上越地域の方言に親しむ旅へ~新潟の音を探しに~
【動画はこちら】
https://youtu.be/6cmy8n9EAmY
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玉翠園
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糸魚川市で飲み続けられている「バタバタ茶」とは、大豆、焙じ茶、麦茶、茶の花、カワラケツメイなどをブレンドしたお茶。爽やかでどこか優しい味わいが特徴です。谷村美術館に隣接する日本庭園「玉翠園」では、そんなバタバタ茶を「点てる」体験ができます。地元の方に教わりながら、専用の茶筅で立てたクリーミーな泡と伝統のお茶を味わってみましょう。
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谷村美術館
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1983年に開館した、木彫芸術家として名高い澤田政廣(さわだせいこう)の作品を展示する美術館です。設計は村野藤吾(むらのとうご)によるもので、シルクロードの遺跡・敦煌(とんこう)の石窟院(せっくついん)をイメージした石の外観が特徴的。中に入ると洞窟のような空間が広がっており、天井からは神秘的な光が差し込んでいます。そこに静かに並ぶのが、澤田政廣の『金剛王菩薩』、『光明佛身』、『彌勒菩薩』など10点の作品。建物と作品の美しい調和を楽しんでください。
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糸魚川ジオステーション ジオパル
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「糸魚川世界ジオパーク」の魅力発信基地であり、鉄道実車両、模型、プラレールに親しむことのできる交流施設です。電車好きでも、そうでなくてもワクワクしてしまう施設内には、「ジオパーク観光インフォメーションセンター」、「キハ52待合室」、「ジオラマ鉄道模型ステーション」の3つのエリアがあります。2010年まで大糸線で活躍していた人気車両キハ52に乗車したり、えちごトキめき鉄道やJR大糸線・北陸新幹線の沿線、糸魚川駅をモデルにした大型鉄道模型ジオラマを見学したり、楽しい時間を過ごすことができます。糸魚川の観光情報収集の際はインフォメーションセンターへお立ち寄りください。
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月徳飯店
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「糸魚川ブラック焼きそば」とは、その名の通り、新潟県で獲れたイカとイカ墨を絡めた中華麺でできた真っ黒な焼きそば。本格中華の店として地元の方々や観光客に愛される「月徳飯店」の糸魚川ブラック焼きそばは、真イカを使用し、上に薄い卵焼きが乗っています。イカ墨のコクと、太麺と相性抜群の甘めのソースがクセになる味わい。ハーフサイズもあるので、麻婆豆腐や餃子、オリジナルのラーメンなど、ほかのメニューも一緒に楽しむのもおすすめです。
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親不知コミュニティロード
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北陸道最大の難所といわれていた「親不知・子不知」は、日本海の海岸の断崖絶壁地帯で、高さ300〜400mの崖が約15kmにもわたって続きます。親も子も互いに気を配る余裕もないほど険しい道だったことから、この名前が付いたといわれています。現在は国道が開通し、海沿いの道は「親不知コミュニティロード」として、迫力の景観を楽しめるスポットに生まれ変わりました。周遊ルートの中で圧倒的な存在感を放つ「親不知レンガトンネル」にも訪れてみてください。
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道の駅 「親不知ピアパーク」
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全国初の海上インターチェンジである親不知ICから車で2分の場所にある道の駅。施設内には、親不知漁港で採れた新鮮な魚介類の販売所をはじめとして、名物「たら汁定食」や「もずくそば」をいただけるレストランがあります。施設のシンボルである青銅製海亀像「ミリオン」や、世界最大である102トンのヒスイ原石(翡翠ふるさと館内)は必見です。目の前には日本海の大海原が広がり、海水浴や海岸でのヒスイ拾いが楽しめます。
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笹倉温泉 龍雲荘
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享保年間(1716〜36年)のはじめに開湯したと伝わる笹倉温泉。「美肌の湯」として名高く、肌が弱い人でも安心して利用することができます。焼山の麓にある「龍雲荘」は、そんな温泉を心ゆくまで満喫できる宿。自然に囲まれた露天風呂、桶風呂、寝風呂、展望風呂、そして飲泉コーナーもあります。日本海でとれた新鮮な魚介や山菜、温泉水を使った料理は、目でも舌でも楽しめます。
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ヒスイ海岸
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「国石」となったヒスイの産地である糸魚川は、世界最古のヒスイ文化発祥の地といわれており、2022年には糸魚川のヒスイが新潟県の石となりました。日本でも珍しいさまざまな種類の小石が広がる「ヒスイ海岸」は、過去に100万円を超えるヒスイが打ち上げられたことがその名の由来です。ヒスイは場所によって採取が厳しく制限されていますが、海岸に打ち上げられたものは採取OK。半透明の深緑が美しいヒスイですが、原石は白っぽい色をしていることが多いのがポイントです。地元の方々と交流しながら一緒にヒスイを探してみましょう。
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マキノ製飴店
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創業は昭和29(1954)年、糸魚川市を代表する製飴店。看板商品は、昔ながらの伝統製法でつくる「マキノ式飴」。150度近くに熱し、香料・着色料を混ぜ合わせてから冷ます製法で作られた飴は、一つひとつのサイズが大きく色鮮やかで宝石のようです。イチゴ飴やレモン飴、黒糖飴など約10種類あり、バラ売りやミックスされているものを購入できます。どこか昭和を感じるオブラート包みや、レトロな包装も可愛らしい。お土産にもバッチリです。
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フェルエッグ糸魚川店(本店)
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自家養鶏場の新鮮なたまごを使ったお菓子を製造・販売する洋菓子店。店頭には、シフォンケーキ、プリン、ロールケーキといった生菓子や、カステラ、エッグタルト、ショートブレッドなどの焼き菓子が並びます。「安心できる素材でつくられ、食べて美味しいこと」をモットーに、たまごは「ピュアエッグ」と呼ばれる種類を開発。小麦粉や牛乳なども質の良いものを厳選し、保存料や添加物などは加えていないため、素材の美味しさをそのままいただけます。
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えちごトキめきリゾート雪月花
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糸魚川駅と上越妙高駅を結ぶ、えちごトキめき鉄道の2両編成のリゾート列車。天井まである大きな窓から日本海と雄大な山々を眺めながら、地元の厳選された食材を使ったシェフの料理を堪能できます。午前の上越妙高駅発の便ではフレンチ、午後の糸魚川駅発の便は和食でその料理は2023年に「新潟ガストロノミーアワード 飲食部門100」に選出されました。乗車後のウェルカムドリンクもたくさんの種類から選ぶことができ、特別な気分に浸れます。
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パティスリー・リ・リ
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「日常にご褒美を」をコンセプトに、上越富岡産の米「こしいぶき」の米粉を使用したスイーツ店。天候や食材の状態をみて、一番美味しくなる製法でのお菓子作りを心がけています。三和産の濃厚ミルクや新潟産のイチゴなどを使ったクッキー、和風玄米や新潟御米のプリンなどが人気。デコレーションケーキも美しく、ショーケースを眺めているだけで胸が高鳴ります。
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和の食 樹翠
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2020年に上越高田にオープンした日本料理店。数寄屋造りの店内には、カウンター席、個室、茶室があり、懐石料理や季節の特別懐石(ふぐ、鱧、かに等)、茶懐石などを楽しめます(※2日前までに要予約。特別懐石は5日前まで)。腕を振るうのは、東京や京都で修行を積んだ店主の佐藤さんで、2023年には「新潟ガストロノミーアワード 飲食部門100」に選出されました。女将さんはソムリエや利酒師の資格をもっているので、好みを伝えてお酒を選んでもらうこともできます。特別な空間で、新潟のガストロノミーをご堪能ください。
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鵜の浜温泉 ロイヤルホテル小林
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客室はすべて海側にあるホテルで、4階以上の部屋では窓から日本海の大海原を一望できます。夕日が空を染め、海面がキラキラ輝く夕刻の風景は絶景の一言。お風呂は、黄褐色が特徴の「鵜の浜温泉」で、さっぱりとした湯上がり感が特徴です。夕食は、ベニズワイガニが一人一杯ついてくるプランや、お刺身の盛り合わせプランなど、日本海の海の幸をふんだんに使った贅沢な海鮮料理が味わえます。新潟の地酒も揃っているので、あわせて楽しみましょう。
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上越あるるん村
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「食」と「農」をテーマにした複合施設。広々とした敷地は、農産物直売所の「あるるん畑」、レストラン兼農産物の加工施設「あるるんの杜」、鮮魚売り場「あるるんの海」の3エリアに分かれています。あるるん畑の中にある「農家レストラン おかげさま」では、農家のお母さんたちが作った手作り料理が、あるるんの杜ではユニークな「たい焼きジェラート」がいただけます。農家さんたちとの会話を楽しみながら、食事や買物ができるのが魅力です。
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雁木通りエリアをまち歩き
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雁木(がんぎ)とは、雪の多い地域で通行機能を確保するために、店や家の軒(のき)から庇(ひさし)を道路側にのばしたもの。そんな雪国らしい光景を散歩しながら、まち歩きを楽しみましょう。小腹が空いたら、「小竹製菓」の「笹だんごパン」や、「もちや菓子店」のお団子、B級グルメ「夜光パン」、お土産なら「杉田味噌屋」のお味噌や味噌漬けに、江戸時代の劇作者・十返舎一九も訪れた「高橋孫左衛門商店」の「栗飴」や「翁飴」がおすすめです。毎月4、9、14、19、24、29日に開かれる「四・九の市」では、農家の方々と交流しながら買い物ができます。
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とん汁の店 たちばな
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昭和47(1927)年の創業以来、地元の方々に愛され続けている妙高市のとん汁専門店。大きな器にたっぷりととん汁が入ったそのボリュームに驚く人も多いですが、豚肉、玉ねぎ、豆腐を白味噌で煮込んだとん汁は、白味噌の優しい甘さやコクがあり、どんどん箸が進みます。お米は、とん汁と相性が良く大粒でねばりのある品種「いのちの壱」を使用。定番の「とん汁定食」のほかに、変わり種の「とん汁ラーメン」も人気メニューです。
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妙高高原ビジターセンター
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妙高戸隠連山国立公園を楽しむための拠点として、2022年にオープンした施設。館内には、自然生物や標本が展示されており、妙高の成り立ちや歴史を分かりやすく学べます。すぐそばのいもり池では、四季を通じて様々な草花や野鳥を見ることができるため、ぜひ立ち寄ってみてください。カフェスペースはホテルのラウンジのような落ち着きのある空間となっているので、いもり池や妙高山を眺めながら、カフェラテや「季節のフルーツソフト」を味わいましょう。
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MYOKO COFFEE ライムリゾート店
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ホテル「ライムリゾート妙高」の3階にある、自家焙煎のスペシャルティコーヒーがいただける人気店。店内は、贅沢にスペースをとってソファやテーブルがレイアウトされた居心地の良い空間が広がります。妙高山の雄大な姿を眺めながら、厳選した豆を使ったエスプレッソドリンクやハンドドリップコーヒーを堪能し、心も体もリラックス。バナナブレッドやウィークエンドシトロンなどの自家製の焼き菓子や、天然酵母パンのメニューも人気です。
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関山神社
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妙高山の里宮として建立された神社。開山は和銅元(708)年と伝えられており、現在の社殿は江戸時代、文政元(1818)年に建てられました。2018年に国の登録有形文化財になった関山神社宮殿や、上杉謙信から与えられたと伝わる竜旗、6~7世紀に百済で造られ伝来したといわれる銅造菩薩立像など、歴史的価値の高いものが多く所蔵されています。また、7月に行われる、妙高山信仰から生まれた「火祭り」(関山の仮山伏の棒遣いと柱松行事)は、県の無形民俗文化財に指定されています。