長岡柏崎エリアの郷土料理に満たされる旅へ~新潟ローカルガストロノミー~

2泊3日コース
長岡・柏崎エリアの生活文化を肌で感じ、郷土料理を満喫することのできるスポットを集めたコースです。
情緒あふれる発酵文化を体感できる街並みや、日本の原風景の中で味わう田舎料理、市民が愛するソウルフードなどからはどこか懐かしさを感じ、その土地の歴史や暮らしに想いを馳せることができます。
長岡・柏崎の郷土料理へ満たされる旅を、ぜひご堪能ください。
START

1

寺泊魚の市場通り(魚のアメ横)

新鮮な魚介を食べ歩き!活気あふれる魚市場

新潟県の中央に位置する港町寺泊にある、通称「魚のアメ横」と呼ばれる海産物市場の通り。地元でとれた鮮魚や全国の海産物が安く手に入るのはもちろんのこと、お菓子や民芸雑貨が揃う土産物店もふくめた11店舗が並びます。新潟でとれたイカやホタテ、旬の魚を焼いた浜焼きを食べ歩くのはもちろん、ゆっくりと食事を楽しみたい方は、市場の2階にある〈越後楽味亭さざえ〉や〈汐の華〉の海鮮丼ランチがおすすめ。

車で約30分

2

閻魔堂

柏崎の初夏の風物詩「えんま市」のお堂

200年の歴史をもつ縁日の閻魔市にあることから、「えんま市のお堂」として親しまれている名所。山号を金砂山円光寺閻魔堂といいます。江戸時代にこのお堂の境内で、「えんま市」の起源となる馬市が開催されていました。そののち節季市の形で受け継がれ、次第に規模を大きくして現在のように賑わう縁日となりました。境内には閻魔さまが鎮座しており、閻魔さまの云い伝えが書かれた看板や石碑などがあります。

車で約30分

3

御菓子処すだ

和も洋も揃うお菓子の老舗

スイスのエンガティン地方に伝わる伝統菓子をアレンジした、キャラメルとくるみがぎっしり詰まったクッキー菓子「エンガトルテ」は、新潟ガストロノミーアワード特産品部門を受賞した人気ナンバーワンの商品。ほかにも笹だんご(季節限定)や、柏崎産米粉のスイーツなども販売しています。伝統の味と製法を守りながら、和菓子と洋菓子をコラボレーションさせた革新的なお菓子を開発中。新潟のお土産探しにもぴったりです。

車で約10分

4

木村茶道美術館

国宝級の茶器でお茶席体験を

大正15年から造られた日本庭園「松雲山荘」の敷地内にある、茶道専門の美術館。館内の茶室では、ガラスケース越しに作品を鑑賞するだけでなく、初心者でも実際に本物の茶器を使って気軽にお茶席の体験ができます。生前に茶道教師として多くの弟子を育み、生涯をかけて茶道具や茶器の作品を収集した木村寒香庵重義翁の、「使ってこそ道具」という想いが汲まれています。

車で約5分

5

米と餡 あやこや

伝統芸能「綾子舞」モチーフの和菓子

9つのお店と芝生の広場が広がる「ハコニワ」の中に位置するカフェ。〈あやこや〉という店名は柏崎に500年続く伝統芸能「綾子舞」にちなんでおり、お菓子作りを通して地域の食と伝統文化を発信したいという想いが込められています。日本文化を支える食材「米」と「餡」を使った、時代に調和する新しいオリジナルスイーツが自慢です。銘菓6種類の詰合わせ「綾子舞ものがたり」をはじめとするお菓子も販売しています。

車で約10分

6

ぎおん柏崎まつり 海の大花火大会

海から打ち上がる15,000発の花火

露店で食事をしてお祭り気分を味わいながら、19時30分から始まる大花火を鑑賞。越後三大花火のうち、「海の柏崎」と謳われているのがこの「ぎおん柏崎まつり」。海中から打ち上がる花火は圧巻で、毎年多くの観客で賑わっています。1.5kmにわたり大玉100発が一斉に打ち上がる演出や、海空中スターマインなど、視界に納まりきらないほどの絶景を繰り広げる15,000発の打ち上げ花火は見ものです。

車で約10分

7

小竹屋旅館

本格海サウナが楽しめる小さな宿

鯨波(くじらなみ)海岸に建つ小さな宿。7部屋の客室は、民宿テイストの残る和室でオーシャンビュー。部屋から沈む夕陽をひとりじめできます。目の前のビーチでは、カヤックやナイトサップといったアクティビティを楽しんだり、宿泊者限定の夕食バーベキューを味わいながら、1日中海を満喫できます。日本海の青く透き通った海に癒され、1日の締めくくりには、極上のサウナで旅の疲れを吹き飛ばしましょう。

宿泊施設から車で1時間

8

荻ノ島かやぶきの里

日本の原風景と田舎料理を楽しむ

「美しい日本のむら景観百選」にも選出されている、田を囲むようにかやぶきの民家が建ち並ぶ村。『まんが日本昔ばなし』に出てくるような癒やしの情景が広がります。このような環状集落は全国でも珍しく、季節を通じて多くのスケッチや写真愛好家たちが訪れているそう。
囲炉裏のある2棟のかやぶきの宿「荻の家」と「島の家」では、地元野菜を使った田舎料理を堪能できます。大自然に身を任せ、山の清流で育つ作物を味わい、村の豊かなつながりを感じながら、特別なひとときをお過ごしください。

徒歩で約1分

9

陽の楽家

隈研吾氏設計のかやぶき屋根の家でくつろぐカフェタイム

荻ノ島集落のための交流施設として建築家・隈研吾氏によってデザインされた、茅やコウゾなどの自然建材を使用した建物。22年の時を経て、カフェ〈陽の楽屋〉としてリニューアルしました。地元高柳の素材を使ったランチメニューや、季節に合わせて変わるケーキや焼き菓子などのカフェメニューを、柏崎の器でいただけます。和紙と茅葺き屋根が織りなす特別な空間で、癒やしのカフェタイムを過ごしてみませんか。

車で約10分

10

貞観園

苔の美しい国指定名勝庭園

貞観園は昭和12年(1937年)に国の名勝へ指定された庭園です。天明4年(1784年)、村山家(柏崎市高柳町)五代当主が主屋「貞観堂」を建てた頃より庭園を本格的に造り始め、代々当主が手を加え、九代・十代の江戸時代の後期から明治時代の初期に基礎が出来上がりました。江戸時代の八代・九代当主は京都まで出かけ勉強し、幕府の庭師九段仁右衛門・藤井友之進の指導を受け造園しました。都の文化と豪雪地である越後の気候・風土に育てられた苔に癒される庭園です。庭園は「貞観堂」の中から鑑賞することができます。

車で約15分

11

門出和紙 高志の生紙工房

伝統的な紙漉きを体験

かつてこの地区の農家が、冬の副業として行っていた手漉き和紙の生産。雪晒しを行い、雪のような白さを出すことが特徴です。そんな伝統を受け継いでいるのが〈門出和紙工房〉。和紙のもつ気品とあたたかさのあるはがき、便箋、カレンダーのほか、うちわや灯ろうといった贈り物にもぴったりな工芸品も販売しています。また、工房の見学ができるほか、紙漉きやコースター製作などの体験アクティビティも実施しています。

車で約1時間10分

12

HAKKO HOUSE NAGAOKA

雪国新潟の食文化を体験できる宿

雪国である新潟には、独自の保存食や発酵文化が根付いており、世界的に注目を集めています。新潟の魅力を知り尽くすシェフ鈴木将氏プロデュースの宿では、地域の風土と結びついた食文化を堪能する「ジオ・ガストロノミー」を体験できます。地元の食材や季節の味をふんだんに使用し、その素材本来の魅力を引き出した料理の数々はここでしか味わえないものばかり。伝統工芸やモダンアートなどで表現された新潟らしさが各所に散りばめられたプライベートな空間で、暮らすような旅の時間を。

宿泊施設から車で約15分

13

摂田屋まち歩き

歴史情緒ある発酵文化の街並み

摂田屋地域では、新潟に古くからある発酵文化とその歴史を感じられる街並みが楽しめます。古い米蔵など10棟の建造物や庭園が残る街のシンボル〈旧機那(きな)サフラン酒製造本舗〉を拠点に、〈越のむらさき〉や〈星野本店〉、〈吉乃川 酒ミュージアム「醸蔵」〉などを訪れて醤油や味噌、日本酒の試飲をしながら、のんびりと江戸時代からつづく発酵・醸造の文化に浸ってみてください。歩き疲れたら〈江口だんご〉に寄り道して、庭園をながめながら季節の甘味を堪能しましょう。
また、散策をより楽しむために、事前申し込みをしておけば、地元の観光ガイドが見どころを案内してくれます。

車で約5分

14

青島食堂 宮内駅前店

地元民が愛する元祖長岡生姜醤油ラーメン

新潟5大ラーメンのひとつである長岡生姜醤油ラーメンが味わえる〈青島食堂〉。新潟県内に7店舗、東京・秋葉原に1店舗を構える名店です。熟成されたもちもちの中太麺に、豚骨と生姜を煮込んだ少し濃いめの醤油スープは、きりっとしていてコクがあり、後味はすっきり。海苔とメンマ、ナルトのトッピングは、どこか懐かしさを感じます。新潟の郷土の味を知り尽くすには、地元ラーメンを食べずに帰れません。

車で約10分

15

越乃雪本舗 大和屋

偉人も食した「越乃雪」発祥の老舗

安永7年(1778年)創業、国登録有形文化財の老舗和菓子店で、新潟ガストロノミーアワード特産品部門を受賞。四国産の生和三盆と越後特産餅米の寒晒し粉が合わさった上品な甘さと口どけの押し物菓子「越乃雪」は、高杉晋作、歴代の長岡藩主、明治天皇や山本五十六も食したといわれる日本三大銘菓の一つです。そのほか、琥珀糖でできた「こはくのつみき」や、飴細工の「あまいおはじき」など、見た目にも可愛らしい「おさとうのまほうシリーズ」も人気。子どもへのプレゼントからお茶請けまで、全年代の人に喜ばれるお土産が見つかります。また、和菓子とお茶を楽しめるカフェを併設しているので、旅の一休みに立ち寄ってみるのも◎。

車で約10分

16

フレンド 喜多町店

名物B級グルメ「イタリアン」を食す

新潟県民に愛され続けるファストフード「イタリアン」のチェーン店。イタリアンとは、中太麺のやきそばにミートソースがかかった、新潟ならではのB級グルメ。餃子やソフトクリームなどのサイドメニューも定番です。喜多町店は、当時日本でも珍しかったドライブスルーを導入した店といわれています。新潟市には〈みかづき〉というイタリアンの店があり、麺やソースの違いを楽しんでみるのも◎。どちらも県民から親しまれています。

車で約10分

17

長岡銘品の館『ぽんしゅ館』

地酒の試飲をワンコインで

「食をもっと美味しく、お酒をもっと美味しく」をテーマに、県内中の地酒と、米や蕎麦、新潟ならではのおつまみなどを取り揃えた、新潟県産食品の専門店。ワンコイン(500円)で最大お猪口5杯分の地酒を利き酒できるコーナーがあり、日本酒の豊かさを体感することができます。長岡駅構内にあるため、新幹線に乗る前のお土産購入にも最適です。

GOAL

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