与板の鍛冶職人が伝統の技を伝授!与板鍛冶体験工房」に行ってきました!/長岡市
2019年10月26日
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長岡市与板町は戦国時代から打ち刃物が作られ、その技術・技法は代々受け継がれ全国に知られるようになりました。
現在は国の伝統工芸品にも指定されている「与板打ち刃物」。
そんな地域の宝「与板打ち刃物」の伝統や技術を世界に発信するとともに、後世に伝えることを目的に地元の鍛冶職人16名で「与板鍛冶職人衆」を結成し、職人仲間の仕事場を活用した「与板鍛冶体験工房」を、2017年6月にを開設しました。
現在は国の伝統工芸品にも指定されている「与板打ち刃物」。
そんな地域の宝「与板打ち刃物」の伝統や技術を世界に発信するとともに、後世に伝えることを目的に地元の鍛冶職人16名で「与板鍛冶職人衆」を結成し、職人仲間の仕事場を活用した「与板鍛冶体験工房」を、2017年6月にを開設しました。
体験工房では、職人仕様の工房「鍛冶場」で、現役の鍛冶職人の指導のもと、オリジナルの「切り出し」を作ってもらうという体験が出来ます。
2017年は市内をはじめ、埼玉県や神奈川県からも参加者が訪れたそうです。
2017年は市内をはじめ、埼玉県や神奈川県からも参加者が訪れたそうです。
参加者は実際の職人さんの使っている、いわばプロ仕様の器械が並べられている工房に集合し、まず与板打ち刃物の歴史と体験内容のレクチャーを受け、いよいよ体験スタートです。
最初に地金に鋼を接合させる「鍛接」と「鍛造」という作業を行います。
地金と鋼を熱する火床の燃え盛る炎の熱気が工房に広がります。
熱したオレンジ色になり炎を上げる地金をハンマーで伸ばすという、これぞ鍛冶場といった体験をいきなりすることが出来ます。
最初に地金に鋼を接合させる「鍛接」と「鍛造」という作業を行います。
地金と鋼を熱する火床の燃え盛る炎の熱気が工房に広がります。
熱したオレンジ色になり炎を上げる地金をハンマーで伸ばすという、これぞ鍛冶場といった体験をいきなりすることが出来ます。
そして、鉄と鋼を接合した本体を再度熱して、ハンマーで「鉄は熱いうちに打て」
打つ!打つ!
この工程が重要。しっかり打つことで強い刃物が出来上がります。
そして、グラインダーでの「整形」、「焼き入れ」の工程を行い完成を迎えます。
打つ!打つ!
この工程が重要。しっかり打つことで強い刃物が出来上がります。
そして、グラインダーでの「整形」、「焼き入れ」の工程を行い完成を迎えます。
自分で作った「切り出し」は愛着がわき、大切に手入れをして使っていきたいという気持ちになります。
伝統を受け継ぐ職人さんの素晴らしい技を想いながら。
伝統を受け継ぐ職人さんの素晴らしい技を想いながら。
与板鍛冶体験工房
期間:6月22日~11月23日の隔週土曜日
時間:9:00 ~ 15:00
料金:5,000円
申込:開催日の1週間前までに申し込み
※住所、氏名、参加人数、電話番号をお知らせください
住所:新潟県長岡市与板町東与板369-1
電話:070-4474-7490
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