しておく必要があるのでご注意ください

食材や道具は全てBBQサイトに用意してあるとのこと。もちろん手ぶらで、(ついでに朝食も抜いて)やってきた私たち家族3人。期待を膨らませてBBQサイトへ向かいました。
BBQサイトに向かうと・・・

ん?どこかで見たような人がいる!
んんんん??

あ!あの人は!!
バーベキューの準備をして待っていたのは、テレビなどでよくお見掛けする新潟の有名人。新潟バーベキュー協会会長のパンチョ須田さん

実はここ「海辺の森」は、新潟バーベキュー協会の拠点となっています。そのため「手ぶらでBBQ」を申し込むと、インストラクターがいるときには、本格的なBBQの指導を受けることができるのです。
バーベキュー協会の拠点だからこその本物のBBQが体験出来る!しかも手ぶらで!!

パンチョ須田さんに指導いただきながら、バーベキュースタート!
前日から下ごしらえしてあるお肉に、みずみずしい夏野菜など準備万端。そして、BBQといえば炭への火起こしですが、そちらも既に完了!
さすが新潟バーベキュー協会の拠点だけあって、バーベキュー器具も本格的!

バーベキューの本場アメリカで造られたweber社製のガスグリルとチャコールグリルが用意されています。
器具の使い方?もちろんわかりません(笑)

ですので頼れるパンチョ須田さんに全力でサポートしていただきます!
BBQと言うと炭に火を起こして、ガンガン焼く!というイメージを持っていた素人の私でしたが、そんなことはありませんでした(汗)

チャコールグリルの中を見ると、火のついた炭が一部分だけ。グリルの中の置く場所によって熱の加え方を調節できるようにしてあります。

これによって、しっかり食材の中まで熱を通したり、香りを付けたりして美味しく食べられるようにできるというわけなんですね。
トップバッター、ソーセージ完成!

うまーーーーーーーーい!


40年余りの人生で食べたソーセージの中で、トップクラスの美味しさでした。
次はしいたけのBBQ。ガスグリルで調理します。

「しいたけを焼くときは絶対ひっくり返さないでください」とパンチョ須田さん。

焼けたしいたけをひっくり返すと旨味たっぷりの汁がこぼれてしまうのだそうです。ひだのところに軽く塩を振り、下から水分が上がってくればOK。

ガーリックパウダーやオリーブオイルでアヒージョ風の味付けにしても美味しいと教えてくれました!

ぜっぴん!


しいたけ本来の風味を損なわない絶妙な味付けとぷりぷり食感。いままで適当に焼いて食べてきたしいたけに謝りたくなりました。
次は、野菜。

BBQにおける野菜って、お肉のサブ的な存在だったりしませんか?お肉と比較するとあまり焼き方に気を遣わなくて、「とにかく焼けばいい!」みたいな(・・・私だけ?)

「本物のBBQ」は、野菜だって焼き方の技術があるんです!
優しく焼き方を指導してくれるパンチョ須田さん。

ガスグリルの温度を調節したり、ちょうどいい焦げ目の付き具合に焼いたりして、野菜の旨味を最大限引き出していきます。
ちなみにパンチョ須田さんは、野菜にオリーブオイルを塗って焼いていました。美味しく焼き上げるポイントのようです!
それぞれの野菜が綺麗に焼けて火が通ったら大きめにカット。そして、塩やバルサミコソースで味付けして・・・

完成!「夏野菜のグリル」


この見た目・・・BBQにおける「野菜」の概念が覆りました。一流のビストロで出てくるようなお料理ですし!!

ズッキーニ、ナス、エリンギ、パプリカ・・・どれもジューシーさがまったく損なわれておらず、食感やうま味が口の中で爆発。肉のわき役(引き立て役)的なものでは全くありません!
ついに登場した本日のメイン。牛のワンポンドステーキ(450グラム)を、本物のBBQで堪能させていただきます!
準備万端のお肉を、本格ガスグリルへイン!お肉の焼き方もパンチョ須田さんが指導してくれます。
お肉の両面がいい感じに焼けたら、次はチャコールグリルへ移動。お肉を燻して香りを付けます。充実の設備とプロの知識ならではの本格調理体験です!
本日のメインディッシュ。

完成!「牛のワンポンドステーキ」

肉のうまみと柔らかさが絶妙に引き出された焼き加減。そして、炭で燻されたバーベキューならではの香り!家族3人でいただきましたが、ボリュームも十分です。

過去に自己流でやっていたお肉のBBQといえば、いつも焦って焼いたり食べたりしていた記憶しかありません。

それが、こんなに美味しくじっくりと味わえるなんて・・・幸せでした!
締めのデザートはフルーツBBQ。フルーツをそのまま火にかける!?

これは初体験だった私。オレンジは半分に切って、バナナはそのままグリルの上に乗せて焼きます。

完成!「焼きバナナと焼きオレンジのデザート」


焼かれたバナナやオレンジは、甘みがびっくりするほど倍増しているんです。驚きの美味しさを堪能し、フィニッシュ。ごちそうさまでしたー!
本物のBBQを体験してしまった私は、もう自己流BBQには戻れないかもしれない・・・。そう思ってしまうほど、最高のBBQ体験でした。

また「手ぶらでBBQ」を利用するも良し。教えてもらった知識を今後の自己流BBQに活かすも良し。

一度「本物」を体験する価値は、大いにアリです!!!
手ぶらでBBQ

手ぶらでBBQ

インターネット予約:予約は翌月の末日分まで受け付け
利用期間:4月下旬から10月下旬まで、時間は11時から15時まで
利用人数:最大25人位 ※詳細は電話にて確認(25人以上の場合は電話にて要相談)
料金:1セット10,000円(税込み)※1セットは3~4人前で、大人2名、子供2名のファミリーを基本。食材、バーベキューグリル等機材、燃料代、タープ、サイト料、全て込みの料金。

新サービス「持ち込みバーベキュー」が始まりました!!

「手ぶらでBBQ」の設備はとても魅力的だけど、食材は自分達で持ち込んで楽しみたい!という方に朗報です!

食材の持ち込みが自由で、テーブル、イス、テントが付いた「持ち込みバーベキュー」が新たにスタート!1区画3,000円(税込み)で最大20人まで利用できます。

今年からスタートしたサービスで、とても人気だそうです!
持ち込みBBQ

持ち込みBBQ

・1区画3,000円(最大20名まで)
・食材の持ち込み自由
・テーブル、イス、テント付き
・バーベキューコンロは持参することも、キャンプ場のレンタルを利用することも可能。(レンタル料金:バーベキューコンロ1台700円、木炭・着火剤付700円)
・予約はインターネットにて受付
・電話による当日予約も可能(空きがある場合)
・問い合わせ:電話025-255-3810
※表示価格は全て税込み

「海辺の森」のロケーションは最高!次は泊りで訪れたい♪

今回は「手ぶらでBBQ」を目的で訪れましたが、美しい木々がたくさんあり、鳥のさえずりが絶えず聞こえて、さらに海でも遊べる「海辺の森」。

日帰りではもったいないほどの素晴らしい環境が整っているキャンプ場です。
普段からアウトドアを嗜む人はもちろん、私のような初心者も満足できる充実の設備と環境です。

「本物のBBQ」と素晴らしい自然を堪能できる「海辺の森」。家族やお友達と一緒に、夏の想い出をつくってみてはいかがでしょうか♪
海辺の森

海辺の森

住所:新潟県新潟市北区島見町1-135
利用期間:4月下旬から10月31日まで。※冬季閉鎖(11月1日〜3月31日)
駐車場:あり(45台)※無料
問い合わせ:電話025-255-3810

海辺の森

この記事を書いた人
中林 憲司(なかばやし けんじ)

1978年新潟県加茂市出身。サラリーマンからライター&ブロガーに転身し第二の人生をスタート。愛する新潟と人生を探訪中。

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